先日、輸入菓子を取り扱うインポーターが集い、自社が扱う輸入菓子ブランドの魅力を語るイベントに行ってきました。主催したのは、食品の輸入や企業の営業コンサルティングを事業とする「poshnuk(ポシュヌック)」。会場にはヨーロッパやニュージーランド、アメリカなど世界各国の人気ブランドが集まり、新商品や注力アイテムを中心に試食・提案が行われ、ブランドストーリーを聞く機会でもありました。

近年の輸入菓子市場では、
・健康志向(グルテンフリー・オーガニック)
・SNS映えする見た目や食感
・手に取りやすい価格帯と付加価値
といったトレンドが顕著になっています。

本記事では、試食会で紹介された各社の商品をもとに、売り場づくりや仕入れのヒントとなるポイントをまとめてご紹介します。

目次

巴商事|日本初上陸のチョコレート「Choco Fun(チョコファン)」と、発酵バターのリッチ感が贅沢な「ラ・メール・プラール」

30年以上にわたりヨーロッパの菓子を輸入してきた「巴商事」。オレンジの形が印象的なチョコレート「TERRY’s(テリーズ)」や、フランス・モンサンミッシェルのマークで知られる「ラ・メール・プラール」など、国内でも認知度の高いブランドを数多く取り扱っています。

今回は、そんな巴商事が提案する新商品・注力商品をピックアップしてご紹介します。

若年層にも響く新ブランド「Choco Fun(チョコファン)」

[画像商品]チョコファン(2026年10月上旬発売予定)

2026年10月上旬に発売予定の新商品「Choco Fun(チョコファン)」は、ドイツの老舗チョコレートメーカー「ルートヴィヒ・ショコラーデ社」が製造する、日本初上陸ブランドです。

ポップでかわいらしいイラストと明るいカラーリングが特徴で、売り場でアイキャッチ性が高く、思わず手に取りたくなる点が魅力。特に若年層へのアプローチにも期待できる商品です。

また、レインフォレスト・アライアンス認証の原料を使用しており、環境に配慮した農法で育てられたカカオを採用。サステナブルな価値にも配慮されています。

上代390円(税抜)と、輸入チョコレートとしては手頃な価格帯でありながら、原材料にもこだわったバランスの良さもポイント。
「気軽にチョコレートを楽しんでほしい」という想いが込められたブランドです。

フランスを代表する老舗ブランド「ラ・メール・プラール」

[画像商品]左)サブレピュールブール3枚 / 右)パレピュールブール2枚入

フランス菓子の名門ブランド「ラ・メール・プラール」は、すべての商品に発酵バターを贅沢に使用しているのが特徴です。

近年、発酵バターを使った焼き菓子は「香りの良さ」や「リッチ感」が評価され、高級焼き菓子の定番として需要が高まり続けています。

今回の試食会では、日本限定仕様の個包装タイプが紹介され、
サブレ ピュールブール(3枚入り)…薄くサクッとした軽やかな食感。発酵バター22%使用。
パレ ピュールブール(2枚入り)…厚みがあり、しっとりほろっとした食感。発酵バター24%使用。

いずれも食べきりやすいサイズで、小腹満たしや持ち運びにも最適。売り場での回転率向上にもつながる商品設計となっています。

[画像商品]サブレピュールブール14入り

また、通常サイズの箱タイプは、フランス・パリの百貨店「ギャラリー・ラファイエット」でも大きく展開されているアイコニックな商品。
フランス土産の定番としても知られ、日本国内でも高い認知度を誇ります。

一方で、国内での販売はまだ拡大の余地がある段階。ブランド力を活かしながら、新たな販路開拓が期待される注目商品です。

クッキータイム・ジャパン|ニュージーランド発のかわいい&ヘルシーなブランドが勢ぞろい

楽しさ×ヘルシー志向で売り場提案が広がる「クッキータイム・ジャパン」。ニュージーランド発のブランドで、現地で高い支持を集めるブランドを中心に、見た目の楽しさと品質の高さを兼ね備えた商品を取り揃えています。今回は、売り場での展開にもおすすめの2ブランドをご紹介します。

家族みんなに愛される「クッキータイム」

[画像商品]クッキータイム トリプルチョコチャンククッキー 20g / クッキータイム キャラメルツイストチョコチャンククッキー

「クッキータイム」は、ニュージーランドでクッキーシェアNo.1を誇るブランド。子どもからお年寄りまで幅広い世代に親しまれています。

パッケージには、オリジナルキャラクター「クッキーマンチャー」が描かれており、ポップで楽しい世界観が特徴です。
「マンチャー(Muncher)」には、“もぐもぐ食べる”“いたずらする”といった意味があり、ブランドと消費者をつなぐ象徴的な存在となっています。

一見カジュアルで遊び心のある印象ですが、使用されているのは高品質な原材料。本格的な味わいも支持されている理由のひとつです。

新作フレーバーには、日本でも人気の高いキャラメルが登場。20gのミニサイズはディスプレイBOXでの展開が可能なため、レジ横やスポット販売にも適しており、売り場づくりの幅を広げられるアイテムです。

罪悪感なく楽しめる「TOM & LUKE(トムアンドルーク)」

[画像商品]トリプルダークチョコレートブラウニースナックボールバック /ベリーダークチョコスナックボール(2026年11月~販売予定)

TOM & LUKE(トム&ルーク)」は、ニュージーランドのパーソナルトレーナー・トムと、有名カフェのシェフ・ルークが共同開発した、ヘルシースナックブランドです。提案しているのは「ヘルシースナッキング」という新しい間食習慣。食事と食事の間に適切な間食を取り入れることで、血糖値の急激な変動を抑えたり、空腹によるストレスを軽減したりすることを目的としています。「甘いものが食べたいときでも、身体に配慮した選択をしてほしい」そんな想いが込められた商品です。

主力商品のスナックボールは、フルーツとナッツをベースにしたシンプルな設計で、「グルテンフリー」「デーツ」「カカオ」「アーモンド」を主原料にしているといった特徴を持ち、健康志向の消費者にも提案しやすいアイテムです。「ナチュラル」「ギルトフリー」といったニーズに対応でき、売り場のヘルシーカテゴリー強化にもつながります。

イート・ラボ|贅沢な家飲みに提案したいパリッと軽やか食感のクラッカー

「イート・ラボ」が取り扱う「Rutherford&Meyerラザフォード&マイヤー)」は、ニュージーランド・ウェリントンに拠点を置く家族経営のブランドです。「人と人をつなぐ誠実で持続可能なものづくり」を理念に掲げ、地球環境に配慮した生産方法とナチュラルな素材へのこだわりを大切にしています。

サステナブル志向が高まる中、ストーリー性と品質を兼ね備えた商品として、売り場提案に取り入れやすいブランドです。

軽やかな食感や高級感が目を引く新商品のクラッカー

[画像商品]上)【グルメウエハー ナチュラル】/ 下)【ライスウエハー ナチュラル】

Rutherford&Meyer(ラザフォード&マイヤー)」のクラッカーは、シンプルな素材を使用し、薄く焼き上げているのが特徴。パリッと軽やかな食感を楽しめます。「ライスウエハー」は、米粉を使用したグルテンフリー仕様。クラッカーとしては珍しく、さまざまな食材と合わせやすい汎用性の高さが魅力です。

[画像商品]ウエハークラッカー バルサミコビーツ / ウエハークラッカー ブラックトリュフ(2026年11月発売予定)

新発売の「ウエハークラッカー」は、「ブラックトリュフ」「バルサミコビーツ」といった、上質感のあるフレーバーを展開しています。

ブラックトリュフには天然の炭を、バルサミコビーツには天然のビーツを使用しており、見た目にもインパクトのあるカラーですが、素材はナチュラルなものを使うこだわりも。食感は煎餅に近く、そのままでも美味しく食べられます。チーズやディップを合わせるだけでなく、「そのまま食べてもおいしいクラッカー」として展開できる点も魅力です。

「ラザフォード&マイヤー」のクラッカーは、
・家飲み需要
・年末年始のパーティーシーン
・来客時のおもてなし

など、少し贅沢な時間を演出するアイテムとして提案できます。特に、「高級感のあるおつまみ」「ワインと合わせる食品」といった切り口で訴求することで、客単価アップにもつながりそうです。

豊産業|老舗ブランドのビスケットから人気のグミまで幅広い取り扱い

「豊産業」は、「bruno snack(ブルーノスナック)」やベルギー産チョコレート「カフェタッセ」、さらにアメリカのオートミールブランド「クエーカー」など、幅広い菓子・グロサリー商品を取り扱う企業です。定番商品からトレンド性の高いアイテムまで揃うラインアップが特徴で、売り場の幅を広げる提案が可能です。

世界中で人気のグミブランド「Trolli(トローリ)」

[画像商品]Trolli(トローリ)

ドイツ発のグミブランド「Trolli(トローリ)」は、“グミ大国”ともいわれるドイツにおいて、HARIBOに次ぐ人気を誇るブランドです。世界100カ国以上で展開されており、日本でも「地球グミ」などで認知度を高めています。

カラフルでポップな見た目とユニークな形状が特徴で、SNSでも広がりやすいビジュアルが魅力。売り場でも視認性が高く、思わず手に取りたくなる商品です。

[画像商品]◆NEW◆数量限定【Trolli】ドレゴンエッグ(3Dグミ)

試食会で紹介された「ドレゴンエッグ」は、その名の通り“ドラゴンの卵”をイメージしたユニークな3Dグミで、外側(白い部分)はストロベリー&ペアーフレーバー、内側にはピーチ&パッションフルーツの甘酸っぱいソースが入っており、味わいの変化も楽しめます。
・見て楽しい
・割って楽しい
・食べても美味しい

という“三拍子が揃った”エンタメ性の高さが特徴で、話題性・購買動機を生み出すアイテムです。さらに、2026年10月頃には新商品「フレーバーボム キス」も発売予定。人気の「ストロベリーキス」を、カプセル入りの3Dグミとして展開する予定で、シリーズとしての広がりにも期待が高まります。

老舗ブランドの安心感「ベルメーレン」

[画像商品]ベルギーの老舗ビスケットブランド「ベルメーレン
[画像商品]【VERMEIREN】カラメルビスケット ラムレーズン25P

ベルギーの老舗ビスケットブランド「ベルメーレン」も注目の商品です。
100年以上の歴史を持ち、ベルギー伝統のカラメルビスケット「スペキュロス」を本場のレシピで味わえます。ブラウンシュガーを使用したコクのある甘さと、軽やかなザクザク食感が特徴。コーヒーとの相性も良く、日常使いからギフト用途まで幅広く提案可能です。

また、輸入菓子としては珍しい個包装タイプなので、小分け需要やシェア需要にも対応できます。

25枚入りで上代390円(税抜)と手頃な価格帯でありながら、フレーバー展開も豊富。さらに、ハロウィンやクリスマスなどの季節限定商品も揃い、売り場演出にも活用しやすいブランドです。

東京タカラフーズ|“分かりやすい美味しさ”と提案力が強み

ヨーロッパを中心に多数の輸入菓子を取り扱う東京タカラフーズ。韓国ドラマで話題となったインドネシアのコーヒーキャンディ「KOPIKO(コピコ)」を展開するなど、トレンド商品にも強みを持つ企業です。

フランスNo.1ポテチ「Brets(ブレッツ)」

[画像商品]左)ポテトチップス  ハニーマスタード /右)ポテトチップス  ジェノベーゼ&モッツァレラ

今回の試食では、フランスNo.1ポテトチップスブランド「Brets(ブレッツ)」のハニーマスタードが紹介されました。天然ハチミツの甘みと、フランス・ディジョン産マスタードのほどよい辛味が合わさった、まさに“本場の味わい”が特徴です。日本ではすでに9フレーバーが展開されており、売り場にバリエーションを持たせやすい点も魅力。125gと満足感のある容量で価格は600円(税抜)とバランスの取れた設定です。

牛乳売り場や玩具売り場で食育提案できる「フェルフォルディ クイックミルク・チョコ」

[画像商品]左)クイックミルク・チョコレート5P /中央)クイックミルク・ストロベリー5P/ 右)クイックミルク・クッキークリーム 5P

200mlの牛乳を入れたコップに、ストロー上の本商品を指して飲むだけでフレーバーミルクに変身する魔法のストローは「フェルフォルディ クイックミルク・チョコ」。ウシさんのキャラクターはスーパーや子供用品の売り場で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?牛乳に溶かして楽しむスティックタイプのチョコレートで、チョコレート、ストロベリー、クッキー&クリームといった人気フレーバーを展開しています。牛乳が苦手なお子様への提案だけでなく、大人向けにも豆乳と合わせたヘルシーな楽しみ方ができるなど、幅広いターゲットに訴求できる商品です。5本入りで上代200円(税抜)。

チョコミントブームに提案したい「アンデス」のクリームミント

[画像商品]アンデス クリームミントスタンドパック(2026年5月下旬販売開始予定)

夏に向けた通年提案として注目されるのが「アンデス」のクリームミント。近年のチョコミントブームを背景に再び人気が高まっている商品で、1950年の発売以来アメリカで愛され続けているロングセラーです。個包装の一口サイズはシェアしやすく、パーティー需要にも最適。70g入り上代500円(税抜)のスタンドパックと、252g入り上代2,400円(税抜)のファミリーパックといったサイズ展開もあり、用途に応じた売り場提案がしやすい点もポイントです。

日仏貿易|ナチュラル志向と伝統ブランドの両軸提案

菓子・グローサリー・飲料など、35ブランドを展開する日仏貿易からは、ナチュラル志向に応える商品と、長年愛される定番ブランドの両軸での提案が印象的でした。

オーガニック志向に対応したはちみつブランド「Mielizia(ミエリツィア)」

[画像商品]ミエリツィア 有機ビスケット(2026年秋販売予定)

イタリア屈指のはちみつブランド「Mielizia(ミエリツィア)」からは、2026年秋発売予定の新作ビスケット3種が紹介されました。

これらのビスケットは、
・卵・乳製品不使用

・オーガニックはちみつを2~4%使用
といった特徴を持ち、健康志向やナチュラル志向の顧客層に適した商品です。ビスケットにははちみつの柄が刻まれており、見た目にもこだわりが感じられます。近年高まり続ける「ナチュラル」「丁寧な暮らし」へのニーズに対応できる商品として、売り場強化に活用しやすいアイテムです。

ギフト需要にも強い定番ブランド「Baci(バッチ)」

イタリア土産の定番として知られる「Baci(バッチ)」も注目商品として紹介されました。ブランド名の「Baci」はイタリア語でキスを意味します。愛を象徴するチョコレートとしてイタリアの若者の間で人気が広がったブランドです。100年以上の歴史を誇るブランドで、イタリア現地でも広く認知されています。

[画像商品]【バッチ】アソート詰め合わせBAG 4P

ヘーゼルナッツを丸ごと1粒使用したチョコレートは、シンプルながら満足感のある味わいで、「オリジナルダークチョコレート」が特に人気です。さらに、2026年冬にはクリスマス仕様の限定パッケージやフレーバー展開も予定されており、季節催事・ギフト売り場での展開にも適した商品として提案がありました。

YSI|SNS発トレンドを押さえた“バズ系輸入菓子”

YouTubeやTikTokなどのSNSで話題となる商品をいち早く取り扱うYSI。
今回の試食でも、見た目・食感・ストーリー性のある“バズ要素”の強い商品ラインアップが揃っていました。

ピリ辛×中毒性のスナック「シャオマァグ」

[画像商品]ラーティアオ

中国発の「シャオマァグ」は、伝統的な味わいをベースにしながら、若年層向けにアレンジされたスナックブランドです。

中でも「ラーティアオシリーズ」は、ピリ辛と甘みが絶妙に組み合わさったやみつきになる味わいが特徴。スティック形状をはじめとした複数SKUが展開されており、中でも食べやすいスティックタイプが特に人気とのことです。

実際の試食ではしっかりとした辛さを感じながらもクセになる甘辛さがあり、ビールなどのおつまみ需要にも適した商品です。さらに、日本市場を意識した白基調の洗練されたパッケージは、陳列時の見栄えや売り場でのアイキャッチ性の高さにもつながります。

話題性抜群の「ドバイスタイルもちもちクッキー」

[画像商品]ドバイスタイルもちもちクッキー

韓国で社会現象となるほどの人気を集めた“ドバイチョコ”の流れを汲む商品として、「ドバイスタイルもちもちクッキー」も登場。

見た目はまんじゅうのようなユニークな形状で、内部には「カダイフ」と呼ばれる細い生地を使用。
外側のしっとり感と、中のザクザク・サクサクした食感のギャップが楽しめる一品で、話題性・新規性ともに高い商品です。

新食感で差別化できる「スウェディッシュキャンディ」

[画像商品]【韓国グミ】 NEWスウィートミックスゼリー

スウェーデンの量り売りグミ文化をベースにした「スウェディッシュキャンディ Newスイートミックス」は、日本ではまだ珍しい食感が特徴。

マシュマロやソフトキャンディのような弾力に加え、口の中で徐々に溶けていく独特の食感があり、従来のグミとは異なる新しい体験ができる商品です。見た目の可愛らしさに加え、咀嚼音も特徴的で、ASMR動画との相性も良く、SNSとの親和性が高い点もポイントです。

食感とストーリーで魅せる「エンゼルヘアーチョコ」

[画像商品]エンジェルヘアーチョコレート

2025年秋冬に日本でも話題となったトルコ発のチョコレート「エンゼルヘアーチョコレート」も紹介されました。

中には、トルコの伝統菓子「ピシュマニエ」が入っており、綿菓子のようにふわっと軽く、口の中で溶けていく独特の食感が魅力です。チョコレート部分にはベルギー産のものを使用しており、品質と話題性を兼ね備えた商品といえます。

ウイングエース|アウトドアにも提案できる体験型スナックを提案

ヨーロッパやアメリカを中心に、約50ブランドを取り扱うウイングエース。今回の試食では、“食べる楽しさ”を感じられる体験型商品と、健康志向に対応した商品の両軸での提案が印象的でした。

食感の違いが魅力の老舗マシュマロ「ドゥーマック」

[画像商品]【エスビーグローバル】ロッキーマウンテン メガマシュマロ 340g

まず紹介されたのは、1921年創業のアメリカのマシュマロ専門メーカー「ドゥーマック」。世界で初めてマシュマロの量産化に成功したパイオニアです。その特長は、モチモチとしたきめ細やかでシルキーな食感。さらに焼くことで、外側はカリッと香ばしく、中はトロっととろけるような食感へ変化する点が大きな魅力です。
他社にはない食感差が、リピーター獲得につながるポイントとなっています。また、マシュマロは脂質が低く、コラーゲンを含むことから、ヘルシー志向のお菓子としても提案できる商品です。

“開けるだけ”で楽しめる体験型スナック「ナチョディップサルサ」

[画像商品]エルサボール

次に紹介されたのは、ギリシャ発ブランド「エルサボール」の「ナチョディップサルサ」。

チップスとディップソースが一体化したパッケージで、開けるだけですぐに楽しめる手軽さが特徴です。食べきりサイズで持ち運びやすく、自宅だけでなく、外出先やイベントでも活躍する商品です。揚げ油には植物油脂を使っているので、あっさりとした食べ応えです。「開けるだけでメキシカンな体験ができるスナック」として、スポーツ観戦やBBQ、映画鑑賞など、シーン提案がしやすい点も魅力です。

おつまみ需要に応えるオーガニックプレッツェル

[画像商品]フーバープレッツェル オーガニックミニプレッツェル

ドイツで70年以上続くプレッツェル専業メーカー「フーバープレッツェル」も紹介されました。

ひと口サイズでしっかりとした塩味が特徴で、ビールやワインとの相性も抜群。さらにオーガニック認証を取得しており、添加物を気にする層にも訴求できる商品です。また、揚げるのではなく焼き上げているため、軽やかな食感で、ヘルシー志向のおつまみやスナックとして幅広く提案可能です。

エイム|保存性・健康志向・新しさを兼ね備えたスナック提案

ヨーロッパを中心に約20社のメーカーの商品を通年で取り扱うエイム。ハロウィンやクリスマスといった季節イベント商品も展開しており、定番から企画売り場まで幅広く活用できるラインアップが特徴です。今回の試食では、保存性・健康志向・食感の新しさといったキーワードが際立つ商品が紹介されました。

長期保存×新食感の「フリーズドライチーズケーキ」

[画像商品]フリーズケーキバイツ チーズケーキ

まず紹介されたのは、「フリーズチーズケーキ」と「フリーズストロベリーチーズケーキ」。

ハンドメイドで製造したチーズケーキを、24時間以内に保存料を使わずそのままフリーズドライ加工するという製法で、素材本来の味わいを活かしています。
ひと口サイズで食べやすく、パリポリとした軽やかな食感が楽しめる新感覚スイーツです。さらに、賞味期限は540日と長く、売り場でのロス削減やストック需要にも対応できる点が大きな強みです。

ヘルシー志向に対応した「ヤンガーファーム」

[画像商品]左)ヤンガーファーム ミニライスクラッカー スパイシーマーラー /右)ミニライスクラッカー トリュフ

2016年にタイで設立された「ヤンガーファーム」の「ミニライスクラッカー トリュフ」と「ミニライス スパイシーマーラー」が紹介されました。

いずれも、
・グルテンフリー
・トランス脂肪酸フリー
といった健康志向に配慮した設計でありながら、トリュフの芳醇な香りや、スパイシーマーラーの旨辛い味わいなど、満足感のあるフレーバーが特徴です。サクふわな軽い食感で食べやすく、60g入りで上代370円(税抜)と手に取りやすい価格帯も魅力。おつまみ需要にも対応できるバランスの良い商品です。

見た目と食感で差別化できるトルティーヤスナック

[画像商品]左)アンティカカンティーナ トルティーヤロールズチリ&ライム / 右)トルティーヤロールズフラミンホット(2026年6月1日発売予定)

「アンティカ カンティーナ」からは、「トルティーヤロールズ フラミンホット」と「トルティーヤロールズ チリ&ライム」が登場。

ロール状に成形されたユニークな形状が特徴のコーンチップスで、軽い食感とスパイシーな味わいが楽しめます。
見た目の新しさに加え、しっかりとした旨味と辛味があり、食べごたえのあるスナックとして提案できます。

辛味系スナックの需要が高まる中で、売り場のアクセントとしても活用しやすい商品です。

鈴商|定番ブランドと家飲み需要に応えるラインアップ

チョコレートの「ハーシー」やイギリスのティーブランド「クリッパー」など、世界的に知られるブランドを取り扱う鈴商。
今回の試食では、定番の安心感と、おつまみ需要・健康志向に応える商品提案が印象的でした。

背徳感がクセになるおつまみ「焼きチーズ&ビーフジャーキー」

[画像商品]Tengu(テング) 焼きチーズ&ビーフジャーキー

まず紹介されたのは、「テング」の「焼きチーズ&ビーフジャーキー」。

チーズとビーフジャーキーを組み合わせた、これまでにない贅沢な味わいで、濃厚な旨味が特徴です。ひと口食べるとクセになる“背徳感”のある美味しさで、ビール・ハイボール・ワインなど、幅広い酒類との相性が抜群。家飲みやアウトドアシーンのお供として、定番化しやすい商品です。

プチギフトにも最適な「ハーシーチョコレート」

[画像商品]ハーシー キスミルクチョコレート キスシェイプ ミニ

世界的に知名度の高いチョコレートブランド「ハーシー」からは、キスチョコをベースにした商品が紹介されました。

キスチョコの形を活かした可愛らしいパッケージは、視認性が高く、プチギフトやレジ横展開にも適したアイテムです。
フレーバーは「クラシックミルクチョコレート」と「クッキー&クリーム」の2種類。36g入りで上代240円(税抜)と、手に取りやすい価格帯も魅力です。

手軽に楽しめるヘルシーおつまみ「ワンダフルピスタチオ」

[画像商品]ワンダフルピスタチオ ノーシェルピスタチオ ロースト&ソルト(2026年6月上旬販売予定)

カリフォルニア・サンホアキンバレー産のピスタチオを使用した「ワンダフルピスタチオ」も紹介されました。

「ノーシェルピスタチオ ロースト&ソルト」は殻剥き不要で、袋からそのまま食べられる手軽さが特長。植物性タンパク質を含み、罪悪感の少ないヘルシーなおつまみとして幅広い層に提案可能です。フレーバーはビネガー、ハニーロースト、チリローストなど複数展開されており、用途や好みに応じて売り場でのバリエーション展開もしやすい商品です。21g入りで上代380円(税抜)。

おいしさだけでなく、見た目の楽しさ、体験型、贅沢さの付加価値を仕入れのキーワードに

今回の試食会を通じて、現在の輸入菓子市場における重要なポイントが見えてきました。

まず1つ目は、「手に取りやすさ」と「付加価値」の両立です。400円程度の低価格な価格帯でも、オーガニック原料やストーリー性を持たせることで、消費者に選ばれる商品が増えています。2つ目は、健康志向への対応です。グルテンフリーやトランス脂肪酸フリー、ナチュラル素材など、“罪悪感の少ない間食”へのニーズは引き続き高く、売り場づくりにおいても重要なカテゴリーとなっています。そして3つ目は、見た目や食感といった“体験価値”の提供です。3D形状のグミや新食感スナック、SNSで拡散されやすい商品は、若年層を中心に購買のきっかけを生み出しています。

さらに、
・家飲み需要に対応したおつまみ提案
・プチギフトやシェア用途に適した個包装商品
・季節催事(ハロウィン・クリスマス)と連動した展開

といった、シーン別の提案力も売上を左右する要素となっています。

輸入菓子は単なる「味」だけでなく、ストーリー・体験・見た目・提案方法まで含めて選ばれる時代です。ぜひ今回の情報を、今後の商品選定や売り場づくりにお役立てください。