今回ご紹介するのは、「国分首都圏」が取り扱う「ダイショー」の名店監修鍋スープ5種です。有名ラーメン店の監修の元につくられた、こだわりの鍋スープです。

味付けはこの鍋スープにお任せでOK。あとは肉や魚、野菜などのお好きな食材、そして締めのラーメンやライスだけ用意すれば、自宅で名店の味が楽しめる逸品です。 私は全店舗のラーメンも食べた経験があるので、店舗の味との違いも要チェックです。

パックの裏側には鍋スープごとにおすすめの具材や量の目安が掲載されています。推奨の具材を使っても良いですし、冷蔵庫の中にある食材を使っても大丈夫です。

なお我が家は、冷蔵庫内の食材を優先的に使いました。

ではひとつひとつレビューしていきます。

名店監修鍋スープ 一風堂博多とんこつ赤丸新味

最初にご紹介する鍋スープは「一風堂 博多とんこつ赤丸新味」です。

ラーメンの名店「一風堂」監修のもと、人気の「赤丸新味」を鍋スープで再現しました。

とんこつエキス・ラード・豚コラーゲンのまろやかな味わいに、九州醤油のコクと豆板醤を加えたマイルドな辛さの鍋スープです。

【店舗情報】一風堂は1985年、福岡市大名で創業したラーメン店。とんこつの風味・旨味をしっかり抽出した、まろやかでなめらかなスープに心地よい噛み応えの細麺を合わせたとんこつラーメンは、日本国内のみならず世界中の方に愛されています。

推奨の具材(3~4人前)

■豚バラスライス・・・300~400g

■長ねぎ・・・2本(約300g)

■白菜・・・1/8株(約250g)

■もやし・・・1袋(200~250g)

■乾燥きくらげ・・・約20g

※生きくらげの場合は約80gをお使いください。 きくらげの代わりに、きのこ類(1パック)でもお召し上がりいただけます。

マイルドなオレンジ~ピンク色っぽいスープで、辛さもピリッとするぐらいでそこまで強くありません。

スープの成分にチキンエキスも入っていたので、具材は鳥手羽元をメインに、ネギや白菜、小松菜を入れてみました。

豚骨スープというと独特の臭みをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、この一風堂博多とんこつ赤丸新味は豚骨の旨味だけが凝縮していて、嫌な臭みはまったくありません。

スープとしてのバランスは非常によくて癖のない旨味が楽しめますが、一風堂の濃い豚骨スープを基準にするとあっさりした味わいになっています。辛さも本家の赤丸よりマイルドなので、辛いものが苦手な人でも安心して食べられます。

スープの成分にチキンエキスも入っていたので、具材は鳥手羽元をメインに、ネギや白菜、小松菜を入れてみました。

豚骨スープというと独特の臭みをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、この一風堂博多とんこつ赤丸新味は豚骨の旨味だけが凝縮していて、嫌な臭みはまったくありません。

スープとしてのバランスは非常によくて癖のない旨味が楽しめますが、一風堂の濃い豚骨スープを基準にするとあっさりした味わいになっています。辛さも本家の赤丸よりマイルドなので、辛いものが苦手な人でも安心して食べられます。

[紹介商品]一風堂 博多とんこつ赤丸新味

名店監修鍋スープ すみれ札幌濃厚みそ味

続いて「すみれ札幌濃厚みそ味」の鍋スープです。

この鍋スープは、ラーメンの名店「札幌 すみれ」監修のもと、北海道味噌のコク深いスープに、とんこつ・にんにくの旨みを加え、名店の味を再現しています。

【店舗情報】1964年、「純連(すみれ)」が創業。1989年、中の島に「すみれ」として店を出す。時代とともに味を追求し進化を続ける味噌ラーメンは濃厚でコクと香りのあるスープと札幌特有の中太ちぢれ麺が特徴。

推奨の具材(3~4人前)

■豚バラスライス・・・300g

■キャベツ・・・1/4個(約300g)

■長ねぎ・・・1本(約150g)

■玉ねぎ・・・1/2個(約125g)

■もやし・・・1袋(200~250g)

■本品・・・1袋

 ※その他、お好みの材料でお召し上がりください。

スープを注ぐとガツンとしたニンニクと味噌の香りが広がります。本当にすみれの店内にいるみたいです。

やっぱり味噌味のスープにはニラともやしがマッチしますよね。他にも茄子や長ネギ、豚肉を入れてみましたが、基本的にどんな具材でもマッチすると思います。

スープを口に運んでみると、ガツンとした味噌味が染み渡ります。濃い味噌味が好きな人には堪らない味付けになっています。

味噌ラーメンって本当に美味しいですよね。

名店監修鍋スープ 一風堂ごま担々風極からか

3つ目は一風堂の鍋スープ二種類目の「一風堂ごま担々風極からか」です。

ラーメンの名店「一風堂」監修のもと、進化を続ける「極からか麺」を鍋スープで再現しました。味噌・とんこつエキスに、ねりごま・豆板醤・甜麺醤のコクと、6種類のスパイスで風味豊かに仕上げた鍋スープです。

【店舗情報】一風堂は1985年、福岡市大名で創業したラーメン店。とんこつの風味・旨味をしっかり抽出した、まろやかでなめらかなスープに心地よい噛み応えの細麺を合わせたとんこつラーメンは、日本国内のみならず世界中の方に愛されています。

推奨の具材(3~4人前)

■豚バラスライス・・・400g

※お好みで豚ひき肉を加えてもおいしくお召し上がりいただけます。

■白菜・・・1/4株(約500g)

■長ねぎ・・・1本(約150g)

■チンゲン菜・・・1株(約120g)

■しめじ・・・1パック(約100g)

■本品・・・1袋

※さらに辛口がお好みの方は、ラー油などで調節してください。

一風堂の極からか麺は本気で辛くて好きなのですが、この鍋スープも赤くて辛い雰囲気を醸し出しています。期待大です。

今回もニラともやし、茄子、豚肉、そして水菜を入れてみました。ひとくち食べてみると、しっかり辛い!でもただ辛いだけではなく、甜麺醤や豆板醤、ラー油、花椒カルダモンなどの6種のスパイスが効いていて奥深い味わいで、なおかつ後から胡麻の風味が追いかけてきて最高です。

今回の5種類の中では、この「一風堂ごま担々風極からか」が圧倒的に辛いので、辛さが苦手な人は避けた方が良いかもしれません。辛いものが好きな人はまず最初にお買い求めください。

辛くて熱いラーメンをすすると全身から汗が吹き出て健康になった気がしますよね。

名店監修鍋スープ 麺屋武蔵だし醤油味

4つ目にご紹介する鍋スープは「麺屋武蔵だし醤油味」です。麺屋武蔵はどこの店舗も大行列ですよね。

ラーメンの名店「麺屋武蔵」監修のもと、枕崎産鰹節と宗田節のコク深いだしに、にぼしエキスや鶏がらスープで旨みを加え、にんにく・こしょうで風味よく仕上げた、醤油ベースの鍋スープです。

【店舗情報】1996年に東京青山で創業。期間限定麺や他業態とのコラボレーション等様々な商品を世に送り出している人気ラーメン店。

推奨の具材

3~4人前

■豚バラスライス・・・300~400g

■キャベツ・・・1/4個 (約300g)

■長ねぎ ・・・1本 (約150g)

■にら・・・1把 (約100g)

■エリンギ・・・1パック (約100g)

■本品・・・1袋

※薬味ねぎをのせるものおすすめです。

パックを開けた瞬間からニンニクとかつお節(宗田節?)のいい香りが漂います。

今回は魚介出汁メインの鍋スープなので、イワシ団子や白身団子をメインにした鍋に仕立ててみました。スープには少し甘みがあって、その甘味が醤油や魚介出汁の旨味を際立てています。ただ甘いのではなく醤油の風味と塩味、コショウのピリッとした後味によって最後まで飽きずに美味しくいただけます。

色のイメージほど味は濃くなく、美味しい醤油ラーメンも楽しめます。

名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味

最後は「天下一品京都鶏白湯味」です。

ラーメンの名店「天下一品」監修のもと、看板商品のラーメン「こってり」を鍋スープで再現しました。鶏と野菜の旨みに、にんにくのコクを効かせた鍋スープです。鍋あとはラーメンのほか、リゾットなど様々な食べ方でお楽しみいただけます。

【店舗情報】1971年に京都北白川の屋台が創業。鶏がらをじっくりと炊き出し、十数種類の野菜などを用いて旨みがたっぷり入った「こってりスープ」はこってりとした口当たりながらも、後味はすっきりとしています。

推奨の具材(3~4人前)

■豚バラスライス・・・300g

■鶏もも肉・・・150g

■キャベツ(または白菜)・・・約300g

■長ねぎ・・・1本(約150g)

■水菜・・・1/2束(約100g)

■本品・・・1袋

※その他、鶏だんご・人参・きのこ・豆腐などがおすすめです。

天下一品店舗のこってりスープのイメージで見ると少しサラサラしている印象です。こってりとあっさりを混ぜた「こっさり」が一番近い雰囲気のスープですね。天下一品のこってりスープを基準にしてしまうと確かにあっさりですが、普通のラーメンを基準にしたらかなり濃厚な鳥白湯スープです。

今回は冷凍餃子をメインに、長ネギと白菜、きくらげを投入してみました。

思いつきで入れた餃子がスープにコクを与えて、そのスープが野菜によく絡んで美味しいです。豚肉も脂分多めの部位か、あるいはモツを一緒に炊くと更に深いコクが楽しめると思います。

様々な食材を煮込んで水分量が少なくなると、天下一品のこってりラーメン感が増しますね。

個性豊かな有名ラーメン店の鍋つゆ

5種類の鍋スープのレビューをしてきました。各商品ともに特徴があって、さまざまな好みに対応できると思います。今回は麺を締めに使っていますが、お米を投入して雑炊にしても最高に美味しいですので、お好みに合わせて締めを変えてみてくださいね。

(文・写真:染谷昌利)