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(画像は日本経済新聞より)

参照:ルーツは日本の喫茶店文化 ブルーボトルコーヒー探訪
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83305970X10C15A2000000/

 

こんにちは。

もう3月も半ばになり、気温もかなり暖かくなってきましたね。外出するのも楽しくなってきた天気の中、私は「コーヒー界のアップル」として今話題の「ブルーボトルコーヒー」へ行ってきました。

ブルーボトルは清澄白河という場所にあります。

ここは東京の下町で、工業製品や繊維関係などの工場が沢山あるエリアです。
昔ながらのお店があったり、古い建物をリノベーションしてお洒落なアパレルショップや美容室があったり、なんとなくレトロな雰囲気が漂っていて色々散策してみたくなる街並みです。

ちなみに、ラクーンがある水天宮前駅からは一駅の近い場所ということもあり、このあたりに住んでいるスタッフも多く、生活もしやすい街です。

そんな下町の中にできたブルーボトル。

色んなメディアや媒体で取り上げられて注目されていますが、紹介されている中で気になったのがブルーボトルが目指しているという「地元の方に愛される場所」とか「地域密着型のお店」というキーワード。

アメリカからきたコーヒーショップが地元の人に愛される・・しかも場所は下町。

なんとなく距離感を感じるのだけど、難しくないのだろうか・・。

業種は違いますが、スーパーデリバリーを使われている小売店さんたちの中にも地域や地元密着を目指されているお店が多く、様々な工夫を耳にします。
そこで、ブルーボトルの場合はどんなことを行っているのだろう?

そのあたりの話をちょっと聞いてみたい。そしてできればコーヒーも飲んでみたい!

ということで、ブルーボトルへ行ってきました。

下町に違和感なく存在するシンプルな建物

お店は街のメインストリートから少し離れた場所にありました。

とってもシンプルな建物です。ロゴがなければ、何屋さんか分からないかも。逆に、周辺の建物や景色からそれほど浮くこともなく、そこにあるのが違和感なく感じられました。

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店内も同じくシンプル。

清澄のお店は焙煎工場を併設したカフェということもあり、店内の雰囲気は倉庫のようでした。

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店員さんたちはみなさんラフな服装にネイビーのエプロンを付けるスタイルでしたが、それが親しみやすさを出しているように感じました。

そういや、ニット帽を被っている店員さんも結構見かけました。なんだかほっこりした雰囲気があったのはそれの効果かも?

地元のお客さんに手拭いをもって挨拶周り

ブルーボトルでは、オープンしたら行列ができて地元の方々に迷惑をおかけすることになるかもしれない。

ということを考え、事前に周辺地域の方々に挨拶回りに行かれたそうです。

その時に配ったのがオリジナルの手拭い。

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(画像は表参道&青山インフォメーションより)

手拭いを持って挨拶回りなんて、なんとなく昔の日本の習慣を思い浮かべましたがそれも下町にお店を作ったブルーボトルらしさなのかもしれませんね。

しかも配布した手拭いを持参されたお客さんはレセプションの時に入店できるという、招待状代わりにもなっていたそうです。

このあたりにも周辺の方々への配慮が感じられます。

“沢山のお客さんに来店してもらえるのは嬉しいことだけど、その分地元の方々に迷惑をかけてネガティブな印象を持ってもらいたくない。”

ということで、オープン前から地域の方とのコミュニケーション作りを大事にしているそうで、店員さんと地元の方々はすっかり仲良くなっているそうです。

周辺のお店や街へも還元していきたい

清澄という場所に沢山の人がきてくれたら、ブルーボトルだけじゃなくて他のお店にもお金を落としていってもらいたい。

そこでブルーボトルが作ったのが、近隣のショップ&レストランを案内したガイドマップ。

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地域の組合の方にも協力してもらったり、もちろん周辺の店舗さんにもご理解いただいて作ったのだとか。

実際にこのマップに載っているショップさんにも喜んでもらえ、ブルーボトルに来るお客さんには清澄という街を楽しんでもらえるという、地域の人とこの街に来る人を結びつけるきっかけを提供されていました。

やはりこれも、周辺の方々にご迷惑をおかけするかもしれいから・・という配慮からうまれた企画になっているようです。

もっとコーヒーのことを知ってもらうために

今回ブルーボトルで色々とお話をお伺いしたのは、ビジネスオペレーションマネージャーの井川さんです。

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オフィスもシンプルながら、さりげないインテリアがお洒落でした!

 

ブルーボトルでは、コーヒーのことをもっと詳しく多くのお客さんに知ってもらいたい。という気持ちから、今後コーヒーの知識を増やすイベントなども考えていきたいと仰っていました。

そしてここで働くみなさん(ちなみにオープン前の募集ではバリスタ8名に対して550名もの応募が来たのだとか!)はコーヒーが好きなのはもちろん、“コーヒー自体を日本に広めるために自分たちがいる!”というマインドをもちながら、お客さんたちに接しているとのこと。

ただコーヒーの味を楽しむだけじゃなくて、お客さんとショップの距離感も縮めながらよりコーヒーのことをもっと知って、楽しんでもらう。

ブルーボトルではそういった取り組みが地元のお客さんにも伝わり、愛されるお店へとなっていくのかもしれませんね。

私は訪れたのは平日の午前中でしたが、お店の外には30人ほどの行列が絶えずできていました。

店内にもお客さんは沢山いらっしゃいましたが、落ち着いた空間でみなさんコーヒーをゆっくりと堪能されている様子でした。

先日オープンした青山店に続き、今度は代官山店がオープン予定。

それぞれ顔の違うお店のようですが、どんなふうに愛されていくのか楽しみです。

さいごに・・

念願のコーヒー、たっぷりいただきました!

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実はわたくし・・・・コーヒー党ではなく紅茶党でして。(行っておきながらなんですが。)

コーヒーの味覚については語れる余裕も知識もありません。

ですが。。実際にいただいてみたら、ちょっと酸味があったけど飲みやすい!

濃すぎないし、薄すぎないしコーヒー初心者の私には飲みやすかったです。

ごちそうさまでした~♪