2023年の年末、どこよりも早く桜が満開の「東京堂」のショールームを訪問しました。「東京堂」では、1月中旬から店舗での桜の提案がスタートします。

いよいよ、春夏シーズンがはじまります。

今回のライブ配信では、以下の4つの内容にそって、展示会の模様をお届けしていきます。

(1)春といえば桜、夜桜きらめく新作の桜をご紹介

(2)変わりゆく供養のカタチ、フューネラルフラワーのご提案

(3)春のお庭を思わせる優しさとハッピーカラーに包まれるお花たち

(4)インテリア空間には欠かせないグリーン。2024年春夏シーズンの注目は「オリーブ」

今年らしい空間づくりでのおもてなしや、トレンドを取り入れたディスプレイ提案をされたい方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

東京堂2024年春夏展示会「いち早く春夏シーズンの提案に添えたいディスプレイのヒント」

[配信企業]東京堂

[配信媒体]スーパーデリバリー公式YouTubeチャンネル

[タイトル]いち早く春夏シーズンの提案に添えたいディスプレイのヒントをお届けします。

[配信日時]2024年1月23日(火)16時00分~

[動画配信時間]30分ほど

動画をチェックされたい方はYouTubeチャンネルよりご覧ください。

春といえば桜、夜桜きらめく新作の桜

「東京堂」のショールームのエントランスに入ると、桜が目の前に広がります。満開の桜。「東京堂」の桜は、私たち日本人の心の桜の風景を掻き立てる素敵な桜の表現が多いため、華やかで圧倒されるというよりも品があり、桜の儚さや季節ならではの風情が感じられます。

こちらの桜のアーチは、4~5種類以上のアーティフィシャルフラワー(造花)を組み合わせて作られています。自然と調和して、フォトスポットの空間に落ち着きと華やかさが感じられます。桜を使ったイベントごとや結婚式場などの春のウェディング提案にも相性がよさそうです。

「東京堂」の新作の桜の中で特に惹かれたのが、写真のオーロラ色に輝く桜です。店頭の照明のあたり具合で色合いが楽しめる桜です。花びらが透け感があることから、ひらひらと儚い桜の洗練された印象を残しています。また、少し暗い空間の中で桜に照明を当てると、夜桜のような素敵な演出もできそうです。

変わりゆく供養のカタチ、フューネラルフラワーのご提案

近年、家族葬などが主流となり葬儀のカタチも年々変わってきている印象があります。同時に供養や故人を偲ぶかたちも変わりつつあります。昔ながらの住宅であれば、仏壇を置いたりしましたが、仏壇ではなく、フォトフレームとアーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーなどを置いたり、火を灯すロウソクも安全面などの観点からLEDキャンドルを選ばれる方も増えてきています。亡くなった方への供養のカタチも変化し、故人の好きだったお花などを飾る方も増えてきているそうです。

そこで、東京堂ではいろいろな「フューネラルフラワー(仏花・供花)」などの提案が豊富にそろっています。落ち着きがありつつも、インテリアになじむおしゃれなデザインのものが増えています。この機会にぜひチェックしてみてください。

春のお庭を思わせる優しさとハッピーカラーに包まれるお花たち

ショールームのメインフロアに移動し、真っ先に目の前に広がっていたのが「春の花々」です。チューリップやスイートピー、ポピーなど春ならではのかわいらしいお花が彩ります。

2022年からフラワーアレンジメントのトレンドとして注目されているのが、高低差がランダムにつけられた遊び心のある立体的なアレンジメントです。お庭の中にいるような自然風景を思わせるアレンジメントは、ユーモアを感じさせながらもどことなく落ち着きがあります。

その秘訣として教えていただいたのが「青色(ブルー)」のお花をアレンジメントに入れるということ。昨今欧米を中心に「ブルー」をポイントカラーとしてアレンジメントに入れることがトレンドになりつつあるそうです。

欧米の方にとって、ブルーは特別な色。「ロイヤルブルー」「サムシングブルー」という言葉を一度は聞かれたことがある方も多いとは思いますが、気品があり、平和を願う色としても注目されています。昨今の世界情勢などを考えると、おもてなしの色に青を入れることで空間により深みのあるメッセージを添えることができそう…ということを発見しました。

母の日の印象が強いカーネーションも色味を変えれば提案シーンも広がる

母の日といえば、赤やピンクのかわいらしいカーネーション。

今年もかわいらしい母の日の提案が「東京堂」では広がっていました。

ただ、春の花としてカーネーションの活躍の場は「母の日」だけではありません。母の日の他にも、春ギフトやインテリアフラワーとしてもっとカーネーションの魅力を伝えるため、春夏シーズンはカーネーションのバリエーションが例年よりも充実していました。

ペールトーンやくすみカラーの淡い色合いのカーネーションが充実。

カラーリングに統一感があるので、カーネーションだけでラウンドにアレンジメントするだけでかわいらしい印象。サンクスギフトや春ギフトとしてもおすすめです。

カーネーションでブーケを作るのも一案。カーネーションだけでなく春にぴったりなブーケの提案も「東京堂」は充実しているので、春の花をハンギング(吊るして)ブーケの提案をするのもおすすめです。華やぎのある空間にぴったりです。

涼やかな夏の花々は「東京堂」ならではの他にはない提案が広がる

初夏の花といえば、アジサイや藤の花など。今年もエレガントな空間に合う落ち着きのある花々が彩ります。

自然の中にある花々の一瞬の美しい姿が、アーティフィシャルフラワー(造花)であれば、いつでも提案が可能です。

ちなみに、こちらのお花は自然界には実際に存在しないお花。あたかも普通にこういう植物がありそう…と思わせるクオリティーが「東京堂」ならではの演出です。夏の提案に添えられていましたが、季節があるようで、実際にはない提案なので、空間なじみもよくエントランスなどに長く提案しやすいお花だと思いました。

写真のように、広い空間のおもてなしとして壁面に飾るのもおすすめです。爽やかなカラーが印象的でとっても素敵。枝も長いので、使い勝手もよいです。

若い世代を中心に人気の「アンスリウム」は種類が充実

ハート形の葉っぱから、若い世代を中心に人気を集めている「アンスリウム」。ハート形の葉になぞらえて、恋愛運が上がるともいわれていますし、結婚式のブーケとして取り入れる方も増えています。

すでに、東京堂でも提案の種類がたくさんあるのですが、春夏シーズンもパール感のある光沢がきれいな「アンスリウム」の提案がされていました。

パール感のあるアンスリウムはこれまでにないフラワーアレンジメントの提案が広がる商品。ちょっと近未来をほうふつとさせるデザインにもなりますし、涼やかな夏のウェディングドレスに合わせてのブーケの提案にもきっと映えることでしょう。

夏のひまわりも「こんなカラーがあればいいのに」がそろう

夏の花といえば、ひまわり。ひまわりといえば、太陽を彷彿とさせるイエローと茶色のコントラストや発色の良いイエローが印象的です。

ひまわりを取り入れるのはいいけれど、常夏のイメージや南国花などを使ったパッションカラーでまとめたフラワーアレンジメントが合わない空間だとなかなか選びにくい存在でもあります。とはいえ、夏らしさを感じる花なので、欠かせません。

そこで東京堂では、くすみカラーの花びらを使ったひまわりを提案されています。実際にはこのような花びらの色のひまわりは実在しないのですが…インテリアやディスプレイ空間になじむように提案をされているそうです。

くすみカラーのヒマワリを使うことで、空間なじみがよくなります。ナチュラルな空間、しゃび感のあるアンティーク、レトロな空間にもフィットしそうです。

インテリア空間には欠かせないグリーン。2024年春夏シーズンの注目は「オリーブ」

最後にご紹介するのは「グリーン」インテリア。お部屋やオフィスなど居心地の良い空間づくりには欠かせないインテリアグリーン。

「スーパーデリバリー」では、ホームステージングなど不動産演出などをされる方(ホームステージャー)に「ユーカリ」や「アーティチョーク」、「エアプランツ」が近年人気です。

今年は、ユーカリも引き続きおすすめですが「オリーブ」に注目とのことです。

「オリーブ」の木は、平和のシンボルツリーとして知られます。それは、オリーブの葉が上向きに元気に伸びている様子からきているそうです。その姿から邪気を払ってくれる効果があるといわれているそうです。そのため、オリーブを飾ることでいい気を運んでくれるという意味合いもあるそうですよ。

新生活シーズンや、お部屋の提案などフレッシュな空間で、このような意味合いも込められた提案がされると、なんだか気持ちがよいですね。

なかなか、オリーブの木をお店や空間に置くのは管理も大変ですが(苦笑)アーティフィシャルフラワー(造花)なら、お客様をおもてなしする提案として、オリーブを飾るのもメンテナンスがスムーズそうです。

壁面を彩る「ウォールグリーン」の演出も人気

「Deco Green(デコグリーン)」として提案されていた一角。壁面にグリーンを寄せ植えのような感覚で種類を組み合わせた提案をしています。

ジョイントや接結バンドなどを使い、組み合わせることでこれまでになかったグリーンマットの使い方が実現。オリジナルの壁面装飾を楽しんでみるのもおすすめです。

こちらはグリーンパネルを花材などに接着したグリーンアレンジメント。シンプルながら、ナチュラルな空間演出におすすめです。

こちらは、「キューブ型のワイヤーセット」にグリーンマットを大きさに合わせてカットし、接結バンドで組み合わせたもの。ついつい触って質感を楽しみたくなるようなインテリアグリーンのキューブが完成。これまでにないグリーンの演出におすすめです。

おもてなしにもぴったりな盆栽

ついに…インテリアグリーンで盆栽が実現!なかなか本物は管理が大変ですが…インテリアグリーンなら管理もスムーズです。よりリアリティを求めるなら、モス(苔)などで土部分を装飾したりするとさらに雰囲気が増すことでしょう。和の空間演出や、海外のお客様へのお土産にもぴったりです!

2024年らしいインテリアグリーンを空間に取り入れよう

今回は、「東京堂」が提案する「2024年春夏シーズン」の新作アイテムをショールームからお届けしました。動画では空間全体の細かい部分までご紹介する予定です。また、今回ご紹介した商品の他にも、「東京堂」には、素敵なアイテムがそろっています。この機会にぜひ新作をチェックしてみてください。