接客後や来客促進のメールやお手紙。お客様への想いが強いほど…「何を書いたらよいだろうか?」と悩まれる方は多いことでしょう。
このようにお客様との距離感に悩んでいませんか?
「また来たい」と思ってもらえる接客やアフターフォローを誰もがしたいと願っているはずです。
そんなあなたを応援する、心をつなぐサンクスレター&DM・フォローアップレター例文集をまとめてみました。 あたたかい感謝の気持ちと誠意。「またお会いしたい」という想いを伝えるお手伝いをいたします。
なかなか言葉にできない気持ちを、例文を使って表現してみませんか? 様々なシーンで使える例文をご用意しましたので、ぜひご活用ください。きっと、お客様との距離が縮まります。
目次
来店|購入されたお客様にサンクスレター例文集

商品を購入した後のサンクスレターは、お洋服屋さんの腕の見せどころ。「感謝のキモチ」を伝えることで、今後のお店の在り方が変わっていくといっても過言ではありません。「ご新規のお客様(今後リピーターへとつなげたい)」「リピーターのお客様(継続的に利用していただけるようにしたい)」「常連のお客様(親しみを込めて信頼関係を継続したい)」といったお客様ごとに求められる文面は異なります。
お客様との関係性に応じたサンクスレターの例文を書いてみました。
ご新規で購入いただいたお客様へ|サンクスレター例文
〇〇様
この度は[ショップ名]にご来店いただき、誠にありがとうございました。 数あるお店の中から当店をお選びいただき、大変嬉しく思っております。
[購入した商品名] は、[商品の良さを具体的に。例:これからの季節にぴったりな一枚です。/様々なシーンで活躍すること間違いなしです。]
また、何かご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。〇〇 様のまたのご来店を、心よりお待ちしております。
[ショップ名][接客スタッフ名]
リピーターのお客様へ|サンクスレター例文
〇〇様
いつも[ショップ名]をご利用いただき、誠にありがとうございます。 先日もご来店いただき、ありがとうございました。
お気に召していただける商品が見つかりましたでしょうか? [購入した商品名] は、[お客様の過去の購買履歴や会話に基づいたコメント。例:以前お探しだった〇〇に似たデザインです。/お好みに合うと思い、ご紹介させていただきました。]
また近いうちに、[お客様の好みに合わせた新商品情報やイベント情報などを加える。例:新作の〇〇が入荷いたします。/〇〇のイベントを開催予定です。] ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。
[ショップ名][接客スタッフ名]
常連のお客様へ|サンクスレター例文
〇〇様
いつも[ショップ名]をご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。 先日は、楽しいお話をありがとうございました。
[お客様の会話内容などを踏まえた一言。例:〇〇のお話、とても興味深く聞かせていただきました。/教えていただいた〇〇、早速試してみました!]
〇〇 様にとって、当店が心地良い場所であり続けられるよう、スタッフ一同努めてまいります。 またのご来店を、心よりお待ちしております。 [季節の挨拶などを添えるのも効果的。例:これからの季節、どうぞご自愛くださいませ。]
[ショップ名][接客スタッフ名]
サンクスレターを書く時のポイント
サンクスレターを書く際のポイントは以下の通りです。
(1)はじめは、かんたんなご挨拶から
(2)お店の中でのお客さまと過ごした時のお話(過去の振り返り)
(3)その時を振り返って現在のあなたの感想(思うこと)
(4)まとめはお客さまの未来予想でおわる(またお待ちしていますの心を伝える)
(5)書き手の名前(自分の名前を書こう)
上記のような流れで、書いていくことによって心のこもったサンクスレターが仕上がります。上記をもとに、より心を込めたサンクスレターを書きたい!という方は以下の記事もご覧ください。
来店きっかけ編|未購入のお客様へのフォローアップ例文集
せっかく来店されたものの「購入希望の商品が完売で残念…」「商品は気に入ったものの、また来ます」こんなケースがご商売をされていくなかでよくあることでしょう。そのような時に、再入荷の際などフォローアップメールやお手紙を贈ると効果的です。お客様に喜んでいただける姿をイメージしながら、フォローアップを実現するための例文集をご用意しました。
希望のカラーが再入荷した場合|未購入のお客様へのフォローアップ例文
〇〇様
先日[来店日]に[商品名]の[カラー名]をお探しいただいた際に、在庫がなく申し訳ございませんでした。
本日[カラー名]が再入荷いたしましたので、ご連絡させていただきます。 [以前の会話内容(例: 〇〇のワンピースと合わせるためにお探しとのことでしたので)]、きっとお気に召していただけるかと思います。
ぜひこの機会に、[オンラインストアURL / 店頭情報など]でご覧くださいませ。
[ショップ名][接客スタッフ名]
新色や類似商品が入荷した場合|未購入のお客様へのフォローアップ例文
〇〇様
先日[ショップ名]にご来店いただき、[商品名]をご覧いただきありがとうございました。
本日、[商品名]の[新色名]が入荷いたしましたので、お知らせいたします。 [以前ご覧いただいた商品の色]も素敵でしたが、[新色名]は[特徴]で、[お客様の雰囲気や好みに合わせた具体的な魅力]かと思います。
また、[類似商品名]も入荷しております。[類似商品のメリット] ぜひ、店頭またはオンラインストアでご覧ください。 [オンラインストアURL]
[ショップ名][接客スタッフ名]
イベントやキャンペーン情報を伝える|未購入のお客様へのフォローアップ例文
〇〇様
この度は[ショップ名]にご来店いただき、誠にありがとうございました。 [商品名]にご興味をお持ちいただいたとのこと、大変嬉しく存じます。
ただいま当店では[イベント名/キャンペーン名]を開催しております。 [イベント/キャンペーン内容] この機会にぜひ、ご来店いただけたら嬉しいです。
また、[商品名]についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
[ショップ名][接客スタッフ名]
未購入のお客様へのフォローアップレターを書く時のポイント
例文を参考に、お客様の状況や商品の特性に合わせてアレンジを加え、よりパーソナルなメッセージを作成するのをおすすめします。ポイントは、押し付けがましい印象を与えないこと。「このお店にいってみたいな」と気軽に思っていただけるように、控えめな表現を心がけることが大切です。
来店後のフォローアップレターに使える接客時のポイントは以下の記事を参考にしてください。
イベント・販促編|フェアやキャンペーンのお誘い例文

ショッピングモールなどに出店されているショップを中心に、季節に応じたキャンペーンやノベルティフェアなどを開催されているアパレルショップも多いことでしょう。季節ごとのフェアやキャンペーン時に来店を促す例文をまとめました。
春のスタイルアップフェア|フェアやキャンペーンのお誘い例文
〇〇様
こんにちは。[ショップ名]の[接客スタッフ名]です。
桜のつぼみが膨らみ、春の訪れを感じる季節となりました。 いかがお過ごしでしょうか?
[ショップ名]では、春の装いを華やかに彩る新作アイテムが続々入荷中です。 軽やかな素材感や明るいカラーで、春のコーディネートをアップデートしませんか?
[期間]は、会員様限定でポイント[倍率]倍! また、スタイリストによる無料コーディネート相談も承っております。お気軽にご相談ください。
新しい季節、新しいスタイルで、春のおしゃれを満喫しましょう。 皆様のご来店を心よりお待ちしております。
[ショップ名][接客スタッフ名]
年度初め、年度末の節目を迎える春。季節の変わりめに役立つ例文は以下の記事がおすすめです。
夏のサマーバーゲン|フェアやキャンペーンのお誘い例文
〇〇様
こんにちは。[ショップ名]の[接客スタッフ名]です。
夏本番、いかがお過ごしでしょうか?
[ショップ名]では、サマーバーゲンを開催いたします! これからの季節にぴったりの涼しげなワンピースや、Tシャツ、サンダルなど、人気アイテムがお買い得価格に。
さらに、[日付]限定で[特典]! [例: タイムセール開催、または数量限定のスペシャルプライスアイテム]
この夏のマストハブアイテムを、ぜひ[ショップ名]でお得にゲットしてください。 皆様のご来店を心よりお待ちしております。
[ショップ名][接客スタッフ名]
秋の新作コレクションフェア|フェアやキャンペーンのお誘い例文
〇〇様
こんにちは。[ショップ名]の[接客スタッフ名]です。
金木犀の香りが街を包み込む季節となりました。 いかがお過ごしでしょうか?
[ショップ名]では、秋の訪れを感じる新作コレクションが入荷いたしました。 今年のトレンドカラーを取り入れた、上質な素材と洗練されたデザインのアイテムを多数取り揃えております。
[期間]は、新作コレクションが[特典]! [例: 10%OFF、またはノベルティプレゼント] ぜひこの機会に、秋のおしゃれを先取りしてみませんか?
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
[ショップ名][接客スタッフ名]
冬の感謝祭&ホリデーコレクション|フェアやキャンペーンのお誘い例文
〇〇様
こんにちは。[ショップ名]の[接客スタッフ名]です。
街のイルミネーションが華やぐ季節となりました。 いかがお過ごしでしょうか?
日頃のご愛顧に感謝の気持ちを込めて、[ショップ名]では冬の感謝祭を開催いたします! さらに、ホリデーシーズンにぴったりの華やかなドレスや、暖かく過ごせるニットなど、心躍るホリデーコレクションも登場。
[期間]は、[金額]以上お買い上げのお客様に、[特典]をプレゼント! [例: 次回使える1,000円クーポン、またはオリジナルギフトラッピング]
大切な方への贈り物や、ご自身へのご褒美に、ぜひ[ショップ名]へお越しください。 心よりお待ちしております。
[ショップ名][接客スタッフ名]
フェアやキャンペーンのお誘いレターを書く時のポイント
フェアやキャンペーンのお誘いレターを書く時のポイントは、以下の通りです。
(1)店主の人柄が伝わるような、親しみやすい言葉遣いを心がける。
(2)最新トレンドやコーディネート提案など、ファッションに関連する情報を加える。
(3)会員限定特典やスタイリング相談など、特別なサービスをご紹介してみましょう。
(4)店の雰囲気に合わせた言葉遣いやデザインにする。
このようなポイントをもとに、気兼ねなく来店できるような「お誘い」を意識した文章にしてみると良いでしょう。今回ご紹介したフェアやキャンペーンのお誘いレターの例文は以下の記事でもいろいろな例文をご紹介しています。他のパターンの例文も参考にしたい!という方は合わせてチェックしてください。
お詫び・アフターフォロー編|クレーム対応&お詫びメール例文集

アパレル販売をしていると、お客様からのクレーム対応は避けて通れません。どんなに気を付けていても、ミスは起こってしまうもの。だからこそ、スムーズで誠実な対応がお店の信頼に繋がります。
この記事では、アパレル販売で起こりがちなクレームと、メールで使えるお詫びの文例をまとめてご紹介します。いざという時に慌てないよう、ぜひ参考にしてみてください!
商品の修理ができていなかった|クレーム対応&お詫びメール例文
〇〇様
この度は、ご依頼いただいた修理が完了しておらず、大変申し訳ございません。至急、再修理させていただきます。
お手数ですが、商品を弊社までお送りいただけますでしょうか。送料は弊社負担とさせていただきます。着払いにてお送りください。
詳しい送り先につきましては、改めてご連絡させていただきます。
[ショップ名][接客スタッフ名]
お釣りを渡し忘れた…|クレーム対応&お詫びメール例文
〇〇様
この度は、お釣りのお渡し忘れがあり、大変申し訳ございませんでした。
至急、不足分をお返しさせていただきますので、お受け取り方法についてご返信いただけますでしょうか。
[ショップ名][接客スタッフ名]
ポイントカードのポイント付け忘れ|クレーム対応&お詫びメール例文
〇〇様
この度は、ポイントカードのポイント付与漏れがあり、大変申し訳ございませんでした。
つきましては、至急ポイントを付与させていただきます。お手数ですが、ポイントカード番号を改めてご返信いただけますでしょうか。
この度は、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
[ショップ名][接客スタッフ名]
クレーム対応&お詫びメールを書く時のポイント
お客様への対応の仕方ひとつで誠意の伝わり方が変わります。クレーム対応、お詫びの対応のポイントは以下の通りです。
(1) 迅速な対応: クレームを受けたら、できるだけ早く対応することが重要です。迅速な対応は、お客様の怒りを鎮め、事態の悪化を防ぎます。すぐに対応できない場合でも、状況を説明し、対応時期を明確に伝えましょう。
(2) お詫びの言葉: まずは、お客様に迷惑をかけたことを真摯に謝罪しましょう。「申し訳ございません」「お詫び申し上げます」など、丁寧な言葉遣いを心がけてください。
(3)事実確認と共感:お客様の訴えをよく聞き、事実関係を正確に把握しましょう。そして、お客様の怒りや不満に共感する姿勢を示すことが大切です。「おっしゃる通りです」「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」といった言葉で、お客様の気持ちを理解していることを伝えましょう。
(4)原因の説明と再発防止策:クレームの原因を明確に説明し、再発防止策を提示することで、お客様の信頼回復に繋がります。「今後はこのようなことがないよう、〇〇を徹底いたします」といった具体的な対策を伝えることが重要です。
(5)解決策の提示: お客様にとって納得できる解決策を提示しましょう。返金、交換、修理など、状況に応じて適切な対応を行い、お客様の希望を尊重することが大切です。代替案を複数提示することで、お客様に選択肢を与えることも有効です。
(6) 丁寧な言葉遣い:クレーム対応中は、常に丁寧な言葉遣いを心がけましょう。敬語を使い、感情的にならないように注意することが重要です。お客様を尊重し、誠意を持って対応することで、良好な関係を築くことができます。
(7) 個別対応: クレームの内容は様々です。そのため、マニュアル化された対応ではなく、お客様一人ひとりに合わせた個別対応を心がけましょう。お客様の状況や気持ちを理解し、最適な対応をすることが重要です。
(8)記録の保持:クレームの内容、対応内容、対応日時などを記録しておきましょう。今後のクレーム対応に役立つだけでなく、トラブル発生時の証拠にもなります。
(9) 社内共有: クレームの内容や対応策を社内で共有することで、同様のクレーム発生を防止できます。クレームを貴重な学びの機会と捉え、組織全体の改善に繋げましょう。
(10) ポジティブな言葉で締める: クレーム対応の最後は、ポジティブな言葉で締めくくりましょう。「今後ともよろしくお願いいたします」「またのご利用をお待ちしております」といった言葉で、お客様との良好な関係を維持することができます。
これらのポイントを踏まえ、状況に合わせた適切な文面を作成することで、お客様の満足度を高め、信頼関係を構築することができます。
今回ご紹介した文例の他にもアパレル販売の中で起こりうるクレーム対処とお詫び文面の文例をまとめた記事は以下を参考にしてみるのも良いでしょう。
お客様との良好な関係性を作る上でレターは欠かせない
アパレル店員にとって、お客様との良好な関係構築は売上向上に欠かせない要素のひとつです。この記事では、サンクスレター、DM、お詫び、フォローアップメールといった、お客様の心を掴む魔法の言葉ともいえるレター文例をご紹介しました。
お手紙やメールというツールを効果的に活用するためには、お客様一人ひとりのニーズに合わせたパーソナルなメッセージ作成が大切です。お客様の好みや購入履歴などを参考に、お客様が本当に求めている情報を提供することで、より深い関係性を築くことができます。
また、それぞれの対応のタイミングも大切です。サンクスレターは購入直後、DMは新商品入荷時、フォローアップメールは購入後一定期間経過後、お詫びは適切なタイミングでの対応…。とそれぞれお客様の目線に立った適切なタイミングで送ることで、お客様に寄り添ったコミュニケーションを実現できます。
アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」
お洋服にファッション小物、かわいい雑貨に食器、インテリアまで!小さなお店を彩る商品が多数掲載中!店舗販促品やお店づくりには欠かせない…こだわり派の店舗什器・備品まで、まとめてスーパーデリバリーにお任せください!
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店舗物件がお決まりの実店舗様は、開業前からご入会いただけます。
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