卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の海外版「SDexport」で海外のバイヤーさんから人気を集めているのが岡山県倉敷市にある履物メーカー「株式会社丸五」が卸売りされている「地下足袋」と「足袋型シューズ」。


[関連リンク]Marugo Company Inc.(SDexport)

日本人の地下足袋イメージといえば「職人さんが使う靴」「お祭りのときに使う靴」といった印象が強いですが、海外の方から見ると「最高にかっこいい!」とカジュアルな装いやモードな装いに合わせて取り入れたいファッションアイテムの一つとして今、注目されています。

今回は、SDexportでの海外バイヤーとのお取り引きの様子や、海外の方から見た地下足袋の魅力についてをお伺いしてみました。

私たちが普段見ている何気ない商品も、視点を変えれば輝き方が変わる、惹きつけられる人も変わるというのを感じた今回の訪問。海外への取り引き展開を検討中のメーカーさんや越境ECにご興味のある企業担当者の方の参考になれば幸いです。

日本らしさを感じる「職人靴」から、最高にかっこいい「ファッションシューズ」へ昇華した地下足袋の魅力とは…

今回お話をお伺いしたのは、株式会社丸五 FW営業部 リテールグループの齋藤(さいとう)さんです。(以下、齋藤さん)

──齋藤さん本日はよろしくお願いします。早速ですがSDexportを通じて、海外のお客様に、地下足袋が大人気ですね!

齋藤さん:ありがとうございます。本当にご好評いただいていてうれしい限りです。本来サイズがある靴を販売するのはとても難しいと思うのですが、SDexportを通じて継続的にお取り引きができるお店が増えていることがとてもうれしいです。

──そうですよね。お洋服と違って、靴はサイズが細かいから本当大変だと思います。ショップで、サンプルを見せながら取り寄せしたりして販売されているということでしょうか?

齋藤さん:そうですね。おそらくそうだと思います。こまめに発注いただいたりしているので、販売の仕方などもお上手なのでしょうね。韓国を中心にお洋服のセレクトにもこだわりの感じられるショップさんがお取り引きされたりしています。

──早速ですが、地下足袋というと…職人さんの履物というイメージがありますが、どうしてここまで海外の方に人気なのでしょうか?

齋藤さん:地下足袋を海外に展開し始めた頃は、どちらかというと「忍者などのコスプレ用のアイテムとして忍者シューズ」的な訴求で販売させていただいていました。それがここ数年は「おしゃれに着こなすファッションシューズ」の一つとして地下足袋は受け入れられてきたというのが大きな要因です。

その火付け役として、有名メゾンがシューズに積極的に足袋型をシューズデザインに取り入れてきたということもあります。それと同時に、丸五の地下足袋を海外のインフルエンサーの方々が履かれるということも増えていました。例えば、韓国の有名アーティストの方がライブで履かれたり、VOGUEのファッションランウェイなどで履かれて登場されたインフルエンサーの方がいらっしゃったことで、一気にSNSなどを中心に海外の方を中心に地下足袋がファッションアイテムとして認知されるようになったという感じです。

──日本人だったら、足袋型シューズが有名メゾンで出ていても、地下足袋をファッションに取り入れてみようとは思わないかもしれませんね…。商品を見る人が変われば、魅力も変わりますね。海外でのイメージが一気に変わりましたね。海外ならではの地下足袋の売れ行きの傾向などはありますか?

齋藤さん:圧倒的に黒の地下足袋が人気です。いや…黒しか売れない。当初は黒一択という状態でした(笑)

メーカーとしては白など他の色も売りたいというのがありまして、白色の商品に敢えて有名なデザイナーさんにペイントデザインを施していただいて、「白い地下足袋もこんな使い方したらかっこいいよ」という提案をしたら白の地下足袋も売れるようになりました。

それから、海外の方に販売することで気が付くこともありました。

韓国などアジアのお客様は地下足袋の留め具の部分が従来のホック式も受け入れられましたが、欧米の方などはファスナーやマジックテープの方が使いやすいという発見がありました!

──国の文化が変われば地下足袋の履きこなしも変わるのですね。ところで、SDexportでは海外のバイヤーさんとのやり取りが必要だと思いますが、実際に海外のバイヤーさんとやり取りしてみてどうでしょうか?

齋藤さん:そうですね。日常的なやりとりはスムーズですね。むしろ、新商品の入荷時期や人気商品の再入荷時期を急かされています苦笑

自己解決ができそうなことは自力で私の方が対応しています。それでも対応に困ったときはSDexportにはサポートデスクがあるので、間に入っていただいて細かな部分のやり取りはサポートいただいているので心強いです。

配送も国内のSDexportの配送拠点に送るだけなので、本当国内のお取り引き先の延長にいる言語だけが違うお客様という感覚でやり取りをさせていただいています。

それから、近年は、定番の地下足袋だけでなく足袋型のスポーツテイストのシューズや、カジュアルに履ける足袋型シューズも丸五から多数提案させていただいています。

定番の地下足袋は海外生産なのですが、足袋型のシューズは国内の生産技術をこれからも残していきたいという丸五の想いもあって、岡山の工場で手作業で一足一足作っているものです。大変人気なのはうれしいですが、昔ながらの工法で大量生産はできません。技術者を育てながらブランドも育んでいる過程ですので、納品まで商品によっては、お待たせすることもあるかと思います。

──すごい…一度履いてみましたが本当は着心地が素足で歩く感覚に近くて驚きました。直営店で直接履き心地を試せるのも良いですね。ところで、直営店には海外のお客様もいらっしゃるのでしょうか?

齋藤さん:実は今年の8月から東京の事務所を直営店舗に改装してオープンしたばかりです。

それでも反響が大きく、海外からのお客様がたくさんいらっしゃっています。ちょうど、昨日もブルーノート東京で演奏をされていた方がこちらに立ち寄ってくださいました。お客様と直接ふれあうことで私たちも発見することが多く、直営店舗にしてよかったな…と思っています。

 

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──おぉ!すごい…!instagramにもたくさん海外からのお客様がいらっしゃる様子がわかりますね(笑)それから直営店に来て、キッズ用地下足袋と足袋型シューズのかわいらしさにも驚きました。これらのシューズを見ると、地下足袋のイメージ変わりますね。

カラフルなハイカットの足袋型シューズ。

ファーストシューズとしても足入れがスムーズそうな足袋型シューズ。

お祭りにぴったりなお祭り用地下足袋。子供用も…かわいい!

齋藤さん:ありがとうございます。裸足に近い感覚で地下足袋を履くと歩行も力強くなりますよ。足育(あしいく)にも地下足袋の技術は見直されていて、子供たちの足の健康に地下足袋は最高です。もちろん大人もです。足にはたくさんセンサーがあって、その一つ一つのセンサーを地下足袋は裸足に近い感覚でしっかり足に感じさせることができますからね。

近年はファッション性で注目されていますが、長い目でこれからも世界中の方々に愛される地下足袋や足袋型シューズを発信していきたいです。

──長年、職人さんに愛され続けている地下足袋そのものの魅力とファッション性の進化。これからも丸五さんの地下足袋から目が離せませんね!本日はありがとうございます。

 

株式会社丸五


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MARUGO Company Inc.(海外版スーパーデリバリー:SDexport)


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SD export(エスディーエクスポート)


https://www.superdelivery.com/en/

SD exportは卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECとなる輸出販売サービスで、日本国内のメーカーと海外の企業・小売店などのバイヤーが取引できるBtoBの越境ECサイトです。海外バイヤーとのマッチングに特化した「カタログプラン」と海外販売にかかる作業まで一括して代行する「販売プラン」があります。商品掲載数は約35万点。960社のメーカーが、世界約46,000店への販路拡大ツールとして効果を発揮しています。第1回日本サービス大賞にて地方創生大臣賞を受賞。(数字は全て2019年4月末現在)

 

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SD exportは日本の商品に興味がある海外小売店が集まるアパレル・雑貨のBtoBプラットフォーム。日本に居ながら、商品登録をするだけで海外向け商品カタログとしてご利用いただけます。

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