北欧エストニア発のビーガン・オーガニックなチョコレート「ROOSIKU ORGANIC CHOCOLATE(ローシクオーガニックチョコレート)」。見た目もスタイリッシュで気になりますが、20年以上のキャリアを持つ料理人がビーガンの家族・子供たちのために素材を吟味し作ったチョコレートブランドです。

ローシクチョコレートの「ロー(RAW)」は「生の」という意味。製造過程で一度も42度以上にしないよう徹底管理しています。温度管理を徹底しローチョコレートにすることで体によい成分を残すことができます。今回は出展企業「トレテス」が扱う「ROOSIKU ORGANIC CHOCOLATE(ローシクオーガニックチョコレート)」を取り寄せて、その魅力を探ってみました。

ROOSIKU ORGANIC CHOCOLATE(ローシクオーガニックチョコレート)とは?

ROOSIKU ORGANIC CHOCOLATE(ローシクオーガニックチョコレート)」は、バルト海に接した北欧の国エストニア発のチョコレートです。環境への配慮をポリシーにしながら、こだわりの材料やこだわりの製造方法で作られています。

ローシクチョコレートファクトリーのチョコレート職人アイヴォさんが来日された際に取材した様子を動画でご紹介しています。ビーガンチョコレートが生まれた背景やものづくりへの想いを聞いています。ぜひご覧ください。

42℃以下に徹底管理した究極のローチョコレート「ローシクオーガニックチョコレート」(取扱企業:トレテス)

ペルー原産の希少なカカオだけを使用、栄養を逃さない温度管理で作られた「ローチョコレート」

こだわりの一つは原材料。カカオはペルー原産のオーガニックカカオだけを使用しており、カカオ以外の原材料もすべて有機原料を使っています。EUの厳しい基準を満たしたEUオーガニックも取得しています。

製造方法にもこだわり、42℃以下に温度管理して製造したローチョコレートです。生のカカオの栄養価を損なわないよう徹底的な温度管理をしています。時間をじっくりとかけ、石臼で原料を混ぜ合わせる伝統的なハンドクラフト製造で丁寧に練り上げることで、なめらかさと口どけの良さにつながっています。また、白砂糖を使わずに有機ココナッツパームシュガーを使用しており、まろやかな甘みが広がります。

動物性由来の素材不使用、製造する工場も「完全ビーガン」

ローシクオーガニックチョコレートは、ビーガン(ヴィーガン)チョコレートでもあり、動物性原料を一切使用していません。乳化剤を一切使用せず、乳アレルギーの方でも食べることができ、乳製品を使わずナッツ類を使用することでなめらかな食感を生み出しています。さらに、動物性原料を一度も使用したことがないビーガン対応工場でのみ製造しているため、完全ビーガンなチョコレートとも言えます。

環境配慮を大切にするエストニアの家族が製造

ローシクチョコレートファクトリーは、ロゴのモチーフになっているように廃校になった学校を改装して工場にし、チョコレートやアイスクリームを製造しています。1811年に建てられた学校が2008年で廃校となり放置されていましたが、エストニアのチョコレート職人であるアイヴォさんがこの由緒ある建物に出会い、家族とともにこのチョコレートファクトリーを作りました。

使用しているベリーは、エストニア原産の自生種(ワイルド)を使用しており、工場を近隣の人たちに憩いの場として提供するなど、環境を大切にし、エシカルなファクトリーでもあります。

素材原料から製造までこだわった7種類のチョコレート

実際の商品を開けてみていきます。
手のひらサイズのチョコレートで、内容量は37g、パッケージは紙製で縦約11.5cm×横約8.2cmです。

裏側のフタ部分にはファクトリーのロゴが描かれ、開くとチョコレートのフレーバーそれぞれの説明が書かれています。裏側本体部分には、ヴィーガンのマークもついています。裏側のパッケージを広げると今度はローシクオーガニックチョコレートの説明が英語と日本語で書かれています。

フタを開けてチョコレートを取り出してみると、透明のフィルムにパックされた板チョコレート1枚が入っています。4つに割れるように割れ目が刻まれており、1つ分は数口サイズの量です。

シンプルに一方向に割れ目が付いており、簡単にきれいに割ることができました。

次は7種類の各フレーバーについてご紹介していきます。

ローシクオーガニックチョコレート「HI CACAO(ハイカカオ)」

まずはカカオ率77%の「HI CACAO(ハイカカオ)」です。オーガニックカカオ・クリオロを主に使用し、7種類のなかでもっとも高いカカオ率のフレーバーです。高カカオチョコレートとは思えない驚きのくちどけが特徴で、カカオの風味をダイレクトに味わいたい人におすすめです。

原材料には、有機カカオバター、有機カカオパウダー、有機ココナッツパームシュガー、有機ヘーゼルナッツ、有機バニラを使用しています。

ローシクオーガニックチョコレート「MILD(マイルド)」

つづいては、エストニアで一番人気の「MILD(マイルド)」。カカオ率50%のマイルドタイプで、乳製品不使用とは思えない食べやすさが特徴です。乳製品を使用していないので、乳アレルギーの方にもおすすめです。

原材料には、有機カカオバター、有機ココナッツパームシュガー、有機カシューナッツ、有機カカオパウダー、有機バニラを使用しています。

ローシクオーガニックチョコレート「COFFEE(コーヒー)」

つづいては、「COFFEE(コーヒー)」フレーバーです。有機コーヒーをブレンドしたフレーバータイプで、苦みが少なく優しい口当たりのチョコレートです。カカオ率は46%となっています。

原材料には、有機カカオバター、有機ココナッツパームシュガー、有機カシューナッツ、有機カカオパウダー、有機コーヒー豆、有機バニラを使用しています。

ローシクオーガニックチョコレート「BLUEBERRY(ブルーベリー)」

マイルドに続いてエストニアで人気ナンバー2の「BLUEBERRY(ブルーベリー)」フレーバーは青色のパッケージが印象的です。カカオ率は42%。上品な果実の味わいが食べた後にも余韻を残します。他のチョコレートとは一線を画す、幸福度の高い後味を堪能できます。

原材料には、有機カカオバター、有機ココナッツパームシュガー、有機カシューナッツ、有機ブルーベリー、有機カカオパウダー、有機バニラを使用しています。

ローシクオーガニックチョコレート「STRAWBERRY(ストロベリー)」

鮮やかなピンク色がかわいい「STRAWBERRY(ストロベリー)」は、有機ストロベリーをブレンドしたフレーバータイプです。さわやかな酸味と甘さが絶妙なバランスです。カカオ率は42%となっています。

原材料には、有機カカオバター、有機ココナッツパームシュガー、有機カシューナッツ、有機ストロベリー、有機カカオパウダー、有機バニラを使用しています。

ローシクオーガニックチョコレート「SPICES(スパイス)」

つづいて紹介するのは、スパイスの香りが大人な印象の「SPICES(スパイス)」です。5種類のオーガニックスパイスをオリジナルブレンドしたフレーバータイプで、ワインやウイスキーなどにも相性のよいチョコレートです。シナモン、ジンジャー、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーに、パッケージの色からも想像するオレンジのオイルが混ぜ込まれています。カカオ率は55%と高めで、カカオの風味とスパイシーな風味を楽しむことができます。

原材料には、有機カカオバター、有機ココナッツパームシュガー、有機カカオパウダー、有機カシューナッツ、有機シナモン、有機ジンジャー、有機カルダモン、有機クローブ、有機ブラックペッパー、有機オレンジオイル、有機バニラを使用しています。

ローシクオーガニックチョコレート 「抹茶」

新フレーバーに「抹茶」が追加されました。日本に来たことが無かったローシクチョコレートファクトリーのアイヴォさんが何度も試作を繰り返して作ったのが最新作の抹茶です。

海外のチョコレート職人による和のフレーバーをビーガンチョコレートに採用した新フレーバーです。

見た目にもスタイリッシュで、数々のこだわりポイントから作り出されるチョコレートは、この冬ぜひ店頭に並べていただき、味わってみていただきたい商品です。

トレテス

ローシクオーガニックチョコレートを取り扱っている出展企業「トレテス」では、このほかにも「美味しい・愉しい・嬉しい」をテーマに、有機原料を中心として合成添加物や化学調味料に頼らない食品や雑貨を製造・販売しています。エシカル、サスティナブルな商品をお探しの方はぜひチェックしてみてください。