6月15日に迎える民泊新法施行や続く訪日旅行者の増加によって、盛り上がりを見せる民泊。それと同時に関連サービスも活性化しています。
民泊新法(住宅宿泊事業法)とは?
民泊について一定のルールを定め、健全な民泊サービスの普及を図るものとして新たに制定された法律。平成29年6月に成立しました。詳細はこちらに→民泊制度ポータルサイト
今回は民泊とともに伸びている意外なサービスを3つご紹介します。
どれも民泊に役立つ便利なサービスなので、民泊運営を考えているオーナーさんはぜひチェックしてみてください。
目次
1. スムーズな鍵の受け渡しなら『スマートロック』
(写真は株式会社ライナフのNinjaLock)
民泊でキーになるのが鍵の受け渡し。民泊を運営する際には必ず発生する作業です。
一般的には『直接会って渡す』『キーストック、キーボックスを利用する』『スマートロックを利用する』の3つの方法があると言われています。
スマートロックとはスマホ等の機器を使って開け閉めができる鍵のこと。欧米ではすでに普及が進んでいて、日本でもスマホユーザーの増加に伴い注目度が上がっています。日本のメーカーが出している製品だとAkerun、Qrio Smart Lock、Ninja Lockなどがあります。
基本的には個人の自宅用の鍵として使われていますが、直接ゲストに会わなくてよいことや、紛失&盗難のリスクが少ないこと、鍵の閉め忘れ防止ができることなどスマートロックの様々な面が合うということで、民泊用の鍵として導入する方が増えています。
2.シーツ、タオルなどリネン類の洗濯に『コインランドリー』
民泊運営で大事な部屋の清掃。
清掃はできていて当たり前、できてないと途端にゲストの満足度は低下してしまいます。
中でも重要なのはシーツやタオルなどのリネン類。常に清潔なものを用意する必要があります。
民泊の洗濯はコインランドリーを利用するのが一般的で、クリーニングよりコストが安く、毛布などの大きいものもOKで乾燥まで行えるコインランドリーは民泊運営者によく利用されています。
コインランドリーの数はここ10数年で30%増加していると言われ、もともと共働き夫婦の増加や清潔志向の高まりなどからコインランドリーの利用が増えていたところ、そこに民泊も加わり現在はさらに需要増となっているようです。
3. 民泊の部屋づくりに必要なアイテムの購入は『BtoB仕入れサイト』で
(画像は仕入れサイト『スーパーデリバリー』の民泊運営者向けページ)
民泊を運営するには部屋づくりが必要です。
家具や家電、寝具、日用品などゲストが快適に過ごせるようアイテム一式を揃える必要があります。
ただし、快適な部屋づくりに必要なアイテムは最低でも120アイテム以上で、ジャンルも多岐にわたります。
それをお店で1つ1つ買い揃えていたら、かなりの時間と手間、そしてお金がかかります。
事業者向けのECサイトを利用することで、卸価格(定価の約50%)で購入することが可能で、さらに店舗に行かずともネットで購入できるので時間や手間も削減できます。(もちろん、事業者としての利用が前提です。)
BtoB仕入れサイトのひとつである『スーパーデリバリー』も、もともと小売業の利用をメインとしたサービスでしたが最近では民泊事業者が部屋づくりのために利用するケースが増えています。そのため最近では一部の出展メーカーで民泊に必要なアイテムをまとめた『民泊セット』の販売も開始しました。
さいごに
以上、自社サービスの『スーパーデリバリー』を含めた、民泊とともに盛り上がっている意外なサービスをピックアップしてみました。
また新たなサービスを見つけたら追加したいと思います!