お盆時期を過ぎ、いよいよ小売業を中心に秋の提案が加速する時期です。
お洋服屋さんを中心に秋物のお洋服が入荷しはじめ、少しずつ次の季節へ向けた準備をしていきたい頃。また、製菓店、雑貨店なども、お盆を過ぎれば、お月見、夕暮れ、初秋をテーマにしたディスプレイを取り入れていきたいですね…。
ということで、今回は今の季節の一歩先を行く、秋のディスプレイ装飾に使える小物を集めてみました。秋の行事ごとをヒントにまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
秋のイベント別ディスプレイ装飾小物をまとめ!
秋のはじまりを告げる「金木犀(キンモクセイ)」
秋の訪れを知らせる植物といえば「金木犀」。ハンドクリームやルームディフューザー、ヘアオイル、ボディミストなど、金木犀アイテムは7月末から10月頃まで提案が増えます。フレグランス雑貨メーカー各社からも2~3年ほど前から提案が強化されていて、春先の注文開始とともに、完売を迎える商品もあるほど…。金木犀の香りの提案と合わせて、金木犀のアーティフィシャルフラワーなどを添えるのも一案。雑貨と合わせて秋らしい演出をしてみませんか?
[掲載商品]【2023AW新作】キンモクセイピック ORANGE / 【2023AW新作】キンモクセイ ORANGE (取り扱い企業:東京堂)
パンパスがあるだけで…一気にトレンド感のある空間になる
[掲載商品]パンパスブランチ 0027【New商品】/パンパスバンチ 43611.43529(取り扱い企業:美Life)
近年、おしゃれなインテリアショップやドライフラワーの中でも人気なのが…「パンパス」!「パンパス?」と思われる方は「すすき」を思い出していただけるとイメージしやすいかと思います…。すすきの穂がふわふわとしているような形状のパンパスは、それだけでフラワーベース(花瓶)にいれても、やさしくふんわりとした印象になり、空間をおしゃれに演出してくれます。
[掲載画像]東京堂のカタログ画像より
スーパーデリバリーでもドライフラワーを中心に人気を集めており、「パンパス」「プルームリード」「テールリード」といういずれかの名称で商品提案がされています。
[掲載画像]東京堂のカタログ画像より
一括りに「パンパス」といっても、穂の部分がほわほわとした印象のもの、少しごわごわしたようなスタイリッシュな印象のもの、ススキを感じさせるような繊細な印象のものと表情も豊かですので、選ばれる際は空間の特性と合わせて選ばれることをおすすめします!
[掲載画像]東京堂ショールームより
季節を感じる花や造花で先取りしよう!
「晩夏だな」「秋だな」と実感する草花の中に「ススキ(すすき)」「ラグラス」「ウィート(麦)」「コスモス」「ケイトウ」「キキョウ」「ナデシコ(ダイアンサス)」「菊(マム)」「クレマチス」「リンドウ」「ランタナ」…などいろいろありますが、お店の中でこうした草花を目にすると、秋らしさを感じませんか?
ただ、実際にこれらの花を自然の中で楽しめるのはもう少し先のことです。それまでの間は造花やドライフラワーなどを、秋らしさを演出するのに使うのをおすすめします。
[関連商品]インテリアグリーン
空間によってはドライフラワーを取り入れよう
[掲載画像]東京堂ショールームより
続いてご紹介するのは、ドライフラワー。近年スーパーデリバリーの中でも人気が加速していますが、市場的にも「ドライフラワー」が不足するほど人気が過熱しています。
ドライフラワーを天井からつるして(ハンギング)演出の活用をされるカフェや美容室なども増えたなと感じますね!
ドライフラワーは生花よりも長持ちしますが、とはいえ、もとは生きていた自然の草花です。メンテナンス方法にもコツがいる植物ですので、コツを以下の記事にまとめてみました。ドライフラワーと秋はとても相性のよい季節ですが、一方で秋の長雨などもあり、湿度などメンテナンスを行う上でムズカシイ部分もあるのも事実です。
最近では造花(アーティフィシャルフラワー)の中でもドライフラワーとの組み合わせを考えて一緒にアレンジメントしてもマッチするアイテムや、ドライフラワーのようにも見えるアイテムも増えています。例えば、空調が効いた風のあたりやすい空間や人通りが多いところはアーティフィシャルフラワーを活用する。天井や広い壁面や棚など空調が落ち着いているところや人通りがなく眺めてみれる場所にはドライフラワーにする。このように、空間の特性を生かしたディスプレイにしてみると、より空間の演出力が上がるので試してみてくださいね。
[関連商品]ドライフラワー
[動画]秋の草花でアレンジメントを楽しもう
動画では、ドライフラワー、ドライフラワー×アーティフィシャルフラワーやソラフラワーなど素材ミックス、アーティフィシャルフラワーで秋のアレンジメントを提案する東京堂のカタログイメージを動画にまとめてみました。アレンジメントや演出提案のヒントに活用してみてください。
[動画掲載企業]東京堂
秋の風情を感じる!重陽の節句・お月見(十五夜)を今年は楽しんでみよう!
日本古来からの行事。五節句としても知られる菊が咲く時期にあたる九月の行事「重陽の節句」。別名「菊の節句」とも呼ばれ、長寿を願って菊の花を飾ったり「菊酒」を飲むという風習があったそうです。
地域によっては「栗の節句」とも呼ばれ、秋の収穫を祝って栗料理を楽しまれるところもあるそうですよ。
[掲載商品]【2022AW新作】MAGIQ モンテグレープミニ #14 WINE 2022秋冬新作/【2022AW新作】MAGIQ モンテグレープミニ #23 LTGR 2022秋冬新作(取り扱い企業:東京堂)
菊を含めて季節の野菜・フルーツなどもディスプレイに取り込んで、「食欲の秋」を感じる提案をされてみるのもおすすめです。
また、秋は夕暮れ時が魅力。十五夜の頃(2022年は9月10日(土))は、月が鮮やかに見えることから「中秋の名月」とも呼ばれていますね。ススキ、秋の草花とともに、団子を供えて(そなえて)月見をする。お月見を、月の模様になぞらえて「月でウサギが餅つきをしている」というようなユーモアをそえた、ほっこり和む提案も良いですし、昔ながらの風情のあるスタイルの提案もいいですね。
[関連商品]ススキ(すすき)/月見(食器・キッチン)
9月後半から10月は…遊び心あふれるハロウィン演出を!
秋の催事としてすっかり定着したハロウィン。そのため、年々「ハロウィン当日までの期間を長く楽しめるようになってきたな」…と感じます。今年は例年よりもちょっと早めにディスプレイから楽しんでみませんか?
いつもとは変わったおもてなしでハロウィンの提案の幅を広げる
ハロウィンといえば、カボチャの色の「オレンジ」と、暗闇を彷彿とさせる「ブラック」が主流。
2023年の東京堂秋冬展示会では、ハロウィンのイメージを広げる提案がされていました。提案タイトルは「ハロウィンパレット」。まるでお菓子の「マカロン」のような優しい色合いのカボチャたち。いつもと違ったハロウィンカラーをパレットから選ぶように自由に楽しんで。
(情報元:東京堂展示会メッセージより)定番のカボチャや秋の実物やプリザーブドフラワーなどと合わせて、ハロウィンの装飾をかわいらしくするのも良いでしょう。お店らしい演出ができると良いですね。
[関連商品]ハロウィン関連商材/ハロウィン(インテリアグリーン)/カボチャ
気になる今年の傾向については、「東京堂」の秋冬展示会にて今年のイベントディスプレイについてお伺いしています。合わせてチェックしてみてください!
お店の中で紅葉狩り…紅葉で華やぎのある秋の提案をしよう
東京堂の2023年秋冬展示会では、「ベリーフリー」をテーマにしたベリーや実が充実していました。ジューシーな実があるだけで、いつもの秋の印象が元気な印象に。年々、秋は一瞬ですぎていくように感じる最近。秋らしい彩りで空間を彩ってみてはいかがでしょうか?
紅葉など秋のディスプレイとの相性のよい松かさは…クリスマス、お正月のディスプレイにも使えるので、積極的に取り入れることをおすすめします。
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