先日、名古屋の一社駅から徒歩5分ほどの住宅街の中にある雑貨店に行ってきました。

お店の名前は「注文の多い雑貨店」。なんとも印象的な名前のお店。

 

店長の後藤さんは、雑貨店で有名な「ヴィレッジヴァンガード」で約20年間、店長や人材育成、そして店舗開発など多岐にわたる経験をされてきました。

そして2017年の1月にこちらのお店をオープン。

まだ開業されて1年弱ですが取材中も幅広い層のお客さんが常に出入りされていました。そして何よりもこのお店、店内にぎっしりと色んなジャンルの商品が並んでいるのですが、目につくのは沢山のPOP!

ということで今回は情報が詰め込まれたPOPや商品構成の秘訣、そして宣伝しなくてもお客さんが集まってくるお店作りのコツを伺ってきました。

 

退職して2か月でお店をオープン!

 

ーー自分でお店をやろうと思ったきっかけはなんですか?

後藤さん:ヴィレッジヴァンガードで働いているとき、色んなポジションの仕事をさせてもらってたんですが、与えられた裁量の範囲が広くてなんでも自由にやってたんですよね(笑)。だからすごく楽しくて。

例えば本部から「新しく路面店を広げよう」といった感じの指示があっても、詳細な条件やルールはなくてやり方は全部任せるよ、といった感じで。だから経験もかなり沢山させてもらいましたが、そのうち体制ややり方が変わってきまして・・

そんな時に奥さんから「最近つまんない顔してるよね」と言われたんです。ちょうど2年位前かな。その頃から漠然とだけど”自分でお店をやってみようかな”と思ってました。

最終的には奥さんにも「やりなよ!」と言われたのでやってみることにしました。子供も4人いるんですけどね、奥さんが背中を押してくれたので(笑)。

 

気持ちが決まってからは気になるメーカーをメモったり、新規のメーカーを調べたり展示会にも行ったりしましたね。他店のリサーチもしましたし。

店舗もできるなら住み慣れたこの土地に構えたいと思っていたので、物件も探し始めました。この辺りはいわゆる富裕層な方も多いので、そういう方にリピート客になっていただければいけるんじゃないかな、と思って。なので商品も客層を意識して探してましたね。

具体的にいつから、と考えていたわけじゃないのですがたまたま異動の話が来たのと、良い物件が見つかったタイミングが合ったので、退職して開業の準備をしました。

 

 

ーー偶然が重なった感じですね。資金などは前から準備されていたのですか?

後藤さん:お店をやるために蓄えていたわけじゃないけど、貯蓄の一部を使ったのと日本政策金融公庫に借り入れもしました。

仕入れに一番お金がかかるので、内装にはあまりお金をかけないようにしようと思ったし、什器も業者に譲ってもらったりこの店舗の前のオーナーが使ってたものを貰ったりしましたね。前職の時もそうだったけど、什器って商品で隠れて見えなくなるからそんなにこだわらなくていいと思ってます。

ちなみに商品の仕入れには資金の7割くらいを費やしましたね。

前に入っていたお店が使っていた什器を譲ってもらったそう

どこもぎっしり商品が並んでいました。

 

 

“売り”のある商品しか仕入れない

 

ーー店内を見渡すととにかくPOPが目につくのですが、殆どの商品に書いているのですか?

後藤さん:POPで語れない商品は仕入れないですからね(笑)。何かしら”売り”のある商品しか仕入れようと思わないし、そうじゃないと売る気になれないです。だからだいたいどの商品も書いてますよ。

それに、メーカーの方や問屋の方に「売れてますよ」と言われても、自分で調べて「売りがあるな」と思えないものはお客さんに勧めようと思えないんです。

POPに書くのは、置いているだけじゃ商品の良さをお客さんに分かってもらえないと思うからです。逆に言うと、その商品の良さを伝えたいために仕入れて、POPを使って伝えているということですね。

こちらは海外で使われている紙袋だそう。一つ一つ解説が!

 

 

ーー商品の売りってどうやって見つけ出すんですか?

後藤さん:気になる商品があったら同じジャンルの商品と横並びで比較したりしてますね。この商品はどういうところが他より飛び抜けているのか?優れているところはどこなのか?というのを調べて、これは!というものをお客さんに勧めています。

多分毎日何かしら調べていますね(笑)。昔からメーカーや業者からもらうカタログも、扱っている商品とテイストが違っていても隅から隅までチェックしていたし、仕入れサイトの「スーパーデリバリー」のサイト内を隈なく見てますよ。

 

 

ーーPOPの書き方は前職で教わったのですか?

後藤さん:特に教わってはいませんね。前職の時も見よう見まねでやってました。ただ、社長からは「直球に書くのはやめろ」とだけ言われましたけどね。

美味しいものをそのまま「すごく美味しい」と書いたところで何が面白いんだ?と。

例えば前職でアウトレット店をやっていた時も、商品のダメなところをあえて売りにして書いてましたね。だから書けないものはないです。

 

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後編に続きます。

 

 

■注文の多い雑貨店

愛知県名古屋市名東区一社1丁目121

営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜日
HP: https://www.knick-knackshop.com/

 

 

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