空間を華やかに変える！「横浜ディスプレイミュージアム」の花商材への思いをお伺いしました。【前編】

花材を中心として、ディスプレイ什器を専門的に取り扱う「横浜ディスプレイミュージアム」を訪問しました。

横浜ディスプレイミュージアムは、店名に「ディスプレイ」「ミュージアム」とあるように、ダイナミックに広がる店舗のフロアには…お店を華々しく彩る「ディスプレイ」アイテムが豊富にそろい、空間は「ミュージアム」のようにお店の方が参考になるディスプレイの展示がたくさんみられました。

「ディスプレイ」と伺うと専門的で難しい印象を抱きますが…ちょっとした意識と心がけ、そして手の加え方でどなたでもお店を彩ることができます。例えば、カフェ・飲食店・美容室などサービス業でしたら、おもてなしをする空間の雰囲気やテーマにに深みをもたらすことができます。建築・住宅販売でしたら、ホームステージングを通じて、住空間のイメージをお客様に伝えたり、建物や空間価値を高めることができます。

このように、横浜ディスプレイミュージアムの訪問を通じて、空間の価値、商品の価値を高めていく大切さを学ぶ有意義な時間でした。その様子を今回は前編・後編にお分けしてお伝えしていきます。

前編は、空間を華やかに変える！横浜ディスプレイミュージアムが取り扱う、多彩な花商材についてお伝えしていきます！

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1 空間を華やかに変える！「横浜ディスプレイミュージアム」の花商材への思い
- 1.1 横浜ディスプレイミュージアム
2 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！

空間を華やかに変える！「横浜ディスプレイミュージアム」の花商材への思い

今回、お話をお伺いしたのは横浜ディスプレイミュージアムを運営する株式会社ポピー大成（おおなり）さんです。

──大成さん！本日はよろしくお願いします。ディスプレイもお花も…すごいですね…。

大成さん：横浜ディスプレイミュージアム…というだけあり、ここまで商品の品ぞろえもですが、博物館のようにディスプレイに、力を入れているお店は国内でも他には…おそらくないと思います（笑）いらっしゃったことがない方のために、店舗紹介をざっと動画でまとめたものがあるので、よかったらご覧ください。

横浜ディスプレイミュージアム店舗紹介

──動画で拝見してもすごいですが…やっぱり…実物はそれ以上ですね！

大成さん：そうですね。空間の構成や定番品といったアウトラインは変わりません。ただ、季節にしか見られない花々があるように、季節やトレンドを生かした展示販売など、リアルな情報発信をしているので、それは、店舗に実際に来ていただき、味わっていただけたらと思います。

この記事を通じて、訪問した気持ちになっていただきながら、少しでも、横浜ディスプレイミュージアムの商品や、ディスプレイにも興味を持っていただけたらうれしいです！
まずは、こちらをご覧ください。

──おぉ…おしゃれですね。

大成さん：ここでは、今のトレンドのディスプレイをしています。最近では「ボタニカル」な空間が注目されています。ボタニカルとは、植物という意味で…花だけではなく、リーフ（葉）や枝なども含めた自然な雰囲気のものがトレンドなんです。

──落ち着いたグリーン配色のおしゃれな感じがしますね。

横浜ディスプレイミュージアムというと、お花がメインの印象もありますが…テーブルコーディネートなども一緒に提案されているんですね。

大成さん：そうですね、店名に「ディスプレイ」と入っているだけあり、ディスプレイの提案には力を注いでいます。ディスプレイ空間に華やぎのある演出をする上で「花材」は欠かせないものです。

花材と、ディスプレイに関わる商品は横浜ディスプレイミュージアムにお任せください。

ということで、ざっとトレンドをお伝えしたところで、今いらっしゃるフロアは花関連のアイテムがそろっているフロアですので、まずは商品を中心にお伝えさせていただきます。

まずは、花器（フラワーベース）やフレーム、ガラスボトルなどの容器やキャンドル、リボンなど資材の販売コーナーになります。

──花器などの取り扱いは知っていましたが…オリジナルのサテンリボンの取り扱いもあったのですね！

大成さん：種類は少ないのですが、定番のサテンリボンはオリジナルの商品も提案させていただいています。実は…お値段もリーズナブルなので、サテンリボンだけは横浜ディスプレイミュージアムのリボンをご愛用いただいている方も多く、人気定番商品の一つなんです。

[関連商品]ラッピングやフラワーアレンジに使えるリボン

それから、こちらはドライフラワーとプリザーブドフラワーです。スーパーデリバリーでは、「大地農園（おおちのうえん）」さんの商品を販売しています。

──ドライフラワーは、ハーバリウムとともに人気がすごいですね。

大成さん：本当に…一時期は、品薄の状態になるくらいの人気ぶりでした！まだ、一般の方にも人気がすごいですからね…お花に触れ合うきっかけになっていただいて、本当うれしいかぎりです。

[関連商品]ハーバリウム/大地農園（ドライフラワー・プリザーブドフラワー）

最近だとドライフラワーはほかにも活躍の場が増えています。例えば、ブーケにして吊り下げたり、布を張ったフレームにアートのようなインテリアフレームをつくるのに使ったり…

リースにしたりして吊り下げたり活躍の幅もおしゃれに広がっているのも人気の要因でもあります。

──同じ花材でも見せ方、組み合わせによって、印象が変わるので面白いですね。

大成さん：そうですね。楽しみ方も見せ方も年々進化しています。

つづいて、プリザーブドフラワーの売り場になります。

ご存じでしたか？実は、プリザーブドフラワーがこんなにも人気なのは日本のみなんです！

──そうなんですね！はじめて知りました！

大成さん：そうです。カラーも種類も本当に豊富なのは日本だけなんですよね。

数年前に爆発的に人気が出てから…本当に花もですがカラーもたくさんの商品が増えていきましたね…。

今では、ウェディングやギフトシーンでは欠かせない存在です。

[関連商品]ハーバリウム/大地農園（ドライフラワー・プリザーブドフラワー）

次に、造花をご紹介していきます。

──すごいですね！満開のお花畑とは…このことですね！！

大成さん：実はこれでもまだ少ない方ですが、そう言っていただけてうれしいです。

ラインアップとしては、手に取りやすいリーズナブルな価格帯で、なおかつ見映えするクオリティのオリジナル商品を中心に、多数取り扱っています。

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──バラの売り場すごいですね…やっぱり！一番の売れ筋はバラなのでしょうか？

大成さん：バラも…人気ではあるのですが、実は一番売れる花というのは、「シーズンフラワー」と呼ばれる季節の花です。

春なら「桜」「チューリップ」初夏なら「アジサイ」夏なら「ヒマワリ」…といったように、「この季節なら、今の時期ならこのお花だよね」とみなさんがご想像できる花商材がやっぱり売れ行きの中心に位置しています。

あとは、今人気なのが「ミモザ」です。

最近お花屋さんでも力を入れて販売されているところも多いです。それから自然派なカフェ・飲食店などでも店内ディスプレイやテーブルフラワーとしてミモザを取り入れているのを見かけることが増えてきました。

[関連商品]ミモザ

──可憐でかわいらしいですよね…ミモザ！葉などのグリーンと合わせて、リースにされたりクラフト関係でもよく見かけます！

大成さん：そうですね、最近トレンドのスタイルとも相性の良い花です。

その他にも…まだまだ紹介しきれないくらい…いろいろな種類を取り扱っています。

──本当に…たくさんありますね…（笑）お花初心者の方や、あまりお花の知識のない方が、売り場やディスプレイの商品として造花を取り入れるコツとかあったら教えていただけますか？

大成さん：そうですね。例えば、雑貨屋さんとかの売り場で造花を売ったり、あるいは、カフェ・飲食店などの…ちょっとしたテーブルフラワーや棚に季節感を出すためにディスプレイする花だったら…ブーケになっている商品がおすすめです。

花合わせがもう完成していますので、そのままカゴやフラワーベース、ガラス瓶などお好きな花器と合わせればおしゃれになります。

大きさもミニサイズからそろっています。花合わせもグリーンが多めのグラスブーケや、ラナンキュラスなどかわいらしい花のブーケ、大ぶりなお花でエレガントなものまで幅広くそろっています。

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それから、好きな花を数本選ばれる場合。

私も友人などの引っ越し祝いなどでお花を贈ったりするのですが、その場合には、ボリューム感のある大きい花を咲かせているお花を2本選んで、それに枝もの（グリーンや枝）を1本くらいつけて、ガラスベースなどと合わせてお渡しすると、後日、玄関花として使っていただいたり、リビングに飾っていただけることが多いです。