物価高騰や消費低迷など、厳しい販売環境が続く中、売上アップに頭を悩ませているアパレル・雑貨店の店主、販売員の方も多いのではないでしょうか。
「売上を回復させたい」「少しでも利益を上げたい」 そんな切実な悩みを解決するために、すぐに使えるPOP販促のアイデアを10個ご紹介します。これらのアイデアは、販促の基本に基づきつつ、最新のトレンドも反映してみました。ぜひ自店の状況に合わせて活用し、売上アップを実現してみましょう。
目次
- 1 在庫「残りわずか」を訴求して、人気アイテムを売り切る
- 2 説明入りPOPで目を引く雑貨を売る
- 3 「残り物には福来る」余ったらまとめて一目で分かるセール表示を
- 4 小さなアイテムはまとめてディスプレイして提案する
- 5 ブランドを訴求する宣伝POPも忘れずに
- 6 アイテムの使い方をPOPで解説
- 7 見て、読んで、納得のPOP表示
- 8 セールPOPは期限を提示しよう
- 9 機能素材の特性や生産背景を伝える
- 10 イメージ写真入りのPOPでアイキャッチ
- 11 お客さまの「そうそう、これが欲しかった!」を引き出す販促POPを提案しよう
- 12 店・事業所に居ながら、商品がそろう!あらゆる事業者のための卸・仕入れは「スーパーデリバリー」!
在庫「残りわずか」を訴求して、人気アイテムを売り切る
人気商品が残りわずかになると、売れ行きが鈍くなることがあります。しかし、すぐに値下げに頼るのではなく、販促POPを活用してみましょう。例えば、「人気商品!残りわずか!」「ラスト1点!お早めに!」と書いたPOPを商品付近に設置するだけで、顧客の購買意欲を刺激することができます。希少性をアピールすることで、プロパー価格での販売促進につなげましょう。

販促POPの例:「残りわずか!〇〇(商品名)」と記載。
[画像掲載企業]Bou Jeloud(ブージュルード)
説明入りPOPで目を引く雑貨を売る
服飾雑貨以外のアイテム、例えばかわいいせっけんや目新しいお菓子を仕入れてレジ横などで売ってみては? 持ち歩ける生はちみつを置き、POPに「生はちみつを持ち歩き!新感覚のヘルシー習慣〇〇円」と見出しを付けて説明文を添えると、興味を持つお客様が増える可能性があります。

販促POPの例:生はちみつの写真と「新感覚の生活習慣のすすめ」をテーマに吹き出しをつけたPOP
[商品掲載企業]MY HONEY
「残り物には福来る」余ったらまとめて一目で分かるセール表示を
商品がばらついてきたらセールコーナーへ。でもそのままじゃ売れません。大きめのPOPに同じ値段で売れそうなものを集めて「ALL980円」などと分かりやすく表示。価格が異なる場合は「ALL40%OFF」など一目で分かる表示を心掛けましょう。ラックや棚などエリアもはっきりさせると、お客様が見やすくなります。

販促POPの例:大きく「ALL980円!」と書き、その下にセール対象商品の写真をいくつか配置。
小さなアイテムはまとめてディスプレイして提案する
リングやチャームなどの小さいアイテムで安価なものは、平均価格(アベレージ)で価格を一律にして「ALL〇〇円」などの表示をしてアピールしましょう。プライスタグは付けないか、小さいタグにしてかわいらしくガラスの器などにディスプレイすると、手に取りやすくなります。

販促POPの例: ガラスの器にアクセサリーをまとめて入れ、「ALL300円!プチプライスアクセ」と記載。
ブランドを訴求する宣伝POPも忘れずに
会社やブランドの宣伝POPは意外と店内に置いていない場合が多いもの。でも、この店はどんなコンセプトのブランドを扱っているのかということは買物の際に気になるものです。小さなPOPやスタンドをさりげなく店内に(ディスプレイの一つのように)置いておくと意外と注意を引きます。

販促POPの例:ブランドロゴとコンセプトをシンプルにまとめたPOP
[画像掲載企業]Bou Jeloud(ブージュルード)
アイテムの使い方をPOPで解説
アクセサリーやベルト、スカーフなどの意外な使い方を、イラストや写真で説明するPOPを作成し、お客さまが手に取るように仕掛けます。「○○だけではなくて、こんなふうに○○に巻いて留めてもかわいい!」など、お客さまが思い付かないようなちょっとしたアイデアを提案しましょう。

販促POPの例:スカーフの使い方をイラストで複数紹介。「バッグに巻いても◎」「ヘアアレンジにも◎」
[画像掲載企業]志成販売
見て、読んで、納得のPOP表示
例えばエコバッグなどはちょっと見ただけでは普通のバッグに見えてしまいかねません。POPでエコバッグ(カラー展開なども一緒に)と表示しておけば、お客さまに「ああ、これはエコバッグなのね」と商品の趣旨を理解していただけます。見て、読んで、納得というわけです。

販促POPの例:エコバッグの写真と「小さく畳めるエコバッグ」という見出し、カラーバリエーションを記載。
[画像掲載企業]クレエ
セールPOPは期限を提示しよう
セールなどは「いつまでやっているのか?」というお客さまの疑問にお答えするために「○○まで」とか「本日最終日」などのパネルやPOPを設置し、期限をはっきりさせることで、お客さまの購買意欲を刺激することができます。しかし、いつもセールの店では効果がないことをお忘れなく。

販促POPの例:「期間限定SALE!〇〇まで!」
機能素材の特性や生産背景を伝える
機能素材やオーガニック素材、それらの生産背景などをPOPで紹介すると、お客さまの中にはじっくり見てくださる方もいます。最近の消費者は特にどのように商品ができているのか興味を持っています。それを見て店の商品を理解していただいて共感を得るのも重要な販売促進手法の一つです。

販促POPの例:オーガニックコットンのTシャツの写真と「環境にやさしいオーガニックコットン100%」
[商品掲載企業]ピープル
イメージ写真入りのPOPでアイキャッチ
商品をイメージに合ったシチュエーション(野外や実際に身に着けた写真など)で撮った写真をPOPに使って訴求してみましょう。現物と写真の相乗効果で、より商品に対する着用イメージがわきます。しかしイメージが合わないと逆効果になることもあるので作成の際は注意しましょう。

販促POPの例:モデルが商品を着こなしている写真と商品の価格、素材などを記載。
[画像掲載企業]アンナヴァン
お客さまの「そうそう、これが欲しかった!」を引き出す販促POPを提案しよう

アパレル・雑貨店の売上アップに役立つPOP販促のアイデアを紹介しました。売上向上のためには、顧客のニーズを的確に捉え、効果的な販促活動を行うことが重要です。今回ご紹介したアイデアを参考に、ぜひ自店に合った販促POPを作成し、売上アップを目指しましょう。
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