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手軽に作れて常温で日持ちがするインスタント麺は、家にいくつか常備しておくと便利なアイテムです。
今回は「健康フーズ」が取り扱う健康志向のインスタントラーメン、鳥志商店の「博多中華そば」シリーズ5種類をご紹介します。
目次
鳥志商店「博多中華そば」について
大正7年、製麺業が盛んな福岡の浮羽(うきは)地方に創業した「鳥志商店」は、もともとそうめん作りを得意としており、「ミキシングー複合熟成ー圧延ー切出ー乾燥ー包装」の各工程をすべて自社工場で行う「一貫生産」「製造直売」を貫いています。
今回ご紹介する「麺と匠 博多中華そば」シリーズは、麺に良質の小麦粉、食塩、浮羽のおいしい地下水を使用した、ノンフライタイプの即席麺です。
麺職人が天候を見ながら温度と湿度を調整し、60時間という長い時間をかけて乾燥させることにより、かんすいを使わない”無添加”でありながら、小麦の香りのするコシのある麺に仕上がるんだそう。
「化学調味料・合成着色料・合成保存料不使用」と、スープにもこだわりがあり、健康志向の方にも安心してお召し上がりいただける商品です。
今回は「博多中華そば」シリーズから、以下の5種類をお試しさせていただきました。
「博多中華そば とんこつ」まろやかで後味すっきり
[掲載商品] 博多中華そば とんこつ
博多ラーメンといえばやはり「とんこつ」ということで、まずはとんこつ味から作ってみました。
ベースに九州産の豚を使い、肉と背骨と肋骨を臭みがなくなるまで8時間煮込み、自然塩を加え、コクのあるあっさりとしたとんこつに仕上げた、化学調味料無添加のスープです。
袋の中には、液体スープと乾麺がひとつずつ入っています。
「博多中華そば とんこつ」の商品情報
■名称：干しめん
■原材料名：めん（小麦粉（小麦（国産））、小麦たん白、食塩／焼成カルシウム、未焼成カルシウム）、添付調味料（ポークエキス、チキンエキス、ラード、食塩、醤油、砂糖、酵母エキス、ごま油、なたね油、こしょう粉末、たまねぎ粉末、にんにく粉末）、（一部に小麦・大豆・豚肉・鶏肉・ごまを含む）
■内容量：113g（めん80g、スープ33g）
■保存方法：直射日光を避け常温で保存して下さい。
■栄養成分表示 1食（113g）あたり
エネルギー：371.1kcal、たんぱく質：12.7g、脂質：8.7g、炭水化物：60.5g、食塩相当量：5.8g
パッケージ表記の作り方は以下の通りです。
①多めの沸騰したお湯（550cc以上）にめんを2つに折って入れ、固め(約2分〜2分半)にゆでて下さい。
②スープを器に入れ熱湯（270cc）をそそぎ溶かして下さい。（めんをゆでる間におつくり下さい）
③出来上がったスープに、先にゆで上げためんをすくい上げ器にもれば出来上がりです。
※焼豚、いりごま、ネギ等を入れますと一層美味しく召し上がれます。
麺を茹でるお湯と、スープ用のお湯を別に用意するのがポイントですね。
麺を茹でるお湯は鍋で、スープ用は事前に計量して電気ポットで沸かすとスムーズにいきました。
麺は干す際にM字に折りたたむため、かなり長い状態で袋に入っています。茹でる時は真ん中で、半分に折りましょう。
この干す際の麺の形状は、鳥志商店独自の『鳥志掛け』として意匠登録されているんだそうですよ。
「博多中華そば とんこつ」を食べてみた感想
袋の表示通りに作ってみました。
スープはクリーミーでコクがあり、とってもまろやか。後味はすっきりしていて、とんこつ特有の香りは穏やかです。
濃厚すぎるとんこつが苦手な私でも最後までおいしくいただける、個人的に理想のとんこつスープでした。
麺はストレートの細麺。食べた感じは中華麺というより、かなり「そうめん」に近く感じます。
ツルツルとした食感で喉越しが良く、スープの絡みもバッチリです。
細麺ゆえ、やや伸びやすいため、作ったらすぐにいただきましょう。
表記の茹で時間は2分〜2分半ですが、固めが好きな方は1分半くらいで上げても良さそうです。
「博多中華そば しょうゆ」あっさり軽めの醤油味
[掲載商品] 博多中華そば しょうゆ
続いて、ピンクの袋の「しょうゆ味」を作ってみます。
遺伝子組み換えをしていない大豆を原料とした本醸造醤油を使用し、すっきり飽きのこない味わいに仕上げたスープとのこと。
「博多中華そば しょうゆ」商品情報
作り方は先に紹介した「とんこつ」と全く同じ。商品情報は以下の通りです。
■名称：干しめん
■原材料名：めん（小麦粉（小麦（国産））、小麦たん白、食塩／焼成カルシウム、未焼成カルシウム）、添付調味料（醤油、チキンエキス、食塩、なたね油、魚醤（魚介類）、砂糖、豚脂、昆布エキス、オイスターエキス、にんにくペースト、ごま油）（一部に小麦・大豆・豚肉・鶏肉・魚醤（魚介類）・ごまを含む）
■内容量：118g（めん80g、スープ38g）
■保存方法：直射日光を避け常温で保存して下さい。
■栄養成分表示 1食（118g）あたり
エネルギー：334.6kcal、たんぱく質：11.5g、脂質：4.6g、炭水化物：61.7g、食塩相当量：6.6g
「博多中華そば しょうゆ」を食べてみた感想
非常にあっさりとした、雑味のない醤油スープ。
飲んだ後の”シメの一杯”にも良さそうな、スルッといただける上品なお味です。
麺はおそらく「とんこつ」のものと同じですが、あっさり醤油スープと合わせるとやや印象が変わり、より小麦の風味を強く感じられました。
「復刻版 博多中華そば 九州しょうゆ」深みのある鴨出汁醤油
[掲載商品] 復刻版 博多中華そば 九州しょうゆ
黒のパッケージは「復刻版 博多中華そば」。
戦前の博多ラーメンは澄み切ったしょうゆ味であったことから、その味を追求し、鴨とネギ主体の深みのあるしょうゆ味に仕上げたスープです。
大分の八本樽木醤油を使用しています。
「復刻版 博多中華そば 九州しょうゆ」商品情報
■名称：干しめん
■原材料名：めん（小麦粉（小麦（国産））、小麦たん白、食塩／焼成カルシウム、未焼成カルシウム）、添付調味料（醤油、ポークエキス、なたね油、ラード、食塩、ねぎ、酵母エキス、小麦グルテン酵素分解物、チキンエキス、鴨スープ、オニオンエキス、にんにく、しょうが）（一部に小麦・大豆・豚肉・鶏肉・ごまを含む）
■内容量：117g（めん80g、スープ37g）
■保存方法：直射日光を避け常温で保存して下さい。
■栄養成分表示 1食（117g）あたり
エネルギー：337.1kcal、たんぱく質：12.8g、脂質：11.5g、炭水化物：60.9g、食塩相当量：5.5g
「復刻版 博多中華そば 九州しょうゆ」を食べてみた感想
ピンクのパッケージの「しょうゆ」と比べてスープの色が濃く、たまり醤油に似た風味、コクを感じます。表面の油分もやや多めですね。
鴨とネギの出汁が効いた深みのある味わいで、濃い味が好きな方も満足できるテイストでした。
「博多中華そば 味噌」細麺に合うさらりとした味噌スープ
[掲載商品] 博多中華そば 味噌
ベージュのパッケージは「味噌」味です。
米味噌と豆味噌をブレンドし、本醸造の再仕込み醤油もあわせて使用。味噌の旨みを引き出したスープとなっています。
「博多中華そば 味噌」商品情報
■名称：干しめん
■原材料名：めん（小麦粉（小麦（国産））、小麦たん白、食塩／焼成カルシウム、未焼成カルシウム）添付調味料（味噌、食塩、砂糖、醤油、にんにくペースト、菜種油、発酵調味料、ポークエキス、生姜ペースト、酵母エキス、たまねぎ粉末、でんぷん、唐辛子粉末、メンマ粉末）（一部に小麦・大豆・豚肉を含む）
■内容量：110g（めん80g、スープ30g）
■保存方法：直射日光を避け常温で保存して下さい。
■栄養成分表示 1食（110g）あたり
エネルギー：335.7kcal、たんぱく質：11.9g、脂質：3.7g、炭水化物：63.6g、食塩相当量：6.0g
「博多中華そば 味噌」を食べてみた感想
味噌の芳醇な香りを感じつつ、スープ自体に甘みはなくあっさりしています。一般的なラーメンでいう、味噌と醤油の中間みたいな味わい。
正直「この細麺に味噌は合うのかな？」と思っていましたが、麺に合うように作られたスープのようで、ちゃんとマッチしていました。
唐辛子が入っており、少しピリ辛です。この辛味がよいアクセントになっていますが、小さなお子さまはご注意を。
「博多中華そば 塩味」鶏と魚介の旨味が決め手
[掲載商品] 博多中華そば 塩味
最後にご紹介するのは、グリーンのパッケージ「塩味」です。
植物性飼料・完全無投薬飼育・平飼いの鶏のガラスープをベースに、長崎産天日塩を使用。味のアクセントとして14種類の香辛料をバランスよく配合しています。
「博多中華そば 塩味」商品情報
■名称：干しめん
■原材料名：めん（小麦粉（小麦（国産））、小麦たん白、食塩／焼成カルシウム、未焼成カルシウム）添付調味料（チキンエキス、食塩、なたね油、ラード、澱粉、酵母エキス、小麦グルテン酵母分解物、砂糖、オニオンパウダー、魚醤（魚介類、香辛料）、鰹節エキス、ホタテエキス、昆布エキス、椎茸エキス、胡麻油）（一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ごま・魚醤（魚介類）を含む）
■内容量：120g（めん80g、スープ40g）
■保存方法：直射日光を避け常温で保存して下さい。
■栄養成分表示 1食（120g）あたり
エネルギー：339.6kcal、たんぱく質：11.6g、脂質：5.0g、炭水化物：61.8g、食塩相当量：6.3g
「博多中華そば 塩味」を食べてみた感想
見た目も美しいクリアな塩スープは、すっきりとした味わいながら、鶏ガラや魚介の旨味をじんわりと感じます。
塩味って、インスタントタイプのラーメンではかなり難しいお味なのではと思っていますが、この塩スープは今まで食べたインスタントラーメンの中でも一番と言っていいほど完成度が高かったです。
選べる5つの味！鳥志商店「博多中華そば」はおいしくて体に優しい
「健康フーズ」が取り扱う、鳥志商店「博多中華そば」シリーズ5種類をご紹介しました。
「添加物・化学調味料・合成着色料不使用」「国産素材使用」を打ち出した健康志向の商品ですが、素材の安心安全はもちろんのこと、お味も間違いなし。
そうめん作りのノウハウを生かした添加物不使用の細麺に、麺に合わせて作られた5種のスープがよく絡み、それぞれ個性のある味わいでおいしかったです。
インスタントラーメンにありがちな過度な旨味や甘味を感じず、全体的に上品な仕上がりなのが、万人におすすめできるポイントです。
ぜひ、5種類の中からお気に入りの味を見つけてみてください！
[掲載商品]鳥志商店「博多中華そば」
（文・写真：さくら）
