桜の開花を心待ちにする春商戦ステップアップシーズンを迎えました。
先日、東京堂のショールームを訪問しました。今年は推し活などにも使えそうな13色のバラ。見ているだけで幸せな気分に浸れるイエローとグリーンを基調にした「Hello!Spring!」の春の提案。バリエーション豊富な春の花々。毎年人気の桜など…「春のおもてなし」に向けての準備が楽しくなるようなアイテムがそろっています。今回は動画とブログで「東京堂」の春夏シーズンの提案を余すことなくご紹介します!
目次
- 1 【動画配信】2025年2月5日(水)10時00分~「東京堂」春夏シーズンのおもてなし。ディスプレイヒントをご紹介します。
- 2 「ReCO(リコ)」の春夏提案|造花(アーティフィシャル)でも高まる環境配慮
- 3 供花(きょうか)|大切な家族やペットの偲び方も多様化
- 4 近年、注目されているペット葬
- 5 Hello!Spring!|イエロー×グリーンで元気と幸せを届ける
- 6 春の庭園|表情豊かに咲き誇る新作の花たち
- 7 桜|そうそう!こういう桜が見たかったんだ!と思わせる満開の桜に注目
- 8 バラ|推し活ブーケ提案ができるかも…13色のバラ
- 9 MOSS+(モスプラス)|苔が主役のグリーン提案がトレンド
- 10 難燃(なんねん)素材|商業施設を中心に広がる注目される素材
- 11 ドウダンツツジ|おしゃれなお店の初夏の提案グリーン
- 12 ひまわり|夏のスタイリングフラワーの主役
- 13 南国の植物|暑い夏だから元気になれるような花々の提案もおすすめ
- 14 Breezy in Blue(ブリージーインブルー)|おしゃれなデニムカラーのフラワーが素敵
- 15 FFA(フローラルフォームアート) |今までにないクラフトデザイン
- 16 春夏シーズンのディスプレイやインテリア装飾が楽しくなりそう
【動画配信】2025年2月5日(水)10時00分~「東京堂」春夏シーズンのおもてなし。ディスプレイヒントをご紹介します。
2025年2月5日(水)10時00分~「東京堂」が提案する2025年春夏シーズンのおもてなし。ディスプレイヒントを卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の公式YouTubeチャンネルにてご紹介します!
東京堂のショールームより、桜、春夏シーズンの新作フラワー、インテリアグリーンなどディスプレイや装飾のヒントになるヒントをお届けします。春夏シーズンのおもてなしのヒントに活用してください。
[配信企業]東京堂
[配信媒体]スーパーデリバリー公式YouTubeチャンネル
[タイトル]春夏シーズンのおもてなし。ディスプレイヒントをご紹介
[配信日時]2025年2月5日(水)10時00分~
[動画配信時間]23分ほど
「ReCO(リコ)」の春夏提案|造花(アーティフィシャル)でも高まる環境配慮
ディスプレイや装飾を提案する上で年々、ディスプレイアイテム選びの視点の中に「環境配慮」「エシカルな視点」というのが欠かせなくなってきました。
そのような流れの中で、東京堂ではSDGsなシリーズ「ReCO(リコ)」の提案を強化されています。
ReCo(リコ)とは?
ReCO(リコ)は、Recycle(リサイクル)&Eco(エコ)を課題に込めた造語。東京堂のアーティフィシャルフラワーブランド「MAGIQ(マジック)」のラインナップのひとつです。再生PETボトル、再生プラスチックといったリサイクル素材を原料に使用したり、配合している商品。SDGsな観点から製品づくりをしているシリーズです。
対象商品には「ReCO」のオリジナルタグが付いています。
ReCO(リコ)の春の花はカラーリングが美しさに注目
エントランスで提案されていたのはカラーリングが美しい春の花々。
例年に比べてカラー提案が豊富な2025年。近年注目される「推し活」「韓国インテリア」「和モダン」「クラシカル」といった様々なライフスタイル提案の多様化に対応した提案ができる東京堂ならではのバリエーションが広がる提案がされていました。
続いて、「ReCO」の桜の提案。しだれ桜など春らしい提案も可能になっています。自然の桜の儚さも良いですが、アーティフィシャルフラワーだからこその利点はやはり「花もちの良さ」。長く春を楽しみつつ、環境に配慮をしながらおもてなしをしたい!という方にぴったりです。
供花(きょうか)|大切な家族やペットの偲び方も多様化
葬儀花と供花をご紹介していきます。
まずは、「寺院用常花(じいんようじょうか)」。アーティフィシャルフラワー(造花)の提案をはじめています。
近年変わりゆく葬儀のニーズや、花粉やアレルギー対応、猛暑による花持ちの悪さの解消(造花なので枯れることがなく長く使える)という観点から、アーティフィシャルフラワーでの提案の場が増えているとのことです。
続いて「供花(きょうか)」。お墓などのお供え用のお花です。ひと昔前までは、お花の枯れゆく姿が「諸行無常」という仏(ほとけ)の教えを表すと言われていました。そのため、生花であることが大切と言い伝えられてきました。近年、そういった考え方が見直され「亡くなった方への感謝の気持ちを伝えることが大切」とされ、供えるお花は生花には限らなくても良いという考え方が少しずつ広がってきているようです。
また、昔ほど仏壇をしっかり置かれるお家も減り、少しずつ故人を偲ぶ形も変わってきています。ご家庭によっては、小さな子どもとの暮らしやペットなどがいることでメンテナンスがなかなかできないといったご事情の方も増えています。そのような中で、アーティフィシャルフラワー(造花)のニーズが増えつつあるとのことです。
近年、注目されているペット葬
供花の提案の中で近年、注目されているのが「ペット葬」。ペットも大切な家族の一員という考え方の方が増えたことで、ペットとの大切な思い出の写真と共に供花を飾られる方が増えています。ペット向けの供花で人気のものには、ペットの写真とともに供花がセットになったものです。インテリア性も高く空間になじむものが人気とのこと。
合わせて、「あの日のおもかげ線香(犬・猫)」も今後提案予定です。猫・犬シルエットのお線香になっていて、線香に火をつけるのにも、心があたたかくなるような気持ちになれる線香です。
供花アレンジの新作も増えています
2024年の提案では、オーバル型の横に広がるデザインの提案が人気でした。
2025年は提案が増え、ふんわりとしたアレンジメントで縦長シルエットのものが増えています。棚置きがしやすく、様々な空間にになじみやすい優しいカラーリングのアレンジメントが増えています。この機会にぜひチェックしてみてください。
Hello!Spring!|イエロー×グリーンで元気と幸せを届ける
ショールームに入ると、優しいレモンイエローのカラーリングとグリーンに包まれるような空間が広がっていました。「Hello!Spring!(ハロースプリング)」が春夏のメインビジュアル。
春の訪れを感じさせてくれる黄色い花々は元気と幸せを届けてくれます。たくさんの黄色いお花を飾って春を呼び込みましょう。
黄色い花にも種類があり、色もですがお花の種類でも楽しませてくれます。ミモザ、スイートピー、ラナンキュラス、ダマスクローズ、スターチス、デルフィニウム、ダリア、ローズ…と種類もいろいろ。花表現が黄色でここまで楽しめるのか…と思えるほどアイデアが広がります。
東京堂の担当者おすすめのお花をいくつかご紹介します。
「水仙(すいせん)」。水仙というと、和のお花というイメージが強いですが、実はヨーロッパでは春の訪れを告げる花として古くから親しまれている花です。東京堂では、今期は洋のアレンジメント、和のアレンジメントどちらにも合うようにデザインをし、切り花(バンドル)としての提案をしています。
[関連商品]水仙
雑貨業界では、春だけでなく通年の花モチーフとして人気となった「ミモザ」。オフホワイトカラーのミモザが2025年は新作として登場しました。白いミモザもふわふわとした印象でかわいらしいですよね。黄色いミモザと合わせての提案や白を基調としたアレンジメントに取り入れるのにもおすすめです。
[関連商品]ミモザ
イエローをベースにした春の花々のアレンジに合わせておすすめしたいのが「フリチラリア」と「グリーンベル」です。動きのあるデザインのお花になっているので、アレンジメントに入ることでフレッシュで生き生きとした印象になっていきます。
春の庭園|表情豊かに咲き誇る新作の花たち
「春の庭園」のように新作の花々がそろいました。いくつかおすすめの商品をご紹介していきます。
柔らかなカラーリングと動きのあるデザインが印象的な「ポピー」。
韓国インテリアとの相性も良く、近年人気の「チューリップ」。昨年は完売してしまうほど人気だったため、今年は種類も在庫も豊富にご用意しています。春の象徴ともいえるお花のひとつではありますが、室内温度など花持ち(維持)が難しいお花のひとつでもあります。そんなお花こそアーティフィシャルで長く楽しむのにおすすめです。
お花屋さんのようにブーケ提案ができるアレンジメントは、ステム(茎)が長めになっているので、ブーケのまま活用しても良し、アレンジメントの素材としても使い勝手が増しています。
[関連商品]ブーケ
クリスマスローズ、カーネーション、レースフラワー、パンジー、ラナンキュラス、スイートピー、デイジー、ダリア、ガーベラ、ラベンダー、キャンディジプソなど…春といえばの花の新作が例年以上にそろっています。空間に合わせて上手に取り込んでみてはいかがでしょうか?
桜|そうそう!こういう桜が見たかったんだ!と思わせる満開の桜に注目
毎年いろいろな桜の表情が楽しめる「東京堂」。2025年の桜の提案は「満開の桜」。華やぎがあり、心満たされるような桜の表情が素敵な新作が揃いました。
近年、天候の影響か…まばら咲きのような桜が続いていたので「そうそう…こういう桜の姿が本当はみたかったんだよね。」と思わせてくれる桜表現がとても素敵でした。
桜の新作で注目したいのはバンドルタイプのものです。
「MAGIQ やよい桜束 ライトピンク 花径4〜4.5×L65×W30cm 1入 FM000192-zzz」は、枝ぶりがしっかりとした桜束。そのまま投げ入れるだけで、美しくなりますが、枝部分をスパイラルにして花枝部分を広げると桜の小さな木のように華やかなアレンジメントが完成します。春のおもてなしに1セットあるだけで、印象的な空間に仕上がります。
こちらは「落ち輪」。桜の花部分のみを表現した商品です。今年新作として「MAGIQ 月夜の桜 落ち輪 ライトピンク 花径3.5×L2.5cm 48コ入 FM004397-zzz」が仲間入りしました。月夜の桜とあるとおり、月夜で照らされた桜を表現しています。とても上品にオーロラ色のように輝く桜。床に散らした装飾デザインや、桜の木にあわせて散りゆく桜を表現するのにもおすすめです。
バラ|推し活ブーケ提案ができるかも…13色のバラ
こちらはバラだけをまとめたコーナー。2025年春夏シーズンはバラの種類も増えました。種類だけでなく、バラのカラーリングも増えています。
まずご紹介するのは「ReCO(リコ)」の「ブリリアントローズ」13色。エシカルな素材背景はもちろんのこと、カラーリングが13色もそろっているのがポイントです。トレンドの推しカラーで作るブーケやアレンジメントの提案も可能なので、お部屋のコンセプトに合わせてインテリアに取り入れられそうです。
続いて「ダマスクローズ」。化粧品や雑貨などでも取り入れられるダマスクローズ。世界一香りが良いとも言われるバラですが、アーティフィシャルフラワーでもディスプレイや撮影などに使えるようダマスクローズの提案をしています。
バラも、いろいろな種類がそろっています。
合わせて、ウェディングやディスプレイなどにも使える「花びら(ペタル)」も定番の赤色だけでなく、ペールトーンのやさしい色合いも増えています。
6月2日は「ローズの日」。6月2日に大切な人にバラの贈り物をして「感謝を伝える」ことを目的にした記念日です。母の日、ローズの日、父の日と5月から6月は大切な人に感謝の気持ちを伝えるのにぴったりな機会がある時期。提案のひとつとして取り入れてみませんか?
MOSS+(モスプラス)|苔が主役のグリーン提案がトレンド
インテリアグリーン市場で、近年人気なのが「苔テラリウム」。その影響か「苔」だけでディスプレイをしたいというニーズが増えています。しかしながら、リアルな苔を提案するとなると湿度管理などメンテナンスするのが大変です。「東京堂」では、そういったご要望に応えて「苔(MOSS)」を主役にした「MOSS+(モスプラス)」の提案をしていました。
大判のマットやマットロール、苔を付着させたようなデザインのワイヤーネットなども充実しているので、苔玉、苔庭など…憧れの景色が一気に完成します。
ベース土台もあるので、「エアープランツ」など「多肉植物」を組み合わせるだけでオシャレなインテリア小物が完成します。
あわせて、今回は「岩(ストーン)」も提案されているので、カットして天井装飾に使ったりすることもできます。なかなか自然素材では難しかった表現ができるのがアーティフィシャル(造花)ならではの良さだなと実感しました。
難燃(なんねん)素材|商業施設を中心に広がる注目される素材
商業施設などを中心に近年ニーズが高まっている「難燃(なんねん)素材」のアーティフィシャルグリーン。消防法の規定によって、内装に使える素材などの提案も制限される場合があります。
消防法とは、火災の予防はもちろん、警戒・鎮圧、災害等による傷病者の搬送を適切に行うため、建築物などについて防火・消防上必要な規制を定めた法律のことです。
見ためはインテリアグリーンと変わらないのですが、「難燃剤が織りこまれた素材で出来ています。着火しにくく、燃え広がりも抑制します。」という点が変わります。
ディスプレイの環境などを考えながら、環境に合った素材選びにお役立てください。
ドウダンツツジ|おしゃれなお店の初夏の提案グリーン
オシャレなセレクトショップなどセンスが光るお店の初夏の提案グリーンといえば…「ドウダンツツジ」。初夏に向けてお花屋さんへのご要望が増えています。
人気のグリーンがゆえに、近年ニーズに追いつかないこともあるほど…。
そこで、ディスプレイにも導入できるようドウダンツツジの種類が今年は充実しています。アーティフィシャルなので、メンテナンスもかんたんです。初夏のおもてなしにドウダンツツジを飾ってみませんか?
ひまわり|夏のスタイリングフラワーの主役
夏の主役といえば「ひまわり」。2025年も夏のスタイリングのひとつとしてひまわりが提案されていました。
2025年のポイントは「あたたかみのあるカラーリング」「落ち着きのあるカラーリング」です。発色の良いひまわりですが、見ているだけで心があたたかくなるような優しいカラーリングのひまわりが揃っているなと感じました。
南国の植物|暑い夏だから元気になれるような花々の提案もおすすめ
うだるような暑さが続く夏。今年も猛暑が予想されることでしょう。夏時期は花もちが悪いので、アーティフィシャルを使ったディスプレイなどの提案がおすすめです。南国の植物でリゾート感が演出できる夏らしい演出をしてみませんか?
Breezy in Blue(ブリージーインブルー)|おしゃれなデニムカラーのフラワーが素敵
「ブリージーインブルー」の提案。落ち着いたトーンのペールブルーと純真無垢なピュアホワイトを合わせて上品な空間を演出しています。
ウェディングの提案としてもおすすめですが、どこか涼しげで美しいのでデニムなどのカジュアルな提案にも合いそうだなと思いました。実際に目で見るよりも、カメラなどを通してみてみる方が色合いの深さやグラデーションがきれいに見える商品なので、写真や動画を撮るような場面で映える商品群だと思いました。
FFA(フローラルフォームアート) |今までにないクラフトデザイン
「東京堂」では、資材を活用したクラフトアートなどの提案をしています。実店舗では、クラフトアートなどの体験会も開催されているので、気になる方はチェックしてみてください。(ご案内:東京堂レッスンイベント)
今回の展示会では「FFA(フローラルフォームアート)」が目を惹きました。フローラルフォームアートとは、フラワーアレンジメントなどに使用されるフローラルフォームを加工して造形を楽しむクラフトです 。動画でレシピなども公開されていますが、大人の新たな趣味としても人気となりそうな予感がします。
春夏シーズンのディスプレイやインテリア装飾が楽しくなりそう
今回は、東京堂のショールームから春夏シーズンの提案をご紹介しました。まだまだ紹介しきれないくらい魅力的な商品がたくさんあり、見ているだけで春夏シーズンの提案を考えるのが楽しくなる場でした。
東京堂のページでも随時、新作アイテムが掲載されていきます。この機会にぜひチェックしてください。