スーパーデリバリーには雑貨店、アパレルショップをはじめ、あらゆる事業者が利用しています。それに加え、各事業者によっても使い方は様々です。同じ商品でも、お店のシチュエーションによって用途は多岐に渡り、場合によっては店舗内の備品として活躍する場面も。今回はスーパーデリバリー運営スタッフが実際に訪問してわかった、スーパーデリバリー内商品の活用事例を業種業態別に一挙にご紹介します!

あらゆる目的を果たすスーパーデリバリーの活用事例を参考にしよう

スーパーデリバリーの活用方法は店舗の数だけいろいろあります。
アパレル・雑貨の物販などの仕入れ用に活用する店舗はもちろん、既存客のサービス満足度向上に役立てたり、空間ディスプレイの演出に活用したり、接客用に活用する袋やマスク…消耗品などの購入をされる事業者など多岐に渡ります。今回はこれまでの取材事例をもとに、業種・シーン別の活用方法をまとめてみました。活用事例の中には「スーパーデリバリーの使い方にはこんな使い方もあるのか…」というヒントになるものもたくさん!ぜひ参考にしてみてください。

店内照明でお店の雰囲気をアップさせたセレクトショップ「Riyon(リヨン)」

埼玉県熊谷市のセレクトショップ「Riyon(リヨン)」は、お洋服や陶芸作家さんによる和のうつわ、コーヒー豆や食品を扱うお店です。

店内改装の際にスーパーデリバリーから「ディクラッセ」の照明器具を導入しました。暖かくて優しい光を放つ照明は、元々自然でナチュラルなテイストのお店の中にうまくマッチして、やすらぎと安心感のある雰囲気を醸し出しています。一度入るとずっと居させてくれる、まるで何かに包み込まれるような、和らげのある空間演出を創り上げました。

[取材記事]お客様と一緒に歩み続けるお店…埼玉県熊谷市セレクトショップ「Riyon(リヨン)」を訪問しました。

お店の想いに沿ったアイテムを仕入れて商品幅を拡大させたコンセプトショップ「風の村」

愛知県知多郡にあるコンセプトショップ「風の村」は、家づくりにこだわりのある会社がはじめられた「自然と住まう」をコンセプトにしたお店です。店内では農薬を使用せずに栽培された野菜、お米、平飼い有精卵、オーガニック食品をはじめとした食料品や、天然素材の生活雑貨、日用品を販売していました。

一方で、商品ジャンルや数を増やせる余地がまだまだあり、そこでスーパーデリバリーの「健康フーズ」などからオーガニック食品や有機食品を仕入れ、商品幅を拡大しました。自分たちの方向性に沿っている、親和性の高い商品を仕入れることによって、店内にひと回り潤いを与えました。

[取材記事]「自然と住まう」地の利を生かした豊かな暮らしを提案するコンセプトショップ「風の村」を訪問!

店販の導入でお客さまの心をつかんだ美容室「HAIR ROOM たんぽぽ」

新潟県新潟市の美容室「HAIR ROOM たんぽぽ」は、「美容室だからこうあるべき」という固定観念を避けて、スタッフルームをオープンにしたり、髪質を細かくヒアリングしたりと、とにかくお客様ファーストなお店です。

店主の舛田さんはその延長線上で店販(店舗内物販)を行っており、スーパーデリバリーから仕入れた美容商品のほか、雑貨やアクセサリー、日用品など美容室の枠を超えて様々なジャンルの商品を販売しています。その結果お客様からは、「ワクワクする」「見ていて楽しい」というポジティブな声をいただいています。店販商品は理美容業向け店販アイテム特集からご覧になれます。

[取材記事]多数のお客様が毎月来店!地域で愛される美容室「HAIR ROOM たんぽぽ」を取材しました

ホームステージングで居住後のイメージを高めた不動産「東急リゾート株式会社 和歌山マリーナシティ営業所」

和歌山県和歌山市の和歌山マリーナシティ内にある不動産会社「東急リゾート株式会社 和歌山マリーナシティ営業所」では、マリーナシティを見下ろす8棟のマンションの売買を行っています。

元々物件内は何も置いておらず、質素な空間演出であることに課題を感じていました。そこで、家具や装飾・小物を物件内に配置して、暮らしをイメージされる演出「ホームステージング」を行うことにして、その際に使うアイテムをまとめてスーパーデリバリーから仕入れました。結果、以前よりも住まいとしての臨場感を引き立たせることに成功し、成約スピードが早くなりました。ホームステージングに使うアイテムはホームステージングお役立ちアイテム特集からご覧になれます。

[取材記事]リゾート物件をホームステージングして販売!別荘・リゾートマンションを手がける東急リゾートのホームステージングの取り組みとは?

物販導入でお客さまの待ち時間を楽しいショッピングタイムに変えた薬局「エムハート薬局」

全国に150店舗ある「エムハート薬局」は、株式会社ミックが展開する調剤薬局チェーンです。患者さんの気持ちや体調に寄り添い、医療サービスで支える「まちの最初の健康相談窓口」を目指し、薬剤師の顔が見える薬局として地域医療に貢献されています。

薬局では当然、お薬を待つための「待ち時間」があります。お客さまからすると病院で長く待たされた後に、更に薬局でも待たされるという苦痛の時間でした。そこでエムハート薬局は、「店内でショッピングをすることによって、待ち時間を苦痛なものから豊かなものに変えよう」と考え、物販を導入しました。物販ではスーパーデリバリーで販売している、健康にフォーカスを当てた食品や雑貨を取り入れています。また食品は試食ができて、雑貨は実際に使えるようにして、たとえ購入に至らなくてもショッピング感覚で待ち時間から意識を遠ざけることに成功しています。健康食品はサプリメント&健康食品特集からご覧になれます。

[取材記事]薬をわたす待ち時間を楽しい時間に!全国で薬局を展開する株式会社ミックを取材しました

団体客に備えた食器や什器を備品として仕入れて費用を削減したカフェ「青岸寺内茶寮 喫茶去 kissa-ko」

滋賀県米原市にあるカフェ「青岸寺内茶寮 喫茶去 kissa-ko」は、拝観者が利用できるお寺の中のカフェで、「和」をテーマに抹茶をはじめとしたお菓子や飲み物を提供しています。

元々喫茶去 kissa-koは団体で訪問されるお客さまが多く、お皿やグラスなどの食器類を多く必要としていました。しかしながら、ただお店で購入するとかなりの費用が掛かるという課題もありました。そこで、スーパーデリバリーを使って卸価格で仕入れることで費用を削減できました。また、和テイストなお店にマッチした花瓶や什器なども仕入れています。低コストで、より多くのお客さまを呼べて、より雰囲気のある空間づくりに成功しています。業務用食器はカフェ・飲食業向け業務用食器特集から、和テイストアイテムは日本製アイテム特集からご覧になれます。

[取材記事]美しい庭園と心安らぐ話題の寺カフェ「青岸寺内茶寮 喫茶去 kissa-ko」を訪問しました。

意外性のあるアイテムを置いて他店舗と差別化したトリミングサロン「Pet salon Cherish」

岡山県倉敷市にあるトリミングサロン「Pet salon Cherish」はトリミング技術の大会で、中国地方で最優秀技術賞を獲得したことがある高い技術力をもったトリマーの河合さんが運営するサロンです。主にブログやインスタグラムなどのSNSを通じて集客しています。

店内では犬用の洋服や玩具を中心にペット用品の物販も行っていましたが、ペット用品の販売だけでは大手ショップをはじめとした他店舗と差別化ができないという課題を感じていました。そこで、物販コーナー内に元々趣味で集めていた「マスキングテープ」を販売したところ、ペットサロンなのにという物珍しさから注目を集め、最終的には手に取って買ってくださるお客さまが増えました。今ではスーパーデリバリーから仕入れたマスキングテープをはじめ、ペット用品以外の雑貨で売り場に彩りを与えて、他店舗と差別化しています。

[取材記事]トリマーとして独立、トリミングサロン「Pet salon Cherish」を開業!物販での差別化やSNSで集客できている秘訣とは?

自分のお店に合ったやり方でうまく活用してみよう

今回は各事業者ごとの、スーパーデリバリーの活用事例を紹介しました。自分のお店の方向性に合わせたものを仕入れたり、あえて全く違うものを仕入れたり、事業者によって使い方は様々です。上手く活用するためには今自分のお店の強みが何で、一方で弱みは何なのかを把握してみましょう。強みはブラッシュアップして更に差別化を図ることができ、弱みは伸びしろであって、または逆転の発想で強みに変えることもできます。現状の把握がより具体的であればあるほど、資源の使い道が明確になります。お店の活性化に、ぜひスーパーデリバリーを活用してみてください。お待ちしてます!