コロナ禍でもSNSで集客、マンツーマン対応で客単価をあげるカフェ雑貨店の接客とは【オンライン講座レポート：後半】

先日開催したオンラインセミナー「コロナ禍でもSNSで集客、マンツーマン対応で客単価をあげるカフェ雑貨店の接客とは」のレポート、後半です。

[合わせて読みたい前半ブログ]

コロナ禍でもSNSで集客、マンツーマン対応で客単価をあげるカフェ雑貨店の接客とは【オンライン講座レポート：前半】

1
2 動画を活用してお客さんが気になる箇所を詳しく紹介
3 マンツーマン接客でのコツはお世辞を言わないこと
4 自粛期間後に買い物をするお客さんが増加
5 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！

動画を活用してお客さんが気になる箇所を詳しく紹介

乙カフェさんのインスタグラムを見てみると、商品の雰囲気や質感がわかるような説明をされています。情報を伝えるときに心掛けていることは、“自分が購入する立場だったら気になるところをしっかり伝える”ことや、あえて“マイナスなことも説明する”ことだそうです。また、より商品の詳細が分かるように動画も活用されています。

岡田さん：商品を紹介する際には、コーディネートのアドバイスや素材の扱い方についても説明しています。例えば、「この素材は透けやすいので下にペチコートを着てくださいね」とか、麻やレーヨン素材のお洗濯の仕方についても説明したりしています。手に取って見てもらえない分、そのあたりはちゃんと伝えたほうが不安もなくなるかな、と思います。

この投稿をInstagramで見る



乙カフェ(@otsu_cafe)がシェアした投稿

岡田さん：お客さんから商品の問合せがあったら、その商品の詳細などを動画で撮影してお送りしています。インスタグラムには1投稿に10枚まで写真を掲載できますが、全部ご覧になる方も多くはないと思いますし、特に初めてのお客様にはしっかり紹介したほうが良いかと思い動画で案内しています。特に編集するわけでもないので、簡単にできますしお客さんにも伝えやすいと思います。

撮影した動画はラインでお送りしています。インスタグラムのダイレクトメッセージだと、名前ではなくてIDで表示されるのでどのお客さんか分からなくなってしまうこともあるんです。でもラインだとアカウント名をこちらで編集できますからお客さんとのやり取りや管理がしやすいで商品への問合せをいただいたらラインに誘導してますね。

マンツーマン接客でのコツはお世辞を言わないこと

乙カフェさんは来店者数を制限されている中でも客単価は伸びているそうです。そのコツを聞いてみました。

岡田さん：特別なことをしているわけではないですが、お店に来られたお客さんがどういったものを求めておられるのか、というのは出来るだけ感じ取るようにしています。あとは、ご自身がお好きなものと似合うものは必ずしも一緒だとは思わないので、「それも素敵ですけど、これもお似合いになると思いますよ。」と素直に思ったことを伝えて試着を勧めたりもします。

お世辞はお世辞だと伝わるので正直な意見を言うようにしていますね。

他にも、何かしらコンプレックスをお持ちの方は多いので、気にしていらっしゃる箇所があればそれをカバーできるアイテムだったり着こなしを提案したりしています。