年末年始に向けて、冬のレジャーシーズン目前です。
温泉などがある宿では、温泉施設が宿に泊まるひとつの「売り」になります。観光名所の宿泊施設では、ご当地の銘菓でおもてなしをされると、お土産売り場の宣伝になります。とはいえ、近年、宿泊施設の形態もいろいろと広がっており、おもてなしの方法も多岐にわたっています。
例えば、温泉や大衆浴場がないホテルや民泊、短期賃貸施設などでは、個室の中でも非日常を味わえるサービスができる「バスグッズ」の提案に力をそそぐ施設も多くいらっしゃいます。また、近年民泊、ゲストハウスなどでは、朝食のコーヒーやおもてなし用の食品やお菓子にもこだわりを持って提案されている施設も少なくありません。
そこで、今回は、バスグッズを扱うメーカーさんの実際の販売先での提案の仕方や、食品メーカーさんのお話から得た、客室でお客様の気持ちをグッとつかむ!おもてなしのアイデアをまとめてみました。
ホテル・民泊・短期賃貸施設・ゲストハウス(民宿)など、シンプルステイの提案をされている宿泊施設でのおもてなし提案の参考になれば幸いです。
目次
女性向けに…客室で至福の時間を過ごす「バスグッズ」のご提案
客室でお風呂を楽しまれる宿泊施設では、最近バスグッズにもこだわりを持っているところが増えています。
「バスグッズ」バイキングの提案でお気に入りのものを
「シャンプー・トリートメント・ボディーソープ」などを備え付けのものだけでなく、「いつものものを提案します」という宿泊施設や、「お好みの香りのバスグッズをお取りください」という形でバイキング提案をされる宿泊施設も増えています。
旅先で使えるシャンプーがちょっと特別だと気持ちがあがりますよね。スーパーデリバリーでは「ノンシリコンエイジングシャンプー・ボディソープ」や精油やハーブの香りが心地よい「HERBANICA(ハーバニカ)」のシャンプー・コンディショナーなど素材や質感にこだわったアイテムがそろっています。
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香りと彩りで選ぶ入浴剤
温泉や大浴場がないホテルや民泊、短期宿泊施設では入浴剤のラインナップが豊富なところも多くいます。
色とりどりな入浴剤をバスケットなどに入れて、選べるようにするだけで、お客様の気分もあがりそうですよね。
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女性グループを対象にされた華やぎバスギフト
テーマパークの近くのホテルでは、ターゲットを「女性のグループ旅行」に絞り込み「女子旅プラン」という企画の中で、お風呂の中でも楽しめたり、お持ち帰り用ギフトとしてバスグッズをプレゼントされるプランを立てているホテルもあるそうです。
実際に、某有名ホテルでは、女子旅プランの中に「バスフラワー」などを宿泊グループに1つプレゼントするのがセットされているというプランもあるそうですよ。お誕生日のお友達へのギフトなどにも良いですし、宿泊時に分け合って使うのも良さそうですよね。
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客室空間を快適に!加湿・アロマ・など居心地のよい空間づくり
心地よい香りに包まれた空間にいるだけで安らかな居心地に包まれる気がしますよね。近年アロマランプや精油などの提供をされるホテル・旅館なども増えています。
最近、家族で宿泊した旅館では、エレベーターを降りてお部屋に行くまでの通路に、「アロマオイルコーナー」が設置されていて、お気に入りの香りの精油を選んでお部屋にあるアロマランプに入れて香りを楽しみましたが、いつもとはまた違った気分を味わうことができてよかったです。
アロマに詳しい方がいらっしゃる宿泊施設では、いくつかスタッフの方がエッセンシャルオイルを選定して提案されるのも良いと思います。また、アロマにあまり詳しくない宿泊施設では、気分に合わせてメーカーがブレンドしているオイルなどを提案されるとお客様への提案もスムーズになりますよ。
また、合わせて、アロマランプやアロマディフューザーもインテリアになじむものを選ぶと、客室サービスとして取り入れやすくなることでしょう。
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ちょっと小腹が空いたけど、すでに旅路に疲れているお客様へ!かんたんだけど美味しい食の提案
夜遅くに宿泊施設に到着し、「お腹が減った…。しかし、疲れすぎてもう部屋から一歩も出たくはない…。」「天気が悪いし…外には出たくない」。思いのほかチェックインが遅めの宿泊者や、長距離を移動されてきた方、天気が悪い日にチェックインされた方には、よく起こりうる気持ち。
夜遅くでもルームサービスができる施設であれば、良いですが、そんなサービスがあるところは少ないはず。そんな時に、お部屋で即食べれるおいしい食の提案があるだけでも違いますよね?
都心の宿泊施設であれば、「UberEATS」など宅配サービスの利用の案内などをご用意しておくことも良いと思います。それが無理そうな地域であれば、デリバリーができるお店の案内や、近隣のレストラン施設のご案内、それからお部屋の中でできるかんたんな即席食を提案・提供されてみても良いと思います。
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お部屋でウェルカムサービスとして提案される場合
民泊などにおける、ウェルカムサービスに使える料金の目安は宿泊料金の5%とも言われています。(例:10,000円の宿泊金額の設定であれば、500円)。金額にすると心づかい程度ではありますが、わずかであってもおもてなしと気づかいをお伝えするか?しないか?では宿泊者の反応も変わります。
実際に海外の民泊施設などでは、宿泊者がチェックインされた際「近隣の美味しいベーグル屋さんの案内とともに、ベーグルサンドがおもえなしとして置いてあった」という例もあったりするそうです。はじめて訪れる旅行者の目線として考えてみるとすてきなおもてなしだと思いませんか?
棚などを設置して食品を販売される場合
ゲストハウスなど共用スペースキッチンなどがあったりする施設などでは、棚を設けて「ミニストア」のような感覚で食品の提供なども良いですね。
「パスタ」「パスタソース」「即席ラーメン」「ごはん」「缶詰め」など…ちょっとしたものでも思いのほか喜んでくださる方はいるものです。パスタなど乾麺で何人前かずつセットになっている商品は、1人前容量ごとに小分けにして販売するとより、利用しやすくなります。
ファミリーでの宿泊者が多い施設はお子様向けのおもてなしも
宿泊施設によっては、ファミリーでのご利用が多いところもしばしば。すべてを網羅することはなかなかむずかしいですが、小さなお子様もホテル・旅館の中でも楽しく過ごせるよう少しでもおもてなしの心は伝えていきたいところ。
小さな本棚ひとつからはじめてみよう
いきなり「小さなお客様を今日から喜ばせていくぞ」と意気込んでも、施設の見直し箇所はたくさんです。まずは、本棚ひとつ「ワンコーナーで提案してみよう」くらいの気持ちで提案されてみてはいかがでしょうか?
「絵本を置いてみる」「かんたんなブロックおもちゃを置いてみる」「ボックスに入る程度のままごとを用意してみる」といった…簡易的なところから取り入れてはみませんか?
お客様の過ごし方にヒントはある!ほんの少しの気づかいでいい。
2歳と4歳の子供を持つ私が子連れ旅で一番感激したのは…宿泊施設内にあるレストランで用意された「お砂場用のバケツに入ったウェットティッシュ」が用意されてたことです。子供たちが食べながら手や口周りがよく汚れるので、普段ウェットティッシュとゴミ袋は手放せません(苦笑)
こんな風に、ちょっとしたことでもおもてなしの心が伝わるとお客様はうれしいものですね。
その他にも、海外の民泊施設などの例では、ファミリー旅行客をターゲットとされた物件では「ベビーカー」や「チャイルドシート」を備え付けで置いておく施設もあるそうですよ。宿泊施設での過ごし方がヒントになります。日常の中でお客様の様子をよく見ながら、できそうなことからはじめていきたいですね。
まとめ
今回はシンプルステイの宿泊施設でできる、おもてなしのアイデアをいくつかピックアップさせていただだきました。お客様がどのように客室の中で過ごされるかはわかりませんが、想像することはできます。
想像力を膨らませながら、よりよいサービス力アップのためにスーパーデリバリーを活用いただければ幸いです。
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