食卓に並べるものや大切な人への贈りものを選ぶとき、その土地ならではの背景やつくり手の想いまで感じられると、うれしい気持ちになりませんか。

醤油発祥の地として知られる和歌山県湯浅町は、古くから発酵文化が根付く町。そんな土地にある和歌山湯浅ワイナリーでは、地域の果実や食文化を生かしたお酒づくりが行われています。

今回ご紹介するのは、紀州うめとワインを合わせたスパークリング、有田みかんの果実感を楽しめる甘味果実酒、醤油料理との相性を考え抜いて造られた赤ワイン、そして長期熟成の梅酒です。

果実の華やかさを気軽に楽しめるものから、普段の和食に寄り添うワイン、ゆっくり味わいたくなる特別感のある梅酒まで、個性豊かな6本を実際に飲み比べてみました。

日々の食卓に取り入れやすいものから、贈りものにも選びたくなる1本まで、それぞれの味わいや楽しみ方をご紹介します。

和歌山湯浅ワイナリーについて

和歌山湯浅ワイナリーは、和歌山県湯浅町にあるワイナリーです。

湯浅は、現在の醤油の原型が生まれた地とされ、約750年にわたる発酵文化が根付く町。歴史ある町並みが残る伝統的建造物群保存地区のほど近くで、和歌山湯浅ワイナリーはワインづくりを行っています。

醤油や味噌に代表される湯浅の発酵文化を背景に、ワインづくりを通じて、その歴史に新たな広がりをもたらしていくこと。受け継がれてきた発酵の魅力を次の時代へつなぎ、地域の活性化にも貢献していくこと。そうした想いが、和歌山湯浅ワイナリーのものづくりの背景にあります。

また、和歌山は「フルーツ王国」とも呼ばれるほど、果実に恵まれた土地です。雄大な太平洋に面し、黒潮の影響を受けた温暖な気候と長い日照時間のもと、みかんや梅をはじめ、みずみずしく香り高い果実が育まれてきました。

発酵文化の町・湯浅の背景と、和歌山ならではの果実の恵み。その両方を生かしながら、伝統と新しさをあわせ持つお酒づくりに取り組んでいるところに、和歌山湯浅ワイナリーらしさがあります。

背景を知ってから味わうと、一杯ごとの印象も少し深まるもの。ここからは、実際に飲んで感じた6本の魅力をご紹介します。

まず取り上げるのは、和歌山の果実の魅力をワインと組み合わせて楽しめる「勹果(ほうか)」シリーズです。「勹」は包む、「果」は果実を意味し、果実をやさしく和歌山湯浅ワイナリーは、和歌山県湯浅町にあるワイナリーです。

湯浅は、現在の醤油の原型が生まれた地とされ、約750年にわたる発酵文化が根付く町。歴史ある町並みが残る伝統的建造物群保存地区のほど近くで、和歌山湯浅ワイナリーはワインづくりを行っています。

醤油や味噌に代表される湯浅の発酵文化を背景に、ワインづくりを通じて、その歴史に新たな広がりをもたらしていくこと。受け継がれてきた発酵の魅力を次の時代へつなぎ、地域の活性化にも貢献していくこと。そうした想いが、和歌山湯浅ワイナリーのものづくりの背景にあります。

また、和歌山は「フルーツ王国」とも呼ばれるほど、果実に恵まれた土地です。雄大な太平洋に面し、黒潮の影響を受けた温暖な気候と長い日照時間のもと、みかんや梅をはじめ、みずみずしく香り高い果実が育まれてきました。

発酵文化の町・湯浅の背景と、和歌山ならではの果実の恵み。その両方を生かしながら、伝統と新しさをあわせ持つお酒づくりに取り組んでいるところに、和歌山湯浅ワイナリーらしさがあります。

背景を知ってから味わうと、一杯ごとの印象も少し深まるもの。ここからは、実際に飲んで感じた6本の魅力をご紹介します。

まず取り上げるのは、和歌山の果実の魅力をワインと組み合わせて楽しめる「勹果(ほうか)」シリーズです。「勹」は包む、「果」は果実を意味し、果実をやさしく包み込むような味わいへの想いが込められています。ような味わいへの想いが込められています。

梅の華やかな香りと爽やかな酸が広がる ― 勹果 紀州うめ&白ワイン スパークリング

【掲載商品】【甘味果実酒】紀州うめ&白ワインスパークリング 375mlサイズ 日本ワイン / 瓶 和歌山県産 フルボトル

紀州うめの果汁と白ワインを合わせた、甘口タイプのスパークリングです。

紀州うめの豊かな香りとやさしい甘みを、スパークリングのすっきりとした飲み心地とともに楽しめます。アルコール度数は7度で、よく冷やして飲むのがおすすめです。

食前酒から食中酒、デザート酒まで幅広いシーンに取り入れやすく、肉料理や魚料理とのペアリングも楽しめる1本です。

商品情報

■商品名:勹果 紀州うめ&白ワイン スパークリング

■品目:甘味果実酒(発泡性)

■原材料名:梅糖抽出果汁(梅(和歌山県産)、砂糖)、国内製造白ワイン(ぶどう(日本産))、醸造アルコール/炭酸ガス

■内容量:375ml

■アルコール分:7度

保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存

飲んでみた感想

グラスに注ぐと、美しく輝く黄金色の液体に、きめ細かな泡が勢いよく立ち上ります。泡の量も豊かで、見た目にも華やかな印象です。

香りは、しっかりとした梅の香りに、完熟した桃や杏のようなフルーツのニュアンスが重なります。やさしい甘さを感じる香りで、グラスに顔を近づけた瞬間から期待が高まります。

口に含むと、クリーミーな泡がやさしく弾け、上品な甘みと梅らしい酸味が口の中に広がります。甘口ですが、白ワインベースの軽やかさと爽やかな酸味が全体を整えて、甘さが前に出すぎることはありません。後味はすっきりとしていて、余韻に梅の風味が心地よく残ります。

アルコール度数は7度と一般的なワインよりもやや低めなので、気軽に楽しみやすいのも魅力。梅の華やかな香りと甘酸っぱさを、軽やかな泡とともに楽しめる、爽やかでバランスのよいスパークリングだと感じました。

フレッシュフルーツと合わせると、果実のみずみずしさと梅の華やかな香りが調和し、爽やかな余韻がより引き立ちました。塩気のある生ハムなどと合わせても、甘酸っぱさとのコントラストを楽しめそうです。

梅の甘酸っぱさにベリーのニュアンスが重なる ― 勹果 紀州うめ&赤ワイン スパークリング

【掲載商品】【甘味果実酒】紀州うめ&赤ワインスパークリング 375mlサイズ 日本ワイン / 瓶 和歌山県産 フルボトル

紀州うめの果汁と国産赤ワインを合わせた、甘口タイプのスパークリングです。

梅の甘酸っぱさに、赤ワイン由来のベリー系のニュアンスがほんのり重なり、果実感のある味わいが楽しめます。アルコール度数は7度で、よく冷やして飲むのがおすすめです。

食前酒としてはもちろん、チーズやナッツ、フルーツを使ったデザート、少しスパイシーな料理などにも合わせやすい1本です。

商品情報

■商品名:勹果 紀州うめ&赤ワイン スパークリング

■品目:甘味果実酒(発泡性)

■原材料名:梅糖抽出果汁(梅(和歌山県産)、砂糖)、国内製造赤ワイン(ぶどう(日本産))、醸造アルコール/炭酸ガス

■内容量:375ml

■アルコール分:7度

保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存

飲んでみた感想

グラスに注ぐと、梅紫蘇を思わせる深い赤色が目を引きます。きめ細かな泡が軽やかに立ち上り、見た目からも気分が上がるような華やかさがあります。

香りは、完熟した梅を思わせる甘く華やかな香りが中心です。そこに、桃や杏のようなフルーツのニュアンスと、ベリー系の香りが重なります。梅の香りを主役にしながら、ぶどう由来の果実感が奥行きを添えている印象です。

口に含むと、梅ジュースを思わせるようなやさしい甘みが広がり、きめ細かな泡が心地よく弾けます。甘口ではありますが、梅の爽やかな酸味があり、全体のバランスがとてもきれいです。

渋みはほとんど感じないので、タンニンの強い赤ワインが苦手な方でも、これなら飲みやすいのではないかと思いました。梅の甘酸っぱさとぶどうの果実味がやわらかく重なり、甘口でありながら、後味は意外なほど軽やかで余韻もすっきりとしています。

チーズやナッツ、生ハムなどと合わせても、食材の旨みや塩気に梅の甘酸っぱさや泡の軽やかさが重なり、互いのおいしさを引き立て合いそうです。

有田みかんのみずみずしい果実味が広がる ― 勹果 有田みかん&白ワイン

【掲載商品】【甘味果実酒】有田みかん&白ワイン 375mlサイズ 日本ワイン / 瓶 和歌山県産 フルボトル

和歌山県産の有田みかん果汁と白ワインを合わせた、甘口タイプの果実酒です。

有田みかんのジューシーな果実感に、白ワインのすっきりとした後口が重なり、フルーティで飲みやすい味わいが楽しめます。アルコール度数は7度で、よく冷やして飲むのがおすすめです。

食前酒や食後のデザート酒としてはもちろん、オンザロックやソーダ割り、ヨーグルトにかけるなど、さまざまな楽しみ方ができる1本です。

商品情報

■商品名:勹果 有田みかん&白ワイン

■品目:甘味果実酒

■原材料名:みかん果汁(みかん(和歌山県産))、国内製造白ワイン(ぶどう(日本産))、醸造アルコール/香料

■内容量:375ml

■アルコール分:7度

保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存

飲んでみた感想

グラスに注ぐと、濃く鮮やかなオレンジ色が目を引きます。見た目からも、みかんの果実感をしっかり楽しめそうな期待が高まります。

香りでまず驚いたのは、そのフレッシュさです。グラスに顔を近づけると、絞りたてのみかんジュースのような、みずみずしく甘やかな香りがふわっと広がります。

口に含むと、太陽をたっぷり浴びて完熟したみかんの果実味が口いっぱいに広がります。甘さはほどよく、酸味も強すぎないため、とてもやさしい飲み心地です。

そして後味には、みかんの皮を思わせるほのかな苦みも感じられます。この苦みがあることで、甘さだけに寄りすぎず、味わいにほどよい奥行きが生まれています。フルーティでありながら、後口はすっきりとした印象です。

白ワインの風味は前面に出るというより、みかんの果実感をそっと支えながら、後口のすっきり感につながっているように感じました。ジュースのように親しみやすい香りがありながら、大人がゆっくり楽しめるお酒に仕上がっているところも魅力です。

よく冷やしてそのまま飲むと、みかんの果実味を存分に味わえます。ソーダ割りにすると、よりすっきり爽やかな飲み口になり、軽やかに楽しめました。ヨーグルトに少量かけてもよさそうです。

醤油料理に寄り添う、軽やかな赤ワイン ― SHOW YOU

【掲載商品】赤ワイン【醤油料理に合うワイン】SHOW YOU 720ml 日本ワイン/ ミディアムボディ 中辛 フルボトル

「醤油に合うワインを造りたい」という想いから生まれた、和食に寄り添う赤ワインです。

山梨県産の希少な日本固有のぶどう品種「北杜の雫」を100%使用。深く濃い赤紫色ながら、味わいは軽やかで、やわらかな渋みと心地よい酸味があります。

赤ワインとしては温度はやや低めの12〜14℃で楽しむのがおすすめです。お刺身やブリの照り焼き、焼き鳥、肉じゃがなど、醤油を使った料理と合わせて味わいたい1本です。

商品情報

■商品名:SHOW YOU

■品目:赤ワイン

■原材料名:ぶどう(山梨県産)、酸化防止剤(亜硫酸塩)

■内容量:720ml

■アルコール分:12度

保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存

飲んでみた感想

グラスに注ぐと、中心部は黒に近いほど深い紫色です。縁には明るい赤紫色が見え、濃い色調の中にも若々しさを感じます。外観からは、濃厚なフルボディの赤ワインを想像しますが、実際に飲んでみるとその印象は大きく変わります。

香りは、意外なほどやわらかく軽やかです。クランベリーやスグリのような赤系果実に、黒系果実のニュアンスも少し重なります。その奥に、ハーブや植物の茎を思わせるほのかなグリーンのニュアンス、太陽を浴びた土のような香りも感じられ、派手ではありませんが奥行きのある香りです。

口に含むと、なめらかな口当たりで、渋みはかなり控えめです。タンニンはほとんど感じないと言ってもよいくらいで、色の濃さに反して味わいは重くありません。一方で酸はしっかりと感じられ、やわらかな果実味ときれいな酸味が全体を支えています。辛口でドライな余韻も心地よく、すっきりと楽しめる赤ワインです。

このワインは、醤油を使った料理と合わせた時にその魅力を最大限に発揮します。一般的に、魚介には白ワインを合わせるイメージがありますが、まぐろのづけや帆立の刺身に合わせてみると、渋みの少ないなめらかな味わいと、しっかりとした酸が魚介や醤油の風味と見事にマリアージュしました。

筍としし唐のバター醤油炒めともよく合いました。バター醤油の香ばしさや筍のやさしい旨みに、ワインのすっきりとした酸味がなじみます。香りに感じたほのかなグリーンのニュアンスが、しし唐の青みとも自然につながっているように感じました。

今回合わせた料理は一例ですが、煮物や照り焼き、焼き鳥のタレなど、普段の家庭の食卓に並ぶ醤油味の料理に幅広く合わせられそうです。赤ワインは肉に合わせるもの、というイメージを少し変えてくれる、普段の食卓に取り入れたくなる1本でした。

ここからは、18年の時を重ねた長期熟成梅酒「古色梅酒」2本をご紹介します。

「古色梅酒」は、希少な小梅「パープルクイーン」と純米酒を使い、長い熟成によって梅の香りやコク、まろやかな奥行きを引き出した梅酒です。一般的な梅酒の気軽さとはまた違う、時間をかけてゆっくり向き合いたくなる特別感があります。

食後に少量ずつ味わう1本としてはもちろん、大切な方への贈りものにも選びたくなるシリーズです。「寝寧」と「世世」それぞれの魅力をご紹介します。

18年の時が育てた、すっきり上品な長期熟成梅酒 ― 古色梅酒 寝寧

【掲載商品】【長期熟成梅酒】寝寧 500ml / 和歌山県産 瓶 うめ フルボトル

18年という長い時間をかけて熟成された、特別感のある長期熟成梅酒です。

希少な小梅「パープルクイーン」と純米酒が織りなす、まろやかで奥行きのある味わいが特徴。アルコール度数は9度で、濃厚さがありながらもすっきりと飲みやすい口当たりに仕上げられています。

まずは常温ストレートでゆっくり味わうほか、オンザロックやお燗でも楽しめます。大切な方への贈りものや、特別な時間に開けたい梅酒です。

商品情報

■商品名:古色梅酒 寝寧(ねね)

■品目:リキュール

■原材料名:梅酒(和歌山県製造)、醸造アルコール、梅(和歌山県産)、砂糖

■内容量:500ml

■アルコール分:9度

保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存

飲んでみた感想

グラスに注ぐと、長期熟成梅酒らしい深みのある色合いが印象的です。見た目からも、長い時間をかけて育まれたお酒ならではの落ち着きが感じられます。

香りには、黒糖やドライフルーツを思わせるような、熟成由来の甘やかで奥行きのあるニュアンスがあります。一般的な梅酒の明るい果実感とは少し違い、時間を重ねたからこそのまろやかさや複雑さが感じられる香りです。

口に含むと、熟成を経た丸みのあるやわらかな味わいが広がります。濃厚さはありますが、砂糖の甘さが前に出るようなしつこさはありません。梅の酸味がきれいに感じられるため、とてもすっきりと飲みやすい味わいです。

特に印象的だったのは、余韻に残る酸の美しさです。飲み終えたあとも、梅のコクと酸味が上品な余韻として残ります。

ロックにすると、氷が少しずつ溶けることで味わいがやわらかくほどけ、熟成梅酒の奥行きはありながら軽やかに楽しめました。ナッツやチョコレートなどとともに、食後にゆっくり味わうのにもよさそうです

18年という時間が育てた特別感がありながら、構えすぎずに楽しめる飲みやすさもある一本。丸みを帯びたやわらかさと、きれいな酸味が印象に残る、上質な長期熟成梅酒だと感じました。

濃厚でまろやか、凝縮感を味わう長期熟成梅酒 ― 古色梅酒 世世

【掲載商品】【長期熟成梅酒】世世 500ml / 和歌山県産 瓶 うめ フルボトル

18年熟成の古酒をベースに、個性の異なる梅酒を少量ブレンドして仕上げた長期熟成梅酒です。

パープルクイーンやミスなでしこといった希少な小梅と純米酒が織りなす、濃厚で芳醇な味わいが特徴。アルコール度数は19度で、とろりとした重厚感や凝縮された果実味、長く続く余韻を楽しめます。

まずは常温ストレートでじっくり味わうほか、オンザロックやぬる燗でも楽しめます。食後のデザート酒として、また特別な贈りものにも選びたくなる1本です。

商品情報

■商品名:古色梅酒 世世(ぜぜ)

■品目:リキュール

■原材料名:梅酒(和歌山県製造)、醸造アルコール、梅(和歌山県産)、砂糖

■内容量:500ml

■アルコール分:19度

保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存

飲んでみた感想

グラスに注ぐと、長期熟成による深い茶褐色の色合いが印象的です。光にかざすと艶やかさもあり、濃厚で上質な味わいを想像させます。添えられた純金箔を液面にそっと散らすと、見た目にも華やかで、特別感が一層高まります。

香りは、梅の香りがしっかりと漂い、そこに黒糖やカラメル、ドライフルーツを思わせるような濃密なニュアンスが重なります。甘やかでありながら落ち着きがあり、長い時間を経た梅酒ならではの奥行きを感じる香りです。

口に含むと、まず感じるのは濃厚さとまろやかさです。梅の旨みがぎゅっと凝縮されたような味わいで、先に紹介した寝寧よりもさらにリッチで、厚みのある印象があります。

酸味もしっかり感じられますが、最初に立ち上がるのは、熟成によるコクと凝縮感。黒糖を思わせるような濃い味わいがあり、甘み、酸味、熟成感が一体となって、ゆっくり味わいたくなる深みを生み出しています。

余韻にも、梅の香りとコクが長く続きます。さらりと上品に楽しめる寝寧に対して、世世はより濃厚で、少量をじっくり味わいたくなるタイプ。食後に小さなグラスで、時間をかけて楽しみたい梅酒だと感じました。

特別感のある味わいで、大切な方への贈りものはもちろん、自分へのご褒美としてゆっくり開けたくなる一本です。濃厚でまろやか、そして余韻まで印象に残る、上質な長期熟成梅酒でした。

果実と発酵が生み出す恵みを、食卓にも贈りものにも

今回ご紹介した和歌山湯浅ワイナリーの6本を飲み比べて感じたのは、発酵文化の町・湯浅という背景と、和歌山ならではの果実の恵みが、それぞれのお酒に生かされていることです。

果実の華やかさを気軽に楽しめる「勹果」シリーズ、醤油料理に寄り添う赤ワイン「SHOW YOU」、そして18年の時が育てた長期熟成梅酒「寝寧」と「世世」。それぞれに個性があり、日々の食卓から特別な日の一杯まで、幅広い楽しみ方ができるラインアップでした。

和歌山湯浅ワイナリーのお酒は、ただ飲むだけでなく、その土地の背景やつくり手の想いも一緒に味わえるところに魅力があります。

いつもの食事に少し新しい楽しみを添えたいときに。

大切な人へ、記憶に残る一本を贈りたいときに。

発酵文化が息づく土地から生まれた、個性豊かな6本。ぜひチェックしてみてください。

(文・写真:柴田幸恵)