近年、新鮮な野菜の提供を売りにして出すカフェ飲食店や、ウィーガンカフェなど…野菜中心の食生活「菜食」を提案するカフェ飲食店が増えています。

今回は、最近注目されている「菜食主義」の食習慣についての知識情報と、植物由来の原料をべースにした卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」で掲載中の食品をピックアップしてみました。

同じ野菜を中心とした提案でも「ヴィーガン」「ベジタリアン」「フレキシタリアン」では…同じ菜食主義でも考え方もいろいろ。カフェ・飲食店でのおもてなしの提案や食品仕入れの参考にぜひお役立てください。

同じ菜食主義でも違う！？ヴィーガン・ベジタリアン・フレキシタリアンとは？

食材の取り入れ方などで、違いのある菜食主義。ヴィーガン、ベジタリアン、フレキシタリアン（パートタイムヴィーガン）それぞれの特性について以下にまとめてみました。

完全菜食主義と呼ばれる「ヴィーガン」から、野菜と植物由来に乳・乳製品を食べる「ベジタリアン」、健康意識の観点から週に1度以上は野菜中心の食生活を心がける「フレキシタリアン」と食生活の価値観もいろいろです。

欧米では、近年畜肉は地球環境へのダメージが大きいため、環境保護の観点からもソイミートなどを中心とする代替肉（フェイクミート）の需要も増えているそうですよ。日本でもフェイクミートはテレビの特集などでもよく目にする機会が増えてます。こうした中、植物由来のものを積極的に取り入れる自然で健康的な食生活への注目が高まりつつあります。（参考資料：創健社がおすすめするプラントベース資料より 株式会社創健社）

実はこんなにたくさん！植物由来の原料をベースにした食品をまとめ！

メディアでも注目度の高い！フェイクミート商品

食感も味わいも本物のお肉に近いフェイクミートは、テレビや雑誌などでも注目度が高い植物を原料とした食品の一つです。

素材の形状もひき肉のようにミンチ状に加工されているもの、唐揚げなどに最適な大きさに加工されているナゲットタイプ、そぎ切りをしたようなスライスタイプ、それから一口サイズに加工されているチャンクタイプなどいろいろあります。

いずれも、お湯で戻してから水気をきり、下味をつけてから調理するのが一般的です。

輸入食品メーカー「アリサン」には有機大豆を原料とした「ジャックの豆ミート（ミンチ・チャンク・ナゲット）」や、すでに下味までついている「ベジ・ソーセージーミックス オーガニック」や「ベジタリアンバーガーミックス」などはじめてフェイクミートを扱う方でも扱いやすい商品がそろっています。

その他にも、大豆でできたお肉の代用素材「クイックSOY（取り扱い企業：創健社）」や、いろいろな形状の大豆ミート素材がそろう「大豆まるごとミート（取り扱い企業：健康フーズ）」、有機大豆のみを使用した大豆の臭みがなく使い勝手の良い「ボルドー二・有機ソイミート（取り扱い企業：ミトク）」などがあります。

調理用オイルも実は選択肢がいっぱい！

植物原料にしたオイルといえば、「オリーブオイル」「グレープシードオイル」「えごまオイル」「ごま油」「アマニ油」などが有名です。最近は、様々な植物を主原料にしたオイルやペースト状のオイル（バターの代用品）なども増えています。オイルは料理などに加えることで、マイルドな味わいやコクを足すことができます。

近年注目されているオイルの一つが「ココナッツオイル」。中でも「ブラウンシュガー1ST」が取り扱う「有機エクストラバージンココナッツオイル」は、ココナッツオイルブームの火付け役となった商品です。

輸入食品を扱う「鈴商」には、いろいろな植物素材原料の「オイル調味料」がそろいます。その中でもおすすめは「アボカド オイル 」「ヘーゼルナッツ オイル 」「マカデミアナッツ オイル 」です。素材そのものの薫りと、コクを楽しんでみてはいかがでしょうか？

「創健社」が扱う、植物性の乳酸菌を発酵させた豆乳からできた「発酵豆乳入りマーガリン」はバターの代用品として使えます。純植物性100%でトランス脂肪酸の少ない製法で作られているので健康の面でもおすすめです。

出汁にスープ、ソースなど植物素材を生かした調味料もたくさん！

野菜の皮など本来捨てられる野菜のくずをまとめてつくられる栄養たっぷりの出汁「ベジブロス」というキーワードを耳にするようになり、野菜で作る出汁もお店で見かけることが増えてきましたね。それ以外にも、実はマヨネーズの代用品として使えるマヨネーズ風のソースや植物素材のみで作られたソースやバーベキューソースなどもあります。調味料の選択肢が増えるだけで、お料理の幅も広がります。

野菜本来のうま味を引き出すのが「ベジブロス国産野菜のだし（取り扱い企業：アリサン）」や「野菜ブイヨン（取り扱い企業：創健社）」「RAPUNZEL ベジタブルスープ キューブ（取り扱い企業：オーガニックフォレスト）」「有機 野菜ブイヨン キューブ （酵母エキス無し）（取り扱い企業：オアシス ）」「【アルチェネロ】有機野菜ブイヨン・パウダータイプ （取り扱い企業：日仏貿易）」などの野菜の出汁やスープ粉末（キューブ）です。

原料素材から有機にこだわった調味料で多いのがトマトケチャップです。「トマトケチャップ　 オーガニック 285g （取り扱い企業：アリサン）」や「ジロロモーニ有機トマトケチャップ300G （取り扱い企業：創健社）」「オーガニックケチャップ（取り扱い企業：バーチ）」など…トマト本来の甘みが凝縮された味わいは体にも優しくおすすめです。

また、マヨネーズやソースといった調味料も植物素材のみでできている商品が実はあります。「有機ヴィーガンマヨネーズ風シリーズ（取り扱い企業：オアシス）」は揚げ物などとの相性もよくおすすめです。「有機プレミアムソース（取り扱い企業：創健社）」は、野菜の甘みが凝縮されていてコクがあって美味しいです。「有機バーベキューソース クラシック オーガニック （取り扱い企業：アリサン）」は大豆ミートを使ったべジバーガーにぴったりです。

カレーにパスタに…ラーメンも！？植物素材だけで美味しくできる！

「え！？こんなメニューも植物素材だけでできるの？」という商品も実は…増えています。カレーにパスタソース、ラーメンまで…かんたんに楽しめる商品をまとめてみました。

植物素材でできたカレールウ「米粉でつくった本格カレールウ 」「植物素材のカレー」（取り扱い企業：創健社）「ビオクラのおいしい カレー・るぅ（取り扱い企業：ビオクラ食養本社）」「植物性カレールウ（取り扱い企業：健康フーズ」なら、家庭的で美味しいカレーが楽しめます。

「オーガニック ヴィーガンカレールウ （取り扱い企業：健康フーズ）」「有機カレー粉30G （取り扱い企業：創健社）」「タイ オーガニック･有機グリーンカレーペースト 110g（取り扱い企業：ミトク」なら、海外を旅するかのように本格的なカレーを楽しめます。

また、合わせてカレーにあうスパイスやハーブを入れるとより一層薫りがよく、オリジナリティあふれたカレーができます。

[関連商品]カレーに合うスパイス各種（取り扱い企業：カリス成城）/スパイス入り海塩　カレー（取り扱い企業：ポルコバッチョ）/VOXSPICE（取り扱い企業：ヴォークス・トレーディング）

時間がない！そんなときに役立つのがレトルトタイプのカレー。「ベジタブルカレー　キーマタイプ　レトルト 170G 」「植物素材のバターチキン風カレー 」（取り扱い企業：創健社）、「ベジタブルカレー（取り扱い企業：健康フーズ）」ならレトルトを温めて、ご飯と一緒に合わせれば即、カレーライスができあがります。

パスタも基本といえば、「有機トマトソース」ですが、シンプルなトマトソースだけでなく、「RAPUNZEL　トマトソース（取り扱い企業：オーガニックフォレスト」や「【アルチェネロ】有機パスタソース各種（取り扱い企業：日仏貿易）」「エーミーズ　パスタソース　 オーガニック 723g （取り扱い企業：アリサン」など野菜のうまみがギュッとつまったトマトソースもそろっています。また、従来はチーズなどでコクをだしているジェノベーゼソースも「オーガニックジェノベーゼソース（取り扱い企業：バーチ）」なら、クルミを代用しコクをだしているので、美味しくいただけます。

[関連商品]パスタソース各種

ヴィーガンやベジタリアンの方々には縁がなさそうなラーメンも最近では植物素材のみを扱ったラーメンが少しずつ出ています。「醤油らーめん 99.5G」「ベジとんこつ風ラーメン」（取り扱い企業：創健社）は、あっさりとした味わいで時間がない日の食卓に活躍します。

まとめ

最近注目されている「菜食主義」の食習慣についての知識情報と、植物由来の原料をべースにした卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」で掲載中の食品をピックアップしてみました。カフェ・飲食店でのおもてなしの提案や食材仕入れの参考にお役立ていただけたら幸いです。

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