こんにちは。リオです。
今回は茨城県の鹿嶋エリアへ!
鹿嶋といえばサッカーJリーグの鹿島アントラーズ。私、Jリーグが発足して3年ほどは鹿島アントラーズのファンクラブに入っていました。
この地が懐かしい…
茨城県にある鹿島神宮駅。すぐ近くの鹿島神宮には、神の使いである鹿さんがたくさんいます。
ここ鹿島神宮駅と東京駅間は10~20分に1本の割合で高速バスが出ているほど人の往来が頻繁な場所で、都内への通勤エリア内でもあるんです。恥ずかしながら知りませんでした…
こんなに頻繁に走っているならバスが便利!ということで、今回はバスで訪問。
バスはJR鹿島神宮駅の前で停車し、降りると目の前に・・・存在感のあるおしゃれなお店が見えてきました。
今年3月にオープンした I:::COMORUMO(コモルモ)。
運営するのは工務店の株式会社池田建設(IK-HOME)。40年以上家づくりを続けている、まさに地元に密着した工務店です。
目次
「住まいも暮らしも」トータルで提案したい
今回お話をお伺いするのは、池田建設の池田 祐子さん。
--本日はよろしくお願いします!今年3月にオープンしたとのことですが、オープンしたきっかけを教えてください。
池田さん:本業は新築の注文住宅を建築する工務店なんです。家を建てる人は、家を建てたら暮らしもということで家具やインテリアは必ず購入しますよね。実際、施主であるお客さんとお話を重ねる中で、家具やインテリアの話は必ず出てくるんです。
その中で「お部屋にどういうものを合わせたら良いかわからない」という声がものすごく多い。お客様は、北欧風、ナチュラルインテリアなど、いろんな情報をWebや雑誌で調べてお持ちくださいます。そして、「こんなオシャレなものを置きたいんだけど、どこに売っているの?」と相談を受けるケースも多いんです。
--なるほど。家を作ってもらったなら、そこに合う家具やインテリアも相談したいというお客さんの気持ちはものすごくわかります。
オシャレな家具、インテリア、グリーンで満たされた店内。心地のよい雰囲気が感じられるお店でした。
池田さん:我々は住宅のプロとして、知識の引き出しを持っている必要があります。そのため、時間を見つけては家具店やインテリアショップでリサーチしたり。でも、お客様へは「あそこにいい感じのがありましたよ」という情報提供にとどまっていましたし、このあたりは暮らしに関わるモノを購入できる場所が少なく、成田や水戸あたりまで行かないとないんです。
家具やインテリアの相談も多かったことから、「住まいも暮らしも」提案する一つの手段として、「いつか雑貨屋をやりたいよね」という話は社内であったんです。工務店の自分たちが雑貨屋をやれば、提案の幅は確実に広がるという思いがあった。それで、思い切ってお店をやってみようとなったのが今年のはじめです。そして、1月にお店を見つけ、内装工事を2週間で仕上げ、商品を仕入れて3月のオープンに至りました。
--2週間で内装までできちゃうんですか!
池田さん:そこは本業である工務店の強みですね。決まれば早い。一気にオープンまでこぎつけました(笑)
「住まいも暮らしも」がテーマのお店なので、「暮らし」に関わるものを中心に商品がズラリ。
商品選定時はあれもこれも置きたい!となりやすいですが、「暮らし」がテーマであることを忘れずに商品を選定しているそうです。
--商品の仕入れについて、はじめにどんな商品を並べようと考えていたのでしょうか?
池田さん:まずは実際にお客様に建てたおうちをイメージして仕入れをはじめました。具体的にあのおうちで使えそうな家具、インテリア、キッチン用品は・・・と想像して仕入れるものを決めましたね。それから「暮らし」で使えるモノという感じでジャンルを広げていきました。
--たしかに実際のおうちをイメージすると、仕入れるものが決まりやすそうですね。
実は無人でお店をやろうと思っていた
池田さん:実は…このお店をオープンするにあたり、無人でやろうという案もあったんです。
--えっ!!無人ですか?
池田さん:そうなんです。家を建てる時のお客様で、家具やインテリア雑貨を見たいと言われたらお連れするだけの場所(笑)。窓が大きいのでシャッターを閉めずに夜も自動で照明が付くようにして。そして、「あれ、なんだろうね」と気になって訪れてもらったり、問い合わせが来ればいいなという、お店が工務店の看板の役割になればいいと考えていました。
でも、せっかくだからきちんとお店をあけてやろうよということになり、スタッフに店長をお願いして現在は週3日営業しています。
お皿に野菜やくだものが置いてあると、食のイメージがつき暮らしを感じます。
ママさん世代、ご年配、施主さん、お子さんまで
--お店には、どんなお客さんが来られるのでしょうか?
池田さん:ママさん世代の方が多いでしょうか。あとご年配の方も多いです。散歩してたり車で通る時に見ていて、前から気になってて…という方ですね。また、鹿島神宮駅の裏側は住宅街で若い方が家を建てているエリアでもあり、週末にはお子さん連れのお客様もいらっしゃいます。
お店に入るとグリーンがおもてなし。お店の前は通学路で小学生が日々通ります。「このサボテンほんもの~?」と話しかけられたりも。
池田さん:本業がらみだと、先日は施主さん(お客様)をお店にお連れして、「こんなのはどうですか?」と商品をご提案し、住宅完成と同時に家具・インテリアを納入したりもしました。
家具を探していてスーパーデリバリーに出会う
--スーパーデリバリーを知ったきっかけを教えてください。
池田さん:今回のお店をオープンするにあたり、家具やインテリアをネットで探していたんです。「家具 仕入れ」とかで検索したと思いますが、すぐに見つかりすんなり登録まで入っていけました。
存在感のあるソファーのまわりに、オシャレな椅子や雑貨たち。居心地のいい雰囲気が広がっています。
売れ筋は ” ちょっと置いといてかわいい ” 実用品
--このお店の人気商品はなんでしょうか?
池田さん:えっと…ほうきです。
--えっ!ほうきですか?
池田さん:そうです。ほうきです。いきなり家具などの高いものというより、まずは手の届きやすい価格帯のものが動きますね。また、家のなかに新しく置くものではなくて、今まで使っていたものを替えるというケースが多いです。おうちにちょっと置いとくとかわいい実用品ですね。
このほうきを見つけたときは、私自身が「これほしいな。かわいいな。」と気に入り、最初に仕入れました。
あと、カップとかタオルを引っ掛けるバーとか、ランチョンマットとかも動きますね。時計はプレゼント需要もあります。
人気のほうき。店内の現物を見て、うちのほうきもこれに替えたいなと思っちゃいました。
スーパーデリバリーを使ってみてよかった
--スーパーデリバリーを利用して良かったと思うことはなんでしょうか?
池田さん:とにかく購入しやすいです。お店の商品構成上、多くのジャンルの商品を扱っています。そのため多くのメーカーとの取引になります。スーパーデリバリーならなんでも揃うし、各社まとめて購入できるのはすごく助かっています。
あと、「あそこにいくら、ここにいくら」と支払いを考える必要はなく、決済はスーパーデリバリー1本。これはすごく助かります。
--ありがとうございます。実際、多くの企業と取引をすればするほど、スーパーデリバリーは利便性を増すと言っていただけます。
人が集まる場所にしたい
— 今後、どんなお店にしたいと考えていますか。
池田さん:本業の工務店があって、こうやって雑貨屋を開くことができました。おかげさまで人とのつながりがあり、最近はブローチづくりやアロマスプレーなどのワークショップもやったりしています。いろんなきっかけでお店に来ていただいて、暮らしを感じていただきたいと感じています。
ふらーっと立ち寄っていただけるだけでもいいんです。人が集まる場所にしたいと考えています。
今回お話をおうかがいしたこの場所で、ワークショップを行っています。
池田さん:そして、お店を通して地域での会話が増えればと思います。私も含めスタッフも主婦なので、会話を通して暮らしに密着したアドバイスとかも少しできれば嬉しいですね。
お店の壁には鹿島アントラーズ 石井元選手&元監督のサインが!なんともうらやましい…
地元に愛され、頼りにされるコモルモさん。
これからのご活躍をお祈りしております。本日はありがとうございました!
■I:::COMORUMO(コモルモ)
〒314-0032 茨城県鹿嶋市宮下2丁目12-31
営業時間 10:00~17:00(月・火・土)
■株式会社池田建設(IK-HOME)
〒311-2204 茨城県鹿嶋市荒井3310-2
Tel. 0299-69-3398
営業時間 9:00〜18:00(火曜定休)
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お店の開業が決まったら、スーパーデリバリー!
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