美容室を経営する上で重要なのが『集客』です。

厚生労働省の発表では、令和3年(2021年)の美容室の店舗数は26万4,223軒で過去最高を更新、年々増加を続けています。
競合店がどんどん増えていく中で、継続的に集客ができれば経営が安定しますが、うまく集客できずに悩んでいる経営者の方も少なくないと思います。

集客で重要なのが新規顧客の獲得です。既存顧客のリピート率を高めることも重要ですが、一定数は離れてしまうお客様がいることを考えると常に新しいお客様を獲得し続けることは欠かせません。

そこで今回は美容室の新規客を獲得する方法についてご紹介します。

安定的な経営のためには新規のお客様獲得が重要

数多くある美容室の中でいかに自分のお店を認知してもらい、来店までつなげるか。

現在はSNSなどのネットを活用したオンラインの集客方法など無料でできるものも増えています。
今回はオンライン、オフライン問わず美容室で使える集客方法についてご紹介します。
さまざまある集客方法の中からに自分のお店に合いそうなものをぜひ検討してみてください。

美容室の新規顧客の集客方法8選

サロン予約サイトに掲載

ホットペッパービューティーや楽天ビューティー、ビューティーパーク、ミニモなど美容系のサロン検索・予約サイトに掲載する方法です。新規サロンを探している多くのユーザーがアクセスしており、大手の予約サイトは圧倒的な集客力を持っています。ただし利用には月額固定費や成果報酬型の手数料などサービスによってそれぞれ異なる費用がかかります。

ホームページ(ブログ)

用意しておきたいのがホームページです。お店の強みや特徴、雰囲気、スタッフの紹介、スケジュール、メニューなどを詳しく伝えることができ、ホームページがあることでお店の信頼性も増します。
オススメしたいのがブログをつけてお客様の髪に関する悩みやニーズに合った記事をアップしていくこと。検索結果の上位に記事が表示される率が高まり集客効果に繋がります。

今は無料でホームページを作成できるサービスがいくつかありますが、時間がないという方や作成が苦手な方はプロに作成を依頼するのも手です。デザインが古かったり使いにくいホームページはお客様のイメージをダウンさせてしまいますので気をつけましょう。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)

Googleビジネスプロフィールとは、スマホやパソコンを使ってユーザーがGoogle検索やGoogleマップなどで検索をかけた際に自分のお店の情報を表示し、検索したユーザーに向けてアピールできるサービスです。Google検索やGoogleマップでお店の情報を表示したり、情報を管理するためのツールは無料で利用できます。

試しに『新宿 美容室』で検索すると、新宿にあってGoogleビジネスプロフィールに登録されている美容室が下記の画像のように出てきます。

赤いアイコンが美容室の場所を示し、下にはGoogleビジネスプロフィールに登録された美容室の情報が表示されます。口コミや評価も表示されるので、その情報を参考に選ぶ人が多いでしょう。

口コミを集めたり、お客様とコミュニケーションを取るようになるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、コツコツと積み上げていくことでGoogleビジネスプロフィール上での評価もあがり、集客力も高くなっていきます。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンでユーザーが検索した際にその検索キーワードと連動して表示される「検索連動型広告」の総称です。検索ワードやタイミングによって広告が表示される枠が大きくなったり小さくなったり、また全く無かったりしますので、一概に「ここからここまで」という区切りはありません。

下記の画像で頭に広告とついているのがリスティング広告です。


広告主は、どんなキーワードが検索された時にどんな広告を出すか、またクリックされた時の報酬をいくらにするか(それによって表示順も変わる)、日の予算はいくらにするかというような設定をあらかじめしておく形になります。
前述した自然検索とリスティング広告の一番の大きな違いは、この「表示させるための設定やコントロールができるか否か」ということです。

ちなみにリスティング広告では市区町村レベルまで指定して広告を出す事ができます。そのため自分の美容室の商圏だけにピンポイントで広告を表示させることが可能です。

SNS

FacebookやInstagram、ツイッター、Tik Tokなどどれも無料で利用することができます。それぞれのSNSによって主なユーザー層が異なるので自身のお店のターゲットとするユーザーが多く利用するSNSで情報発信を行うとよいですが、美容室と親和性が高いのはInstagramと言われています。Instagramは画像投稿がメインのSNSでInstagramでヘアスタイルの検索をかけるユーザーがいるため、カットやトリートメントなど施術のビフォーアフターの写真、ヘアアレンジの写真、店内やスタッフの様子を投稿することで自分のお店をアピールすることが可能です。ほか、Tik Tokを利用する美容室も増えています。Tik Tokは音楽をつけた短尺の動画をシェアできるSNSで施術によってお客様がどう変わったかのビフォーアフターや美容師さんの1日のルーティーン紹介、スタッフの紹介などを行っている動画がよく見られます。

チラシ

中高年以上などのネットが苦手な方に非常に効果があります。自分でポスティングする場合、ターゲットとなる所在地の地域に直接配布できるのでターゲットに確実に届けることができます。
より集客効果を高めるためにチラシにお得な特典をつけるのもおすすめです。「チラシのご提示で〇〇メニュー10%OFF」や「チラシをお持ちのお客様限定でトリートメントプレゼント!」など特典があるとお客様の来店動機を高めることができます。

地域情報誌

地域情報誌とは地域の様々なお店やコミュニティを紹介するフリーペーパーです。各家庭にポスティングされるものや、駅や商業施設の一角に置いてあるタイプなどがあります。 ターゲット地域のものを選んで広告を掲載することができるので、広告費はかかるものの狙った地域のターゲットにアピールすることが可能です。

紹介

お客様が、家族や知り合い、友人に口コミと紹介をしてくれることで新規のお客様の獲得につなげます。ただそのままだとお客様任せになってしまい、あまり広がらない可能性があるので紹介キャンペーンなどをつくって利用を促すのがオススメです。紹介してくれたら紹介元と紹介先のお客様に割引券やクーポンをプレゼントするなど、それぞれにメリットがあるような仕組みをつくるのがポイントです。

美容室の運営に必要な商品の仕入れならスーパーデリバリー

美容室の運営に必要な備品・消耗品、物販商品、店舗インテリアの仕入れは『スーパーデリバリー』にお任せください!140 万点を超える商品を1点から卸価格(定価50~60%
)で購入できます。