卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の食品ジャンルの中で、ギフトニーズの高い食品といえば、「陶和(とうわ)」が扱うかわいらしいパッケージの食品飲料は欠かせない。
思わずパッケージをみて、ニンマリ。購入したお客様の先でギフトとして渡して笑顔が広がる…心がじんわりあたたかくなる商品を作るのが陶和の魅力です。
今回は、陶和の商品づくりへの思いに迫ってみました。
[紹介企業]陶和
目次
贈り物で喜ぶ笑顔が見たい!お店の先でお客様の笑顔が広がる陶和が手掛ける商品企画の原点
お話を伺ったのは、株式会社陶和で企画・デザイン・営業を行っているみなさんです。(以下、陶和で統一)
──いつもスーパーデリバリーの画面上で拝見しながら、陶和の商品…ほんとうにかわいらしいパッケージばかりなので、今日はお話をお伺いするのを楽しみにしていました。よろしくお願いします。
早速ですが、陶和は、もともと食品を扱う企業だったのでしょうか?
陶和:社名の由来は、陶器の取り扱いからスタートした会社であることからです。弊社代表の渡辺が、アイデアマンなんです。ひらめきの塊、人を喜ばせることが大好きな関西人。
陶和は、渡辺の企画アイデアからはじまっていろいろな商品が生み出されてきましたが、その中で、ギフト食品飲料のカテゴリが主力となっていきました。
──おぉ~。バイタリティ溢れる素敵な社長さんですね!食品を取り扱うようになった、きっかけを教えてください。
陶和:はじめに取り扱ったのは、紅茶やコーヒーに添えられている砂糖(シュガー)です。
砂糖といっても、形状がハートのもの。砂糖菓子といえば、欧米などでは結婚式のときにドラジェというお菓子を投げたりするのが定番ですよね。そういった文化的な反響もあって、砂糖がよく売れていきましたね。
最近では、ウェディングの最後に手渡しされるゲストへのプチギフトとしても人気です。
そこから、砂糖にあわせて飲まれるものということで固形の紅茶「ドロップティー」なども扱うようになっていきましたね。今では、陶和といったら、まずこの紅茶や砂糖をイメージされる取引先も多いかと思います。
[紹介商品]ドロップティー
砂糖や紅茶の売れ行きが安定していき、少しずつ企業組織として、スタッフも増えてきています。そして取り扱いの商品の幅も増えています。
社長だけでなく、企画アイデア、商品づくりにスタッフが入るようになってきました。気が付けば、雑貨店、カフェ飲食店、食品物販店、アパレル店…といったこれまでにない取引先が開拓できています。
最近では、社長のアイデアが取り入れられることもありますが、企画・デザインなどはスタッフが主体となって活躍しています。
──おぉ~社長だけでなく、みなさんで創り上げて今のカタチがあるのですね。主力となる企画・デザインをするスタッフのみなさんがいることは頼もしいですね。
陶和:そうですね。新旧が一体となって、商品を作り上げています。本当に、スタッフの企画力がすごいです。とは言いつつも、社長も思いがあるので、日々ひらめいたことやアイデアは出しますし、スタッフの考えた企画もつっついたりしています。
なんだかわちゃわちゃしていますが、それがうちの会社らしくていいな…と思っています(笑)
ギフトの先で喜ぶ笑顔が見たい!他喜力の高い商品を提供する
──スタッフの方々が主力となって企画した商品で反響がよかった商品はありますか?
陶和:もちろん!たくさんありますよ。その中でもよく売れているのが「ハッピーコーヒー」。猫、ハリネズミ、クマ、フクロウのパッケージがされているドリップバッグのコーヒーです。
もともとコーヒーは男性の飲み物という印象がありましたが、最近では、女性の方のニーズが増えているのか、パッケージのかわいらしさも合わさって、ギフトとしても売れていますね。
その中でも人気なのが、ハリネズミ。そして、猫です。
[紹介商品]ハッピーコーヒー
──たしかに…個包装タイプの飲料ギフトといえば、紅茶の印象がありました。私は、もともとコーヒーが大好きなので、ドリップバッグのコーヒーもとってもうれしいですけどね(笑)
陶和:そうなのです。私たちも、もともとそのように感じてはいました。しかしながら、近年コンビニでコーヒーを買い求める方も増えていて、男性女性問わずカフェだけでなくコーヒーを身近に感じられるようになってきたな…と思うことが増えてきました。そのような流れの中でスタッフが企画して生み出された商品です!
──ところで、世の中にドリップバッグは、すでに市場のなかにはたくさんあると思うのです。陶和の商品づくりのこだわりを教えてください。
陶和:たしかに、同じ商品であれば、紅茶にしろコーヒーにしろ世の中にはいっぱいあります。それこそ、食品スーパーに行けば紅茶もコーヒーもドリップバッグだけでも、たくさん並んでいますよね。食品スーパーに並ぶような商品の多くが、自分のための消費(自己消費)だとしたら、陶和が扱うのは人に喜んでもらうための消費(他己消費)です。
私たちは、ギフトの先でお客様が「わーかわいい!ありがとう」「うれしい!」そんなお声が聞こえるような商品を作っていきたいと考えています。だから、商品の味も大切ですが、パッケージ、デザインにもこだわっています。
「手に取っていただきたくなる工夫」「〇〇さんにコレを贈ったらきっと喜んでいただけるだろう」そんなことを考えながら日々企画しています。
──実際に店頭でお客様が手に取っていただけるような工夫や訴求はありますか?
陶和:ほとんどの商品が販促・POPなどのダウンロードができるようになっています。
ギフト商材はやはりメッセージ性が大切だと考えています。お店の方が取り扱いするようになって、ただ並べて売れればよいですが、「誰に」「どのように喜んでいただきたいか?」より明確に伝わったほうがお店の方も売りやすいですよね?
ご要望でも結構いただいて最初は個別に対応していたのですが、今は取り扱われる事業者様が自由にダウンロードしてご案内できるように対応しています。
──販促POPなどがあるのはありがたいことですね。ところで、今なら歓送迎、新生活、来月は母の日と春のギフトシーズンですがおすすめはありますか?
陶和:母の日の提案が卸売りとしてはひと段落した時期ではありますが…「キモチ」は、歓送迎の季節や母の日をはじめ、よく売れていますね。
あと、女性向けにお花屋、ケーキ屋などでも売れているのが「ラフィネ」というシリーズ
中に、ティーパックが入っているのですが、メッセージカードみたいでかわいらしいですよね。お花とセットにしてお花屋で展開されてたり、お菓子屋でもケーキと合わせて展開されるというのもよく伺います。
それから、和菓子屋などご年配の方におすすめなのが「まるっこさん」
思わず笑顔がこぼれるパッケージがよいですよね。
──事業者様によって、そのままギフト商品として販売されるところもあれば、既存の商品やサービスと掛け合わせてオリジナルギフトとして提案されるところもあるのですね!陶和のページを拝見していたら、コーヒー、紅茶の他にも商品がいろいろあるのに驚きました!
陶和:ありがとうございます。そうですね。お客様のいろいろなご要望に添えればうれしいな…と思って最近ではいろいろな粉末飲料の提案を強化しています(笑)粉末飲料というと、安くてお手軽というイメージもありますが、陶和は味わいも満足度の高いものを取り扱いたいと思っています。
例えば、最近のヘルシー志向の高まりに合わせて「青汁」も取り扱っています。青汁といえば、「にがい!まずい」という印象がありますが、とても飲みやすくて比較的青汁にしては、マイルドな味わいになっています。
例えば、父の日や母の日。お友達に贈るのにでも「健康で元気に…!」という願いをお伝えするなら青汁とか最高でしょ。
それから、2018年の冬からスタッフのアイデアで生まれたのが粉末スープ「クマズキッチン」。全部で8種類のスープを提案しています。
例えば、小さなお子さんがいる家庭。一人暮らしをはじめたばかりの方へスープのギフトが喜ばれるだろうなぁと思っています。3パックでセットになっている商品もあれば、1パックずつバラバラで販売できる商品もあります。
「1パックずつ売るのはどうなの?」と思われる方もいらっしゃいますが…実際にお取引先で「スープバー」みたいな感じで、8種類のスープをよりどりでお客様にバスケットに入れて選んでいただくコーナーを設置したら、みなさん購入されるときは、1パックだけをお試しに…ではなく4種類くらいを平均的に購入されるそうです。選ぶ楽しみがあるというのもワクワクしますよね。
このクマズキッチンのスープ類は、とても人気です。この夏パッケージをリニューアルしてまた進化させる予定です。秋頃にはまた、スープでハッピーな気持ちになる方が増えるとうれしいなと思っています。
──おぉ!伺っているだけで陶和の商品の売り方やその場のお客様の様子が手に取るようにイメージできますね(笑)最後に、夏に向けておすすめなどはありますか?
陶和:夏に向けておすすめなのは、やはり「アイスビーチ」というアイスコーヒー!
水出しのアイスコーヒーを気軽に楽しんでいただけるアイスコーヒーはおすすめです。
それから、パッケージのフレッシュな印象も目を引く、「アイスティー」も夏の定番商品としておすすめです。
最後に、レジ横などで気軽に置けるということで、人気なのが「ソルティキャンディ」。
キャンディは特に、お洋服屋、カフェ・飲食店、雑貨店、ヘアサロンなど売り場を問わずレジ横などで提案される事業者様が多いです。贈り物にも良いですけど、猛暑を気遣うお店の優しさもレジ横にあると感じられると思いますね。
──お話を伺っているだけで、お店で、お店の先で陶和の商品を通じてお客様が笑顔になったり、ギフトを受け取られる方が笑顔になる様子が鮮明にイメージできますね。
陶和の商品を通じて、もっともっとたくさんの笑顔が広がるとうれしいな~と思いました。これからも応援しています!本日はありがとうございます。
陶和
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