社会に！人に！優しい思いを届ける「フェリシモ」が手掛ける「暮らしに息づく」商品づくり

スーパーデリバリーでリアルな猫のイラスト雑貨を中心に人気を集めている「フェリシモ」。フェリシモといえば、カタログ通販など消費者向けのサービスでご存じの方も多いはず。

「カタログ通販をされている会社がどうしてスーパーデリバリーに？」今回は、BtoBサービスを展開することになったきっかけや、目を引く商品づくりや提案の仕方の秘密に迫ってみました。

今回、お話をお伺いしたのは、株式会社フェリシモ O2O事業部富田さんです。

1 社会に！人に！優しい思いを届ける商品づくり「フェリシモ」が手掛ける商品への想いをお伺いしてみました。
2 猫への愛情が生んだ！企業内の部活動から生まれた「猫部」のインテリア雑貨
3 暮らしに笑顔が広がるフェリシモの生活雑貨
- 3.1 フェリシモ
- 3.2 特集：ねこグッズ
4 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！

社会に！人に！優しい思いを届ける商品づくり「フェリシモ」が手掛ける商品への想いをお伺いしてみました。

──富田さん！本日はよろしくお願いします。早速ですが、「フェリシモ」といえば、カタログ通販のイメージがやはり強いですね。BtoB（卸売り）をはじめられたきっかけをよかったら教えてください。

富田さん：そうですね。カタログ通販のイメージが一般的には強いので意外に思われるかもしれませんね。卸売りをはじめるきっかけになったのは、ちょうど6年ほど前にカタログ通販やネット通販だけでなく、実店舗を展開することになりました。

当初はそこで洋服などのアウトレットを販売していたのですが、5年前からフェリシモ猫部という猫雑貨の期間限定店の催事を始めました。その当時ちょうど猫ブームでして、そこからオリジナル商品の在庫を持つようになり、同時にオリジナル商品の卸もするようになりました。

もともと、スーパーデリバリーは、フェリシモでも事業者として会員登録をしていて、備品・什器の購入をしていました。オリジナルの商品展開を展示会などで提案していく中で、取引先が増えていったときに効率的に広げていきたいという時に、自然と出展企業としても展開させていただくことになりました。

──実店舗をはじめられたのが、卸をされるきっかけになったのですね！はじめて知りました。ところで、話は変わりますが、猫雑貨をはじめ、フェリシモさんの商品は、目を引く商品が本当に多いですね！商品の企画において、大切にされていることはありますか？

富田さん：商品を展開する上で大切にしていることは「事業活動を通じてしあわせな社会を創造する。」ということです。より良い商品を作るだけでなく、社会的貢献度の高い商品や独創性のある商品を私たちはつくることをモットーにしています。

──そうだったのですね。トレンド感などキャッチ―な商品が目についていたので売れ筋を追っているのかなとイメージしていましたがもっと深いところに商品の企画があるのですね…。失礼しました。

社会性という観点で見ると、ちょうど今年の7月からレジ袋の有料化がはじまります。フェリシモさんの「レジカゴリュック」も使い勝手がよさそうで個人的に注目しています。

[掲載商品]レジカゴリュック

富田さん：ありがとうございます！レジカゴリュックは、7月に向けて旬の商品ですね。地域によっては、テレビCMなどでもご覧になることもあると思います。小さなお子さまを持つママから、ご年配の方、それからロードバイクなどを運転されている男性など幅広い方に愛用されています。

──男性までレジカゴリュックを活用されているとは！？驚きました。

両手が空いて背負えるのがいいですよね。ロードバイクなどはバスケットも付いていないし、納得です！

なんといってもレジカゴと商品名にある通り、買い物かごにひっかけて使いやすいのがうれしいです！自転車とかに乗るのにも大容量の荷物だと自転車のバランスも不安定になりがちですが…レジカゴリュックがあれば安定感抜群ですね！

【比べてみた】『レジカゴリュック』があるとき/ないとき

富田さん：そうですね。レジカゴリュックを活用するだけでお買い物したあともラクです。環境エコという社会的問題もありますが、買い物における利便性を感じてこそエコバッグも利用頻度が増えると思います。自然とレジかごリュックを使っていただいて自然とレジ袋の活用が減ることで、環境エコ活動に少しでも貢献出来たらとてもうれしいです。

[掲載商品]レジカゴリュック

猫への愛情が生んだ！企業内の部活動から生まれた「猫部」のインテリア雑貨

──フェリシモの猫雑貨はスーパーデリバリーでも人気ですね。猫部はどういった経緯から生まれたブランドですか？

富田さん：猫部は、その名の通り、社内の部活動のひとつから生まれたブランドです。最初は保護猫の活動など部活動を通して猫のためにできること、猫と社会の共存共生を元にできることを考えて活動をしていました。猫部の活動をしていく中で、どうしても活動資金が必要になってきます。フェリシモでできる事として商品を販売し、売り上げの一部を基金として充てること。それをきっかけに猫部の商品は生まれていきました。

普通の商品企画と違って、猫部は、部署をまたがった猫好きのメンバーで構成されて企画しています。猫好きならではのアイデアや視点がつまっているので、猫好きさんにはきっと…共感されるポイントがたくさんあると思います。また、猫部の商品を購入していただくと、「フェリシモわんにゃん基金」に売り上げの一部が猫や犬の幸せのために募金され、貢献することができます。

──ただ、猫が好きということだけでなく、犬猫の幸せな生活のために行動されていった先で生まれた商品なのですね。購入することで、支援にもつながる素敵なブランドですね。猫好きさんに猫部の商品が愛される理由がわかる気がします。

富田さん：そうですね。猫部の想いを知っていただいてスーパーデリバリーでも仕入れられている小売・事業者様も多くいらっしゃいます。フェリシモの猫部の想いを知っていただいている取引先はやはり、お客様までその思いを引き継いで伝えていただいているので、お取引が長く続いている気がします。

──ところで、猫部の商品の中でおすすめはありますか？

富田さん：実は最近私も猫を飼いはじめまして…「猫ならではの表情やしぐさ」を感じられる商品が猫部には多いので、とってもおすすめです。

「その箱絶対小さいよポーチ」は、不思議と小さい段ボール箱なのに猫が入る姿が表現されています。猫を飼われている方ならどなたでもあるはず「ねぇねぇ…その箱あなたの体より小さいですよ」という猫の日常によくあるシーンが雑貨で描かれています。

それからタオルハンカチ、子猫あるあるなのですが、足をごろんと閉じたり、伸ばしてみたりかわいいしぐさが表現された「ぱっかーん！と開脚　子猫のタオルハンカチ」。猫好きさんなら、開いて閉じてをきっと繰り返したくなるはずです！

他にもごろんとしている猫を表現した「猫が寝ているバスタオル」。高いところによじ登ろうとする子猫の様子を表現した「ぶらーん！と遊ぶ　子猫のくるくるタオル」など、猫部の商品には猫ならではの、あるあるな姿が描かれた商品がとても人気ですね。

──見ているだけで、にんまり笑顔になれる商品ばかりですね。猫を飼っている方も、猫を飼われていない方も身近に猫を感じられるのが素敵だと思いました！

[紹介ブランド]フェリシモ猫部

暮らしに笑顔が広がるフェリシモの生活雑貨

──猫雑貨だけでなく、フェリシモには他にもいろんな動物の雑貨や、ユーモアあふれる雑貨もいっぱいありますね！

富田さん：そうですね。猫部のように部活から生まれた雑貨もありますし、商品企画から生まれた雑貨などいろいろあります。その多くが「YOU＋MORE」というブランドです。このブランドは「すっかり見慣れた日常が、もっと楽しく、もっと笑えるように。」をコンセプトに作られています。

毎日の日常の中で「ふふふ」と思わず笑顔になれる商品がいっぱいです。

「うさぎがぴょんっと立つ！まち付きうたっちジッパーバッグ」は、ウサギが好きな方におすすめ。何とも言えない立体感のあるイラストが人気を呼んでいます。

──かわいいですね。これだけでハンカチとかちょっとしたものを入れるのにもいいですね。ギフトに使ったらラッピング要らずですね（笑）ギフトシーズンやおすそ分けにも良いですが、何よりもらっているのに「おねだり」されているような気分…！私がもしも、このジッパーバッグのパッケージでプレゼントをもらったら、思わずお返ししたくなります（笑）

富田さん：たしかに…。プレゼントをあげているのに「ねぇちょうだい」と言っているようですね！この商品をきっかけに、そんな会話が生まれたらうれしいです。うさぎはもちろんですが、ペットとして人気の動物はやっぱり人気ですね。他にも、小鳥、ハムスター、子犬、アヒル、カワウソ、フクロウなど身近に感じられる動物もいっぱいいます。