トーストやヨーグルトをはじめ、最近流行りのスコーンを食べる際にも欠かせないフルーツジャムは、いつも手元に数種類揃えておきたいアイテムです。
そこで今回は、鈴商が取り扱う「darbo(ダルボ)」のジャム8種類をご紹介します。
目次
darbo(ダルボ)のジャムについて
ダルボ社は、1879年創業のオーストリアの老舗フルーツ加工メーカーです。
最高のフルーツだけを厳選し、レシピも果肉の風味を生かした昔ながらのホームメイドスタイル。
チロルの豊かな水と自然の中で、保存料を一切使わないナチュラルさにこだわっており、その品質の高さから、世界各国の一流ホテルで使われ、高い評価を得ています。
ウィーンの高級ホテル「ホテル・ザッハー」のザッハトルテで使われているアプリコットジャムも、ダルボ社製なんだそう。
今回お試しさせていただいた以下の8商品は、全体の70%に果肉を使用し、ダルボ社のジャムの中でも果実含有率が最も高いプレサーブスタイル。
まるで生の果実がそのまま入っているような爽やかな香りと、平均糖度約41度の甘すぎない自然な風味を楽しめます。
ダブルフルーツ ワイルドリンゴンベリージャム
[掲載商品] ダブルフルーツ ワイルドリンゴンベリージャム
リンゴンベリー(コケモモ)は、北欧や北米の森林に自生する、ツツジ科の低木になる果実。
日本ではあまりメジャーではありませんが、ヨーロッパでは伝統的な食材として広く使われています。
ダブルフルーツ ワイルドリンゴンベリージャム 商品情報
●名称:リンゴンベリージャム
●原材料名:コケモモ、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ ワイルドリンゴンベリージャムを食べてみた感想
鮮やかな赤色で、小さな丸い実がぎっしり入っています。
さすが「果実分70%」だけあり、果実感がすごいですね。
スコーンに乗せて、いただいてみました。
キュンとした甘酸っぱさと、爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
ラズベリーともブルーベリーともまた違う、野性味溢れる独特の風味が新鮮!ぶどうに似た渋みのような味わいも、少しだけ感じました。
酸味が強めなので、パンやヨーグルトはもちろん、バニラアイスに合わせるのもおすすめです。
ダブルフルーツ チロリアン ブルーベリージャム
[掲載商品] ダブルフルーツ チロリアン ブルーベリージャム
こちらは日本でもおなじみ、ブルーベリーのジャムです。
全体の70%にブルーベリー果肉を使用しています。
ダブルフルーツ チロリアン ブルーベリージャム 商品情報
●名称:ブルーベリージャム
●原材料名:ブルーベリー、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ チロリアン ブルーベリージャムを食べてみた感想
濃い青紫色で、ブルーベリーの粒がたっぷり入っています。
こちらもスコーンにのせていただいてみます。
粒感たっぷり、甘さは控えめ。
香りが良く、ブルーベリーのジューシーな味わいを堪能できます。
後味スッキリでクセがないため、大人から子どもまで幅広く楽しめるジャムです。
ダブルフルーツ ガーデンストロベリージャム
[掲載商品] ダブルフルーツ ガーデンストロベリージャム
こちらはストロベリー(いちご)のジャムです。
日本ではジャムといったら、いちごかブルーベリーが主流ですよね。
ダブルフルーツ ガーデンストロベリージャム 商品情報
●名称:いちごジャム
●原材料名:いちご、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ ガーデンストロベリージャムを食べてみた感想
ほんのり茶色みのある、いちご本来の赤色。
煮込まれてペースト状になっていますが、果肉感はしっかりあります。
いちごの芳醇な香りがしっかり感じられる、リッチな味わい。
甘さと酸味のバランスもちょうど良く、いつまでも食べていたくなるおいしさです。
ブルーベリーと並んでクセがないので、お子さまにもおすすめ。
スコーンとの相性もバッチリでした。
ダブルフルーツ フォレストベリージャム
[掲載商品] ダブルフルーツ フォレストベリージャム
「フォレストベリージャム」は、4種のベリー(ラズベリー・ブラックベリー・ブルーベリー・ワイルドストロベリー)を合わせたミックスジャムです。
ダブルフルーツ フォレストベリージャム 商品情報
●名称:ミックスジャム
●原材料名:果実(きいちご、ブラックベリー、ブルーベリー、ワイルドストロベリー)、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ フォレストベリージャムを食べてみた感想
ブルーベリージャムよりも赤みの強い紫色。
煮崩れる系の果実が多いのか、とろりとしていて粒感はやや控えめです。
ベリーの風味をギュギュッと濃縮したような、濃厚な味わい。
ラズベリーの酸味、ブラックベリーのコク、ブルーベリーの甘さ、ワイルドストロベリーの香り…4種のベリーが見事に調和しています。
ちょっぴり大人味ですが、ベリー系ジャムが好きな方にはたまらないお味だと思います。
肉料理のソースの隠し味としても使えそうです。
ダブルフルーツ サワーチェリージャム
[掲載商品] ダブルフルーツ サワーチェリージャム
「サワーチェリー」は、学術的には酸果桜桃(さんかおうとう)と呼ばれる、酸味が強いさくらんぼのこと。
そのまま食べられる甘いさくらんぼとは違い、火を通してジャムやお菓子などに使われます。
こちらも日本ではあまり馴染みのないフルーツですね。
ダブルフルーツ サワーチェリージャム 商品情報
●名称:サワーチェリージャム
●原材料名:さくらんぼ、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ サワーチェリージャムを食べてみた感想
深い赤色で、とろりとしたジャムの中にチェリー果肉がたっぷり入っています。
目の覚めるような酸味と、チェリーならではのジューシーさがあり、非常に爽やかな味わい。
今までの「さくらんぼ」のイメージを覆す、印象的なおいしさです。
今回試したシリーズの中では、いちばん酸味が強く感じられました。
ダブルフルーツ ラズベリージャム(種付き)
[掲載商品] ダブルフルーツ ラズベリージャム(種付き)
こちらは種がそのまま入った、ラズベリー(木苺)のジャムです。
ダブルフルーツ ラズベリージャム(種付き) 商品情報
●名称:ラズベリージャム
●原材料名:きいちご、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ ラズベリージャム(種付き)を食べてみた感想
深い赤紫色で、ねっとりとしたジャムの中にラズベリーの種の小さな粒々が見て取れます。
ラズベリー独特の爽やかな香りが、フタを開けただけでしっかりと分かります。
今まで食べたことのあるラズベリージャムの中で一番と言っていいくらい、ラズベリーの風味が凝縮された、とっても濃いお味です。
種はそこまでたくさん入っているわけではありませんが、プチプチとした食感が心地良く感じられました。
ラズベリージャムは、お菓子作りでも活躍します。
濃厚な味わいを生かして、ジャムクッキーやヴィクトリアケーキに使ってみたいと思いました。
ダブルフルーツ ローズアプリコットジャム
[掲載商品] ダブルフルーツ ローズアプリコットジャム
アプリコットジャムは、あんずを使ったジャムです。
上品な甘い香りのハンガリー産ローズアプリコット種を贅沢に使用しています。
ダブルフルーツ ローズアプリコットジャム 商品情報
●名称:あんずジャム
●原材料名:あんず、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
ダブルフルーツ ローズアプリコットジャムを食べてみた感想
こちらがあの「ホテル・ザッハー」のザッハトルテに使われているジャムなんですね。
濃いオレンジ色で、他のジャムよりもややゆるい、とろりとした質感です。
甘い香りとコクのある甘酸っぱさ、後に残る余韻がたまりません。
個人的にアプリコットジャムが大好きなので、これだけでペロペロ舐めてしまいました。
スコーン+クロテッドクリームとの相性も良かったですが、マスカルポーネチーズと合わせてパンに塗るのもおすすめです。
スイートオレンジ マーマレード
[掲載商品] スイートオレンジ マーマレード
「スイートオレンジ マーマレード」は、全体の70%にバレンシアオレンジの果肉を使用し、苦みを抑えたマーマレードです。
スイートオレンジ マーマレード 商品情報
●名称:マーマレード
●原材料名:オレンジ、砂糖、レモン濃縮果汁/ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)
●内容量:200g
●保存方法:直射日光を避け常温で保存
●原産国名:オーストリア
スイートオレンジ マーマレードを食べてみた感想
果肉の中に少し皮が混ざった、柔らかい質感のマーマレードです。
フルーティーで程よい苦味、オレンジらしい酸味もあるタイプです。
マーマレードというと皮の食感が強いものもありますが、こちらは果肉部分が多めで食べやすいです。
甘さも控えめなので、たっぷり乗せていただけるのが嬉しいところ。
ポークソテーや照焼きチキンなどのソースに使うと、爽やかさが加わりおいしくなりますよ。
「darbo(ダルボ)」のジャムはフルーツ本来の風味が楽しめる!
鈴商が取り扱う「darbo(ダルボ)」のジャムを8点ご紹介しました。
フルーツ含有率70%。果実の風味がギュッと濃縮され、甘すぎないのに味が濃い、非常に満足度の高いジャムでした。
原材料がシンプルで、子どもからお年寄りまで安心していただけるのも嬉しいポイントです。
私が特に気に入ったのは、日本ではあまり見かけない「ワイルドリンゴンベリー」と「サワーチェリー」のジャムです。
定番の「ブルーベリー」「ストロベリー」「アプリコット」なども、フルーツの香りが段違いでおいしく、全種類揃えておきたくなりました。
フルーツ本来の味わいが楽しめるダルボのジャムを、ぜひ店頭に取り入れてみてはいかがでしょうか。
(文・写真:さくら)