今年4月、Gift Communicationは大通り沿いにあるホテルの1階へ移転し、リニューアルオープンしました。
外からもホテル内からも入れる店舗はガラス張りで、歩いていると自然と店内が目に入ります。通勤やお散歩の途中、宿泊や外出の合間など、さまざまな人が気軽に立ち寄れる、より開かれた場所へと生まれ変わっています。
店内には、オーガニックやエシカルを軸にした日用品や美容アイテムが並び、ギフトとしてはもちろん、「これ、自分でも使いたいな」と思える商品が揃っています。特別すぎず、でも選ぶ理由がきちんとある——そんなラインナップが、このお店らしさです。
今回は、店長の大川原さんに、お店を始めたきっかけや商品選びで大切にしていること、エシカルを無理なく生活に取り入れるための工夫、そしてこれから目指していきたいお店のかたちについて、お話を伺いました。

目次
「ギフトでつながる」から始まったお店

—まず、お店を始めた経緯について教えてください。
大川原さん:開業はちょうど5年前、コロナ禍が始まった頃でした。オーナーが営業職出身ということもあって、手土産やお礼を介したコミュニケーションに価値を感じていたんです。「ギフトを通じてコミュニケーションを大切にしたい」という想いが、出発点でした。
—世の中全体がステイホームに向かった時期ですよね。最初からECや配送もされていたんですか?
大川原さん: はい。同時にECサイトと配送の仕組みを立ち上げました。大事な人への感謝の気持ちを伝えることは、ちょっと恥ずかしいと思う方もいらっしゃると思います。そういうところもECサイトで私たちが感謝を伝えるお手伝いをすることで、ちょっとした会話が生まれたらなという想いがありました。
—ECサイトのメリットを活用されていて素敵ですね。
大川原さん: あとは、コロナ禍だったので、会えないからこそ、ギフトが“会話の代わり”になるという想いもあったので、最初からオンラインとオフラインを両輪で考えていました。
—大川原さんは開業時から店長をされていたんですか?
大川原さん: いえ、実は私はもともとこちらの会社でエンジニアとして働いていて、お店のECサイトの立ち上げの方を手伝っていたんです。
そこから、オーナーに「お店も入ってみない?」と誘われたのがきっかけでお店へ入ることになりました。
—今回移転をされた経緯も教えてください。
大川原さん:地域のイベントづくりなどを通して以前からご縁があり、今回お声がけいただいたことがきっかけです。4月1日で6周年という節目でもあり、新しい場所でスタートする良い機会だと感じました。ホテルやファミリーレストランがあるこの場所は、人が集まりやすく、衣食住が身近に揃うエリアでもあるので、お客様にとっても役立つ場所になると思ったんです。
“やさしさ”が贈り物になる時代
—オーガニックなどエシカルな商品をメインで販売されていると思いますが、そのような商品を選んだ経緯も教えていただきたいです。
大川原さん: 2020年頃、化学物質と健康の関係やSDGsの広がりが生活者の共通言語になってきました。一方で、この地域には“環境配慮型”や“ちょっとおしゃれな”日用品を手に取れる店が少なかったので、ならば私たちが発信拠点になろう、ということでエシカルな商品を選ぶことになりました。
—時代の流れに沿って商品選びをされているんですね。
大川原さん: そうですね。あとは、オーナーが当時子育て中で、「お肌にやさしい」「手荒れしにくい洗剤」のニーズを体感していました。ギフトでも“おいしい・かわいい”だけでなく、健康や環境に配慮した選択がより喜ばれるのではないかと思うので、その選択肢をここで提案できるようにしようという経緯もあります。

日常使いにもギフトにも向いているお肌に優しい洗剤を販売。
陳列されている洗剤はおもちゃ箱のソネットシリーズ。
「贈ってうれしい、使ってうれしい」商品を選定

食品コーナー
—商品を選定する中で、意識されているポイントはありますか?
大川原さん: いちばん大事なのは、ギフトとして喜ばれること、送った方が「自分でも使いたい」と思えることです。そのことを意識したうえで、成分・製造背景・パッケージデザインをしっかり見ています。
—色々な角度から商品を見ているんですね。
大川原さん: そうですね。提案するにも成分とか、どこが作っているかとか、どういう思いで作られているのかっていうところも、商品の付加価値だと思っているので、そこは商品選定時もそうですし、仕入れてからもリサーチすることがあります。
—商品によって選定時に意識するポイントが変わったりすることはありますか?
大川原さん: SDGsや環境配慮は常に意識しているのですが、日常の中で使うような美容関連の商品などは「本当に続けられるか」「家族に勧められるか」というポイントも意識していて、お店のスタッフの実体験やライフスタイルも参考にしつつ判断しています。
“ちょっと変えるだけ”で心地よく──まずは小さな変化から提案
—エシカルな商品をお客様へ提案されるときに意識していることはありますか?
大川原さん: エシカルは時に「意識高い系」に見えがちだと思います。なので、ハードルを下げることを意識しています。お客様には体に良い・悪いは蓄積ですよねという話をします。いくら商品が良くても生活習慣が整っていないと意味がない場面もあります。ちょっとライフスタイルを変えることもある意味健康改善になりますよという伝え方をしています。
—ライフスタイルをちょっと変えるだけということを伝えたうえでそれに合った商品を提案されているんですね。
大川原さん:「ひとつ変えるだけで体の調子が楽になることがありますよ」と提案します。たとえば歯磨き粉を変える、洗剤を変えるなどです。例えば1つを3カ月くらい試してみると効果を実感しますよとスタッフの実体験をお伝えして提案することもあります。

お店の内観
—ギフト目的以外で購入される方もいらっしゃいますか?
大川原さん:はい、最初はギフトとして購入したけど自分用も欲しくなったと買いに来る方もいらっしゃいます。うちではオンラインショップや定期配送も行っているので、お店によく来れない方には「オンラインショップもあるので配送もできますよ」であったり「気に入っていただけたら定期配送もできますよ」というような提案もします。実際に、神奈川県の方のお客様で毎月インナーケアグッズなどを定期配送させていただいている方もいらっしゃいます。
—お客様の購入目的やライフスタイルに寄り添った提案をされているんですね。
大川原さん:そうですね。商品の説明がメインというよりかは、その方に合わせた商品・ライフスタイルの提案をしています。
人気商品は、手軽なケアとやさしい美容アイテム
—特に人気の商品はどのようなものですか?
大川原さん: 人気商品の一つは、メリーゴーラウンドさんから仕入れているフェイスマスクです。手軽ですし、ちょっとしたギフトにも使いやすいです。あとは、同じくメリーゴーラウンドの商品で“Davids” の歯磨き粉も人気です。デザインもおしゃれで、成分も安心できるのでリピート率が高いです。


画面左上と右下が株式会社メリーゴーラウンドのフェイスマスクORGAIDシリーズ(左)と歯磨き粉Davidsシリーズ(右)
—手軽なケアアイテムが人気なんですね。
大川原さん: そうですね。あとは、Beシリーズの商品も男女問わず人気があります。スキンケアからインナーケアまでシリーズでそろっているので、初めての方でも取り入れやすいんです。

ケア商品を幅広く陳列
—仕入れ先の方とのコミュニケーションも大切にされているのが伝わってきます。お客様の層としては、どのような方が多いですか?
大川原さん:女性が多めで、地元の主婦の方やお仕事帰りの方、男性はギフト目的が中心です。水曜・土日の来店が多めで、月火は比較的ゆるやかです。お隣のカフェでの待ち合わせついでに寄ってくださる方もいます。
—地域との関りも大切にされているとお見受けしました。
大川原さん:はい。地域ではお祭りのイベントを企画したこともあって、地元の飲食店さんと一緒に縁日を出したりしました。
うちの商品は価格帯が合わなかったので販売はせず、縁日の運営に専念したのですが、地域の方にとって“楽しい記憶”が残る時間になったと思います。そこからお店を知っていただけることにもつながったので、お店の認知のためにも良い機会だった思います。
移転をきっかけに生まれた、新しい広がり
—移転されてから、何か変化はありましたか?
大川原さん:ありました。まずは、ホテルの1階という立地になったことで、海外からのお客様にもお立ち寄りいただく機会が増えてきました。現在は英語表記のPOPを用意したり、インバウンドのお客様にも手に取っていただきやすい商品を並べるなど、少しずつ対応を進めています。
—お客様の層の幅が広がってこれからが楽しみですね。
大川原さん:そうですね。これからは、国内のお客様はもちろん、海外から訪れる方にも「ここに来てよかった」と思っていただけるような品ぞろえや提案、SNSでの発信にも力を入れていきたいと考えています。

海外のお客様に人気なデイリーアロマジャパンのハンドクリーム(右)
—他にも変わったことはありますか?
大川原さん:新たに、絵本や、その絵本作家の方が手がけるアパレルの委託販売をスタートしました。お店として「いいな」と感じたもの、自分たちらしいと思えるブランドをセレクトして紹介することで、ギフトだけでなく、お店そのものの個性もより伝えていけたらと考えています。

委託販売中の商品
“ありがとうが交わる場所”へ育てていきたい
—最後に、これからどんなお店にしていきたいか、展望を伺いたいです。
大川原さん: いずれはここを、“ありがとう”が交錯する場所にしていきたいと思っています。感謝を伝える人たちを増やしたい、というのが一番の気持ちですね。オーナーがよく「感謝は大事だよね」と話していて、その考え方にとても共感しています。なので、このお店で感謝を伝える機会をつくれたらいいなと思っているんです。
—お店の名前「Gift Communication」にも表現されていますね
大川原さん: そうですね。あとは、今はギフトのお店として来てくださるお客様が多いんですけど、ゆくゆくはそれだけじゃなくて、生活の一部として選んでもらえるお店になれたらと思っています。
—これからもたくさんの感謝が行き交うお店になっていくことを願っております!本日はありがとうございました!
Gift Communication
住所:東京都大田区北馬込2-31-6 東京イン1階 (都営浅草線 馬込駅すぐ)
営業時間:平日 15:00~21:00/土日祝 12:00~21:00(不定休)
Instagram:https://www.instagram.com/giftcommunication/

エシカル商品の仕入れならスーパーデリバリー
スーパーデリバリーでは、オーガニック、フェアトレード、リサイクル、アップサイクル、ヴィーガンなどエシカルな商品を多数取り扱っています。事業者であれば業種問わず、会費無料でエシカル商品の仕入れが可能です。自分の利益だけでなく、お客様の健康や豊かな生活、そして環境や社会を想いやるエシカルなアイテムをお店で仕入れて販売してみませんか?まずは1点・小ロットでお試しでの仕入れもOK。卸価格で商品を購入いただけます。





