飲食店や雑貨店などを中心に、ブランディングの一環でロゴや名入れを行ったオリジナル商品の開発をされるお店が増えています。

今回は「ロゴ・名入れができる食器」をテーマに、オリジナルマグや食器づくりの方法を解説します。

合わせて、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」には、オリジナル食器づくりにおすすめの陶磁器メーカーもそろっています。オリジナル商品づくりの発注先として参考にしてみてください。

現在「スーパーデリバリー」では、「ロゴ・名入れができる食器」特集を2023年4月9日まで開催しています。(※特集期間終了後も商品の発注は可能です。)この機会に合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか?

お店のオリジナル食器をつくるメリットとは?

カフェ飲食店などを中心に「お店らしさ」の表現の一環としてオリジナル食器をつくる店舗が増えています。オリジナル商品をつくることで、3つのメリットを生み出すことができます。

(1)オリジナリティが増します

(2)ブランディング力・おもてなし力が上がります

(3)顧客とのつながりを生む販促PRになります

オリジナリティが増し、独自化につながる

お店のロゴの入った商品を提案することで、オリジナリティ(個性)が増します。食器に刻まれた「ロゴ」や「デザインメッセージ」があるだけで、なんとなく「このお店は気合が入っているな」「こんなところにまで店名が入っている」と感じられます。

シンプルな食器の取り扱いでも「お店らしさ」が感じられるものがひとつでもあると、お店にいながら、お客様の心と目に留まる提案ができます。

ブランディング力・おもてなし力が上がる

オリジナルの食器がひとつあるだけで、お店の世界観の統一につながります。たとえロゴひとつでも、お店をつくられる時に「綿密にいろいろな思いを巡らしてお店の名前やロゴデザインを考えてきた方」も多いことでしょう。その思いを込めた商品がお店の中にあるだけで、メッセージ性が高まり、お店のブランディングにつながります。

グラスやお皿、マグなどの名入れやオリジナルデザインの食器も同様です。オリジナルデザインのマグやグラスがあるだけで「私のお店にようこそ」というメッセージがお客様につたわり、おもてなし力がぐんっと上がる気がします。

顧客とのつながりを生む販促PRになる

「開店○周年」「新装開店」などの記念日や季節の販促イベントなどにロゴ入りの食器などを導入されるお店も多くいらっしゃいます。お客様の暮らしの中でいただいた食器は使われていきます。あなたのお店のロゴ食器があるだけで、お店のことを思い出してもらえることでしょう。

オリジナル食器には、日頃のお客様への感謝を伝えたり、「お店でお待ちしています」のメッセージが込められています。こういった観点から、ロゴや店名入りのノベルティは販促品として活用されています。

ロゴ・名入れができるオリジナル食器の発注方法やコツ

ロゴ・名入れができる食器はいろいろ、マグ、グラス、平皿、ボウル、大皿、お椀、箸、フォーク、スプーンなど…。商品によって1点からオリジナルオーダーができるものもあれば、最低発注ロット数が設けられているものがあったり、通常の仕入れとは別途費用が掛かる場合もあります。ここでは、「オリジナル食器にかかる費用の考え方」と「オリジナル食器づくりのプロセス」をご紹介していきます。

オリジナル食器を発注するのに必要なコスト

ロゴ・名入れの手法にもよりますが、主にベースになる商品の「商品代金」「版代」「作業代」が必要となります。

「商品代金」は1点からご注文できる商品もあれば、最低発注数が設けられている商品もあります

「版代」とは、お店のロゴや店名のデータをもとに商品への印刷に必要な転写シートなどを作成するための費用です。陶磁器など既製品にロゴや名入れをする場合は転写シートを作成し、必要な部分をカットして貼り付けて焼成します。上絵付け転写とも呼ばれ、ロゴ・名入れでよく使われる方法です。
レーザー加工や刻印など、版代が発生しない商品もございます。
商品への名入れ方法は各商品ページをご参照ください。

「作業代」はベースになる商品にロゴや名入れをするための工賃です。出展企業により転写代、印刷代などと記載し、版代や商品代金に含まれるケースもあります。

版代はご注文の商品問わず、ご注文ごとに同一の金額がかかります。
たくさん注文すれば版代を含めた1商品ごとの単価は低く抑えられます。

転写用シート(上絵付け用) ※画像転載不可/ブルーム提供
シール状になっていて商品に貼って焼き付けることで定着させます。

オリジナル食器の制作依頼と期間

主な工程と期間をご紹介します。下記の工程はあくまで一例です。
実際の工程や期間は出展企業により異なります。

【1】ご注文
 商品ページから「商品代金」と「版代」など必要なものをご注文
 ↓
【2】打ち合わせ
 ロゴ・名入れの場所や色、サンプル作成の有無、納期などメッセージやお電話などで確認
 ↓
【3】ロゴ・名入れデータの提出
 メッセージにて出展企業にロゴ・名入れデータを提出
 ↓ 
【4】サンプル作成 企業により作成の有無や有料/無料など違いがあります
 ↓  2週間~1か月程度
【5】生産開始
 ↓  2週間~3か月程度
【6】完成/納品

オリジナル食器をつくるうえで注意すべき点

オリジナル食器をつくる際に、事前に知っておきたい情報がいくつかあります。発注から納品までをスムーズに行うために事前にオリジナル食器をつくる前におさえておきたいポイントをご紹介します。

・サンプル作成の有無や費用
 生産開始前にサンプルを作る企業と作らない企業があります。また有料で作る企業もあります。
 事前に仕上がりを把握したい場合は、必ず企業にサンプル作成の可否や費用を確認しましょう。
・ご注文から納品までの工程と期間
 季節や在庫状況により、通常の納期より時間が要する可能性もあります。
 記念日など納期がずらせない場合は事前に企業に相談しましょう。
・キャンセルの可否や費用
 どの段階までキャンセルが受けられるか。また、キャンセル時の費用は発生するか。
 トラブル防止のため予め確認しておきましょう。
・版の保管期間
 出展企業によりスタンプや転写シートを保管する場合もあります。
 保管できる場合、リピート注文時は版代が不要なケースも。
 繰り返し注文する可能性があれば、必ずご確認ください。

ちょっとしたことでも、わからないことや不安だと感じることがあれば発注先の企業に事前に確認をしていくことが大切です!

オリジナル食器の発注におすすめの企業をご紹介

卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」には、名入れ・ロゴ入りなどのオリジナル食器づくりにおすすめの企業がそろっています。今回はその中からおすすめの企業をご紹介します。

「ブルーム」大手小売店や著名人のオリジナル食器までを手掛ける

スーパーデリバリーでオリジナルの陶磁器を販売する【ブルーム】
スーパーデリバリー以外では、大手アパレルショップの商品をはじめ、有名アーティストやアイドルのマグカップなども手掛けています。

今回、スーパーデリバリーでは雑貨店に人気のある小皿やカップ、ドリッパーまで、様々な商品をロゴ・名入れ対応商品として掲載しています。
それ以外でも対応できる商品はございます。気になる点はブルームに直接ご相談ください。
ブルームのロゴ・名入れ対象商品

「金正陶器株式会社」飲食店などの要望を叶える!いろいろな形状の食器への対応力が抜群

定番の和食器から面白い形状の洋食器まで、様々な食器を展開する【金正陶器株式会社】
スーパーデリバリーではオリジナルブランドの「姿月窯」を中心に販売していますが、小売店や飲食店などのオリジナル食器の作成も得意としています。

今回は定番人気のマグカップから雲型の小皿、人気のリムプレートまで、様々な形状の商品をロゴ・名入れ対応商品としてご紹介しています。
金正陶器株式会社のロゴ・名入れ対象商品

アイテムや条件に合わせて選べる企業がそろう

主なロゴ・名入れ食器 対応可能企業

出展企業名アイテム最小発注数版代
ブルーム陶磁器50点~必要
金正陶器株式会社陶磁器1点~必要
やまに陶磁器100点~必要
アイトーチタンカップ
陶磁器
チタンカップ:1点~
陶磁器:20点~
チタン:なし
陶磁器:必要
若兆木製食器1点~なし
三井陶器陶磁器30点~必要
ヤマ吾陶器陶磁器50点~必要
福田陶器店陶磁器20点~必要
サンライフお箸300点~必要
HARIO硝子ボトル3000点~必要

【やまに】では定番のマグやプレート以外に、回収した不要食器から作られるリサイクル食器【Re-食器】シリーズでもロゴ・名入れが可能です。
オリジナルだけではなくエコ、エシカルというワードでも訴求できる商品です。
やまにのロゴ・名入れ対象商品

【若兆】は木製のプレートやカップなどをレーザー加工でロゴ・名入れができます。1点から版代もかからず対応できるので、お店のオリジナルやノベルティとしてはもちろん、お客様のギフト品としてもおすすめです。
若兆のロゴ・名入れ対象商品

オリジナル食器を作ってお店・サービスのブランディングを図ろう

オリジナル商品の販売やノベルティなど、お店独自の商品展開で他店との差別化を図ってみてはいかがでしょうか?
マグカップやお皿など、普段使いの食器にお店の名前があることで、店名やロゴの認知や愛着につながっていきます。
この機会にぜひ、ロゴ・名入れができる食器をチェックしてみてください。