東京都台東区の浅草に位置する「Kanmi.(カンミ)」は本革の商品を扱う革小物のお店です。入り口を少しずつ進むと、奥には数多くの革小物が並び、革の香りに包まれながら自分にぴったりの商品を選べる空間が広がっています。

2000年の創業以来、革小物を通じてお客様の生活に彩りを添えている「Kanmi.」。
今回は、店主の石塚さんに、お店の魅力や海外のお客様とのコミュニケーション、スーパーデリバリーの活用方法について伺いました。

始まりはアクセサリー作り。「Kanmi.」開業のきっかけ

――お店いっぱいに革小物が広がっていますね。
石塚さん:
アクセサリーやステーショナリーなどの小物から、バッグや財布など毎日に欠かせない商品を取り揃えています。
店内をご覧いただき、「こんな商品あったんだ!」と驚いていただけたら嬉しいです。

――石塚さんは代表者兼デザイナーとのことですが、昔から革に興味があったのですか?
石塚さん:
いえ。革に興味を持ったのは主人の影響です。
もともとはアクセサリー関連の仕事をしていて、自宅でアクセサリーを作成していました。
そんな中、浅草出身の主人が持ち帰った革の端材を見て、「革を使ったアクセサリーを作りたい!」と思ったのがきっかけです。
浅草は革産業が盛んなので、どんどん革に興味が湧いていきましたね。

――そうだったのですね。今のお店を開店されるまでの経緯を教えてください。
石塚さん:
革小物を作り始めた後、お客様からの要望でポーチやカバンなども作るようになりました。
スタッフが増え、卸売りとして商品を届けていましたが、私たちから直接お客様に商品を届けようという話になったんです。
その結果、お客様が来やすい浅草近辺にアトリエを開設し、商品数が増えたことでアトリエとは別に新店舗をオープンしました。

――新店舗はまるで秘密基地のようですよね!
石塚さん:
そうなんです!実は古い蔵を改装した店舗なので、蔵の雰囲気を残す内装にこだわっています。
また、お店に来られないお客様のために公式オンラインも立ち上げ、店舗販売やオンライン販売を通して商品をお客様に届けています。

海外のお客様に来店いただくきっかけはGoogle検索

――浅草は観光客で賑わっていますね。海外のお客様は多いですか?
石塚さん:日によりますが、3割から4割は海外のお客様ですね。
お店の前をたまたま通りがかった方もいれば、事前に口コミを見て来店される方もいます。

――口コミというと、Google検索やSNSが重要ですね。
石塚さん:
はい。特に海外の方はGoogleの口コミを重視しているようで、「浅草・革小物」で検索されたり、店前でGoogleの口コミを見て来店される方が多いです。
来店された方に口コミ記載をお願いすると、画像や動画付きで丁寧に掲載してくださる方が多いですよ。
口コミ強化月間を設けたところ、1か月で約40件の口コミをいただくことができました。

――1か月で40件も口コミが増えたのですか!すごいですね。
石塚さん:
ありがたいことです。SNSで検索される方もいらっしゃるので、お店に来店されたきっかけを自作のPOPで伺うことで、次の集客にも繋げています。

スーパーデリバリーで仕入れる商品

――スーパーデリバリーで仕入れられている商品はどのようなものですか?
石塚さん:
TEAtriCOさんのお茶やインスタライブで着用する衣装を購入しています。
TEAtriCOさんのお茶は、たまたま飲んだ際にとても美味しかったので、店舗に来られるお客様にお茶をサービスしたいと思い、仕入れ先を探していたらスーパーデリバリーを見つけました。

――ありがとうございます。衣装購入について詳しく教えてください。
石塚さん:
私たちが扱う商品は身の回りのものなので、統一感を重視しています。
インスタライブで商品を紹介する際、スタッフの衣装を統一していた方が魅力が伝わるので、衣装をスーパーデリバリーから購入して統一感を持たせています。
インスタライブでは衣装についての質問も多く寄せられていて、好評です!

――弊社も情報を発信する立場なので、統一感の意識を考えさせられました。勉強になります!

「Kanmi.」が手掛けるこだわりの商品と暖かな空間

日本の職人が丁寧に手作りした約1,300商品を扱う「Kanmi.」。

圧倒的な品揃えに加え、ひとつひとつの商品に対するこだわりや温かさを直接感じることができます。
購入されたお客様には端材で作ったキーホルダーをお渡しされたり、口コミに協力されたお客様にはしおりをお渡しするなど、お客様ひとりひとりへの愛情も感じることができる空間です。

Kanmi.

東京都台東区雷門1-2-5
営業時間:13時~18時(不定休)

お店のオンラインショップはこちら
https://www.kanmi.jp/