2026年4月14日(火)、大阪・なんばにて、スーパーデリバリー主催の体験型イベント「触れて試せる エシカルミニ展示会」を開催しました。

オーガニック、フェアトレード、ヴィーガン、手仕事など、エシカルな商品だけを集めた本展示会は、「試せる」「聞ける」「出会える」をキーワードに、商品とその背景を体感しながら知ることができる小さな展示会です。

当日は、出展企業と来場者の会話が自然と生まれ、終始にぎやかで活気のある雰囲気に包まれていました。

各展示ブースでは、商品を手に取って質感やサイズ感を確かめたり、試食やお肌に塗ってみたりする体験をしながら、味や香りを比べることができます。生産背景や売り場での伝え方について来場者がメーカー担当者に質問するといった様子が多く見られ、商品に実際に触れて試しながら、メーカー企業の担当者とじっくり話し込む姿が印象的でした。

今回はスーパーデリバリーを運営する株式会社ラクーコマースの大阪オフィスがある「なんばスカイオ」の28階で開催しました。大阪府内だけでなく、兵庫県、奈良県、広島県といったエリアからも事業者の方が来場してくださいました。また、雑貨店・アパレルなどの小売業に加え、飲食業や美容業など、さまざまな業種の方にご参加いただきました。

出展ブースにはスーパーデリバリーの出展企業7社が商品を並べ、出展企業の担当者から商品の魅力やブランド背景の説明に聞き入っている来場者の方も多くいらっしゃいました。当日の様子をレポートしますので、ぜひ次の仕入れの参考にしてください。

来場いただいた会員さまの声をご紹介

実際に参加された方からは、次のような声が寄せられました。(一部抜粋)

「メーカーさんと直接やり取りできたことが良かった」

「新しい商品やメーカーと出会えた」

「ネットではわからないものも実物を見れてよかった。会社数がもっとあるとなお良い。」

「実物を見て試すことができたり、担当の方からお話を聞くことができて良かったと思います。」

「ゆっくり話が聞けたこと。現品を手に取って商品を確かめられる」

「直にいろいろと説明が聞け、実物を見ることができたところ。出展の方もみなさんとても感じが良かったです。」

実物を見て試せること、そして直接話ができることが、仕入れの判断や売り場づくりのイメージにつながっている様子がうかがえます。

実際に触れて、味わって。エシカル商品を「体感」できる展示ブース

会場には、エシカルな商品を扱う7社の出展企業が並び、試食・試着・使用体験を通して、商品の魅力や違いを確かめられる展示ブースが展開されました。それぞれのブースで、商品の特徴だけでなく、生産背景やものづくりへの想いを直接聞ける場となりました。

sisam(シサム工房)/FAIR TRADE + design

「お買いものとはどんな社会に一票を投じるかということ」

sisam(シサム工房)/FAIR TRADE + design」は、フェアトレード品を中心に、作り手、売り手、買い手、社会、地球環境の「五方良し」を目指した商品やサービスを広めることで、貧困・児童労働・環境問題などの社会課題の解決を目指す京都発のブランドです。

伝統文化・手仕事への敬意を払い、地球環境への配慮がなされたアイテムがずらり。スーパーデリバリーでも大人気の「カラフルマーケットバッグウラツキ」や「カラフルビッグトート」も展示されていました。

インドのコルカタから車で3時間の山奥で作られる、現地に自生する「neem(ニーム)」という薬効の高い木で作られたナチュラルな風合いの食器やカトラリーなど生活雑貨も展示。

ブロックプリントの巾着やハンカチ、ユニークな形の「古代カップ」といったアイテムなども展示され、手仕事の魅力を体感することができるブースになっていました。

トレテス

株式会社トレテスのテーマは、「美味しい・愉しい・嬉しい」。有機原料を中心に合成添加物や化学調味料に頼らない、食品や雑貨を製造・販売しています。おいしいはもちろん、「あっ」と驚くアイディアを盛り込み、日々の暮しに「愉しさ」を増やす商品を展開しています。ものづくりの背景に、国際支援、顔の見える関係を大切にし、「食べること」や「使うこと」を通して、遠い国の人たちとつながることができ、みんなが「嬉しい」と感じる商品づくりを大切にしている企業です。

自然派の洗濯洗剤や食器用洗剤などを展開する、北欧エストニアのエコなブランド「ムリエレス」。石油由来の原料を使用せず、オリーブオイルをベースにした洗濯用液体石けんなどが人気です。洗濯用液体石けんと食洗器用タブレットは、エコサート認証を取得し、天然原料をベースにした商品であり排水後も28日内に生分解性する成分で作られています。ヴィーガン認証も取得しており、オーガニック精油による香りづけも心地よく使えます。

SNSでも話題となっている「ちょいたし薬味 乾燥粒にんにく」「ちょいたし薬味 乾燥粒しょうが」や、ヘルシー志向の食材として注目されている「乾燥粒こんにゃく 粒こんきらり」、植物性100%の無農薬のデーツから丁寧に抽出した「デーツシロップ 」、エストニア産のはちみつ「オネストネクター」やヴィーガンのローチョコレート「ローシク オーガニック チョコレート」なども展示されていました。

ダイショートレーディング

店頭で目を引く洗練されたデザインと心地よく心豊かな使用感を併せ持つ世界のサスティナブルなブランドを展開する「ダイショートレーディング」。

使用感や香りが気になるコスメやアロマ商品も豊富で、展示ブースではテスターで確かめながら商品を見ている来場者が多くいらっしゃいました。

汗ばむ時期に提案したいデオドラントアイテムや、プラスチックごみの対策につながる環境配慮がなされたパッケージアイテムも多く、今すぐ仕入れて展開したいアイテムがずらりと並んでいました。

BAN INOUE(井上企画・幡)

天然素材である麻や蚊帳生地を使った生活雑貨や衣服などを企画販売する奈良のメーカー「BAN INOUE (井上企画・幡)」。日本の美意識を感じる色の展開や、自然素材の心地よさ、職人の技で、心も体も幸せになる環境に配慮したものづくりをしています。日本らしさを大切にし、丁寧な暮らしを提案するライフスタイルブランドです。

日本の「伝統」をベースとし、新しい感性を吹き込んだ商品はラインナップも広く、奈良県内にある直営店では、インバウンドのお客様の来店もますます増えているとのこと。外国人観光客向けの商品としても提案できます。

スーパーデリバリーでも人気の「かやふきん」は、新品の糊が付いている状態と、実際に洗ってふわふわになった状態を比較できるように展示され、蚊帳ならではの風合いを確かめられる場になっていました。

奈良の地場産業“蚊帳”でできた綿100%の「蚊帳の日常着」のシリーズは、蚊帳ならではの通気性・速乾性・やわらかさが心地よく、ベーシックなカラーとコーディネートのアクセントになるカラーもあり、リラックスされた雰囲気が大人のファッションにピッタリです。

Biene Biene(ビーネビーネ)

「何も足さない。何も引かない。ヨーロッパの自然からの贈り物を日本のみなさまに。」という願いを込めて、創業者ノベルト・テッシュが故郷オーストリアや欧州各地の養蜂家を訪ね廻り厳選したハチミツを展開する「Biene Biene(ビーネビーネ)」。

ずらりとならんだ蜂蜜の種類に、来場者のみなさまも興味津々の様子でした。味の違いや生産背景について丁寧な説明を受け、仕入れ後の店頭接客に活かすための質問をする来場者も多く見られました。

Biene Biene(ビーネビーネ)」のハチミツは、自然環境やミツバチの健康状態を常に確認し、採蜜から瓶詰めまで、全ての工程を40度未満で管理することで、ハチミツが本来持つビタミンやミネラル、生きた酵素、腸内環境を整えるグルコン酸など健康に役立つ多くの要素がたっぷり詰まっています。ハチミツの奥深さを感じる機会でした。

ウタマスパイスジャパン

ウタマスパイスジャパン」は、インドネシアのバリ島にあるウブド発祥の老舗ナチュラルスキンケアブランド。バリ島の伝統的ハーブ療法(ジャムウ)を取り入れた商品作りで、すべての製品は100%天然成分にこだわり、化学物質を一切使用しておりません。

ブースに漂ういい香りに誘われ、ブースに立ち止まる方も多くいらっしゃいました。オーガニック原材料で作られた「ボディミスト」や、「ベゴンバグ(虫よけスプレー)」は特にこれからの時期にピッタリのアイテムとして香りや使用感を試す方も多く、ウタマスパイスジャパンの担当者も成分や生産背景などを丁寧に説明されていました。

エスニックな雰囲気あふれるウタマスパイスジャパンのお香は、自分だけのリラックスタイムを楽しみ、空間づくりや気持ちの切り替えのためのアイテムとして人気です。化学結合剤、人工着色料、保存料などは一切配合せず、100%天然成分を使用し、1つずつ手作業での工程で丁寧に作られています。

エッセンシャルオイルも非常に種類が多く、実際に気になる香りも試すことができ、お客様の興味を集めていました。

オーガニックリビング mana.

オーガニックリビングが展開するオリジナルブランド「mana.」 は、「今日からサスティナブル」をコンセプトに、暮らしの中のゴミを最小限にし、地球に優しいライフスタイルを提案する沖縄発のブランドです。シンプルでナチュラルなデザイン性もあって、ごみを出さない「ゼロ・ウェイスト」に関心を持ちながら、メーカー担当者とのお話をされる姿が印象的でした。

全ての製品がプラスチックフリーで、環境負担のないライフスタイルを実現するためのアイテムが並んでいました。

無駄のないシンプルなデザインは日常に馴染み、毎日使いやすい点が特徴です。パッケージも資源として再活用できるよう工夫されています。

エシカルを体験することで、仕入れやお店の運営に活かせる情報につながる

エシカル商品は、環境や社会への配慮といった価値に魅力を感じる一方で、「どう伝えたらいいか分からない…」「押しつけにならないか不安」と、感じる方も多い分野です。

今回のエシカルミニ展示会では、「見る」「触れる」「試す」「話を聞く」という体験を通して、納得感を持って商品を選び、自分の言葉でお客様に伝えるヒントを持ち帰っていただく機会となりました。今後もスーパーデリバリーでは、事業者のみなさまの商品選びや売り場づくりにつながる、こうしたリアルな体験の場をお届けしていきます。

▼前回2026年3月10日開催の「エシカルミニ展示会(東京・人形町)」の開催レポート

卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、常設特集「エシカルコレクション」でオーガニック、フェアトレード、脱プラ、リサイクル、アップサイクルなど、エシカル・サスティナブルな商品だけを集めてご紹介しています。

・持続可能な有機農法で生産された原料を使ったオーガニック商品
・発展途上国の人々の自立と環境への配慮を応援できるフェアトレード商品
・資源を大切にできるリサイクルやアップサイクルの商品

など、エシカル・サスティナブルな商品はたくさんあります。

エシカルな要素別に商品をご紹介していますので、気になる軸でぜひ商品やメーカーを探してみてください。