大阪府豊中市にて「古絵本とカフェのお店 ちぇすなっと」を開業予定の丹治さんを訪問しました。
ちぇすなっとのコンセプトは、
絵本をみつけに
コーヒーをのみに
はしゃぐ子どもと見守る大人
やさしさがれんさしていく
心地のいい古絵本屋さん
オープン日はなんと…2020年3月12日。
もうすぐですね!
お店の開業に向けてあわただしい時期ではありましたが、施工が進んでいくお店はすでに、優しい気持ちがあふれていて、これから開業される日がとても楽しみになるお店づくりをされていました。
今回は、オーナーの丹治さんにお店を開業するにあたっての思いをお伺いしました。これからお店を開業したいという方の参考になれば幸いです。
目次
夫婦の優しい気持ちが込められたお店!開業目前「古絵本とカフェのお店 ちぇすなっと」の思い
お話をお伺いしたのは、ちぇすなっとオーナーの丹治さん。
──丹治さん、本日はよろしくお願いします。絵本の中の空間のようなステキなお店ですね。開業まもないあわただしい時期に取材受けていただいて、ありがとうございます。なんだかお店に入った瞬間、こちらまでワクワクしちゃいます。
丹治さん:ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。
──早速ですが、お店を持つきっかけになったことを教えていただけますか?
昨年の8月頃ですかね…妻から「昔から絵本のお店をやりたいと思っていた」という思いを聞きました。私は過去に一度転職をした事があって、その時に彼女が背中を押して応援してくれた事があったんです。なので、今回は自分が彼女の夢を応援したいと思いました。そこで、夫婦で一緒にお店を開く事しました。
──ご夫婦でお店をやるにあたって、お店のコンセプトはどのように決めていきましたか?
丹治さん:もともと、妻が絵本が好きだったので、絵本を取り入れたお店をやる事は決まっていました。それから、夫婦の共通の好きなものとしてコーヒーがあったので、カフェも兼業することにしました。私たちの好きなものの掛け合わせで、コンセプトを決めていきました。
──お店は、どのような方に利用していただきたいですか?
丹治さん:我が家と同じように小さな子供がいるご家族や、子連れのママに気兼ねなく利用していただきたいですね。
──素敵ですね。小さなお子様歓迎のカフェやお店は少ないですものね。
丹治さん:そうですね。妻も子育てをしながら、なかなか子供と気兼ねなく入れる場所が少ないという思いをしてきました。喫茶店やカフェは静かに過ごされたい方も多いので、お店の了承を得たり、周りに配慮する…そんな経験もありました。
だからこそ、子供もお母さんと一緒に楽しく絵本を読みながら笑い合ったり、感動できる空間を作りたいと思いました。子供もお母さんも笑顔で過ごせる居場所があるだけで、素敵だと思いませんか?
来店する家族・子供・ママの笑顔があふれるお店作りを目指して
──よかったら、小さなお子様連れの家族が訪れやすいような工夫を教えていただけますか?
丹治さん:そうですね。ちょっと開業準備中で整理ができてないところもありますが、まずは、入り口からご紹介していきます。
お店の入り口はベビーカー・バギー・車いすの方でも利用がスムーズにできるように、スライド式で幅にも余裕を持たせました。また、段差もなくバリアフリーの作りになっているので、入りやすいアプローチになっていると思います。
また、お手洗いの横になりますが、授乳室も設けています。これから用意しますが、店内スペースの一部は畳にして、ゆっくりと時間を過ごしてもらえるようにしています。
それから、椅子!
この椅子は、妻が幼少期に作っていたものですが、今度はお客様に使っていただけたらと思い、お店に持ってきました。このほかにも、小さな子供用の椅子や、歩き始めた子供がつかまり立ちできるような低い棚なども用意しています。
子供たちが過ごしやすい環境を作ることで、お母さんたちがゆっくりと安心して過ごせるような空間づくりを心がけています。
──お話を伺っているだけで…もうお店を開業された後の様子がイメージできますね。店内の配色などもあたたかみがあって、とても素敵です。内装の施工などはどうしていますか?
丹治さん:実は、妻のお父さんが建築士で、このお店もお父さんが手掛けてくれました。
身近なところに専門家がいるのは、本当にありがたいことで、絵本の物販エリアとカフェの空間は一応仕切られているのですが、段差はありません。とことん、こだわって居心地のいい空間づくりを心掛けています。
──身近なところに専門家がいると、施工などイメージの共有もスムーズですね。洗練された空間でステキです。
お店づくりをしながら一番苦労したのは、このお店を開業して喜んでくれる人がいそうな場所(物件)探し
──どうして、この場所に「ちぇすなっと」を開業しようと思いましたか?
丹治さん:実は、物件探しに一番苦戦しました。
「子供連れのお母さんのために…」というコンセプトは決まっていましたから、そのコンセプトにあう物件を探したいと思っていました。
だからこそ、客層にあった地域かどうか?など、土地勘がない場所だとなかなか探すのが大変でした。
この物件は、子供が多少走り回ってもいいような十分な広さ、近くに公園や保育園があること、周りが住宅街なので親子連れが多い事などが決め手になっています。
このあたりは住宅街なので、赤ちゃんや子供を連れて気軽に行けるようなカフェなどのお店も少ないです。実際に開業準備をしていく中で、通りかかった方から「子供を連れてきても良いのですか?」というお声や、「近くにカフェができてうれしい」という声もいただいています。
──お声かけいただいた方にオープン後、来店していただけたらうれしいですね!
店名も飲食メニューの構成も日常の中に答えがあった
──店名の「ちぇすなっと」かわいらしい響きですが、どういった意味を持っているのでしょうか?
丹治さん:実は…特に意味はありません(笑)
お店の名前をどうしようかな…と悩んでいたときに、うちの子供が栗をむしゃむしゃ食べてて…。その時になんとなく、英語で「栗」と調べたら「チェスナット」だとわかった。子供が「ちぇすなっと」と発音するとすごくかわいくて、いいんじゃないかと思い、店名に採用しました。
──丹治さんご夫妻はカフェを開業するのは初めてですが、コーヒーの淹れ方などはどこで学びましたか?
丹治さん:独学です。
珈琲豆を販売しているところが近所にあって、その店主の方に相談したのですが
「教室に通うよりも、自分の淹れ方で自分がおいしいというものをお店では提供したほうがいい。その方が自信をもってお客様に提供できるでしょ?」とアドバイスをもらって「たしかに!」と納得しました。
それで、私たちの美味しいをお客様と一緒に分かち合えたらと思っています。
──お客様と一緒に美味しさを分かち合うというのも良いですね。
店内備品は、ほとんどがスーパーデリバリー
──店内備品に、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を利用いただき、ありがとうございます。
丹治さん:店内の備品は、ほとんどスーパーデリバリーを利用しています。購入された絵本を入れるための手提げバッグ、コーヒー器具、コーヒーフィルター、子供用の椅子やマグカップなども…スーパーデリバリーを通じてそろえたものです。
──スーパーデリバリーを使ってみての感想を教えていただけますか?
丹治さん:お店を持つことがはじめてだったので、最初どうやって備品をそろえようか悩んでいました。そんな中、ひとつのサイトでほしいものがだいたいそろうので、とても重宝しています。
開業前だと口座開設や取り引きが直接できないところもありますからね…。これからも店内の彩りとして、備品などいろいろ活用させていただきます。
──それはうれしいです。3月12日「ちぇすなっと」オープンまであと少しですね。本日はありがとうございます!
古絵本とカフェのお店 ちぇすなっと
[営業時間]10:30-18:30
[定休日]月・火*祝日はOPENします。
[住所]〒561-0883 大阪府豊中市岡町南1-6-13 ダイヤコート豊中101
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