新潟県にあるスイーツショップ「sweets ESCALIER(スイーツエスカリエ)」。2014年に創業して以来、こだわりの焼き菓子やケーキ、チョコレートなどさまざまなスイーツを販売しています。

今回はオーナーパティシエである金子智巳さんが、2015年から新たな取り組みとして製造を開始したカカオ豆からこだわってつくられたチョコレート「Bean to Bar(ビーントゥバー)」チョコレート2種類を取り寄せてみました。

カカオ豆からチョコレートをつくることに興味を持ち始め、カカオ本来の素材をよく知り、活かしたいという気持ちでひたすらカカオと向き合ってきたパティシエがつくる魅力的なチョコレート。味はもちろんのこと、数々のチョコレートの賞を受賞するなど、世界中の一流シェフからも評価されている商品です。ぜひ、チェックしてみてください。

「Bean to Bar(ビーントゥバー)」とは?

「Bean to Bar(ビーントゥバー)」とは、カカオ豆(Bean)から板チョコレート(Bar)になるまでのすべての工程、カカオ豆の選別・焙煎・摩砕(まさい)・調合・成形を一貫してショコラティエが行い、製造されるチョコレートのことです。

これまで、カカオ豆からチョコレートをつくる「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という製法は日本では珍しく、ショコラティエやパティシエは、大手菓子メーカーなどからカカオ豆を焙煎して形状された板チョコレートを仕入れ、そこからチョコレートやケーキなどの製品にしていくことが一般的でした。

ヨーロッパの老舗洋菓子店では昔から「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という製法を用いていましたが、2008年頃に改めて注目されることに。そのきっかけになったのは、ニューヨークのブルックリンで大ヒットしたBean to Barのお店「マスト・ブラザーズ・チョコレート」です。おしゃれなパッケージと素材にこだわってすべて手づくりされたチョコレートは、多くの方から支持されていました。そのブームの波が日本に伝わり、カカオ豆を個人で仕入れ、焙煎して手づくりする人たちが増え始め、専門店ができるほど注目されるようになりました。

アニマルが描かれたパッケージが美しい「sweets ESCALIER(スイーツエスカリエ)」の「Bean to Bar」チョコレート2種類を試食してみました

ダイナミックなアニマルが描かれたパッケージが美しい、「Bean to Bar」チョコレート2種類を食べてみました。

ベリーズミルク60%|Bean to Bar (ビーントゥバー)

[紹介商品]Bean To Bar (ビーントゥバーチョコレート)ベリーズミルク60%

フルーティーなベリーズ産のカカオ豆を使ったチョコレート。シンプルな原材料で作られていますが、しっかりとしたカカオ豆の風味、ほんのりとした酸味とミルクの味わいが楽しめます。

■原材料:カカオ豆、きび砂糖、粉乳、カカオバター【成分表100gあたり】熱量615kcal たんぱく質10.2g 脂質45.6g 炭水化物41.5g 食塩相当量0.2g(推定値)■内容量:60g■サイズ:6.5cm×13.5cm×0.4cm■賞味期限:3ヵ月以上■保存方法:開封後は冷蔵庫での保存をお願いします。冷暗所で保存18℃〜25℃■パッケージ:個包装■商品札:無し

チョコレートには、食べるのがもったいないと感じてしまうほど繊細で美しいデザインがされていました。パティシエがこだわって作ったチョコレートというのが、見た目からも伝わってきます。※チョコレートの模様、パッケージの柄はランダムになります。

チョコレートの厚みは一般的なチョコレートよりもやや薄く、食べやすい仕上がりに。素材の良さが生かされたチョコレートになっていました。

ベリーズ70%|Bean to Bar (ビーントゥバー)

[紹介商品]Bean To Bar(ビーントゥバーチョコレート) ベリーズ70%

先ほどご紹介したものよりも、カカオ豆の含有量が多いダークチョコレート。ダイナミックなパッケージのイラストが目を惹きます。

パッケージのイラストはすべてシェフの手書きでつくられており、「Academy of Chocolate(アカデミー・オブ・チョコレート)」という世界中のシェフ、パティシエ、食品の専門家が審査する賞では金賞を受賞しています。

■原材料:カカオ豆、きび砂糖、カカオバター【【成分表100gあたり】熱量676kcal たんぱく質8.6g 脂質48.4g 炭水化物51.2g 食塩相当量0g(推定値)■内容量:60g■サイズ:6.5cm×13.5cm×0.4cm■賞味期限:3ヵ月以上■保存方法:開封後は冷蔵庫での保存をお願いします。冷暗所で保存18℃〜25℃■パッケージ:個包装■商品札:無し

こちらも原材料はいたってシンプル。チョコレートのデザインも美しく描かれていました。ほど良いダークチョコレートの苦みと、フルーティーな酸味が感じられるチョコレートです。※チョコレートの模様、パッケージの柄はランダムになります。

食べやすい厚みで、厳選されたカカオ豆の風味をしっかりと感じることができる、甘さ控えめなダークチョコレートです。

パティシエが丁寧につくる美味しいチョコレート「Bean to Bar(ビーントゥバー)」を提案しませんか?

今回は、スイーツショップ「sweets ESCALIER(スイーツエスカリエ)」が手掛ける「Bean to Bar(ビーントゥバー)」チョコレート2種類をご紹介しました。

オーナーパティシエが厳選したカカオ豆からチョコレートをつくることにこだわり、たくさんの人たちに美味しいチョコレートを届けるため、日々カカオ豆と向き合ってきたからこそつくることができた「Bean to Bar(ビーントゥバー)」。パッケージからチョコレートをつくる工程のすべてが手づくりの魅力的なチョコレートです。

「sweets ESCALIER(スイーツエスカリエ)」では、ご紹介した「Bean to Bar(ビーントゥバー)」以外にも、数多くのチョコレートを手掛けています。パティシエが丁寧につくる美味しいチョコレートを、ぜひ店頭でも提案してみてはいかがでしょうか?