お店で商品を販売するとき、最初に突き当たるのが「どこから仕入れるか」という問題です。メーカー・問屋・仕入れサイト・展示会……仕入れルートは複数あり、それぞれに特徴があります。自分のお店に合った仕入れ先をどう見つけ、どう付き合っていくかが、売場の個性と利益率を左右する重要なテーマです。
本記事では、仕入れ先との出会い方から、展示会の選び方・活用のコツ、仕入れサイトやメーカー直仕入れとの使い分けまで、仕入れにまつわる実践的な情報をまとめてご紹介します。これから開業する方も、すでに仕入れルートを持っている方も、仕入れの幅を広げるヒントとして活用してください。
目次
- 1 仕入れ先との出会い方:主なルート一覧
- 2 展示会で仕入れ先を探すメリット
- 3 展示会の種類と選び方
- 4 展示会を最大限活用するコツ
- 5 主要展示会 年間カレンダー(2026年8月〜2027年6月)
- 6 2026年8月:カフェ・ベーカリー・スイーツ業界の商談展(東京ビッグサイト)
- 7 CAFERES JAPAN 2026
- 8 2026年9月:展示会集中週(東京ビッグサイト・TOC有明・KANDA SQUARE)
- 9 第102回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026
- 10 MONTAGE 36th
- 11 Oasis TOKYO 2026 Autumn & Winter
- 12 EXTRA PREVIEW #33
- 13 2026年10月:ファッション系2大展示会(東京ビッグサイト)
- 14 FaW TOKYO(ファッションワールド東京)秋展
- 15 ライフスタイル Week【秋】
- 16 2027年2月:春夏商材の仕入れシーズン(東京ビッグサイト)
- 17 第61回 スーパーマーケット・トレードショー2027(SMTS2027)
- 18 FOODEX JAPAN 2027(第52回国際食品・飲料展)
- 19 2027年6月:インテリア・ライフスタイル商材の仕入れシーズン(東京ビッグサイト)
- 20 ライフスタイル Week【夏】
- 21 インテリア ライフスタイル 2027
- 22 トレンドキャッチアップにも活用したい注目展示会・イベント
- 23 スーパーデリバリーの活用法
- 24 メーカー・問屋への直接アプローチ
- 25 Instagramなど、SNSを活用した仕入れ先発掘
- 26 仕入れルートの組み合わせ方
- 27 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」
仕入れ先との出会い方:主なルート一覧
仕入れ先との出会い方は、大きく分けて「リアルで出会う方法」と「オンラインで探す方法」の2つがあります。どちらか一方に絞る必要はなく、自店の業態・規模・仕入れ頻度に合わせて複数のルートを組み合わせるのが現実的です。
| ルート | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 展示会・商談会 | 複数メーカーをまとめて比較できる。担当者と直接話せる | 新規開拓・トレンドリサーチ・ブランド発掘 |
| 仕入れサイト(BtoBプラットフォーム) | 24時間いつでも発注可能。小ロットから対応できるサービスも多い | 継続仕入れ・スポット発注・在庫の補充 |
| メーカー・問屋への直接アプローチ | 条件交渉の余地がある。独自商品・別注対応も相談可能 | オリジナル展開・安定した取引先の確保 |
| SNS(InstagramなどのDM) | 個性的な作家・ブランドと直接つながれる | ハンドメイド・クラフト系・一点ものの発掘 |
| 知人・同業者からの紹介 | 信頼のある情報。取引条件の相談がしやすい | ニッチなジャンル・地域密着型の仕入れ |
| 商工会議所・業界団体 | 地元メーカーや生産者とのマッチング機会がある | 地域産品・産地直仕入れを検討している場合 |
| 海外仕入れ(Alibaba等) | コストが抑えられる場合がある。ロット・品質管理に注意が必要 | 輸入雑貨・コスト重視の商品構成 |
展示会で仕入れ先を探すメリット
数ある仕入れルートの中でも、展示会は特に「新規開拓」に向いています。1回の来場で複数のメーカーと商談でき、商品を実際に手に取って確認できる点が、オンライン仕入れとの大きな違いです。
展示会ならではのメリットを整理すると、まず「一度に多くの仕入れ先候補に出会える効率性」があります。大型展示会には数百〜数千社が出展しており、1〜3日間で業界全体を俯瞰することができます。次に「商品を五感で確認できること」。素材の質感・重さ・縫製・梱包状態など、写真だけでは分からない情報を現場で確かめられます。さらに「担当者と直接話せること」も大きな強みです。取引条件・最低発注数・リードタイム・別注対応の可否など、契約前に確認しておきたい情報を一度の面談で得ることができます。加えて「トレンドを肌で感じられること」も展示会の醍醐味です。各社の提案を一覧することで、今季のトレンドの方向性や、競合店が何を仕入れているかを感じ取ることができます。
展示会の種類と選び方
展示会には大きく3つの種類があります。それぞれ規模・出展社の顔ぶれ・商談のスタイルが異なるため、自店の仕入れ目的に合わせて使い分けることが重要です。
大型総合展示会
ギフトショーやFaW TOKYOのように、数百〜数千社が一堂に集まる大規模な商談展です。ジャンルが幅広く、仕入れ先の候補を一気に広げたい開業期や、定期的な市場調査に向いています。人が多く、人気メーカーのブースは混雑しやすいため、事前にアポイントを入れておくとスムーズです。
実際に訪問したスタッフの声(ギフトショー):とにかくジャンルを網羅しているのがポイントで、アパレル・雑貨・インテリア・文具・ビューティー・ガーデニング・キッチンなどかなり幅広い業種業態の事業者さんが訪れます。ギフト・ショーはかなり先のシーズンの商品まで提案するので、販促計画は立てやすいと思います。
合同展示会(セレクト型・テーマ型)
MONTAGEやOasis TOKYOのように、テーマやジャンルを絞り、出展社を厳選した規模感の小さい展示会です。大型展とは異なり、ゆっくりと各ブランドの世界観を確認しながら商談できるのが特徴です。他では出会えないニッチなブランドや、立ち上がったばかりの新ブランドと出会える場としても機能しています。セレクトショップや個性派の雑貨店オーナーに向いています。
実際に訪問したスタッフの声(FRAT):文具系のセレクトショップを運営しているバイヤーさんが多く、メジャーなブランドには見られない個性的なテイストのアイテムが多かったです。会場内の雰囲気がかなりアットホームで、メーカー同士で絆がある印象、会場全体でメーカーさんが紹介し合っていました。初めての方からお得意様まで、誰でも敷居なく入れると思います。
実際に訪問したスタッフの声(EXTRA PREVIEW):こだわりの感じられる雑貨が多く、独創性にあふれた商品が多く並んでいました。会場も倉庫を改造して作ったのか、きれいめでおしゃれな雰囲気を醸し出してました。バイヤーさんは主に30代ぐらいの男性で、髭を生やして帽子をかぶったセレクトショップ系の方が多かったです。メーカーさんの層も似ていて、全体的にラフな印象でした。
実際に訪問したスタッフの声(MONTAGE):全体的に洗練された商品がメインでした。来場する事業者の方も、空間演出インテリアを本業でやっている人や、ドラマを中心としたスタイリストさんなど、空間づくりにアッパーな人が多い印象です。
メーカー主催の個別展示会・内見会
特定のメーカーや問屋が自社で主催する展示会・内見会です。すでに取引があるメーカーから案内が届くケースが多く、新作の先行確認や次シーズンの発注を目的として開催されます。来場者を限定しているため、担当者とじっくり話す時間が取りやすく、別注や条件交渉の場としても活用できます。
展示会を最大限活用するコツ
来場前の準備
展示会で成果を上げるためには、事前準備が9割と言っても過言ではありません。まず、出展社リストが公開されたら事前にチェックし、優先的に回りたいブースをリストアップしておきましょう。気になるメーカーには事前にアポイントを入れておくと、担当者との商談時間をしっかり確保できます。また、自店の仕入れ予算・発注できる最低ロット・求めている商品カテゴリを整理しておくと、現場での判断がスムーズになります。名刺・発注書・メモ帳(またはスマートフォン)など、商談に必要な道具も忘れずに準備しておきましょう。
当日の動き方
大型展示会は会場が広く、全ブースを回ろうとすると体力と時間がいくらあっても足りません。優先ブースから回り始め、アポなしで回れるブースは午後にまわすなど、タイムスケジュールを組んでおくのが効果的です。気に入った商品を見つけたら、その場でサンプルをもらえるか確認し、カタログや価格表も入手しておきましょう。商談後は「何を話したか・何が良かったか」を簡単にメモしておくと、後の比較検討に役立ちます。大型展では同時開催のセミナーが充実していることも多く、業界トレンドや販売戦略のインプットとしても活用できます。
来場後のフォローアップ
展示会後は、商談したメーカーへの御礼メール・サンプル確認・発注手続きなど、フォローアップを素早く行うことが大切です。展示会期間中は多くのバイヤーが訪問しているため、担当者の記憶に残っているうちに連絡を入れることで、取引関係がスムーズに始まります。気になったが発注を迷っているメーカーに対しても、「資料を送ってもらえるか」「次回内見会の案内を送ってほしい」と一言伝えておくだけで、次のアクションにつながります。
主要展示会 年間カレンダー(2026年8月〜2027年6月)
ここでは、ファッション・雑貨・生活雑貨・食品ジャンルの仕入れ担当者が押さえておきたい主要展示会を時系列でご紹介します。同じ会期に複数の展示会が集中する時期もあるため、年間の仕入れ計画を立てる際の参考にしてください。
2026年8月:カフェ・ベーカリー・スイーツ業界の商談展(東京ビッグサイト)
カフェや飲食を併設する店舗、スイーツ・ベーカリー系の商材を扱う小売店が注目したい展示会が8月に開催されます。
| 展示会名 | 会期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| CAFERES JAPAN 2026 | 8/4〜6 | 東京ビッグサイト 南展示棟 | カフェ・ベーカリー・スイーツ業界日本最大級の商談展。食材・調理機器・包装資材・テイクアウト関連まで網羅 |
CAFERES JAPAN 2026
会期:2026年8月4日(火)〜6日(木)/会場:東京ビッグサイト 南展示棟/主催:TSO International株式会社
カフェ・ベーカリー・スイーツ業界に特化した日本最大級の展示会です。食材・調理機器・包装資材・テイクアウト関連サービスなど幅広いカテゴリーの出展社が世界中から集結します。Tokyo Cafe Show・Japan Bakery & Sweets Show・Take-out & Delivery Showなど複数の専門展が同時開催されます。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
カフェ・ベーカリー・スイーツ業界に特化した展示会のため、食材・調理機器・包装資材・テイクアウト関連サービスまで一気にリサーチできます。前回は44,427名が来場し、Tokyo Cafe Show・Japan Bakery & Sweets Show・Take-out & Delivery Showなど複数の専門展が同時開催されます。カフェや飲食を併設する店舗にとっては、仕入れ先発掘の場としても活用できます。来場には事前登録(無料)が必要です。
詳細はCAFERES JAPAN 公式サイトでご確認ください。
2026年9月:展示会集中週(東京ビッグサイト・TOC有明・KANDA SQUARE)
9月第1週は、東京ビッグサイト・TOC有明・KANDA SQUAREの3会場で複数の展示会が集中開催されます。各社の提案は秋冬から春先にかけての商材が中心となるため、翌春に向けた仕入れ計画を立てながら視察するのが効果的です。同じ週に複数の展示会をまとめて周れる、仕入れ担当者にとって効率のよい時期です。
| 展示会名 | 会期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 第102回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026 | 9/2〜4 | 東京ビッグサイト | 日本最大級の雑貨・ギフト商談展。幅広いジャンルを網羅 |
| MONTAGE 36th | 9/2〜4 | TOC有明 | オーディション制・セレクトショップ向け。独自性の高いブランドが集結 |
| Oasis TOKYO 2026AW | 9/2〜4 | TOC有明 | ライフスタイル・インテリア雑貨系。MONTAGEと同会場で効率よく視察可能 |
| EXTRA PREVIEW #33 | 9/2〜4 | KANDA SQUARE | ファッション・雑貨の合同展示会。都心の好立地 |
第102回 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026
会期:2026年9月2日(水)〜4日(金)/会場:東京ビッグサイト(東・西・南展示棟)/主催:株式会社ビジネスガイド社
日本最大のパーソナルギフト・生活雑貨の国際見本市。アクセサリー・ファッション雑貨・テーブルウェア・インテリア・アウトドア用品など幅広いカテゴリーのメーカー・卸が集結します。一般来場者は入場不可で、ショップ・百貨店・専門店・商社・卸売業者などのバイヤーが商談を目的に来場する純粋な商談展です。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
実際に訪問したスタッフの声:とにかくジャンルを網羅しているのがポイントで、アパレル・雑貨・インテリア・文具・ビューティー・ガーデニング・キッチンなどかなり幅広い業種業態の事業者さんが訪れます。ギフト・ショーはかなり先のシーズンの商品まで提案するので、販促計画は立てやすいと思います。
詳細はギフトショー秋2026 公式サイトでご確認ください。
MONTAGE 36th
会期:2026年9月2日(水)〜4日(金)/会場:TOC有明 4F(東京都江東区有明3-5-7)/主催:MONTAGE
セレクトショップに向けたオーディション制の合同展示会。インテリア・ガーデニング・アウトドアの3カテゴリーを中心に、出展ブランドの世界観を活かしたインスタレーション形式で展示されます。2026年のテーマは「Melting Pot」。トレンド市場に影響力を持つトップランナーが多数来場するとされており、ライフスタイル系セレクトショップのバイヤーが新規ブランドを発掘する場として機能しています。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
実際に訪問したスタッフの声:全体的に洗練された商品がメインでした。来場する事業者の方も、空間演出インテリアを本業でやっている人や、ドラマを中心としたスタイリストさんなど、空間づくりにアッパーな人が多い印象です。
オーディション制のため出展ブランドの質が担保されており、大規模展示会では出会いにくい独自性の高いブランドを効率よく探せます。会期に合わせてオンライン展示(MONTAGE ONLINE)も90日間開催され、来場できない場合でも1,000アイテム以上をオンラインで確認できます。詳細はMONTAGE 公式サイトでご確認ください。
Oasis TOKYO 2026 Autumn & Winter
会期:2026年9月2日(水)〜4日(金)/会場:有明セントラルタワー 4F Aホール(東京都江東区有明3-7-18)/主催:ZAKKA OASIS
雑貨・ライフスタイル系ブランドが集まる合同展示会。「感動・驚き・アイデアを東京から世界へ発信する」をコンセプトに年2回開催されています。MONTAGEと同じTOC有明エリアでの開催のため、同日に両展示会をまとめて視察できます。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
ライフスタイル雑貨・インテリア雑貨を中心としたコンパクトな展示会で、出展社と丁寧に商談しやすい規模感が特徴です。MONTAGEと同会場エリアのため、1日で両方を周る計画を立てやすいのが利点です。詳細はOasis TOKYO 公式サイトでご確認ください。
EXTRA PREVIEW #33
会期:2026年9月2日(水)〜4日(金)/会場:KANDA SQUARE/主催:EXTRA PREVIEW
雑貨・アパレルを主軸に、企業の枠を超えて同じ志を持つメーカー・ブランドによって発足した合同展示会です。独自性・創造性にあふれたものづくりを全面に押し出しています。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
実際に訪問したスタッフの声:こだわりの感じられる雑貨が多く、独創性にあふれた商品が多く並んでいました。バイヤーさんは主に30代ぐらいの男性で、髭を生やして帽子をかぶったセレクトショップ系の方が多かったです。メーカーさんの層も似ていて、全体的にラフな印象でした。
都心のアクセスしやすい立地で、比較的コンパクトに新規ブランドを視察できる展示会です。詳細はEXTRA PREVIEW 公式サイトでご確認ください。
2026年10月:ファッション系2大展示会(東京ビッグサイト)
10月第2週は、東京ビッグサイトでファッション系の2大展示会が同会場・同会期で開催されます。1回の遠征でアパレル・ファッション雑貨からOEM開発・IP商材まで幅広くカバーできます。
| 展示会名 | 会期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| FaW TOKYO(ファッションワールド東京)秋展 | 10/7〜9 | 東京ビッグサイト | 日本最大のファッション展。ブランド仕入れ・OEM・素材発注まで対応 |
| ライフスタイル Week【秋】 | 10/7〜9 | 東京ビッグサイト | OEM・IP商材・推し活グッズ向け。主要百貨店バイヤーも来場実績あり |
FaW TOKYO(ファッションワールド東京)秋展
会期:2026年10月7日(水)〜9日(金)/会場:東京ビッグサイト/主催:RX Japan合同会社
日本最大のファッション展。世界20か国から850社が出展し、23,000名の来場を見込む大規模商談展です。アパレル・バッグ・シューズ・アクセサリーなどのブランド仕入れから、生地・素材の発注、OEM/ODM依頼まで幅広い商談が行われます。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
新進気鋭のブランドや個人出展デザイナーと直接商談できる「ブランド&デザイナーEXPO」エリアが設置されており、他では出会いにくいブランドの発掘に向いています。国産品質にこだわる場合は「Made in Japan EXPO」エリアへ。AI活用・アパレルDX・マーケティング戦略など業界最前線のセミナーも連日開催されます。なお、今年から入場に事前登録が必須となっています。詳細はFaW TOKYO 秋展 公式サイトでご確認ください。
ライフスタイル Week【秋】
会期:2026年10月7日(水)〜9日(金)/会場:東京ビッグサイト/主催:RX Japan合同会社
FaW TOKYOと同会場・同会期で開催される生活雑貨系の総合展示会。250社が出展し、来場者数25,000名を見込みます。「推し活」「インバウンド」そして次に来るトレンドをテーマに、商談につながることを重視した構成となっています。三越伊勢丹・髙島屋・大丸松坂屋・阪急阪神など主要百貨店のバイヤーが過去に来場実績があるほか、サンリオ・ウォルトディズニー・サンエックスなどのIPホルダーがブースに常駐し直接商談できる機会もあります。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
生活雑貨・食器・文具・ファッション雑貨分野のOEMメーカーが集結しており、OEM・ODM開発の相談をまとめて行うのに適しています。キャラクターグッズや推し活関連商材を検討している店舗にとっては、IPホルダーと直接商談できる貴重な機会です。詳細はライフスタイル Week 秋 公式サイトでご確認ください。
2027年2月:春夏商材の仕入れシーズン(東京ビッグサイト)
秋の展示会シーズンが終わったら、次は春夏商材の仕入れに向けた2月展示会の準備です。秋に出会ったメーカーとの継続商談や、新規仕入れ先の開拓に活用できます。また、この時期はメーカー各社の秋冬展示会もはじまる季節でもあり、翌シーズンを見据えた仕入れ計画を並行して立てるタイミングとしても重要です。食品・飲料ジャンルの大型商談展も相次いで開催されるため、食のトレンドと仕入れ先候補をまとめてリサーチできる機会でもあります。
| 展示会名 | 会期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 第103回 東京インターナショナル・ギフト・ショー春2027 | 2/24〜26 | 東京ビッグサイト | 春夏商材の商談専門展。秋展で出会ったメーカーとの継続商談にも最適 |
詳細はギフトショー春2027 公式サイトでご確認ください。
第61回 スーパーマーケット・トレードショー2027(SMTS2027)
会期:2027年2月17日(水)〜19日(金)/会場:幕張メッセ 全館/主催:一般社団法人 全国スーパーマーケット協会
スーパーマーケットを中心とする食品流通業界最大の商談展示会で、3日間で約8万人のバイヤーが来場する大規模イベントです。加工食品・飲料・酒類・菓子・冷凍食品・地方産品など幅広いカテゴリーが揃い、全国の小売業・卸・商社・中食・外食関係者が集まります。食品・飲料を取り扱う店舗や、カフェ・飲食スペースを併設している小売店にとっても、仕入れ先探しの場として活用できます。事前登録制(業界関係者のみ)。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
全国各地の地方産品・地域ブランドが一堂に集まるため、他の展示会では出会いにくいローカル食品との接点が生まれます。また、設備・資材・店舗DXのゾーンも充実しており、食品仕入れだけでなく店舗運営に関わる情報収集の場としても活用できます。ギフトショー春2027と同時期の開催となるため、両展を組み合わせた仕入れ視察計画を立てておくと効率的です。
詳細はスーパーマーケット・トレードショー2027 公式サイトでご確認ください。
FOODEX JAPAN 2027(第52回国際食品・飲料展)
会期:2027年3月9日(火)〜12日(金)/会場:東京ビッグサイト/主催:一般社団法人 日本能率協会
日本・アジア最大級の食品・飲料専門展示会で、前回は国内外3,238社が出展しました。海外からの出展が全体の3分の2以上を占めており、世界各国の食品トレンドを一度に把握できる点が最大の特徴です。輸入食材・クラフトビール・ノンアルコール飲料・スパイス・オーガニック食品など、セレクトショップやカフェが扱うような個性的な食品との出会いの場としても有効です。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
「麺・NOODLEゾーン」「SAKE JAPAN」「ノン&ローアルコール」「スパイシー」など、トレンドを意識した特別企画ゾーンが充実しており、売場の話題性を高める商材を効率よく探せます。スタートアップゾーンでは新興ブランドとの出会いも期待できます。来場には事前登録が必要です。
詳細はFOODEX JAPAN 2027 公式サイトでご確認ください。
2027年6月:インテリア・ライフスタイル商材の仕入れシーズン(東京ビッグサイト)
初夏は、インテリア・ライフスタイル雑貨の大型展示会が東京ビッグサイトで相次いで開催されます。秋冬商材の仕入れに向けたタイミングとして押さえておきたい時期です。
| 展示会名 | 会期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ライフスタイル Week【夏】 | 6/9〜11 | 東京ビッグサイト | 推し活・インバウンド・トレンド商材。来場者の7割以上が仕入れ決定権を持つバイヤー |
| インテリア ライフスタイル 2027 | 6/23〜25 | 東京ビッグサイト 西展示棟 | デザイン性重視のインテリア・雑貨国際商談展。海外出展社との接点も |
ライフスタイル Week【夏】
会期:2027年6月9日(水)〜11日(金)/会場:東京ビッグサイト/主催:RX Japan合同会社
雑貨・文具・ファッション・美容・インテリア・食器など複数の専門展で構成される総合展示会。夏展は推し活グッズ・インバウンド向けグッズ・アップサイクル製品など、トレンド性の高い商材のリサーチに向いています。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
来場者の7割以上が仕入れ製品の決定権を持つバイヤーで構成されており、受注につながりやすい商談展です。インテリア ライフスタイルと同月開催のため、東京ビッグサイトへの遠征を1回にまとめやすいのも利点です。詳細はライフスタイル Week 夏 公式サイトでご確認ください。
インテリア ライフスタイル 2027
会期:2027年6月23日(水)〜25日(金)/会場:東京ビッグサイト 西展示棟/主催:メッセフランクフルト ジャパン株式会社
「衣・食・住」のデザインが集まる国際商談見本市。ギフト商材から家具・服飾雑貨まで幅広いブランドが出展し、ブランドストーリーを重視する感度の高い小売バイヤーや空間デザインを追求する設計事務所など、業界のプロフェッショナルとの商談機会を提供しています。ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大級の消費財見本市「アンビエンテ」のアジア圏姉妹展として、海外出展社・海外バイヤーとの接点も持てる国際色の強い展示会です。
仕入れ担当者が注目したい見どころ
ブランドストーリーを重視した審査制ゾーン「アトリウム特別企画」が設けられており、デザイン性・世界観にこだわるブランドをまとめて視察できます。秋冬・年末商戦に向けた仕入れの場として位置づけられているため、初夏の時点で秋以降の売場づくりを見据えた商談ができるのが特徴です。詳細はインテリア ライフスタイル 公式サイトでご確認ください。
トレンドキャッチアップにも活用したい注目展示会・イベント
仕入れを直接の目的とするものではありませんが、業界動向の把握やトレンドリサーチの場として知っておきたい展示会・イベントもあります。2027年の開催日程はまだ発表されていないため、参考として2026年の実績をご紹介します。
FRAT(次回開催:日程未定)
文房具・雑貨メーカーの合同展示会「FRAT」(2026年実績:7月8日〜9日、東京ポートシティ竹芝ポートホール、2027年の開催日程は本記事執筆時点で未発表)は、約35社のスモールブランドが集結するバイヤー向け商談会です。規模はコンパクトながら作り手と直接対話できる場として評価が高く、公式サイト(frat.tokyo)では会期外も参加メーカーの新商品情報や業界の動向を発信しており、日常的な情報収集の場としても活用できます。
文具女子博(次回開催:日程未定)
「文具女子博」(2026年実績:6月11日〜14日、有明GYM-EX、2027年の開催日程は未定)は、累計来場者数80万人超の日本最大級の文具即売イベントです。一般消費者向けのイベントのため商談専門展ではありませんが、メーカー各社が新商品やコラボ企画を発表する場として注目度が高く、文具・雑貨業界のトレンドや消費者の反応を肌で感じる場として参考になります。詳細は文具女子博 公式サイトでご確認ください。
スーパーデリバリーの活用法

展示会が「出会いの場」だとすれば、仕入れサイトは「継続して関係を深める場」です。展示会で見つけたメーカーがスーパーデリバリーにも出展していれば、発注のたびに担当者に連絡する手間が省け、在庫補充や追加発注がスムーズになります。また、展示会に行く時間や交通費が確保できない場合でも、スーパーデリバリーを活用することで200万点以上の商品にいつでもアクセスできます。
スーパーデリバリー

国内最大級のアパレル・雑貨特化型の卸・仕入れサイトです。200万点以上の商品が掲載されており、メーカーから直接仕入れることができます。実店舗・ネットショップを問わず、多くの小売店・セレクトショップ・雑貨店に活用されています。
最低発注数・最低発注金額はメーカーごとに異なりますが、1点・小ロットから対応しているメーカーも多く、在庫リスクを抑えながら新商品を試せるのが魅力です。決済には企業間後払い決済「Paid」が利用でき、仕入れ後にまとめて支払えるためキャッシュフローの管理にも役立ちます。
取り扱いジャンルはアパレル・雑貨・インテリアにとどまらず、食品・生活家電・什器・店舗資材まで幅広く揃っています。売場の商品仕入れはもちろん、什器・ラッピング用品・消耗品など店舗運営に必要なものをまとめて調達できるのも、スーパーデリバリーならではの使い勝手のよさです。
メーカー・問屋への直接アプローチ
展示会や仕入れサイトを経由せず、メーカーや問屋に直接コンタクトを取る方法もあります。すでに取引実績のある企業への追加発注はもちろん、気になるメーカーの公式サイトから問い合わせフォームを送ったり、担当者のメールアドレスに直接連絡を入れたりするケースも少なくありません。
直接アプローチの最大のメリットは「交渉の余地があること」です。発注数・納期・梱包形態・別注対応など、プラットフォーム経由では難しい条件の調整を相談できる場合があります。ただし、小規模の小売店の場合、最低取引額の設定や与信審査で断られるケースもあるため、まずは展示会や仕入れサイトで関係を築いてから直接取引に移行するという流れが現実的です。
Instagramなど、SNSを活用した仕入れ先発掘
近年増えているのが、InstagramなどのSNSをきっかけにした仕入れ先との出会いです。作家・クリエイター・新興ブランドが自社商品をSNSで発信しているケースが多く、「このブランドの商品を店頭に置きたい」と思ったら、DMで直接卸の可否を問い合わせることができます。
SNSからの発掘は、大手展示会には出てこないような個性的なブランドや、まだ知名度が低いが差別化になりそうな商品と出会える点が強みです。一方で、個人作家・小規模ブランドの場合は安定供給やロット対応が難しいこともあるため、「継続的に発注できるか」「納期の見通しはあるか」を事前に確認しておくことが重要です。
仕入れルートの組み合わせ方
仕入れを安定させるためには、複数のルートを組み合わせることが基本です。「展示会で新規ブランドを発掘し、仕入れサイトで継続発注する」「メーカーへの直接取引を軸に、展示会でトレンドリサーチをする」「SNSで見つけた作家商品を少量仕入れ、反応を見てから追加発注のルートを確保する」といった組み合わせが、リスクを分散させながら売場の個性を保つ現実的な方法です。
最初から完璧なルートを作る必要はありません。まずは展示会に足を運んで業界全体を俯瞰し、気になるメーカーとの関係を少しずつ積み重ねていくことが、長期的に安定した仕入れへとつながります。仕入れサイトを並行して活用しながら、自店の売場に合った仕入れ先の組み合わせを育てていきましょう。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。展示会の開催内容・日程は変更になる場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」
お洋服にファッション小物、かわいい雑貨に食器、インテリアまで!小さなお店を彩る商品が多数掲載中!店舗販促品やお店づくりには欠かせない…こだわり派の店舗什器・備品まで、まとめてスーパーデリバリーにお任せください!
ー卸・仕入れサイトスーパーデリバリーとは─
https://www.superdelivery.com/




