こだわりの食材と優しいコーヒーを届ける「LE CAFE KODEN（ル カフェコデン）」を取材しました

東京都江東区の下町情緒あふれる町「門前仲町」。富岡八幡宮や深川不動尊といった名高い神社の近くに隠れ家のように佇むカフェ『LE CAFE KODEN（ルカフェコデン）』はあります。2022年8月にオープンしたばかりのこちらのカフェでは、オーガニックやこだわりの食材、からだに優しいコーヒーなど、「完璧ではないけれど、ちょっとずつ美味しいものにこだわりたい」というコンセプトでつくられたカフェです。

今回は「LE CAFE KODEN（ルカフェコデン）」にお伺いし、オーナーの向殿様に開業のきっかけや、スーパーデリバリーの活用方法についてお話をお伺いしました。

1 開業のきっかけは趣味のアメリカンベーキング
2 人との出会いでコンセプトを確立
3 からだに優しくみんなが幸せになれるカフェの完成
4 地域に愛されるお店を目指す
5 材料や物販の仕入れは「スーパーデリバリー」を活用
- 5.1 LE CAFE KODEN（ルカフェコデン）
6 カフェの材料・物販の仕入れなら『スーパーデリバリー』

開業のきっかけは趣味のアメリカンベーキング

──「LE CAFE KODEN（ルカフェコデン）」を開業したきっかけは？

向殿さん：もともと、コーヒーやお菓子作りが好きで趣味でやっていました。特に「アメリカンベーキング」が好きで焼き菓子やフランス菓子を一から自分でつくってもらう教室を、知人や友人、ご近所さんを集めて開催していました。また、オーストラリアのメルボルンでベーキングの専門学校に通い、焼き菓子やパンのつくり方を学ぶなど、20年以上前から飲食の勉強はしていました。

──「LE CAFE KODEN（ルカフェコデン）」のコンセプトは？

向殿さん：コンセプトは、オーガニック・こだわった食材・からだに優しいコーヒーと美味しいものを一緒に食べてもらいたい、という想いから「完璧ではないけれど、ちょっとずつ美味しいもにこだわりたい」というコンセプトにしました。

──からだに優しいコーヒーとのことですが、コーヒー豆のこだわりは何かありますか？

向殿さん：うちではコーヒーは無化学肥料・無農薬の豆を使用したり、※RA認証（レインフォレスト・アライアンス）を取得しているものだけでブレンドしたり、焙煎士の方と共同で開発してブレンドの味を決めていきました。フェアトレードの豆を入れたりもしています。

RA認証（レインフォレスト・アライアンス）とは
レインフォレスト・アライアンス認証マークは、人と自然のための共同行動を推進します。農場や森林からスーパーのレジに至るまでの全過程で、責任ある選択が生み出す有益な効果を増幅し強化します。マークがあることで、皆様に、人と自然のためのより良い未来の創造に貢献する製品を認識して選択いただくことができます。
「レインフォレスト・アライアンス」HPより引用

人との出会いでコンセプトを確立

──もともと「オーガニック」には興味があったのでしょうか？

向殿さん：オーガニックにはそれほど興味がなく、知識もありませんでした。開業するときのセミナーで出会った方などと話していくうちに徐々に興味が湧いてきました。焙煎士の方や、ジビエを使った料理を提供するカフェの方など、そういった方々との出会いも大きく影響しています。たくさんの方とお話していくうちに「食材にこだわるお店をやりたい」と思うようになり、コンセプトを確立しました。

からだに優しくみんなが幸せになれるカフェの完成

──コンセプトが決まってからは、どのようにして食材選びなどをされたのでしょうか？

向殿さん：はじめから全てをこだわるのは難しいと思っていたので、オーガニックや無農薬の食材が仕入れられるところを探して、入れられるものだけでやろうと思っていました。野菜・豆類など食材を選んでいくうちに、8割くらいがオーガニックや無農薬のものになっていきました。結果的に、こだわったものだけになったというのが正直なところです。

地域に愛されるお店を目指す

──近隣にはカフェがたくさんありますが、他店との差別化で意識していることはありますか？

向殿さん：この辺りは新しくておしゃれなカフェが多く、客層も若い世代の方を中心に賑わっている店舗が多いのですが、うちのお店では「落ち着いた隠れ家のような、大人の方がゆっくりできるお店にしたい」「地域に愛されるお店にしていきたい」ということを目指しているので、そういったところで他店との差別化を意識しています。

材料や物販の仕入れは「スーパーデリバリー」を活用

──「スーパーデリバリー」ではどのようなものを仕入れていますか？

向殿さん：天然酵母の自家製パンをつくっているので、パンに仕込む材料としてくるみやプルーン、店内のメニューで提供するジャム、ジュースなどを仕入れています。

店内では、お食事メニューのパンに塗るボーアンドボンの「ウェルシュレディ」シリーズのジャムやnakatoの「プロビオスジャム」をセルフサービスでご提供するほか、物販スペースでも販売されていました。私も実際に試食してみましたが、どの味も美味しくバリエーションも豊富なのでお客様も楽しくお食事ができるのではないかと感じました。