東京・表参道。最寄り駅から歩いて2分ほどの場所に、思わず足を止めたくなる小さなお店があります。ショーウィンドウに並ぶのは、サクラクレパスとのコラボから生まれたクレパス柄の時計、色とりどりの文具、箔押しのポストカード、ハムスターや猫、餃子をモチーフにしたキャラクターグッズ。

お店の名前は「TokiiRo」。もともとは時計専門店としてポップアップショップを展開していましたが、現在は時計に加えて、文具や雑貨も扱うセレクトショップとして、多くのお客様に親しまれています。

ジャンルはさまざまですが、共通しているのは、どれも「カラフルでかわいい」こと。見ているだけで少し気分が明るくなり、自分用にも贈りものにも選びたくなる商品が並んでいます。

「かわいいものが好きな方なら、性別も年齢も関係なく来てほしい」。そんな思いで作られたTokiiRoの店づくり、仕入れの考え方、スーパーデリバリーの活用法について、中澤さんにお話を伺いました。

表参道にあるTokiiRoのショーウィンドウ。クレパス柄の時計やカラフルな雑貨が並び、通りがかりの人の目を引きます。

クレパス柄トケイから広がった、カラフルでかわいいお店

──TokiiRoはどのようなお店なのか教えてください。

中澤さん:サクラクレパスさんとコラボした「クレパス柄トケイ」を中心に、文具や雑貨を扱っているお店です。時計専門店としての背景はありますが、クレパス柄トケイと相性の良い商品を一緒に並べたいと思い、少しずつ文具や雑貨も増えていきました。

カラフルでかわいいものを見ていると、自然とワクワクしますよね。お客様にも、ただ買い物をするだけではなく、楽しい時間を過ごしてもらいたいと思っています。

──お店として大切にしている世界観はありますか?

中澤さん:自分が「かわいい」と思えるかどうかは、すごく大事にしています。流行っているから置くというより、見たときに自分自身がいいなと思えるもの。お店に並べたときに、クレパス柄トケイの世界観と一緒に楽しんでもらえるものを選んでいます。

お店の中には、時計、文具、ポストカード、キャラクターグッズなどいろいろな商品がありますが、どれもカラフルで、見ているだけで楽しくなるものを意識しています。

──どのようなお客様に来てほしいですか?

中澤さん:老若男女、かわいいものが好きな方なら、性別も年齢も関係ないと思っています。おばあちゃんも来ますし、男性のお客様もいらっしゃいます。お子さんがショーウィンドウに張り付いて、ずっと見ていることもあります。

目的があって来る方もいますが、通りがかりに「何だろう」と思って入ってくださる方も多いです。ふらっと入って、かわいいものを見つけてもらえたら嬉しいですね。

サクラクレパスとのコラボから生まれた「クレパス柄トケイ」がずらりと並ぶ店内。色とりどりの時計が、TokiiRoらしいカラフルで楽しい世界観を作っています。

コロナ禍の表参道で見つけた、一枚の「ForRent」

──お店を開業したきっかけを教えてください。

中澤さん:もともとは時計専門店として、ポップアップショップで全国を回っていました。クレパス柄トケイを持っていろいろな場所に出店する中で、いつか自分のお店を持ちたいという気持ちはずっとありました。

そんなときにコロナ禍になり、多くのお店が閉まっていきました。普通に考えれば、新しくお店を出すには難しい時期だったと思います。でも、表参道周辺を歩いていたときに、偶然、このお店に貼られていた「ForRent」の張り紙を見つけたんです。

──その「ForRent」を見て、どう感じましたか?

中澤さん:見た瞬間に「ここだ」と思いました。表参道にお店を出せたらいいなという思いはありましたが、まさか本当にこの場所に出会えるとは思っていませんでした。

もちろん、不安はありました。コロナ禍の真っただ中でしたし、人通りも今とは全然違いました。それでも、ここでやってみたいという気持ちの方が強かったです。

──開業後は、どのような大変さがありましたか?

中澤さん:開業してからしばらくは、売上が1万円にも届かない日がたくさんありました。コロナ禍で通りに人が少なく、お店を開けていても、なかなかお客様に来ていただけない時期が続いたんです。

店名や大きなコンセプトは決めていましたが、実際にどんな商品を並べ、どう見せていくのかは、やりながら少しずつ形にしていきました。最初から今のような完成形があったわけではなく、商品を並べてみて、お客様の反応を見て、スタッフとも話しながら、少しずつ「TokiiRoらしさ」が育っていった感覚です。

──それでも続けてこられた理由は何でしょうか?

中澤さん:一番は人です。支えてくれている心強いスタッフがいること。そして、足を運んでくださるお客様や、Instagramで「応援しています」とメッセージをくださる方の存在も大きいです。

そうした一つひとつの声や関わりに、本当に支えられています。お店は商品だけでは続かないんだなと感じます。関わってくれる人がいるから、ここまで続けてこられたと思います。

店内の商品や世界観について、楽しそうに説明してくださるTokiiRoの中澤さん。カラフルでかわいいものへの思いが、店づくりにも表れています。

自分が変わると、お店も少しずつ変わっていく

──商品を選ぶときに、大切にしている基準はありますか?

中澤さん:カラフルで、自分がかわいいと思えることです。クレパス柄トケイがカラフルなので、その雰囲気と合うものを自然と選ぶようになりました。

自分がかわいいと思えないものは、お客様にもおすすめしづらいですよね。だから、まず自分の気持ちが動くかどうかを大切にしています。

──開業当初と今で、商品ラインナップに変化はありますか?

中澤さん:あります。たとえば、最初は動物モチーフの商品があまり得意ではなかったんです。でも、最近はハムスターってかわいいなと思うようになって、ハムスターや猫、犬などのグッズも増えてきました。

自分の好きなものが変わると、お店に並ぶものも自然と変わっていきます。それが面白いところだと思っています。ずっと同じではなく、そのときの自分の感覚や、お客様の反応に合わせて少しずつ変わっていく。その変化も含めて、お店らしさになっているのかなと思います。

──販売面で工夫していることはありますか?

中澤さん:お客様が来てくださったら、できるだけ全力で迎え入れることです。せっかくお店に入ってくださったので、楽しい気持ちで過ごしてもらいたいと思っています。

あとは、Instagramのストーリーズで新商品情報を毎日発信しています。外部のコンサルタントに頼っているわけではなく、自分たちでできることを続けています。新しい商品が入ったら見てもらう。お店の雰囲気を伝える。そういう地道な発信が大事だと思っています。

店内には、時計、文具、ポストカード、キャラクターグッズなど、カラフルでかわいい商品が並んでいます。

──今後、お店をどうしていきたいですか?

中澤さん:多店舗展開よりも、この場所で長く続けていきたいです。好きなものはこれからも変わっていくと思いますし、それも楽しみながら、お店を続けていけたらいいなと思っています。

時計、文具、ポストカード、キャラクターグッズなどが並ぶTokiiRoの店内。カラフルで可愛い商品に囲まれながら、見ているだけでもワクワクする空間です。

──これからお店を始めたい人に向けて、伝えたいことはありますか?

中澤さん:せっかく自分のお店を作るのですから、自分がかわいいと思うもの、素敵だと思うものを並べてほしいです。もちろん、商売なので仕入れや世界観の設計は必要ですが、根っこに自分の「好き」がないと続かないと思います。

最初から完璧なお店を作ろうとするよりも、まずは小さく試して、お客様の反応を見ながら少しずつ形にしていく。その積み重ねが、自分のお店らしさにつながっていくと思います。

小ロットで試せるから、仕入れの不安を減らせる

──スーパーデリバリーを知ったきっかけを教えてください。

中澤さん:取引したい食品メーカーさんがあって、そのメーカーさんから「スーパーデリバリーで発注してください」と言われたのがきっかけです。最初は「スーパーデリバリーって何だろう?」というところからでした。

調べてみると、いろいろな商品が一覧で見られて、スマホでも探しやすい。実際に使ってみると、普通にお買い物をするような感覚で商品を見られるのがいいなと思いました。

──使ってみて、特に便利だと感じた点はありますか?

中澤さん:画像で直感的に探せるところです。商品を見ながら、「これかわいい」「お店に合いそう」と思えるものを探せます。仕入れというと少し難しく感じるかもしれませんが、スーパーデリバリーは感覚的に使いやすいと思います。

あとは、小ロットで仕入れられることです。新しい商品をいきなりたくさん仕入れるのは怖いですよね。でも、少ない数から試せるので、まず店頭に並べてみて、反応が良ければ追加できます。仕入れの失敗を減らす意味でも、とても助かっています。

──スタッフ間の共有にも役立っているそうですね。

中澤さん:直接取引のメーカーさんだと、在庫状況や納期の確認を個別にやり取りする必要があります。それをスタッフに共有するのも、意外と手間がかかります。

スーパーデリバリーだと、在庫状況や出荷予定がサイト上で確認できます。完売しているかどうかもわかりやすいので、スタッフ同士で同じ情報を見ながら判断できます。情報共有がすごく楽になりました。

──仕入れで失敗したことはありますか?

中澤さん:もちろんあります(笑)。ロットの単位を読み間違えて、3個だと思っていたら30個だったことがありました。最初は驚きましたが、返品できないか相談したり、店頭で見えやすい場所に置いて目立たせたりしました。

失敗はありますが、そこから学ぶことも多いです。だからこそ、最初は小ロットで試せる仕組みがあると安心です。お店に合うかどうか、お客様に受け入れられるかどうかを見ながら仕入れられるのは大きいと思います。

──スーパーデリバリーで印象に残っている商品はありますか?

中澤さん:イラストレーターのオビワンさんの箔押しポストカードです。もともとオビワンさんの商品は直接仕入れていたのですが、スーパーデリバリーで箔押し仕様の商品を見つけました。

画像を見たときに、「やっぱりかわいいな」「欲しいな」と思ったんです。迷いましたが、仕入れてみたら、今ではお店の人気商品になっています。

──すでに知っている作家さんの商品でも、新しい出会いがあったのですね。

中澤さん:そうですね。直接取引している作家さんやメーカーさんの商品でも、スーパーデリバリー上で違う仕様や別の商品に出会えることがあります。

仕入れ先をひとつに絞るのではなく、いろいろな入口を持っていると、お店に合う商品に出会える可能性も広がります。自分たちの世界観に合うものを探すうえで、スーパーデリバリーは便利だと思います。

TokiiRoは、カラフルで可愛くてワクワクするお店

──最後に、TokiiRoを一言で表すと、どんなお店ですか?

中澤さん:カラフルでかわいくて、ワクワクする商品がたくさんあるお店です。表参道に来たときに、ふらっとのぞいてもらえたら嬉しいです。

クレパス柄トケイを中心に、文具や雑貨、ポストカード、キャラクターグッズなど、自分が「かわいい」と思えるものを少しずつ集めてきました。自分用に選ぶ時間も、大切な人へのプレゼントを探す時間も、楽しんでもらえたら嬉しいです。

東京・表参道にある、時計・文具・雑貨のセレクトショップ。サクラクレパスとのコラボから生まれた「クレパス柄トケイ」を中心に、カラフルでかわいい文具や雑貨、キャラクターグッズなどを展開しています。かわいいものが好きな方なら、性別や年齢を問わず楽しめるお店です。

TokiiRo

住所:東京都渋谷区神宮前4-4-7 長塚ビル 1F
営業時間:11:00-20:00 不定休

Instagram:https://www.instagram.com/tokiiro_shop/
オンラインショップ:https://tokiiro.shop

動画でチェックするお店の想い

ショップの開業準備・仕入れならスーパーデリバリー

スーパーデリバリーは、文具、雑貨、アパレル、食品、店舗什器・備品など、ショップづくりに必要な商品を仕入れられる事業者向け卸・仕入れサイトです。

小ロットから試せる商品も多いため、まずは自分のお店に合う商品を探し、店頭で反応を見ながら追加発注していくことができます。これからショップを始めたい方や、仕入れの失敗を減らしながら商品ラインナップを広げたい方は、スーパーデリバリーを活用してみてください。