こんにちは!しほです。
今回は越境ECについてです。
2015年8月に卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の海外版としてスタートした越境ECサービスの「SD export」。
”日本国内のメーカー”が”海外の小売店”と取引できるサービスですが、そんな「SD export」も早いものでサービス開始から半年が経過しました。
そこで、「SD export」の現在の状況とともにこれまでの実績を公開したいと思います!
登録数が多い国はどこ?
「SD export」は「スーパーデリバリー」と同じく会員制のサイト。海外の小売店も登録が必要です。
その海外小売店の登録数も4,000件を超え順調に増加しています。国別に見ると台湾、香港、アメリカの順で登録が多いですね。
サービス開始前の事前登録ではインドが圧倒的に多かったのですが、実際蓋をあけてみると台湾、香港で半分を占める状況に。
一番購入している国は?
購入額が大きいのは、登録数と同じく台湾がナンバー1。ついで香港、そしてアメリカ、韓国が同じくらいです。
サービスについてもこれまでさまざまな改良を行ってきましたが、影響が大きかったのが日本郵便の航空便と船便の導入でした。たとえ時間がかかっても安価な輸送費でおさまる船便のニーズが特に高かったようで、導入した2016年3月のSD exportの流通額は前月対比で約3倍にアップしました。
何が購入されているの?
どの国で何が売れているのか?
商品ジャンルで見てみるとこんな感じで、ファッションと雑貨が半々です。
もう少し細かくジャンルを見てみると、上から「食器・キッチン」、「レディースアパレル」、「ステーショナリー・クラフト」、「バッグ・財布」、「服飾雑貨」の順に売上が高くなっています。
では、購入金額の高い上位4か国についてそれぞれ人気の商品をご紹介します。
台湾
台湾では「食器・キッチン」、「ステーショナリー・クラフト」のジャンルの商品が人気です。モダンな和食器や日本メーカーのボールペンや筆ペンなど日本の伝統的なデザイン、製品が好まれる傾向です。
香港
香港では「バッグ・財布」、「レディースアパレル」のジャンルが人気で、特に日本製のパンプルやレインブーツがよく動いていました。また、カラー展開の豊富なアウトドア用のバッグなども好評です。
韓国
韓国では「バッグ・財布」、「ステーショナリー・クラフト」が人気ですが、特に『ねこあつめ』(※)関連のグッズは、多くの地域の海外小売店から注文されている中、韓国の小売店からの注文が際立っています。
(※)「ねこあつめ」はスマートフォン向けのゲームアプリ。英語化もされており、東アジアやアメリカでも大人気で、世界中で関連グッズが販売されています。
アメリカ
アメリカでは「ステーショナリー・クラフト」、「日用品」ジャンルが人気で、日本メーカーのボールペンやシャープペン、お箸のセット、和紙のマスキングテープなど日本のテイストを感じられるような商品が動いています。
※ご紹介した商品は売り切れや掲載終了となっている場合がございます。
さいごに
現状台湾、香港などのアジアの利用が多いのですが、アメリカなどの欧米にも広がりを見せています。
徐々に世界に広がっている感じ。これからのSD exportに期待大!です!
海外に向けて自社の商品を販売したいメーカーさんや、海外で小売店を展開されている方がいらっしゃれば、ぜひご活用ください!
サービス概要は↓↓をご覧ください。
■商品を卸したいメーカー様
http://www.superdelivery.com/bp16_a/?h_top