先日、東京堂の展示会の様子を「巣ごもりを楽しむ!お花のある暮らしと提案「東京堂」2020秋冬展示会を訪問!」という記事でお届けしました。
今回は、東京堂の展示会のイメージ提案をもとに、秋冬三大イベントともいえる「ハロウィン」「クリスマス」「お正月」のトレンドをまとめてみました。ディスプレイや秋冬提案の参考にしてみてください。
目次
秋の収穫祝いに、先祖の霊に感謝をする「ハロウィン」
ハロウィンというフレーズを耳にすると真っ先にイメージするのは「仮装」です。ただ、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、仮装行列や仮装パーティーなどみんなとわいわいというムードはどうしてもなりそうにないですね…。
「今年のハロウィン商戦はもう難しいかな~」なんていうお声も聞こえてくるほどです(汗)
たしかに、わいわいしているハロウィンも賑わいがあってよいですが、ハロウィンの本質的な意味を見つめなおす提案を今年はしてみませんか?
ハロウィンとは?
ハロウィンは、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事です。
その起源は、紀元前までさかのぼり、ケルト民族(ヨーロッパ)のお祭りが発祥と言われています。古代ケルトの新年は11月1日とされ、前夜の10月31日から秋の収穫を祝う盛大なお祭りが開かれていました。収穫を祝うと同時に、この日は死者の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくるとも信じられていました。
日本で言うと、年末最後の日「大晦日」、秋の収穫を祝う「収穫祭」、そしてご先祖様が帰ってくるといわれる「お盆」という…行事が一度に来るような感覚の行事です!
その後、ケルト民族からハロウィンはキリスト教のお祭りとして継がれていき、祝祭の習慣は残りました。ハロウィン(Halloween)の名前はキリスト教のお祭りとして定着するようになってから決まったものだといわれています。
キリスト教会は、11月1日を「諸聖人の日(All Hallo)」と定めたことから、前夜を「Eve(イブ)」と呼ぶように「All Hallo Eve(オールハローイブ)」が転じて「Halloween(ハロウィン)」と呼ばれるようになったといわれています。
仮装するのは「悪霊」から身を守るため
ハロウィンは、日本のお盆と同じように「ご先祖様の霊」を迎える日ですが、死者の世界からさまよえる魂や悪魔や魔女など悪霊もやってくる日ともいわれています。
そのため、ハロウィンでは同じ格好に仮装して仲間だと思わせて身を守ったそうです。今ではハロウィンの仮装といえば、警察官やナース、人気キャラクターなど…いろいろな仮装スタイルを楽しまれる方が多いですが、悪魔や魔女、悪霊、フランケンシュタイン、ドラキュラなどの定番の仮装がスタンダードなものです。
意味を知ってみると、仮装の仕方も変わりそうですね。
秋の味覚と先祖に感謝する「東京堂」のハロウィン
ハロウィンといえば、ジャックオーランタンのカボチャ飾り(オレンジ)に、魔女の帽子(黒)やほうき(茶)といったアイテムや色が定番です。いつも通りのスタイルのハロウィンも素敵ですが、新たなハロウィンの提案として、東京堂が今季打ち出しているテーマのひとつが「レディハロウィン」です。
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━レディハロウィン━
・コーラルピンクがメインカラーとなる女性的で優しいコーディネート。
・ホワイトやプラチナゴールドなどのアクセントカラーを組み合わせて様々なシーンでお楽しみいただけるテーマです。
黒やオレンジといったハロウィンの定番カラーではなく、シックで上品なハロウィンスタイルが今年流とのことです。いかにもハロウィンらしいスタイルも良いですが、ハロウィンの日だけでなく秋の間長く提案していけるものが良いですね。
コーラルピンクやベージュなどの優しいカラーにも惹かれます。エレガントな装いを提案するアパレル店や、ヘアサロンなどおしゃれな空間にもすっとなじみそうだと思いませんか?
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[こちらも参考に!昨年のハロウィン提案]今年のハロウィンは気分を変えて…オレンジ×黒の定番カラー提案だけじゃない大人なハロウィンパーティーの楽しみ方を提案する「東京堂」秋冬展示会を訪問!
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家族や大切な人とヒュッゲな時間を過ごす「クリスマス」
新型コロナウイルスの影響もあり、今年の秋冬は「巣ごもり」のような感覚のクリスマス。いつもは特別な日にレストランやホテルでディナーを…。という方も今年はどうなることやらという感じの方も多いことでしょう。
なんとなく、年末の特別なイベントとなりつつあるクリスマス。その過ごし方を見つめなおすために本来の意味を調べてみました。
クリスマスとは?
クリスマスは、「イエス・キリスト」の降誕祭です。誕生日だという認識がある方も多いとは思いますが、新約聖書にはキリストの生まれた日の記述はなく、特定されていないため、クリスマスはキリストの誕生日ではありません。そのため、クリスマスは「キリストの誕生日」ではなく「キリストが誕生したことを祝う日」です。
クリスマスの由来は?
クリスマスは英語で「Christmas」と記載しますが、「Christ(キリスト)」と「mas(ミサ・礼拝)」を合わせた言葉です。そのため、クリスマスは「キリストのミサ」という意味。世界のキリスト教国でキリストの降誕をお祝いする特別な日です。
クリスマスのお決まりのあいさつといえば、「Merry Christmas!」がありますが、意味を知ると行事のとらえ方も変わりそうですね。
ちなみに、クリスマスの表記「Xmas」があります。最初の文字がXなのはギリシャ語からと言われています。というのも新約聖書の多くはギリシャ語だから。実は、Xmasという表記は昔ながらの表記のようです。
ただ、最近では「Xmas」という表記が商売としての活用イメージ(商業イメージ)が強いので、あまり利用されないそうです。表記にもトレンドがあるのですね…。
世界のクリスマスの過ごし方に学ぶ
日本を中心とするアジア地域では、クリスマスは恋人とディナーを楽しんだり、家族やお友達とパーティーを行うイメージがありますよね。
しかしながら、キリスト教徒が多い欧米などでは、家族や親せきと過ごすのが主流とされています。身近な人やキリストに感謝をし、祈りをささげる日です。
欧米などに習い、今年は、お家の中で周りの方々に感謝し、ゆったり過ごすおうちクリスマスを楽しんでみても良いかもしれませんね。
心地よい空間で家族と友人と過ごす「東京堂」のクリスマス
東京堂が提案する今年らしいクリスマスは居心地の良い空間で家族や友人と過ごすクリスマス提案です。新型コロナウイルスの影響もあり、お家でクリスマスや、レストランなどでも静かでゆったりとした空間で過ごすことを選ばれる方が多いと予測されています。
そのような中で、東京堂が提案する今年のクリスマス提案で注目したいのが、「ヒュッゲリュクスクリスマス」とクリスマスツリー提案を強化した「クリスマスツリーデコレーション」です。
━ヒュッゲリュクスクリスマス━
心地よい空間で、大切な家族や友人と楽しむクリスマスをイメージします。
手作りの温もりや愛情を感じながら、ゴールドカラーをプラスして少し贅沢な大人の雰囲気にアップデートしています。
北欧の暮らしのキーワードとも言える「ヒュッゲ(※)」。
(※ウエルネスかつ満足な感情がもたらされ、居心地がよく快適で陽気な気分であることを表現するデンマーク語およびノルウェー語である。引用元:Wikipedia ヒュッゲ)
居心地の良い幸せな暮らしの提案として北欧スタイルは近年、スーパーデリバリーでも人気です。過去に、「ぬくもりを感じる幸せな暮らしの演出!北欧風「HYGGE(ヒュッゲ)」な冬支度。」や、「注目のインテリアコーディネート「北欧モノトーン」にぴったりな家具・インテリア雑貨をまとめてみました。」といった記事も掲載しているので、よかったら参考にしてください。
インテリアフラワーやグリーンをテーブルコーディネートに添え、ゴールドやシルバーなどゴージャスなカラーを差し込むだけでも空間演出が煌びやかに変わります。
━クリスマスデコレーション━
ツリーにフォーカスをあてた装飾のご提案になります。
飾る場所、素材など自由に選んで様々なクリスマスツリーを楽しんでいただきたいです。
お家やカフェなど居心地の良い空間演出に合わせたクリスマスツリーの提案のバリエーションが今年は増えていました。クリスマスツリーといえば、大きなツリーが印象的ですね。
加えて今年は、卓上タイプのミニツリー、天井から吊るすタイプのツリー(ハンギングツリー)、壁掛けタイプのツリー(ワイヤーツリー、もみの木風の壁面ツリー)、お部屋の四隅(コーナー)におけるタイプのツリー、通路や廊下などにも置きやすい半面タイプのツリーなど、空間に合わせて演出しやすいツリーが幅広く提案されていました。
小さなカフェやレストランの壁面などちょっとしたところでクリスマスの演出を楽しめそうですね。
また、ツリーのようにディスプレイアイテムを配置して壁面を彩ったり、素材を組み合わせてツリーのようにハンギングモチーフをつくったり工夫次第でクリスマス演出はいろいろと楽しめます。クリスマスシーズンは画像のように使い、クリスマス以外の時は別のディスプレイ演出にも転用して使えるのでおすすめです。
クリスマスといえば、ツリー!あなたのお店やお客様への提案にツリー提案を楽しんで提案されてみてはいかがでしょうか?
[紹介商品]東京堂(クリスマス/ツリー/オーナメント/ポインセチア/タッセル/リース/スター(星)/ランタン/キャンドル/ゴールド(金色)アイテム/シルバー(銀色)アイテム)
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厳かな年末年始。それでもささやかな華やぎを提案したい「お正月」
国内で静かな年越しを迎える人も多そうな年末年始になりそうですね。まだまだ先と思いつつも、あっという間に年末を迎えたな…とその時になると例年思うものです。
何かと思い通りにいかない日々が続いて、気が引き締まるような思いの年末になりそうですが、一年を無事乗り切れた感謝と、来年への橋渡しをし、素晴らしい一年の幕開けとなるよう準備をしていきたいですね。
正月とは?
なんとなく新しい年を迎えたらお正月…。そんな感覚をお持ちの方は私だけではないはずです…(苦笑)
正月とは、暦の年初のことをいいます。日本では、旧年が無事に終わったことと信念を祝う節目の行事です。例年、玄関などに正月飾りをし、初詣に行ったりと行事を楽しんだり、おせちを食べて盛大に祝うのが慣例とされている方も多いです。
国民の祝日とされているのは元旦である1月1日のみですが、一般的には3日までの三が日までは祝日のような状態です。
今となっては、お祝いのような感覚がありますが、かつての正月は、お盆と同じく、祖先の霊を呼び、慰霊する行事だったそうです。それが次第に分化し、新年のお祝いと、一年の無病息災を願うものに変わっていったとのこと。(情報元:wikipedia 正月)
これまでの感謝と一年の始まりを祝う「東京堂」の正月スタイルの提案
東京堂が今季おすすめするお正月は「つながり」や「結び」、「縁」を連想させるお正月飾りの提案と、輝く未来を願ったメタリックカラーの演出です。
キラキラといっても、落ち着きと品があるのが東京堂らしさ。コーラルやベージュなどやさしい色合いを取り入れながら、空間を自然と引き立てる提案がされています。
結花~お正月飾り~
縁を結ぶ、人と人を結ぶ、などを連想させる『結』をデザインに用いた手作りのお正月飾りのご提案です。
きらり花(きらりか)
メタリックカラーのきらめきが、上品ではっと目を引くお正月を演出します。
アレンジやしめ縄などお正月に関連したアイテムをみているだけで、なんだか前向きな気持ちになりますね。
お正月のアレンジメントを長く楽しみたい
行事ごとを楽しみつつも「アレンジメントを正月以降も楽しみたい」という方におすすめなのが、アレンジメントを長く楽しむこと。アーティフィシャルフラワー(造花)はアレンジメントを長い期間楽しめるのが良い点ですよね。
年始は正月気分を味わいながら、ゴールドやシルバー、正月飾りなどを取り入れたアレンジメントを楽しみ、1月7日頃を目安に飾りを外して気分を変えてみるのも一案。もしくは、年始から1月から2月にかけて楽しめるものを飾っていくのも良いですよね!
東京堂には、季節の花をつかったアレンジメント案も満載です。
こちらは、松を使ったアレンジメント。品があって、素敵ですよね。
椿(つばき)のアレンジメントは華やかで、長く楽しめそうですよね。
牡丹は存在感があって、目をひきます。
南天は、小さくとも存在感がありますね。水仙と合わせて、春先まで楽しめそうです。
菊のアレンジメントも色合いを合わせていくと、やわらかで品のあるアレンジメントに。タッセルや水引をお正月時期に楽しみ、お正月終わりとともに差し引くだけで、長く楽しめそうですね。
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まとめ
東京堂の2020年秋冬展示会の情報を元に、ハロウィン・クリスマス・お正月をまとめてお伝えしてました。本来の意味を知ると、行事ごとに対する取り組み方なども変わりそうですよね。
私自身も、なんとなく知っているつもりでも調べながら「実はこうだったのか」という驚きと発見がたくさんありました。
ひとつでも「お!これは…知らなかったな」という情報がありましたら、あなたのお店やサービスの先にいらっしゃるお客さまにもぜひ教えてあげてくださいね。きっと行事ごとを通じた新たなコミュニケーションが生まれることでしょう。
まだまだ年末年始なんて先のことと言いつつも、年の瀬につれて…「1年早いなー」といつも思います(笑)参考になればうれしいです。
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