小田急線・向ヶ丘遊園駅から歩いて1分。2026年5月に28周年を迎えたお店があります。生活雑貨やハンドメイド商品を扱う「SunnyDays」です。
扉を開けると目に飛び込んでくるのは、思わず「かわいい!」と声が出るほどの生活雑貨や服飾雑貨、ハンドメイド作品、ヴィンテージのアイテムです。
SunnyDaysは、たくさんのものが世の中にあふれる時代に、あえて「ここにしかないもの」を集めた店舗です。自分の「好き」を詰めたお店を通じて、地元の街をもっと好きになってもらいたい。そんな思いから、このお店は生まれました。
月に一度、企画展や個展、オーダー会などのイベントを開くSunnyDays。お客様からの「この作家さんを扱ってほしい」というリクエストや、オーナーがお気に入りの作家さんの作品、スーパーデリバリーの商品も取り入れながら、SunnyDaysらしい空間づくりに取り組んできました。
今回は、28年続く店づくりの秘訣と、「好き」を軸にした商品選び、そしてスーパーデリバリーの活用法について、オーナーの白井さんにお話を伺いました。

向ヶ丘遊園駅から徒歩1分のSunnyDaysの店内。思わず手に取ってしまうかわいい生活雑貨や服飾雑貨、ハンドメイド作品が並びます。
「晴れの日」のあたたかさを、この空間で受け取ってほしい
──まず、SunnyDaysという店名に込めた思いを教えてください。
白井さん:店名のとおり、晴れの日のような爽やかなイメージを大切にしています。お店に来て、あたたかさや癒しを受け取っていただきたい。そんな思いで名付けました。
雑貨も、ここにしかないものを扱うようにしています。たくさんのものが世の中にあふれているからこそ、ここで「本当に癒される」と言っていただけることが、一番うれしいんです。

取材に応じてくださったSunnyDaysオーナーの白井さん。お店づくりへの思いや、仕入れで大切にしていることを丁寧に語ってくださいました。
──お客様にどんな時間を過ごしてほしいと考えていますか?
白井さん:「このお店に来てよかった」と思っていただけるのが何よりです。お気に入りの作家さんの商品を手に取りたくて、遠くからご来店される方も多いんです。
雑貨は、私自身のアイデンティティのようなものなんです。だから、その「好き」に共感してくださるお客様と出会えることが、何よりの喜びで。ポストカード1枚でも買ってくださる方がいることが、本当にうれしいんです。

ハンドメイド作家さんが作った、紙の入れ物を置いたコーナー。白井さんの好きがとことん詰まった空間。
「雑貨ショップを一生やりたい」と地元で叶えた独立
──ご自身のお店を持とうと思ったきっかけは、どこにあったのでしょうか。
白井さん:20代前半から大手の雑貨ショップに勤めていたのですが、働き始めてすぐに「雑貨の仕事を一生やりたい。自分のお店を持ちたい」と思うようになりました。7年間勤めた後、自分の道へ進むことを決めました。
──向ヶ丘遊園という場所を選んだのはなぜですか?
白井さん:ここが私の地元なんです。始めた頃は「どうして向ヶ丘遊園でお店を出したの?」と、地元の方にずいぶん驚かれました。でも、私は逆に、この場所だからこそ伸びしろがあると思ったんです。好きなお店が1軒あるだけで、その町の印象ってすごく変わるじゃないですか。
1軒お店があれば、人の流れも生まれる。「地元をもっと良くしたい」という気持ちもありました。

レジ前にはお店をイメージした模型と、28周年の感謝の気持ちを伝えるポストカードが飾ってある。
やってみたかったカフェを閉じ、物販に絞った決断
──開店してみて、大変だったことや印象に残っていることはありますか?
白井さん:カフェの経営ですね。カフェは独立してやってみたかったことの一つでした。しかし想像以上にカフェの集客に苦労したんです。そしてやっているうちに「カフェの空間に、もっとたくさんの雑貨を置きたい」という気持ちのほうが強くなりました。結果的に、カフェは2年でクローズして、物販のみになりました。
また独立した当初、スペースを計算して仕入れたつもりでも、いざ並べると空間がいっぱい余ってしまって。思ったより仕入れた商品が足りなかったんです。
ただ、先にお店をやっていた友人から「1年、2年、3年、5年と経つうちに、商品でいっぱいになるよ」と言われていたので、それを楽しみに営業していました。
──長く続けてこられた理由は、どこにあると思いますか?
白井さん:いろんなことに恵まれてきた、というのが大きいです。具体的には、人とのご縁ですね。
アドバイスをくれる友人や、私の「好き」に共感してくださるお客様。長くお付き合いのあるメーカーさんや、個性的な作品を作り続けてくださる作り手の方々。イベントで出会えた作家さんたち。本当に、いろんなご縁と環境に支えられてきました。
それと「このお店を末永く続けたい」という気持ちがとても強いです。独立当初も今も変わらず、「お客様に喜んでもらうにはどうしたらいいか」を考えています。毎日売り場をチェックして、次は何を仕入れよう、今度はどんなイベントをやろうと模索し続けています。

手のひらサイズの小物が集まるSunnyDaysは、ハンドメイド作家さんの作品も多く、思わず手に取って眺めたくなる商品ばかり。
売り場は、小さな「世界観」の集まり
──商品を選ぶとき、どんな基準を大切にしていますか?
白井さん:商品単体で見て「素敵だな」と思うものは、世の中にあふれています。
だから私は、「これはSunnyDaysらしい商品か」「お店のどこに置けるか」「何と組み合わせるか」という視点で選んでいます。ディスプレイもお店全体を表現するものなので、一つひとつの商品を吟味して、ほかの商品とどう組み合わせられるかを考える。それがすごく楽しいんです。
──店内を歩くと、コーナーごとに雰囲気が違いますね。
白井さん:ここは手芸コーナー、ここはこの作家さんのコーナー、ここはロマンチックな雰囲気、という具合に、小さなスペースを考えながら作っています。同じものでも見せ方を変えると、「初めて見た気がする」と思っていただける。そういう出し方を心がけています。
──売れない商品があったら、どうしますか?
白井さん:動かなかった商品があっても「これは単品で売れない商品なんだ」とは考えないんです。「うちとマッチしていなかっただけ」と捉えて、出し方を変えてみます。
たとえば、同じ商品でも、置く場所を変えたり、隣に並べるものを変えたり、見せ方を少し工夫するだけで、急に動き出すことがあるんです。お客様の目に留まる場所が変わると、同じ一点でもまったく違って見える。だから、売れないとすぐ判断するのではなく、まず「組み合わせ」や「見せ方」を疑うんですね。
最初から「売れる・売れない」を決めつけず、とにかく一度置いてみる。その姿勢を大事にしています。

色味やテイストを揃える白井さんの世界観に、思わず引き込まれます。
さまざまなメーカーが揃っている。仕入れの世界が一気に広がった
──スーパーデリバリーを知ったきっかけは何だったのでしょうか?
白井さん:仕入れ先を探していたときに、ネットで見つけました。独立した当初は品数が足りなかったので、いろんなところから商品を仕入れたくて、どこか良い仕入れ先がないかなと探していました。
──実際に使ってみて、どう感じましたか?
白井さん:もともとは直接メーカーさんから個々に仕入れていたのですが、スーパーデリバリーさんのサイトを見たら、「あれ、ここのメーカーさんも、ここのメーカーさんも載っている!」と、思わず声をあげました。商品数の多さに本当に驚いたんです。
そして何よりも、雑貨に長く携わってきた私でも知らなかったメーカーさんがたくさんいらっしゃることも、新しい発見でした。
しかもスーパーデリバリーさんは小ロットから仕入れられるというメリットがあります。
小ロットから発注できる問屋さんも利用していましたが、スーパーデリバリーさんの扱う商品の量が段違いでした。
──日々の売り場づくりには、どう役立っていますか?
白井さん:「この売り場にこれがあったらいいな」「今度のイベントにこれが欲しいな」と思ったときに、商品名やメーカー名で検索して探せるのがすごく便利なんです。
欲しい商品から検索して、さらにメーカーさんごとに見て、「ここはこんなものを扱っているんだ」と広がっていく。
スーパーデリバリーさんのサイトは、本当に毎日のように見ていますよ!新しい商品との出会いがあって、見ているだけで楽しいんです。

生活雑貨だけでなく、靴下や衣類などの服飾雑貨も店内には多く並んでいます。
20年扱ったブランドが廃業。それでも、代わりは見つかった
──印象に残っている、仕入れにまつわるエピソードはありますか?
白井さん:去年、20年扱ってきた洋服のブランドが廃業してしまったんです。刺繍やレースを得意とする、お客様にも人気のブランドでした。
良いものを見つけるって、実はとても難しいんです。いまはネットがあるので、検索で似たものは探せますが「これだ」と心からピンとくるものは、そう多くはありません。
一度途切れてしまうと、代わりを何年探しても見つからない、そういうものもあるんです。
──そこから、どうやって代わりを見つけたのでしょうか?
白井さん:いろいろ探すなかで、スーパーデリバリーさんで一つのブランドに出会ったんです。
それが、以前扱っていたブランドの雰囲気にとても近かったんです。店舗に並べたときにとてもマッチして、いまではよく売れています。刺繍やレースの雰囲気が好きなお客様にぴったりで、お値段も手頃。本当に良い出会いでした。
──印象に残っている商品や、仕入れ先とのエピソードはありますか?
白井さん:キッチン雑貨で、35年前から私が使っていた商品を扱うメーカーさんがあります。先日、その担当の方が営業にいらして「まだこの商品があるんだ」と、本当にうれしくなりました。
新しいものだけが良いとは思っていないんです。定番を作り続けてくださるメーカーさんがいることは、お店にとっても、安心していつもの商品を買い足せるお客様にとっても、とても心強い存在です。
求められる定番と、新しいものをうまく併用していくことが大事だと思っています。

今や人気商品となった、スーパーデリバリーで見つけたレースが素敵なシャツ。
これからお店を始める人へ。「自分の好き」を貫いていい
──これからショップを始めたい人に、伝えたいことはありますか?
白井さん:自分のお店は、自分の「好き」を表現する場所だと思っています。そのこだわりが強ければ強いほど、共感してくださるお客様が必ずいらっしゃる。だから、妥協せずに自分の「好き」を貫いてほしいです。
「この洋服、よく売れているんです」と言われて、「じゃあ入れてみようかな」と入荷することもあります。でも、その商品が自分のお店で売れるかどうかは別の話で、実際に売れなかったことは何度もありました。
長年やってきて思うのは、「世間で売れている・売れていない」ではなく、自分のお店に並べるものは「自分が本当に好きかどうか」が基準なんだ、ということ。
スーパーデリバリーさんのおかげで小ロットでまず試せるので、自分の好みと売り場の相性を確かめながら、仕入れ数を検討することができます。

月1回開催する企画展。毎回テーマが異なり、白井さんのこだわりの空間に出会えると、お客様も開催を楽しみにしています。
「遠方からわざわざ来てよかった」と思える、ここでしか出会えないものが並ぶ店舗
──今後、どんなお店にしていきたいですか?
白井さん:この小さな空間には、まだまだ可能性がいっぱいあると思っているんです。
これからも素敵なものに出会いたいし、それをお客様に紹介したい。「こんな可愛いの見つけたんです」とお伝えするのが楽しくて、ずっと続けているんだと思います。
「この商品、見たことない」「こういうのを探していた」と言っていただける商品を、これからも取り扱っていきたいです。
晴れの日みたいに気持ちが明るくなる場所。
遠くからでも、わざわざ来て良かったと思っていただける店舗。
ここにしかないものに出会えて、また来たくなる空間。
そんなお店でありたいと思っています。
お近くにお越しの際は、ぜひ一度、向ヶ丘遊園のSunnyDaysに遊びに来てください。
SunnyDays

小田急線・向ヶ丘遊園駅から徒歩1分の生活雑貨店。「晴れの日」のようなぬくもりを大切に、生活雑貨・ハンドメイド作品・服飾雑貨など「ここにしかないもの」を取り揃えています。月に一度、テーマに沿った企画展などのイベントも開催。
住所:神奈川県川崎市多摩区登戸2706-5
営業時間:11:00-18:00 木曜定休
Instagram:https://www.instagram.com/sunnydays515/
Webサイト:https://sunnyblog.exblog.jp/
動画でチェックするお店の想い
雑貨・アパレル店の仕入れならスーパーデリバリー
スーパーデリバリーは、雑貨・アパレル・店舗什器など、ショップづくりに必要な商品を仕入れられる事業者向けの卸・仕入れサイトです。200万点以上のアイテムのなかから、商品名やメーカー名で目的のものを探せます。
小ロットから試せる商品も多いため、お客様の反応を見ながら、ニーズに合わせてこまめに商品を入れ替えていくことができます。
多くの在庫を抱えずに、季節やイベントに合わせて売り場を変えていきたい方は、スーパーデリバリーを活用してみてください。
(インタビュー・文・写真:戸倉有紀)




