
台風や大雨が近づいてくると、お店を守るために何をすればいいのか、慌ててしまうこともありますよね。近年は天候の極端化が進み、予想以上の大雨や暴風に見舞われるケースも増えています。いざという時に慌てず動けるよう、今からできる対策をまとめました。気象庁発表の「大雨や台風に備えて(2026年3月版)」を参考に、お店・事業所でできる直前対策を整理しています。
目次
まず確認!気象庁の警戒レベルに従って早めに動こう
気象庁から発表される情報には段階(警戒レベル)があります。最新版のパンフレットでも、レベルごとの行動目安が整理されています。数日〜約1日前に出る「早期注意情報」が準備を始めるサイン。半日〜数時間前の「レベル2 注意報」ではハザードマップや避難経路の確認を。「レベル3 警報」になったらお店の対策をすべて完了させ、「レベル4 危険警報」が出たら全員避難、「レベル5 特別警報」は命を守る最善の行動を直ちにとってください。
「まだ大丈夫だろう」と独自の判断で後回しにせず、レベルが上がる前に行動を完了させることが大切です。特に台風は進路や勢力が急変することもあるため、最新情報をこまめに確認しましょう。また、お店・事業所の場所によってリスクの種類が異なります。急傾斜地や渓流の近くなら「土砂災害」、河川沿いなら「洪水」、都市部の低地なら「浸水」が主なリスクです。自店のリスクを把握した上で対策を考えましょう。
お店・事業所でできる台風・大雨の直前対策
1. 当日の営業方針を決めて、早めにお客様へ伝える
台風接近時は、鉄道各社の運休や交通機関の乱れが見込まれます。お客様もスタッフも、安全が最優先です。終日休業・時短営業・通常営業など、早めに方針を決めたら、SNS・ブログ・店頭への張り紙など複数の手段でお客様へ告知しましょう。ホテル・旅館・サロン・理美容など予約制のサービスは、台風前日までにお客様へ直接連絡して予約の確認・変更対応をしておくと安心です。台風当日に「お互い困った…」という状況にならないよう、判断と告知は早めに動くのがポイントです。
2. 店外を見渡して、飛散・浸水のリスクを減らす
当たり前に見えても、一度外をじっくり見渡すと気づくことがあります。窓と雨戸のカギを確認して必要に応じて補強し、側溝・排水溝を掃除して水はけを良くしておきましょう。植木鉢・屋外什器・自転車・看板など風で飛ばされそうなものは固定するか店内に収納します。屋根・オーニング(テント)・塀・壁なども点検・補強を。折りたためるオーニングは折りたたんで収納しておくのが安心です。
3. 店内の被害に備える
窓ガラスには飛散防止フィルムを貼り、カーテンを閉める・ブラインドを下ろして飛来物対策をしておきましょう。断水に備えて水道水をポリタンクに用意しておくことも大切です。浸水リスクがある場所では、床に近い低い位置の商品を棚の上など高い場所へ移動させておきましょう。また、漏電防止のため、使っていないコンセントは抜いておくと安心です。
4. 災害保険の内容を確認しておく
台風で被害が出た場合に備えて、お店・事業所の災害保険の適用範囲と有効期限を事前に確認しておきましょう。修理費用に保険が使えるかどうかを把握しておくだけで、いざというときの動きがスムーズになります。
5. 避難場所・避難経路を確認しておく
近くに洪水のおそれのある河川・低地・急傾斜地がないかを把握した上で、防災マップ・ハザードマップで避難場所と避難経路を確認しておきましょう。確認したら家族・従業員スタッフと情報を共有しておくことが大切です。お住まいや事業所周辺のハザードマップは、国土交通省が提供する「全国自治体ハザードマップ」や各市区町村のウェブサイトで確認できます。
6. 家族・従業員と安否確認の方法を共有しておく
災害時は携帯電話がつながりにくくなることがあります。あらかじめ安否確認の手段を決めておきましょう。災害用伝言ダイヤル(171)は171に電話すると伝言録音ができ、自分の電話番号を知っている人が公衆電話・携帯電話から再生できます。「忘れていない(171)?」で覚えておきましょう。各携帯キャリアの災害用伝言板(NTTドコモ・SoftBankなど)もスマートフォンから安否情報を登録できます。また、家族・スタッフ間でLINEグループを作っておくと、災害時の連絡がスムーズです。どの手段で安否確認するかを、事前に全員で共有しておくことが大切です。
何よりも安全が第一。備えておけば、落ち着いて動ける
台風や大雨は、備えているかどうかで被害の大きさが変わります。できることから早めに動いておきましょう。お客様・スタッフ・そして自分自身の安全を守ることが、何より大切です。また、台風が過ぎた後も二次被害のリスクがあります。安全が確認できてから行動するようにしてください。
防災グッズの仕入れはスーパーデリバリーで
台風・大雨対策だけでなく、日頃からの災害への備えとして防災グッズを揃えておきましょう。スーパーデリバリーでは防災関連アイテムも取り揃えています。




