料理をする上で「塩」は重要な存在。ただ、同じ海からできるもの…正直、塩の味わいにそこまで差があるだなんて…つい最近まで思いもしなった私。

「塩にも甘みや深み、香りがあり、奥深い味わいを楽しめるものがあるんだ…。」と口に含んだ瞬間…驚いた塩2種類をご紹介します。

今回ご紹介するのは「鈴商」が取り扱う「Maldon(マルドン)」の「シーソルト フレークス」と「スモークドシーソルト」の2種類です。

世界中の料理のプロが愛用する「Maldon(マルドン)シーソルト」

「マルドンシーソルト」は、英国・イングランド東部のエセックス地方で生まれた伝統的な平釜製法で作られる自然海塩です。肉眼でも見える小さなピラミッド型の結晶が特徴で、その美しさから「塩の芸術品」とも呼ばれます。

薄いフレーク状の結晶が舌の上で崩れ、サクサクと弾ける食感とまろやかな味わいが魅力。世界の有名シェフからも高い評価を受けており、料理のジャンルを問わず素材の美味しさを引き立てます。日本でも近年売れ行き好調で、2018年と比較して2021年の出荷伸び率は213%を記録しており、出荷は約2倍となっています。背景として、コロナ禍のご家庭で料理をされる方が増える中で、調味料への関心が高まり、「ひとふりで手軽に料理を美味しくする塩」としてマルドンが支持されたと考えられます。

現在60カ国以上へ輸出され、日本でも長く愛される『マルドンシーソルト』ですが、コロナ禍によって自宅で料理を楽しむ方が増加したことをきっかけに、日本でも注目されています。(情報元:鈴商)

塩だけですでに…美味しすぎる「Maldon」の2種類のシーソルトを試してみた

早速、「Maldon(マルドン)」の2種類のシーソルトを試食してみました。

フレーク状の結晶が美しい マルドン シーソルト(125g)

まず、試食してみたのは「マルドン シーソルト(125g)」です。中には、大きなフレーク状、美しい塩の結晶のような形の塩が入っています。

口に含むと、ミネラルを感じる味わいとはこのことか…と、塩気の後に甘みが感じられます。

今回はチキンハムにシンプルにふりかけてみましたが、チキンの味わいそのものにコクと甘みをもたらし、美味しさが増した気がします…。

シンプルにトマトやキュウリなど野菜にも合いますし、豆腐、ステーキ、魚と…組み合わせは無限大です。素材そのものの甘みや美味しさを引き立てる塩だと思います。ちょうど、野菜など収穫の時期なので、蒸したじゃがいもや玉ねぎなどにふりかけたり、ローストしたパプリカやにんじんなどにシンプルにふりかけていただきたいな…と思いました。

スモークの香りが心地よい マルドン スモーク シーソルト(125g)

続いて、試食してみたのは「マルドン スモーク シーソルト(125g)」です。開封と同時にスモーキーな独特の香りがします。こちらの商品は、塩の芸術品とも言われるマルドンシーソルトをイングリッシュオークで丹念にスモークしているそうです。

開封時はスモークの香りが強めなのですが、少しお皿にとってみるとふしぎとふわっと心地よく香る程度。色合いもほんのりピンクベージュのような色合いの塩です。

今回もチキンハムにシンプルにふりかけていただきました。サクサクとした食感と塩気のバランス、スモーキーな香りが、上品リッチに食材をひき立ててくれる味わいだと思いました。

スモーキーな香りがとてもよく、サーモンなどお魚に合わせたり、グリルした肉や野菜、味わいのマイルドなチーズなどと合わせるのも個人的にはおすすめです。

ざくざくとした味わいと塩気の後に広がる甘み、スモーキーな香りがバランスがよく、クセになりそうです。

ほんのひとふりで料理が格段に美味しくなる「Maldon(マルドン)シーソルト」

「鈴商」が取り扱う「Maldon(マルドン)」の「シーソルト フレークス」と「スモークドシーソルト」の2種類を味わってみました。ほんのひとふり、いつもの料理にふりかけてみるだけで、料理が格段に美味しくなる塩です。

プロの料理人ではないですが、試食してみて「料理人の方々が手放せなくなる気持ちがわかった」ような気がしました(笑)。「Maldon(マルドン)」のシーソルトは、野菜やお肉、お魚などいつもの食材がシンプルに美味しくいただける塩なので、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?