食品製造工場で食品製造工程に、縫製工場でお洋服を作る様子…工場見学が大好きなごとーです。機械の作業風景とか、職人さんの無駄のない手さばきは、ぼーっといつまでも見ていられます(笑)
先日お伺いしたのが、ラーソン ・ジュール・ニッポン(以下、ラーソンジュール)の神奈川県大和市にある事業所兼、工場です。すでにデザインが施され世界中から集められた3mの柱のようなサイズの木が、お客様のオーダーに合わせてカットされて、一つのフレームとして機械と人の手によって制作されていく姿がとても素敵でした。
オーダーフレームを手に取った人の気持ち、そして…そこにお気に入りの作品を入れて飾られている様子を想像するだけで…もうワクワクが止まりません!
そんな、工場見学の様子を本日はお届けします。
[紹介企業]ラーソン ・ジュール・ニッポン
[関連記事]アートや写真を彩る楽しさを発見!フレームのある暮らしの楽しみ方を「ラーソン・ジュール・ニッポン」に訊いてみた
組み合わせで想像は∞に広がる!オーダーフレームづくりの現場を訪問しました。
ラーソンジュールは、額縁を専門的に取り扱う会社です。
フォトフレームに使われるようなL判サイズ~特注サイズまで、既製品としてすでに製品化されているのもからカスタマイズのオーダーに合わせて作るフレームまで、実にラーソンジュールは幅広く取り扱っています。
その中でも、今回ご紹介するのが、オーダーフレームの製造工程です。
オーダーフレームは、希望のフレームデザインを選び、そこからサイズや加工形状、利用用途に応じて加工が施されます。
実は、一般的に額縁といえば、アートや写真、賞状を飾るという印象を持たれている方も多いはず(私もつい最近までそう思ってました)。ただ、実に用途は幅広く…。
例えば、姿見鏡や、洗面台などの鏡のフレームとして鏡を作るのに使われる方もいます。住宅関連の現場ではドアや窓枠のデザインとして使われたりもします。それから、フレームだけを壁に貼り付けてアートとして楽しまれる上級テクニックなインテリアコーディネートを楽しまれる方もいらっしゃいます。それから、入れるものは紙やキャンバスなど平面的なものだけでなくフィギュアも入ります…。それから、アクセサリー・ジュエリーショップではアクセサリーディスプレイのトレーの縁に使われることもあります‥‥。
聞いているだけで、用途はいろいろ。
飾りたいものがそこにあって、フレームがあれば…表現力は無限に広がるのです。
さて、前置きが長くなりましたが、工場に入って一番最初に案内されたのが、世界中から集められたデザインがすでに施されたフレーム素材が集まっているスペースです。
3mの棒にデザインが細やかに彩られていて、ラーソンジュールが作るフレームの質を担保する上でこの素材の品質や色合い、質感などの管理が一番大切なセクションだそうです。
一本一本の木材はすでにデザインが施されている状態で納品されていました。専任の方がつねに、搬入された商品のクオリティーをチェックし、色合いのムラや品質などのチェックをされているそうで、静かでありながら、圧倒される空間でした。
続いて木材をオーダーのサイズに沿って裁断していく場所へ案内してもらいました。機械で読み取りながら、木材がカットされていきました。画像にあるのは、サンプルとして納品される予定の額縁の一部分です。
立派な額縁は、裁断部分を見ているだけでも力強さを感じますね!
続いて案内していただいたのが、額縁を接合していく工程。額縁の裏面から針が入れられて固定されているのはわかりますか?
特別に針がどのように入っているのかを半分の木材で見せてもらいました。額縁の厚さなどによって、針の入る深さや本数などが変わるそうです。
フレームの形ができたら、仕上げはつなぎ目の細かな部分を仕上げていきます。わずかな隙間や柄合わせの部分など、ちょっとした部分なのですが、細やかな手作業の中に心づかいとプロならではの仕上げが光っていました。
オーダーフレームは、紙を入れたり、キャンバスを入れたり、入れる素材によって、奥行きや高さもカスタマイズできます。
フレームの中に入れて魅せていきたいものや、魅せ方によって、カスタマイズできるので、その組み合わせの幅をみていて、驚きました。
また、美術館などのアート作品の額を扱うこともあり、ラーソンジュールではガラスにもこだわりがありました。ひまわりの花は右と左で同じにも関わらず、色合いと鮮やかさが違います。右側のほうが色合いがくっきりときれいにみえますよね?
作品をきれいに見せるために、こだわり方で魅せる色合いなども異なるのだなと実感しました。
最後に、フレームに合わせるのはアートだけではないという見本をみせていただきました。こちらは鏡と合わせた例。
フレームに合わせて鏡をつければ、姿見鏡や洗面台の鏡、化粧鏡などもインテリアコーディネートの一部でまた空間の印象が変わりそうですよね。(鏡加工の方法などについてはラーソンジュールへお問い合わせください)
また、フレームのある暮らしの楽しみ方はいろいろなところで楽しめます。こちらの写真は、工場をご案内していただいた増田さんのご自宅。
ラーソンジュールの方々はフレームのある暮らしを各々に楽しまれていて、その様子をコラムにもしているので、参考になります。
増田さんはフィギュアが好きということで、フレーム使いをアレンジしていろいろな形にフレームまでもが作品の一部として楽しまれている姿がとっても楽しそうでした。
その他にも、ラーソンジュールのみなさんのコラムの中には額縁愛が止まらない…フレームの飾り方、使い方の参考になる記事がたくさんありましたので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
[関連記事]立体額装好きの、マニアックな「フレームのある生活」/フレームのある生活コラム(ラーソン・ジュール・ニッポン)
おわりに
今回のラーソン ・ジュール・ニッポンの工場見学の様子をかんたんに動画にまとめてみました(機械音などの音が出ます)。空間に合わせてオーダーフレームを検討されたい方は製造工程などのチェックにご覧ください。
今回ご紹介したオーダーフレーム以外にも、既製品サイズのフレームなどもラーソン ・ジュール・ニッポンには、多数掲載されています。
あなたの生活の中にもフレームのある暮らしを取り入れてみませんか?
仕入れなどの参考になればうれしいです。
ラーソン ・ジュール・ニッポン
ラーソン・ジュール・ニッポン(卸・仕入れサイトスーパーデリバリー)
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