長らく続いているコロナ禍で、ようやくこれまで通りの日常の楽しみが少しずつ戻りつつあるように感じるこの頃。

久しぶりにお友達や大切な人と、マスクを外して語らい合う時間などを楽しみ始めている人も多いことでしょう。日常生活も気をつけながら一歩ずつ着実に「暮らしの楽しみ」や「日常の華やぎ」のあるシーンを取り戻している気がします。

今回は、そんな2023年だからこそできる売り場づくりのヒントを探しに「東京堂」2023年秋冬展示会にお邪魔してみました。クリスマス、お正月はもちろん、ハロウィンや秋を感じる提案など秋冬シーズンの売り場づくりが楽しくなるような提案がたくさん広がっていました。

この機会にぜひチェックしてみてください。

2023年は上品で、きらびやかなクリスマスの提案をはじめよう

長らく「おうち時間を主体としたクリスマス」が続いていましたが、今年は外に出かけて少しずつクリスマスらしさを取り戻す提案がやってきたなと感じます。

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とはいえ、豪華というよりは厳かで、上品な印象のクリスマスが東京堂のおすすめ。

シャンパンゴールドに、シルバーと落ち着きのある光沢感。マットでクラシカルなドライフラワーのようなアンティークな質感の提案がとても上品で、華やぎとともに落ち着きの感じられるしっとりとした提案がとても印象的でした。

クリスマスのテーマは「eclat de Noel(エクラドノエル)」。

eclat de Noel(エクラドノエル)

ツリーを飾るオーナメントの輝きや、ゴールドのきらめきをまとった花々など…

クリスマスという特別な日は、少しだけこだわって華やかな雰囲気を演出しませんか?

入口に入るってすぐに、円形のポールに彩られた花々がお出迎え。フォトジェニックな演出に惹かれました。ポールも受注生産で承っているそうです。結婚式場やイベント会場、商業施設など季節の花を飾ってフォトスポットやウェルカムスペースなど印象的な空間演出に使えそうです。

今回はアーティフィシャルフラワーでの演出でしたが、バルーンやリボンなどを添えてかわいらしくするのもよいですし、パンパスを中心にしてナチュラルな雰囲気を演出するのも良いでしょう…。季節や印象に合わせてアレンジが広がる什器です。

深紅な花々とともに、アンティークのようなくすみがかった落ち着きのあるゴールドやシルバーのグリーンが特別な空間を演出。

対角線に彩られたアーティフィシャルフラワーのアレンジメントがとても美しくうっとりとしました。

クリスマスらしいボルドーのリボンやキャンドルがアンティークゴールドの器やホルダーとも相性がよく、上品にまとまっています。

ドライフラワーのような質感のアジサイ(ハイドレンジア)がアレンジメント全体の雰囲気をぐっと印象的に彩っています。

ドライフラワーのような雰囲気を感じる、絶妙な花々の儚さや色合いを演出しているアーティフィシャルフラワー(造花)。空間馴染みもよく、ハイエンドな場にも合います。

クリスマスの鈴の音が聞こえる提案

クリスマスといえば、ソリ、サンタ、トナカイ、えんとつのある家、クリスマスツリー。東京堂のクリスマス提案でもかわいいトナカイの置物が提案されていました。こちらすべて本物のはく製でもないのですが…結構リアルです(苦笑)そして軽い。ゆえに、耐荷重はないので、お子さまなどお客様などが乗ったりしないように提案時には気を付けてください。

多頭飼いしたくなるようなかわいらしさ…。空間全体に躍動感をもたらすことができるのがなんともいえない魅力です。

かわいらしいオーナメントや飾りがあるだけで、空間の印象が変わります。演出に遊び心を加えて提案してみませんか?

クリスマスのおうち時間も特別に…棚や壁に飾りたくなるような作品づくり

おうち時間もちょっと華やかに。壁に掛けたり棚置きしやすいイーゼルやフレームに注目です。

ミニブーケを作り、クラシカルなデザインのプレートに飾ったアレンジメント。

[関連商品]フレーム/プレート

こちらは、アンティークな鏡のプレートにアレンジメントを施し、「Merry Christmas」の文字を入れたもの。今回はクリスマスの提案ですが、ウェディングなどのウェルカムプレートのヒントにもなりそうです。

[掲載商品]シュタインミラートレイ #1 ホワイトゴールド

こちらは、オーバルの木製のプレートに沿うようにデザインし、クリスマスリースに見立てたデザインをプレートに飾ったもの。初心者の方でもすぐに作れそうなデザインでワークショップなどにもおすすめです。

お家の中に、ハンドメイドの作品が飾られてあるだけで、空間の温かみが増すような気がします。ここ数年ワークショップなどお客様と一緒に楽しむ機会が減ったという店舗や事業者の方も多いことでしょう。東京堂には、フラワーアレンジメントやディスプレイ小物などを作るのにぴったりなアイテムがたくさんそろっています。

クリスマスに向けて楽しみが広がるような提案もしていきたいですね。

クリスマスツリーやリース…2023年のトレンドは?

クリスマスといえば、やっぱりツリーやリースは欠かせない。今年も本物のような質感のクリスマスツリーやリース土台が沢山並んでいました。昨年よりもリースの提案が増えており、いよいよ、2023年はクリスマスのおもてなしが本格化する…と感じさせてくれます。

LEDなどキラキラした提案は街中にあふれているので、お店などおもてなしの空間は、落ち着きがあり、上品な提案をするのが2023年のおすすめです。

従来のリース土台に華やかに彩られるリースもおすすめですが、今年は円形のワイヤーに部分的にクリスマスらしいアレンジメントをつけた、クリスマスリースもおすすめです。空間馴染みもよく、おしゃれに彩ります。

ナチュラルな提案がお好きという方には、ベリーや実がほどよくついているスワッグタイプも提案されています。このまま飾っても良いですし、リボンやアレンジメントを足して、ボリューム感を出すのもおすすめです。

天井からつるすタイプの提案も人気。松かさやリボン、オーナメントを吊るすだけでクリスマスらしい提案になります。

こちらはガーランドタイプ。シンプルなものから、そのまま飾れそうな実などがついたタイプなど幅広く提案されていました。

東京堂には、クリスマスの提案には欠かせないアイテムがたくさんそろっているので、ぜひチェックしてみてください。

大切なひと時の提案だからこそ「ヤドリギ」に注目

2023年のクリスマスに東京堂が新たな提案のひとつとして加えた「ヤドリギ」。ヤドリギという言葉は聞いたことがあっても、なじみがない方は多いはず。

それもそのはず…ヤドリギ。実際に触ると粘着質が強く、ねばねばしているそうです…(苦笑)そのため、生花などで出まわることも少ないそうです。

「クリスマスにヤドリギの下でキスをすると幸せになる」なんて…言い伝えがありますが、それをリアルに街中で実現するのは結構大変な事なのだな…ということを知りました。

そんな、ヤドリギですが、アーティフィシャルフラワー(造花)であれば粘り着くこともありません!

東京堂のヤドリギは見ためは本物そのものですが、白い実とグリーンのバランスがとても良いので、アレンジメントにおすすめです。こちらはLEDキャンドルのまわりに、アレンジメントを施した例です。

こちらは、おもてなしのテーブルにヤドリギを取り入れた提案。リアルなヤドリギでは再現できない花冠などもウェディングなどのヘッドドレスの提案にもアリだなと思わせてくれます。

おもむろにフラワーベースに投げ生けてあるのも素敵です。

可憐な印象でこれもまた、新しいクリスマスの提案としておすすめです。クリスマスイブの誕生花は「ヤドリギ」。例年とはちょっと変わったスタイリッシュなクリスマスの提案のひとつとして取り入れてみるのも良いですね。

[掲載商品]ミスルトゥ(やどりぎ)

「秋」の訪れをもっと大切にしたい2023年

春は桜、秋は紅葉とはいえ、温暖化の影響もあり…秋を感じたと思ったら、あっという間に年末を迎えていた。春と秋が年々、一瞬に感じるようになり、季節の変わりめを感じることが少なくなっているように思います。

そんな日々が続くからこそ、先を見越した提案と、季節の訪れに喜びの感じられる演出が必要だと感じました。

発色のよいベリーが秋の彩りを盛り上げる

東京堂の今年の秋は「Berry Fully!!(ベリーフリー)」がテーマ。

その名の通り、今年は発色の良いベリーが豊富にそろっています。オレンジや赤などきれいな色合いの商品が多く、グリーンやドライフラワーのような質感のアーティフィシャルフラワー・グリーンとの相性もとてもよくおすすめです。

こっくりと色づく秋の印象をベリーが入ることでよりジューシーな雰囲気やたわわな印象が増します。

秋の恵みを彷彿とさせるアレンジメントに気分がおどります。

ブッダナッツを使ったアレンジメントにもベリー系のアーティフィシャルフラワーは相性抜群です。

ドライフラワーのようなマットな質感のアーティフィシャルフラワーとも相性がよく、トレンド感のある空間づくりにもぴったりです。

ロマンチック×アンティークなアーティフィシャルフラワーは春に続き人気

ロマンチック×アンティークで「Romantique(ロマンティーク)」。春のシックなカラー提案は秋冬シーズンも人気。ブリック、マスタードカラーが追加され、さらにシックで深みのある演出が加わりました。

[関連商品]ロマンティーク

ドライフラワーのような乾いた質感がおしゃれなアーティフィシャルフラワー。

アンティークゴールドのフラワーベースとも相性がよく、空間全体を上品でクラシカルな演出にぴったりです。

秋の立ち上げには「金木犀(きんもくせい)」

一昨年あたりから、フレグランス雑貨を中心に人気を集めている「金木犀(きんもくせい)」。例年7月後半あたりから店頭にならびはじめ、人気です。

アーティフィシャルフラワーでも今年は「金木犀」が登場。かなり本物に近いので、フレグランス雑貨と一緒に飾ってあったら、思わず引き寄せられそうです。

ピックタイプもあり、秋らしさを感じるテーブルフラワーとしてもおすすめです。

松かさなどと一緒に、秋の訪れを感じさせる売り場の提案に取り入れてみてはいかがでしょうか?

[掲載商品]金木犀(キンモクセイ)

ドライフラワーのような風合いがオシャレ

年間定番アイテムとして人気のパンパスは、アーティフィシャルフラワーでも人気です。ドライフラワーだとぽろぽろと落ちてしまいますが…アーティフィシャルフラワーはメンテナンスもらくちん。見ためはリアルなパンパスとそん色ないので、空間の特性に合わせて上手に取り入れてみましょう。

[掲載商品]パンパス(フェイクグリーン・アーティフィシャルグリーン)

晩夏初秋が旬のコスモス。花びらのひとつひとつまでこだわりがあり、自生しているように見えてしまう。色合いも幅広くそろっているので、おすすめです。

[関連商品]コスモス

くすみカラーとふんわりとした質感が秋冬シーズンのアレンジメントと相性抜群なスモークツリー。

[関連商品]スモークツリー

優れた名わき役として、すでにデザイナーさんから人気のグラミネラグラス。華奢なラインのグリーンがアレンジメントに入ることによって、アーティフィシャルフラワーがより、リアルな印象に昇華されます。

[掲載商品]グラミネラグラス

東京堂では、ラインのきれいな「グラス(グリーン・草)」が充実しているので、アレンジメントに上手に取り入れられると、フラワーアレンジメント全体の印象がぐっとおしゃれになります。

[掲載商品]グラス

もはや本物のドライフラワーにしか見えない商品も多く。東京堂の表現するアーティフィシャルフラワーはひとつひとつの植物への関心の高さと表現力のすごさを感じます。

[掲載シリーズ]マチュア

新たな年へ願いを込めて「お正月」

コロナ禍がひと段落といえど、毎年を紡ぐように大切に迎えたいと願う方も多いはず。2024年に向けたお正月飾りの提案をまとめてみました。

[関連商品]お正月

着物をなぞらえた色づかいが上品で素敵な「羽衣(はごろも)」

お正月飾りの中で、まず目に入ったのは「羽衣(はごろも)」というテーマ。

こちらは着物の中に表現されるような和のアクセントカラーをテーマにしたアーティフィシャルフラワーのシリーズ。着物をなぞらえた色づかいが、これまであったようで、新しさを感じます。優しく華やかな色合いは、インテリアフラワーとしてはもちろんのこと、着物とも相性が良いのでヘアアクセサリーとしてもおすすめです。

あえて、ムラのあるカラーや、陰影を表現したグラデーションが味わいとなり、花そのものの表情や奥行きが出るデザインが印象的なシリーズ。

輪郭を表現するために、花びらが部分的に黒ずんでいたり、中央に向かってグラデーションがかかった花びらになっています。

着物から出てきたような色彩と表現が、なんとも儚く美しいシリーズです。

空間全体のフラワーアレンジメントにも、奥行きと上品さがあり、和の空間はもちろん、エレガントな雰囲気の演出におすすめです。

フラワーアレンジメントだけでなく、着物に合わせてヘアアクセサリーなど小物づくりの素材としてもおすすめです。成人式や結婚式などのヘア提案もオシャレで上品な印象に仕上がります。

[掲載商品]羽衣

お正月を祝うなら「艶花(あでやか)」な提案もおさえておきたい

新たな年の幕開けとなるお正月は、やっぱり華やぎのある提案は欠かせないもの。2024年のお正月に向けた提案のひとつとして「艶花(あでやか)」というものがありました。

「艶花(あでやか)」艶やかなモーブとレッドは、ゴールドと合わせてさらに煌びやかに、趣きの異なるサテンとベルベッドは、作品に立体感を与えます。

ゴールドと深みのあるベルベット素材の赤い花がポイントとなり、小さなアレンジメントも目をひきました。

実際のお花にはない質感のお花でも、花びら一枚一枚がデザインがすばらしく、作品全体がとても上品で立体的な印象に仕上がっていました。今回は、お正月用の提案として提案されていましたが、ベルベットやサテン素材のお花は、スーツやドレスなどとも相性がよく、年末年始のパーティーやお呼ばれ、ウェディング用のヘッドドレスやブートニアとしての提案にもおすすめだと思いました。

[掲載商品]ベルベッド素材のフラワー

例年、完売時期が早まっています「しめ縄飾り」

一昨年は、11月上旬。昨年は10月下旬…。毎年完売時期がじわじわと早まっている「しめ縄飾り」。縁起ものなので、早めに仕入れて押さえておきたいなと思うもののひとつです。人気の「しめ縄」の土台は9月、10月頃の提案と同時に完売する傾向があります。

「これは…!」と思うものがありましたら、お早めの仕入れをおすすめします。

お気に入りの「しめ縄飾り」、手作りの「お正月飾り」で迎える新年は、いつもとは気分が変わります。ぜひお試しを!

もちろん、購入してそのまま飾れるアレンジメントされたお正月飾りも提案しています。空間に合わせて上手に取り入れてみてください!

[掲載商品]しめ縄

[関連商品]正月

風の花が提案する「ドライフラワー」を楽しむクリスマス・お正月

東京堂が提案するドライフラワーのコンセプトブランド「風の花」。ドライフラワーが暮らしの中で身近な存在になりつつある最近ですが、そのような中でも新たな楽しみ方を毎回提案していただけます。

ネイビーがアクセント新たな北欧スタイルを予感させる「METTA IHANA(メッタ・イハナ」

「今日はクリスマスの提案たくさん見たからな~」と思っていたのにもかかわらず、自然と弾きつけられてしまったドライフラワーのクリスマス提案。

2023年のクリスマスは「METTA IHANA(メッタ・イハナ)」がテーマです。

「METTA(メッタ)」とは、フィンランド語で森。「IHANA(イハナ)」はかわいいという意味です。モミやヒバなどのクリスマスのグリーンに新色のカラードライやプリザーブドフラワーなどを合わせて北欧風のナチュラルさを演出しています。

カラードライフラワーは染色を施したドライフラワーのことで、近年発色の良いカラーのドライフラワーが増えていて、ドライフラワーの表現が広がっています。

東京堂のドライフラワーのクリスマスツリーではネイビーのドライフラワーやネイビーのリボンを活用して提案していました。これまで、クリスマスのカラーといえば、赤や緑といった定番色。それから雪や冬を連想させるようなシルバー、ゴールド、白といったカラーが注目されていました。

そのような中で、ネイビーという色合いがとても新鮮で素敵に感じられました。トラディッショナルな雰囲気も感じられるので、カフェ、美容室、レストラン、ホテル、アパレル(メンズ・レディース問わず)と、幅広い空間におしゃれに馴染みそうな提案だと思いました。

「いかにもクリスマス!」という提案が苦手な方にも、おしゃれに取り入れやすい提案。

提案の細部までみながら、こんな提案もいいな~と感じました。

[掲載商品]カラードライフラワー

ドライフラワーだからこその楽しみが見つかる「お正月」

ドライフラワーらしいお正月の提案といえば、ドライフラワーの繊細な印象を生かしたアレンジメントや、束感を生かしたダイナミックなアレンジメント。ナチュラルな色合いが和の行事との相性も良い印象です。

カラードライフラワーの存在によって、2024年のお正月飾りの提案にもいろいろな表現が加わりました。

お正月飾りもプリザーブドフラワーやドライフラワーと合わせて、提案が華やかになりつつあります。

[掲載商品]ポアプランツシダ

個人的に、子どもたちと一緒にこれなら楽しみながら作れるかも…と思った提案がこちら。

[掲載商品]市松フレーム

市松フレームにモスや、ドライフラワー、実などをつめて、正月飾りのピックをつけてドライフラワーのおせちのような飾りが完成します。

[掲載商品]モス(苔)ベリー花(ヘッド)

季節感と華やぎのある提案を「東京堂」のお花で表現しよう

東京堂の秋冬展示会を訪問しました。近年、技術力がますます向上し…ドライフラワーではカラフルな提案が増え、アーティフィシャルフラワーではドライフラワーのようなリアリティあふれる提案が増えています。

正直…混ざっていても「これは造りもの?」と思わず触ってみないと判別できないものも多く、だんだんと表現の幅が広がってきているな…と実感します。

ドライフラワーには天然素材ならではの儚さや、色合いがあります。一方、アーティフィシャルフラワーには、花向きを自在に変えられたり、環境の耐性に強いということがあげられます。双方に良さがあるので、空間の傾向などに合わせて上手に取り入れてみることで、お花の提案できる場が広がっていきます。

お花ひとつで、空間の印象もですが、過ごす方の気分も変わります。この機会にぜひ東京堂の花材や花器をチェックしてみませんか?