本日ご紹介する商品は、成城石井さんが展開するオリジナル商品、缶入りワイン4種類です。ワインと言えばガラスのボトルの印象が強いですが、この商品は290mlの缶で提供されているのが特徴的です。

缶ワインのメリットはたくさんありますが、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

・持ち運びやすさ

ガラス瓶よりも軽量で、コンパクトなため持ち運びが非常に便利です。バーベキューやピクニック、旅行などで荷物の重量を軽減でき、割れる心配もないため安心です。また、開栓用の道具も不要なので、手軽に楽しむことができます。

・保存性の向上

缶は完全に光をシャットアウトし、酸素も遮断する性質があります。これにより、ワインの品質が長期間保たれやすくなり、光や空気による劣化を防ぐことができます。ですから長期間において、風味や香りを新鮮な状態で楽しむことができます。

・飲み切りサイズ

これ、呑兵衛からしてみると一番のメリットかも知れません。いろんなワインを少しずつ楽しみたい時、ボトルだと720mlあって飲みきれないんですよね。一度開けてしまったワインは酸化が進んで風味や味が変化してしまいますが、この缶ワインは290mlと一回で飲み切れるサイズで、飲み残しを防ぐことができます。毎回新鮮な状態で楽しめるので、特に一人飲みや少人数の集まりに適しています。

ではそれぞれ試飲していきますね。

SEIJOISHII スパークリングワイン ブラン

SEIJOISHII スパークリングワイン ブラン

■内容量:290ml

■アルコール度数12.5%

シャープでキリッとした味わいが特徴です。口に含むと、爽やかな酸味とともに、青りんごのような淡い香りが広がります。非常にバランスが取れています。

辛口なので、どんな食事にも合わせやすい正統派のスパークリングワインです。

SEIJOISHII スパークリングワイン ロゼ

SEIJOISHII スパークリングワイン ロゼ

■内容量:290ml

■アルコール度数12.5%

鮮やかなピンク色が美しい、香り高いスパークリングワインです。

フルーティな香りが広がり、口に含むと新鮮なベリー系の風味とともに、爽やかな酸味が感じられます。口当たりは柔らかく、ほのかな甘みが感じられますし、泡のきめ細かさが、全体のバランスを整え、軽やかで飲みやすい仕上がりになっています。

フルーツを使ったサラダや、生ハムとメロンなどの前菜、あるいは濃厚なチーズにもよく合いそうですし、色鮮やかなスパークリングワインなので、特別な日の利用や、デザートワインとしても楽しめると思いますよ。

成城石井オリジナルいちごスパークリング

成城石井オリジナルいちごスパークリング

■内容量:290ml

■アルコール度数8%

鮮やかな赤色と甘くフルーティな香りが特徴的なワインです。

ボトルを開けると新鮮なイチゴの甘い香りが広がり、グラスに注ぐと、きめ細かな泡が立ち上り、見た目にも華やかです。口に含むとロゼワインっぽい甘みのあとに、フレッシュなイチゴの風味が口いっぱいに広がります。

甘くフルーティな味わいと美しい見た目から、デザートとのペアリングが相性良い感じです。

成城石井オリジナルオレンジスパークリング

成城石井オリジナルオレンジスパークリング(今後掲載予定)

■内容量:290ml

■アルコール度数8%

鮮やかなオレンジ色とフルーティな香りが特徴のワインです。

いちごスパークリングと同様に、ボトルを開けると爽やかなオレンジの香りが広がります。グラスに注ぐと、美しいオレンジの液体と、細かく繊細な泡が立ち上がり、見た目も美しいワインです。いちごスパークリングはベリー系の要素が強かったですが、こちらはフレッシュな柑橘系の風味が口いっぱいに広がり、スッキリとした味わいです。

これからの暑い季節にちょうどいい一本になりそうです。

手軽にサクッと飲める、リッチな気分のワイン缶

今回は4種のワインを試飲しましたが、とにかく手軽にサクッと飲めるのが缶のメリットです。価格もお手ごろなので、何本か冷蔵庫にストックしておけば、ちょっとリッチな気分の飲み比べが可能です。

自分の好みや食事のメニュー、場の雰囲気に応じて、ぜひTPOに合ったものをお選びくださいね。飲み比べも楽しいですよ。

(文・写真:染谷昌利)