： 
花材を中心として、ディスプレイ什器を専門的に取り扱う「横浜ディスプレイミュージアム」を訪問しました。
横浜ディスプレイミュージアムは、店名に「ディスプレイ」「ミュージアム」とあるように、ダイナミックに広がる店舗のフロアには…お店を華々しく彩る「ディスプレイ」アイテムが豊富にそろい、空間は「ミュージアム」のようにお店の方が参考になるディスプレイの展示がたくさんみられました。
後編は、ディスプレイの力で、お店・サービスのおもてなし空間が変わる！をテーマに…現場で役立つディスプレイのヒントをお届けします。
「ディスプレイ」と伺うと専門的で難しい印象を抱きますが…ちょっとした意識と心がけ、そして手の加え方でどなたでもお店を彩ることができます。
例えば、カフェ・飲食店・美容室などサービス業でしたら、おもてなしをする空間の雰囲気やテーマにに深みをもたらすことができます。建築・住宅販売でしたら、ホームステージングを通じて、住空間のイメージをお客様に伝えたり、建物や空間価値を高めることができます。
商品提案の演出や、店内装飾のヒントになればうれしいです！
[関連記事]空間を華やかに変える！「横浜ディスプレイミュージアム」の花商材への思いをお伺いしました。【前編】
[関連商品]横浜ディスプレイミュージアム商品一覧
ディスプレイの力でお店・サービスのおもてなし空間が変わる！「横浜ディスプレイミュージアム」の思い
お話をお伺いしたのは横浜ディスプレイミュージアムを運営する株式会社ポピー 大成（おおなり）さんです。
──大成さん！おしゃれすぎるディスプレイの提案の数々に驚いています（笑）
大成さん：ありがとうございます。
横浜「ディスプレイ」ミュージアムですから…空間を通じて「ディスプレイ」が持つ演出力で小売店もサービス事業者のおもてなし空間がさらに飛躍したものになるキッカケになればうれしいです。
そして、お店やサービスのその先にある…お客様の元で、ディスプレイを通じて住空間などが心豊かなものへと変わっていくといいなと願っています。
私たちには「ディスプレイ」に特別な思いがあります。
お店での提案だけでなく、ディスプレイのプロを育てることにも力を入れていて、ディスプレイのプロを養成する「日本ディスプレイクリエイター協会（JDCA）」としての取り組みもさせていただいています。
──すごいですね！横浜ディスプレイミュージアムさんを訪れると商品提案もですが、空間演出の仕方も含めて、ディスプレイのヒントが満載ですね。
大成さん：そうですね。ご覧いただいた方々の先で少しでもお役に立てるよう、ここでは横浜ディスプレイミュージアムで取り扱う商品をフル活用して、デザイナーさんをはじめプロの方々にディスプレイの提案をお手伝いいただいています。
毎月テーマを決め、ディスプレイさせていただいた写真は、横浜ディスプレイミュージアムの公式ページでも掲載されているのでご自由にご覧ください。
[関連リンク]横浜ディスプレイミュージアム（公式HP）旬のディスプレイ提案
──実際に来ると、さらに細かい部分まで参考になりますね。
大成さん：ありがとうございます。実際に来ていただくことで、例えば、
雑貨屋さんに使える、インテリアグリーンと雑貨を合わせたディスプレイの仕方や提案の仕方がわかります。
それから、ホームステージングの現場やインテリアコーディネートなどに役立つ住空間におけるグリーンの取り入れ方も参考になると思います。
特に、インテリアグリーンは、以前までは壁面装飾として取り入れられることが多かったですが、最近では天井から吊り下げて、オアシスのような空間づくりにも使えますし…
トレンド感のあるテーブルコーディネートにも使えます。
それから、木材やお花などと合わせてフォトスポットにも使えそうな吊り下げモニュメントなどにもなりますし、空間演出には今や欠かせない存在になりました。
［関連商品］インテリアグリーン
──ディスプレイにグリーンを取り入れるのは、なんとなく難しそうな気がしますが…かんたんに取り入れられるテクニックとか…はありますか？
大成さん：そうですね。ポットや鉢にはいっているものを取り入れるのが、一番かんたんだと思います。
グリーンといっても大きさ、種類は豊富なので、直感的に「これはうちのお店に相性が良さそうだな」と思えるものを、お店の空間に合わせて植物を選んで空間の中に取り入れてみるだけでも印象は変わります。
それから、花器などや鉢を使ってグリーンを取り入れる場合は、数種類のグリーンや枝をミックスさせて使うと取り入れやすいです。
例えば、大きなもので見てみるとわかりやすいですが…この大きな花器にあるグリーンですが、近づいてみると…メインのグリーンと裾のグリーンは違うものを使っています。
同じように、枝物とグリーンをミックスしたのがこちらです。
ガラスベースに入れているんですが、おしゃれです。
さらに、上級テクニックになると、ボトルから水の流れのようにグリーンが出てきたり…
グリーンそのものをどう活かしていくか？
横浜ディスプレイミュージアムで扱っているのは、フェイクグリーンが中心なので水やりも必要ありませんし、枝向きなどもワイヤーを自由に動かしたりもできます。だからこそ、グリーンの扱いはこうあるべきという…固定概念をなくして、遊び心も含めて組み合わせを楽しんでいただけたらと思います。
[関連商品]インテリアグリーン
──遊び心が大切ですね。つづいて、棚やテーブルコーディネートなどで気軽にできる演出方法などあれば、教えてください。
大成さん：ざっくりとですが…テーブルコーディネートは、食卓空間を意識してターゲット、テーマ、時間を絞り込み、コーディネートしてみてください。
ターゲットだったら、年代や関係性（付き合い長い/短いカップル・夫婦・親子・友人）を意識していきましょう。テーマは、リゾート・シティ・アーバンなど雰囲気の演出につながるシーンをイメージしましょう。
時間は朝と夕方ではイメージする色や情景は違いますよね…だいたいどのくらいの時間を演出したいのか考えてみると…おのずとディスプレイの提案がイメージできると思います。
棚での提案で効果的な方法でしたら、食器をただ重ねるだけでなく、フェイクフードやフェイクフード缶や、ランチョンマットやアートフレームなどと合わせるとその世界観が彩り豊かなものに変わります。
[関連商品]フェイクフード（缶詰め）
このように、お店・サービスの空間にいらっしゃったお客様の先で喜んでいただける姿を想像しながら提案していくと、ディスプレイは益々楽しいものに変わります。
──ちょっとした意識の仕方でディスプレイも変わるし、印象も変わるんですね！
大成さん：そうです。最後に、ちょうど秋冬の展示会に向けて準備中なので、特別に少しご覧いただければと思います！
──おぉ！それは楽しみです！
大成さん：まだまだ準備途中なので、すべては見せられませんが…例えばシーズン提案として「ハロウィン」を2つのパターンで提案しています。
──大人でシックなハロウィンと、スタンダードなハロウィンですね。同じハロウィンでも提案方法で印象が違いますね！
大成さん：そうですね。もちろんスタンダードな従来型のハロウィンの方がおそらく売れ行きは良いのだろう…とは思いますが、いろいろな価値観の方がいるように、お店もいろいろです。
提案の幅をご覧いただくことによって、ディスプレイの選択肢が広がったらうれしいです。他にもお見せしたい商品はいっぱいなんですが…まだ途中ですので、展示会開催時には、ぜひいらっしゃってください！
[関連商品]ハロウィン
──大成さん！ディスプレイを通じた先にある思いをお伺いすることで、横浜ディスプレイミュージアムさんのお店を通じた提案力のすごさに感動しました。本当にありがとうございます！
横浜ディスプレイミュージアム
※掲載している記事、画像につきまして、使用上問題のある場合はご連絡いただければ削除など対応いたします。
アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！
お洋服にファッション小物、かわいい雑貨に食器、インテリアまで！小さなお店を彩る商品が多数掲載中！店舗販促品やお店づくりには欠かせない…こだわり派の店舗什器・備品まで、まとめてスーパーデリバリーにお任せください！
ー卸・仕入れサイトスーパーデリバリーとは─
https://www.superdelivery.com/
店舗物件がお決まりの実店舗様は、開業前からご入会いただけます。
― 開業準備中の方のご入会について ―
https://www.superdelivery.com/p/contents/open-business/open-business.jsp
