健康フーズは「安心・安全な豊かな食文化をお届けします」をモットーにした、自然食品・健康食品の卸会社です。
今回は、健康フーズが取り扱っている、健康を意識したインスタントラーメン10種類と、ラーメンのトッピングに使用した乾燥野菜、乾燥わかめについて、ご紹介します。
1.ラーメン6種類(健康フーズ)
2.河村通夫の大自然ラーメン4種類(健康フーズ)
3.ラーメンのトッピングにも使える乾物3種類
それぞれの商品情報と食べた感想をご紹介します。
ラーメン6種(健康フーズ)
中華麺を作る際には麺のコシや風味・色付けをする「かん水」という添加物が使用されますが、健康フーズのインスタントラーメンには使用されていません。
加えて、麺は国産小麦を100%使用し、麺の揚げ油は100%植物油を使用しています。スープは化学調味料を使わず、魚介と野菜だしで作っており、健康への気遣いが感じられます。
まずは6種類の味をご紹介していきます。
しょうゆラーメン
<商品情報>しょうゆラーメン/北海道道南カットわかめ 18g
最初にご紹介するのは、ラーメンの王道「しょうゆラーメン」です。
袋には麺と粉末スープが入っていました。
使用する水の量は500㏄、麺の茹で時間は2~3分で、カップラーメンと同じ時間で作ることができます。
麺は、添加物の1種である「かん水」を使用していないため白色ですが、つるつるした口当たりで、食べやすく、箸が進みました。
スープの色は薄茶色で、醤油を強く感じることはなく、魚介と野菜の出汁を感じられる、さっぱりとした醤油味でした。
みそラーメン
<商品情報>みそラーメン
次にご紹介するのは、「みそラーメン」です。トッピングにはコーンとピーマン、もやし、きくらげを用意しました。
一般的に味噌味のラーメンは、最も濃厚な味わいが特徴ですが、こちらのラーメンは、最後までスープを飲み干せるほどさっぱりとしていて、喉が乾くこともありませんでした。
しおラーメン
<商品情報>しおラーメン
次に、ご紹介するのは、あっさりイメージのある塩ラーメンです。
トッピングに、夏野菜のオクラときくらげ、ゆで卵を入れましたが、スープの袋には、乾燥わかめ・人参・ねぎも入っていました。
野菜だしが効いたマイルドな塩気で、ごくごく飲み干せる一杯です。中華麺の弾力を出すために使われる「かん水」が無くても、ほどよい弾力のある麺でした。
ごま味ラーメン
次にご紹介するのは、ごま味ラーメンです。今回のトッピングには「みそ汁の具 白菜」を使いました。
麺の食感がプリッとしており、香ばしいごまの風味を感じる醤油味です。ワンタンスープのような中華風の味付けでした。
玄米ラーメン
次にご紹介するのは「玄米ラーメン」です。
玄米が麺に練り込まれており、全体的に蕎麦のように灰色がかっていて、玄米の粒も見えます。作り方は、これまでご紹介した味と同じく、2~3分の茹で時間で、できあがりました。
麺が香ばしく、見た目だけでなく味も蕎麦に似た風味でした。玄米が入ることで麺が切れやすくなったり、パサつくのではないかと想像していましたが、実際には他の麺と変わらず、つるつるとした食感で弾力もあります。また、これまで紹介したラーメンの中で、一番醤油の風味が際立っていました。
野菜ラーメン
<商品情報>野菜ラーメン
このシリーズで、最後にご紹介するのは「野菜ラーメン」です。
緑をベースにした色合いの袋が特徴です。
袋を開封すると、麺と粉末スープ以外に、かやくとして乾燥野菜のキャベツ、人参、わかめが入ってました。
野菜の風味をたっぷり感じる優しい味付けでした。
ここまでご紹介した商品は次の通りです。
河村通夫の大自然ラーメン4種類(健康フーズ)
こちらも健康フーズが取り扱っているインスタントラーメンです。ナチュラリストであり、料理研究家の河村通夫さんと共同開発した商品です。
ベージュを基調としたデザインで、ナチュラルな雰囲気があります。袋には「生きるとは探究とこだわりである。」と書かれており、健康への配慮と美味しさの両立を妥協せずに追求する姿勢が感じられます。
このラーメンも、前述のラーメンと同じく、無かん水麺で、国産小麦粉を100%使用し、麺の揚げ油には植物油が100%使用されています。スープは魚介と野菜で出汁をとり、化学調味料を使用せず、素材にこだわって作られています。
前述のラーメンとは異なる味で展開されている、4種類をご紹介します。
河村通夫の大自然ラーメン 胡麻醤油
<商品情報>河村通夫の大自然ラーメン 胡麻醤油
最初にご紹介するのは「胡麻醤油」です。
水の量は450㏄で、前述のシリーズよりも50㏄少ない分量ですが、麺の茹で時間は変わらず2~3分で、カップラーメンと同じ時間で作ることができます。
トッピングには、ピーマンともやし、ゆで卵を用意しました。
水の分量が少ないためか、前述のインスタントラーメンよりも、しっかりと醤油味を感じ、ごまの香ばしさも楽しめました。
河村通夫の大自然ラーメン 味噌
<商品情報>河村通夫の大自然ラーメン 味噌/キャベツみそ汁の具
次にご紹介するのは「味噌」です。トッピングには国産野菜100%を乾燥させた「キャベツみそ汁の具」と、用意したゆで卵を使用しました。
味噌の風味がしっかりと感じられますが、濃厚でまとわりつくような重さはなく、魚介と野菜の出汁で作られているため、さっぱりとした味わいの味噌ラーメンでした。
河村通夫の大自然ラーメン 塩
<商品情報>河村通夫の大自然ラーメン 塩/白菜みそ汁の具
次にご紹介するのは「塩」です。トッピングには国産野菜100%を乾燥させた「白菜みそ汁の具」を使用しました。
中華麺のコシと弾力のために使われる「かん水」が無くても、弾力があり、つるつるっとして食べやすい麺です。野菜だしと塩気をしっかり感じられるスープでした。
河村通夫の大自然キムチラーメン みそ味
<商品情報>河村通夫の大自然キムチラーメン みそ味
最後にご紹介するのは「キムチラーメン みそ味」です。
袋を開封すると、粉末スープ以外にキムチだれが入っていました。
トッピングには、もやしとピーマン、きくらげ、コーン、ゆで卵を用意しました。
味噌ベースのスープで、キムチの辛さは控えめでした。辛いものが苦手な方でも食べられそうな辛さです。また、原材料に「梅酢、トマト」が含まれているとおり、辛さよりも酸味を感じ、スーパーで販売されているキムチを入れたような、さっぱり味でした。夏にぴったりの爽やかな風味を楽しめます。
ここまでご紹介した商品は次の通りです。
ラーメンのトッピングにも使える乾物3種類
ラーメンやみそ汁などで野菜を少量だけ使いたいときに、わざわざまな板と包丁を出して野菜を切るのは億劫に感じることもあると思います。
そんなときに便利なのが乾燥野菜です。少量から手軽に使えて、保管スペースも気にする必要がなく、生野菜よりも長期間保存できます。野菜を消費しきれないことが多い、ひとり暮らしの方にもおすすめ。
今回は、3種類の乾物をご紹介します。
キャベツみそ汁の具(吉良食品)
<商品情報>キャベツみそ汁の具
最初にご紹介するのは「キャベツみそ汁の具」です。
国産野菜100%使用、と書かれており、主に九州産の野菜を熱風乾燥してブレンドしているそうです。ブレンドされている野菜は、キャベツ、人参、小松菜、大根の4種類です。
乾燥野菜の使用量は3~4人前のみそ汁を作る際で、18gが目安とあるので、1人前であれば、6~7回分使用できそうです。
みそ汁の具として使う場合は「水の状態から乾燥野菜を入れ、ひと煮立ちさせる」と記載があるので、ラーメンに使う際も同様に使いました。
水の状態から入れているので、食感を損なわないか心配でしたが、全く問題なく、シャキシャキした歯応えと、キャベツや人参の甘みも感じられました。
白菜みそ汁の具(吉良食品)
<商品情報>白菜みそ汁の具
次にご紹介するのは「白菜みそ汁の具」です。
こちらも4種類の国産野菜を熱風乾燥したものがブレンドされており、白菜、人参、小松菜、たまねぎが含まれています。
戻し方は、キャベツみそ汁の具と同様で、ラーメンを作る際には、水の状態から入れっぱなしにして戻しました。
白菜の黄色い中心部分も含まれており、人参、小松菜の色も加わると、一気に彩りが豊かになります。
白菜ならではの芯の甘みと歯応えがありました。
北海道道南カットわかめ 18g(ジャパンスパイス)
<商品情報>北海道道南カットわかめ 18g
最後にご紹介するのは「北海道道南カットわかめ」です。
北海道産の湯通し塩蔵わかめを乾燥させて作られており、もどし方も細かく書かれています。
汁物に使用するときは「半分程度もどしてから料理の最後に入れること」が記載されていたので、袋に記載のとおり、あらかじめ半分ほど、もどしてからラーメンに使用してみました。
わかめは、細かすぎず、大きすぎず、トッピングにはちょうどいい、食べやすいサイズでした。シャキシャキとした食感も楽しめました。
ここまででご紹介した、乾物はこちらです。
健康への配慮と美味しさを兼ね備えた、新しい形のインスタントラーメン
インスタントラーメンは調理が簡単な一方で、添加物や塩分の多さから、身体には良くないと感じ、食べ控えている方もいるのではないでしょうか?
また、健康を意識した食品は味が薄いと感じることがありつつも、「健康のためだから……」と、多少我慢をして食べることもあるのではないでしょうか。
健康フーズのインスタントラーメンは、健康への配慮と美味しさを兼ね備えています。やさしい味わいながらも、出汁がしっかりときいていて、スープまで飲み干せるほどの美味しさです。手間いらずの乾燥野菜やわかめを加えれば、ボリュームアップしながらもヘルシーに楽しめます。
個人的には「河村通夫の大自然キムチラーメン みそ味」が、濃厚すぎず、酸味と後味のさっぱりさが癖になる美味しさでした。
手軽に作れて、身体を気遣える、罪悪感なしのインスタントラーメンをお楽しみください。
(写真・文:ありとよ)