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情報を得る上で今や検索エンジンはなくてはならないもの。
スマートフォンの普及により老若男女を問わず日常的に検索エンジンを利用する昨今ですが、上手に検索できている人は意外に少ない印象です。

ショップや事業を運営していく上でも、わからないことやちょっとしたヒント、役に立つ情報は検索の仕方ひとつでいろいろと見つけることができます。
今日はそんな検索エンジンでの上手な検索の仕方をご紹介します。

尚、Google、Yahooで検索方法はほとんど同じですが、結果は若干異なります。またGoogleアカウントにログインしている場合、Googleでの検索結果は未ログイン時と異なります。
以下、未ログイン時のGoogleを基準として説明いたします。

基本の3つの検索方法

これさえ覚えておけばまず安心。基本の3つの検索方法です。

複数の単語に関連したページを探す「AND検索」

and

複数の単語についての情報を含むサイトを優先して探したい場合、単語をスペースで区切って検索すると「AND検索」になります。
ただ必ずしも「全ての単語が含まれる」サイトではありませんので注意が必要です。
検索エンジンは裏側で複雑なロジックが動いており、ユーザーの検索ワードに対してふさわしいと思われるサイトを順に表示していきます。
なので例えば「アパレル 仕入れ」で検索した時、「アパレル」という単語がそのページに記載されていなくても、「洋服」や「ファッション」などの仕入れについての情報を提供するサイトも検索結果として表示される場合があります。

特定のワードを除外する「NOT検索」

not

検索結果から特定のワードを除外したい場合、その単語の前に「 -」(スペースとマイナス)を入力すると「NOT検索」になります。
例えば「カレー」を検索する際、検索結果からレシピを紹介したページを除外したい場合は
「カレー -レシピ」
で検索します。
この場合、例えば「レシピ」という文字がなくても「作り方」などについて書かれたページも検索エンジンが判断して除外してくれます。

複数ワードのどちらかを含む「OR検索」

or

複数ワードのいずれかに関連するページを調べたい場合、単語の間に「 OR 」を入力すると文字通り「OR検索」になります。
例えばよくある例で「カレー」もしくは「忍者」について調べたい場合などは、
「カレー OR 忍者」
というように検索します。
この時、「OR」の前後にはスペースを入れます。

また、上記「AND検索」「NOT検索」「OR検索」の3つを組み合わせることも可能です。
例えば、「カレー」もしくは「パスタ」に関連し(OR)、かつ「夏野菜」を含む(AND)けれども「トマト」は除外したい(NOT)場合は
「(カレー OR パスタ) 夏野菜 -トマト」
というような形で検索します。

コマンドや演算子を使った検索方法

次はちょっと高度な検索方法です。
他にもありますが、代表的なところをご紹介します。

検索ワードを完全一致で含む検索方法 「” ”」

perfect

「” “」で括られた文章がそのままの形で使われているページを検索してくれます。
何かを引用したフレーズを検索する場合や、英語の文章などで検索する場合によく使います。
例えば先日私がアップした記事のタイトルの一部、「Googleマイビジネスでお店をアピール」を検索した場合、勝手に文節で区切られてしまいGoogleマイビジネスのヘルプページなどが検索結果として出てきてしまいますが、
「”Googleマイビジネスでお店をアピール”」
というように検索すると、先日の記事が結果として表示されます。

曖昧な部分を補うワイルドカード検索「*」

asterisk

一部記憶が曖昧だったり、可変の部分をアスタリスク「*」に置き換えて検索できます。
例えば「人間って考える何だっけ?」という疑問が突然降って湧いた場合、図のように検索するとGoogle先生がやさしく哲学を教えてくれます。
ただ最近はサジェスト機能が充実しているので、「人間は」と打った時点でキーワード候補がずらり表示されその筆頭に答えが出てくるので、もはや考えない葦に近い存在になってしまっていると実感させられます・・・

suggest

特定のドメイン内で検索 「site:」

site

そのドメイン内でキーワードを検索します。
例えば http://www.superdelivery.com のサイト内で「腕時計」を探したい場合は、図のように検索します(「http://」は外す)。
尚、サブドメインも検索対象になります。

指定ページに類似したページを検索 「related:」

related

指定したページと類似したページを見つけてくれます。
例えば http://www.superdelivery.com に類似したページを探したい場合は図のように検索します(「http://」は外す)。
詳しいロジックはわかりませんが、サイトのコンテンツやキーワード構成などを総合的に評価していると思われます。

回答がすぐに表示される特殊な検索方法

検索結果に直接答えが表示される特殊な検索方法です。
こちらも他にもたくさんありますので、いろいろ検索してみてください。

特定の地域の現在時刻を検索する方法

「時間」「時刻」「time」等、時間を表す単語の後に国名や都市名を入れて検索すると、その地域の現在時刻が表示されます。
(例)「時間 カトマンズ」

time

日本とは3時間ちょっとの時差です。

特定の地域の現在の天気を調べる方法

「天気」「weather」の後に地名や都市名を入れて検索すると、その地域の天気や気温などが表示されます。
(例)「天気 ウランバートル」

weather

け、煙??

現在の為替レートを検索する方法

「○○(通貨単位)を□□(通貨単位)に」と文章で検索すると、現在の為替レートが表示されます。
(例)「10000円をインドルピーに」

rate

チャイ2000杯くらい。

検索エンジンを計算機として使う

計算式を入力すると、計算結果と電卓機能が表示されます。
四則は+-*/でそれぞれ表されます。
(例)100*2+150/3

keisan

もちろん四則の優先も間違えません。

宅急便の現在の配送状況を調べる方法

ヤマト、佐川、ゆうパックはそれぞれ問合せ番号と組み合わせて検索することで現在の配送状況を調べられます。
(例)ヤマト 123456789012

yamato

クリックすると各運送業者の荷物追跡ページに飛びます。

以上、使えそうな検索テクニックをざっとご紹介しました。
うまく活用して検索上手になりましょう!