
防災食と聞くと、かつては乾パンやシンプルな缶詰を思い浮かべる方が多かったかもしれません。しかし、今では常温で長期間保存でき、しかも「美味しい」と感じられる食品が続々と登場しています。これらは非常時の備えとして心強いだけでなく、忙しい日常やアウトドアでも大活躍。今回は、防災にも日常にも彩りを添える、おすすめの長期保存食品をセレクトしてご紹介します。さっそく、美味しさと実用性を兼ね備えたアイテムをチェックしてみましょう!
目次
変わりゆく日常の防災対策に合わせたセレクト
近年、防災食は単なる「非常時の備え」から、日常でも楽しめる「美味しい食事」へと進化を遂げています。イザメシ、アイリスオーヤマ、永谷園、横浜ハイカラ、缶つま、CAN BRICKの商品は、災害時の安心感を提供するだけでなく、普段の食事やアウトドアシーンでも気軽に活用できる優れものです。常温で3~8年の長期保存が可能で、調理の手軽さや豊富なメニューが特徴です。今回は、これら6ブランドから特におすすめの商品をセレクトしてご紹介します。どの商品も、防災バッグに入れておくのはもちろん、忙しい日の食事やキャンプにもぴったりです。
IZAMESHI(イザメシ)シリーズ
イザメシは、美味しさと実用性を追求した防災食シリーズで、単身者から家族まで幅広いニーズに対応します。代表的なセットには、LIFE IZAMESHI REGULAR(単身者向け、9種類の主食、3種類のおかず、2種類のスイーツ)、DAILY IZAMESHI(1人3日分、7種類のご飯、9種類のおかず、3種類のパン、2種類のスイーツ、計21品目)、HOME IZAMESHI(家族向け、主食・おかず・スイーツのバランス型)があり、常温で約3年の保存が可能です。ボックスは収納しやすく、賞味期限管理用の欄があるため、ローリングストックに適しています。
主な調理方法:アルファ化米のご飯は水(60分)またはお湯(15分)で調理可能。おかずやスイーツ、パンは開封後すぐに食べられるものが多く、手間が少ないのが特徴です。
おすすめポイント:豊富なメニューで災害時でも飽きずに食事が楽しめ、普段の食事にも遜色ない味わいが魅力。コンパクトなパッケージは一人暮らしから家庭まで対応し、アウトドアにもおすすめです。
活用シーン:一人暮らしやオフィスの防災備蓄、家族でのキャンプ、忙しい日のランチや夕食に。
[紹介ブランド]IZAMESHI(イザメシ)
アイリスオーヤマ 防災備蓄食品
アイリスオーヤマの防災備蓄食品は、日常の使いやすさと防災時の信頼性を両立したラインナップが魅力です。アルファ化米のご飯、レトルトカレー、野菜スープ、長期保存可能な飲料水など、幅広いニーズに対応。保存期間は約5年で、コンパクトなパッケージは家庭やオフィスでの収納に便利です。 調理方法:アルファ化米は水またはお湯を注ぐだけで調理可能。レトルト食品は温め不要でそのまま食べられるものが多く、飲料水は開封後すぐに利用できます。
主な調理方法:アルファ化米は水またはお湯を注ぐだけで調理可能。レトルト食品は温め不要でそのまま食べられるものが多く、飲料水は開封後すぐに利用できます。
おすすめポイント:味と栄養バランスに優れ、災害時でも普段の食事のような満足感を提供。子どもや高齢者にも食べやすいメニューが豊富で、家族全員で安心して利用できる点がおすすめです。
活用シーン:家庭での防災備蓄、キャンプや旅行時の携帯食、忙しい日の簡単な食事に。
[関連商品]アイリスオーヤマ(備蓄をテーマにした食品)
永谷園 防災備蓄食品
永谷園の防災備蓄食品は、長期保存と親しみやすい味わいが特徴です。業務用災害備蓄用フリーズドライごはん(わかめ味、カレー味、ピラフ味、梅しそ味、保存期間8年、国産米使用)とA-Labelあたためなくてもおいしいカレー(中辛・甘口、保存期間5年)が代表商品。大手通販サイトのレビューでも「味がしっかりしていて美味しい」「非常時でも満足感がある」といった高評価をたくさん得ています。
主な調理方法:フリーズドライごはんは水(60分)またはお湯(15分)で調理。カレーは袋を開けてそのまま食べられるため、調理環境がない場面でも利用可能。
おすすめポイント:8年保存可能なごはんは災害時に頼りになり、加熱不要のカレーは手軽さが魅力。親しみやすい味は子どもから大人まで楽しめる点がおすすめです。
活用シーン:企業や家庭の防災備蓄、キャンプや登山での軽食、忙しい日の簡単な食事に。
[関連ブランド]永谷園
横浜ハイカラ 缶スイーツ
横浜ハイカラの缶スイーツは、防災食としての長期保存性とスイーツの楽しさを両立。カンパン、羊羹、チョコレートケーキなど、甘いものが好きな方にぴったりのラインナップで、常温で約3~5年の保存が可能。コンパクトな缶は携帯性に優れています。
主な調理方法:開封後すぐに食べられるため、調理の手間が不要。災害時でも手軽に甘いひとときを楽しめます。
おすすめポイント:災害時のストレス軽減に役立つスイーツは、子どもや甘いものが好きな方に特に喜ばれます。特に、羊羹やケーキは満足感のある味わいがおすすめです。
活用シーン:防災備蓄、子どものおやつ、アウトドアでのデザート、忙しい日の軽い間食に。
[紹介ブランド]横浜ハイカラ
缶つま K&K(国分首都圏)
缶つま(K&Kシリーズ)は、厳密には防災食ではないものの、常温で約3年の保存が可能な高級缶詰として防災備蓄にも適しています。厚切りベーコンのブラックペッパー味や赤城山麓豚角煮など、プレミアムな味わいが特徴。大手通販サイトのレビューでも「酒のつまみに最高」といった高評価をたくさん得ています。商品によっては、災害時にはフリーズドライのご飯と合わせてちょっと贅沢なおかずとして心を満たしてくれることでしょう。
主な調理方法:開封後すぐに食べられるため、調理不要。災害時でも贅沢な一品を楽しめます。
おすすめポイント:普段の食事やお酒のお供として楽しめるリッチな味わいが、災害時の気分転換にもおすすめ。コンパクトな缶はアウトドアにもおすすめです。
活用シーン:防災備蓄のアクセント、キャンプやバーベキューでのおつまみ、忙しい日の簡単なご馳走に。
[関連ブランド]缶つま(国分首都圏)
CAN BRICK
CAN BRICKは、缶詰の利便性とデザイン性を兼ね備えた商品で、防災備蓄にも日常のストックにも適しています。肉料理や魚介類の缶詰、野菜の煮込みなど、多様なメニューが揃い、常温で約3~5年の保存が可能。パッケージはコンパクトで、収納や持ち運びに便利です。
主な調理方法:ほとんどの商品は開封後すぐに食べられるか、簡単な加熱で調理可能。災害時でも手軽に本格的な味わいを楽しめます。
おすすめポイント:普段の食事にも使える汎用性の高さが魅力。災害時でも満足感のある食事ができ、デザイン性の高い缶はギフトにもおすすめです。
活用シーン:家庭やオフィスの防災備蓄、キャンプやピクニックでの食事、忙しい日の簡単な一品に。
美味しさと保存の両方を兼ね備えた防災・備蓄食品の魅力
イザメシ、アイリスオーヤマ、永谷園、横浜ハイカラ、缶つま、CAN BRICKの商品は、美味しさと長期保存性を両立している点が最大の魅力です。イザメシの豊富なセットメニュー、アイリスオーヤマの栄養バランス、永谷園の親しみやすい味、横浜ハイカラのスイーツ、缶つまやCAN BRICKのプレミアムな味わいは、災害時の安心感だけでなく、日常の食事やアウトドアでの楽しみを提供します。調理の手軽さと常温での3~8年の保存性により、ローリングストックを実践することで食品の無駄を減らし、常に新しい備蓄を維持できることでしょう。
防災・備蓄食品は確かに日常の備えも大切ですが、管理をしながら続けるということも大切です。
そのため、美味しく続けられる防災備蓄を取り入れることで、食品を無駄にせず、いざという時も、いつものちょっとした時も、生活がより豊かに変わっていきます。ぜひこの機会に、美味しくて便利な防災食をセレクトして、日常と防災の両方を充実させてみませんか?


























