本日ご紹介する商品は、数多くの醸造元を訪ね歩き、より品質の高いワインを、よりリーズナブルな価格でお届けし続けているワイン専門商社「稲葉」のおすすめワイン4種です。
目次
株式会社稲葉について
昭和50年代、ワインがまだ日本に普及していなかった頃、株式会社稲葉はドイツワインの美味しさに魅了され、将来性を感じてワインの輸入を始めました。独自のワインを求めてドイツへ渡り、品質の高いワインを造り続ける情熱的な生産者と出会い、そして直輸入を開始しました。現在では、約1,000種類のワインをドイツ・フランスを中心に輸入し、各ワイン生産者との深い関係性を築いています。
ワインを通じて人と人を結ぶ熱い思いによって、稲葉はヨーロッパの醸造元へ年々足を運んでいます。ワインの品質を見守るため、生産者との絆を大切にし、毎年サンプルワインを厳選する社内試飲会を開催。品質の高さを最優先に、日本市場において受け入れられる価格と味を重要視し、バラエティに富む味わいのワインを提供しています。
(公式ホームページ:https://www.inaba-wine.co.jp/)
では早速、試飲してみましょう。
ドラゴン レセルバ【赤ワイン】
生産者名:ベルベラーナ
ヴィンテージ:2015年
色:赤
飲み口:ミディアムボディ
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ、メルロ、その他
アルコール度数:13.5%
国:スペイン
熟成:樽で22ヶ月、瓶で18ヶ月熟成
最初にご紹介するのは最新のワイナリーと醸造技術を持ち、リオハを始めとしたスペイン各地において、リーズナブルで高品質なスタンダードワインを造り出す「ベルベラーナ」が造る赤ワイン「ドラゴン レゼルバ」です。
醸造後に樽で22ヶ月、その後瓶で18ヶ月熟成させており、樽熟成の初めの9ヶ月はアメリカンオークの新樽、その後はボルドーの5年樽を使用しているこだわりのワインです。
色は濃いルビーレッドで、熟したベリー系の深い香りが漂います。滑らかで飲みやすいですが、後からしっかりと力強いタンニンが追いかけてきます。毎日飲んでも飽きが来ない、バランスの取れた味わいです。どんな食事にも合いそうなので、常に一本置いておきたいワインですね。
ポルタ モンティカーノ ロゼ エクストラ ドライ【ロゼ・スパークリング】
ポルタ モンティカーノ ロゼ エクストラ ドライ【ロゼ・スパークリング
生産者名:ザルデット
ヴィンテージ:ノン・ヴィンテージ
色:ロゼ
飲み口:辛口、スパークリング
葡萄品種:ラボーゾ ヴェロネーゼ
アルコール度数:11%
国:イタリア
2本目にご紹介するのはロゼスパークリングワインの「ポルタ モンティカーノ ロゼ エクストラ ドライ」です。
グラスに注ぐと、美しい淡いロゼカラーが目を引きます。きめ細かな泡立ちと、爽やかな香りが楽しめます。口に含んでみると、最初は白のキリッとしたフレッシュな味わいですが、後からロゼの甘さや風味が楽しめるエレガントなワインです。
魚料理やサラダ類のあっさりした食事と相性が良さそうです。また、飲み手の目を楽しませられる鮮やかさもあるので、パーティなどで重宝しそうですね。
プロセッコ エクストラ ドライ【スパークリングワイン】
生産者名:ザルデット
ヴィンテージ:ノン・ヴィンテージ
飲み口:辛口、スパークリング
葡萄品種:グレラ、他
アルコール度数:11%
国:イタリア
3本目に紹介するのは白のスパークリングワイン「プロセッコ エクストラ ドライ」です。
リンゴを感じさせるフルーティな香りですが、飲んでみるとしっかりとした果実味も残っています。とても飲みやすくて万人受けする癖のないスパークリングワインなので、どんな料理にも合いそうですし、誰に出しても美味しく飲んでもらえる一本だと思います。
ちなみにこのプロセッコ、人気漫画の「神の雫」でも取り上げられているそうです。
メッツォ ベルジュラック ルージュ【赤ワイン】
生産者名:シャトー デ ゼサール
ヴィンテージ:2020年
色:赤
飲み口:フルボディ
葡萄品種:メルロ80%、カベルネ フラン20%
アルコール度数:14.5%
国:フランス
熟成:タンクと樽各50%で10ヶ月
最後に紹介するのはしっかりフルボディが楽しめる赤ワイン「メッツォ ベルジュラック ルージュ」です。
注ぐと深みのあるガーネット色の液体が目を引き、樽の芳醇な香りが漂います。さすが10ヶ月も熟成させていると言った印象です。口に入れた瞬間は果実味たっぷりの甘みをマイルドな酸味を感じますが、しっかりとしたタンニンも余韻として残ります。
まろやかで飲みやすい赤ワインですがタンニンの力強さもありますので、肉料理などちょっと濃い目の料理と合わせると良さを最大限楽しめると思いますよ。
どれも個性豊かで食卓が楽しくなるワイン
今回は4種のワインを試飲しましたが、どれも個性豊かで食卓が楽しくなるワインです。ワインは自分の好みや食事のメニュー、場の雰囲気に応じて、さまざまな種類から選択できますので、ぜひTPOに合った一本をお選びくださいね。
(写真・文:染谷昌利)