商品発送時のひと手間でお店の印象が変わる！心づかいがステキなお店の梱包発送アイデア

普段、お買い物をする中で、インターネット通販を利用時や、お店でのお買い物などでは商品を持ちきれず商品配送をお願いし、自宅で配送商品を受け取ることはありませんか？

商品を自宅で受け取ると、届く商品の中身は違うとはいえ、同じ段ボールで届きます。その際、梱包を開いた時のお客様が受ける印象はいろいろ。思いのほか、商品が届いた瞬間から、お客様はお店の対応の印象を感じているものです。

その中には、配送業者さんから商品を受け取り、梱包を開いた時に「心づかいが優しくてステキだなぁ…」「自分が商品を送る時も真似したいな…」と、自分の事に振り返り学ぶことがよくあります。

そんな、私自身の配送商品の受け取りの実体験エピソードを元に、今回は、商品発送時のほんの少しのひと手間で「あら…このお店の〇〇さん、いつも気づかいがステキね！」ときっと…思っていただける…そんな商品配送準備時にできるアイデアをまとめてみました。

どれも、ほんの少しのひと手間でできますので、よろしければ、日常の商品発送の際の参考にしてみてくださいね。

1 「あら…箱がスムーズに開く！」段ボールに貼る梱包テープの端はループにしておこう
2 段ボール開封時に「あら…ステキ！」と印象が上がる！梱包時の最後の「たった1枚の薄葉紙」の色を変えてみよう。
3 気心知れたお店の人の対応で…「お洋服のタグは、取り外して封筒別入れ」がうれしかった！
4 「ありがとう」は見えるカタチで伝えよう！心あたたまるメッセージカードをそえよう！
5 まとめ
6 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！

「あら…箱がスムーズに開く！」段ボールに貼る梱包テープの端はループにしておこう

梱包は、荷物が出ないように梱包テープもしっかりが基本。ただ…あまりにしっかり梱包しすぎて、届いた後ハサミを使ったり、あるいは、自力で強引に開けたり、という方もいらっしゃるかと思います（苦笑）

近年は、段ボールそのものがべりべりっと開封がスムーズにできるように加工されているものや、段ボールの両端に梱包テープをはがしやすくするために、くぼみがあるものもありますが…なかなか導入コストが見合わないお店や会社も多いのではないでしょうか？

そこで、梱包テープの端を長めにカットして、ループ状に折り返しておくと、お客様の段ボールを梱包するときのあたふたが一気に解消されます！例えば、ネイルケアをされている女性は指先や爪のひっかかりの心配もないですし、小さなお子様がいらっしゃる家庭ではハサミを出すことなく…スムーズに開けられます。

「え…こんな小さなこと…？」と思うかもしれませんが、お客様目線で私が実感した地味にうれしいひと手間ですのでやってみてください。

段ボール開封時に「あら…ステキ！」と印象が上がる！梱包時の最後の「たった1枚の薄葉紙」の色を変えてみよう。

商品を購入して段ボールが到着すると、緩衝材でいっぱいの状況になんだか「商品が配送されてきた…」という実感を認識することが否めないことも…しばしば。

たしかに、無事商品を届けることも大切ですが、お買い物は「商品がお客様の手元に届いて、商品を実感するまで」続きます。そのため、段ボールを開いたときの第一印象は大切だと思います。

そこで、商品の基本の緩衝材にはエアパッキンや新聞紙など通常のものを利用し、最後の1枚だけ、上にかける薄葉紙を変えてみましょう。梱包時に利用する薄葉紙は、基本的に白ですが、薄葉紙も近年カラーバリエーションが豊富に増えているので、季節に合わせて色を変えてみたり、お店のコンセプトカラーにすると、梱包を開いた際の直感的な見た目の印象がぐっと華やぎます。

[関連商品]薄葉紙

気心知れたお店の人の対応で…「お洋服のタグは、取り外して封筒別入れ」がうれしかった！

お客様の状況や性格次第では「お洋服のタグは、取り外して封筒に別に入れておく」のもうれしいひと手間。

お客様の中に、こんな方はいらっしゃいませんか？例えば、小さなお子さんがいらっしゃって荷物を受け取ったあと、ハサミなどの刃物はなるべく出したくないお客様。それから、タグすらも切り離すのがめんどくさいというお客様。もしくは、届いたお洋服はそのまま着たいタグ取るのをすっかり忘れちゃって…というせっかちエピソードのお客様…。

お店でのお客様との歓談の中に、ふとした時の心づかいで喜ばれるヒントがあります。