ファッションマスクのお洗濯はどうすればいいの？マスクの洗い方をクリーニング屋さんに訊いてみた

年始早々から緊急事態宣言があり、新型コロナウイルス対策もですが、営業対策に追われる日々がどの業種業態でも続いています。そのような中でも変わらず事業者のみなさまが元気になれるような…提案を心掛けていきたいなと思っております。

さて、コロナ対策の定番といえば、「マスク」。スーパーデリバリーでも洗って何度も使えるファッションマスクや、着け心地が良いシルク素材など…こだわりのあるマスク、取り扱いがかんたんな不織布マスクなどいろいろなマスクの取り扱いがあり、定番人気商品のひとつとなっています。

不織布マスクは使い捨てなので取り扱いがラクですが、洗って何度も利用できるファッションマスクなどのメンテナンス、みなさんはどうされていますか？

今回はマスク洗濯とメンテナンスのポイントをクリーニング屋さんにお伺いしてみました！

1 マスクはメンテナンスが大切！洗濯方法を伺ってみました。
- 1.1 気になるマスクに付いた…ファンデーションや口紅はどうすればいいの？
2 毎日のことだからこそ、お客様に寄り添ったマスク生活提案を！
3 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！

マスクはメンテナンスが大切！洗濯方法を伺ってみました。

いつもは取り扱いがラクなので使い捨ての不織布マスクを使う私ですが、年末年始は洗って使える布製マスクを自宅と実家で使ってみましたが、少々問題がありました。

布製のマスクをお洋服と一緒にネットに入れて洗濯しました。しかしながら、洗濯後乾かしてみたら洗剤の香りが取れず着用したら気になりました。

香りのする柔軟剤などは使ったりはしていなかったのですが…洗剤特有の香りがあり、マスクをすることは鼻、口に近いことからお洋服を着る感覚とは異なるのだな…ということを実感しました。

そこで、お洗濯のプロであるクリーニング屋さんがマスクの洗濯の仕方を教えてくれました。

布製マスクの正しい洗い方
1.使っていないボウルを用意して熱湯を注ぐ
2.布マスクを20分～30分ほど漬ける。
3.脱水　軽く絞る。
4.干す

（引用元：布マスクの洗い方　大阪府クリーニング店店主：壁下陽一氏noteより）

思いのほかマスクの取り扱いはシンプル…。でもお洋服と一緒にネットで洗い利用されている方は実は多いはずです。そんなお客様が後々洗剤の香りなどの影響によって、香害（※）などで悩まれないようにマスク販売の際は販促用POPなどでマスクのメンテナンス方法などもお伝えしてあげると良いと思います。

香害とは…香水や、合成洗剤・柔軟剤・入浴剤・防虫剤・化粧品・芳香剤などに含まれる合成香料に起因し、頭痛やアレルギーなどの症状が誘発される、化学物質過敏症を生じる。香りの感じ方には個人差が大きい。（引用元：香害とは？Wikipediaより）

私の場合は、お友達に香害で悩まれている方なども身近にいるため、香りでの違和感に反応できましたが、身近な問題として香害が近年注目されているので、日々のメンテナンス方法なども含め、お客様の心に寄り添った提案ができると良いですね。

気になるマスクに付いた…ファンデーションや口紅はどうすればいいの？

洗剤は使わなくてよいと言われても困るのが「ファンデーションや口紅の汚れ」、小さなお子さんがいる家庭では「食事の際の汚れがマスクについた」といったよくあるマスク汚れ…（汗）

こちらについてもクリーニング屋さんに教えていただきました。

ファンデーションなどで汚れたマスクの洗い方
1.使っていないボウルなどに熱湯を注ぐ
2.布マスクを20分～30分ほど漬ける。
3.クレンジングオイルもしくは、食器用洗剤で洗う。（洗剤が残らないくらいまでお湯でよく洗う）
4.脱水　軽く絞る。
5.干す
（引用元：大阪府クリーニング店店主安田和哲氏 Twitterより）

ということで、化粧品汚れはクレンジングオイルを、食べ物などの油汚れは食器用洗剤が良いとのことです。当たり前のようなことでも実は忘れがちなので、なるほどな…と思わずメモしてしまいました！