女性自身の実体験から生まれ、成分へのこだわりを妥協せずに追求し続けるフェムケアブランド「withmoon」。
運営会社「あしたるんるんラボ」は、フェムケア商品と情報メディアの両輪で、女性の健康をサポートしています。今回は、ブランド誕生の背景から商品へのこだわり、バイヤーの皆様へのおすすめ商品まで、たっぷりとお話を伺いました。

「自分たちが使いたい」フェムケアブランドがカタチになるまで

「自分たちが本当に使いたいと思えるものをつくる」。そんなシンプルな思いから生まれたのが、フェムケアブランド「withmoon(ウィズムーン)」です。
運営会社「あしたるんるんラボ」は、もともとEC事業を手がける会社としてスタート。

当時は仕入れ商品の値崩れが深刻化し、利益率が低下するなか、「自社ブランドをつくろう」という機運が社内で高まっていきました。

PMSに悩んだ実体験が製品開発の出発点

ブランド立ち上げのきっかけとなったのは、担当者・木内氏の実体験でした。社会人になってからPMS(月経前症候群)の症状に悩んでいたものの、当時は「婦人科に行く」という選択肢もまだ一般的ではなく、相談できる場所も少ない時代。雑誌でPMSの特集記事を読み、「同じように感じている人がいる」と気づいたことが、商品開発への第一歩となりました。

「生理前のつらい時期に、お風呂でシャンプーを変えるだけで気持ちが切り替わるきっかけになれば」―そんな思いで開発されたのが、PMSケアをコンセプトにしたシャンプーです。発売後はライブドアニューストップトピックスに取り上げられ大きな反響を呼びました。
商品開発へのこだわりは成分レベルにまで及び、木内氏自身がメーカーと細かく成分について相談・提案を重ねながら処方を磨いてきました。「自分が本当に使いたいと思えるものか」という基準を妥協せずに追求する姿勢が、ブランドの品質を支えています。

専門家・メディアともタッグを組んで、フェムケアの「正しい情報」を届けていきたい

その後、女性ホルモンバランスの専門家・烏山氏との共同開発を経て、ブランド名を現在の「withmoon」にリニューアル。フェムテックへの関心の高まりとともに、鉄分サプリ、デリケートゾーンソープ、女性向け防災グッズなど、ラインナップを着実に拡充してきました。
また、フェムケアに関する正しい情報を届けるオウンドメディア「女性ホルモン大学」も運営。メディアと商品の両輪で、女性の健康をサポートしています。

女性の悩みにとことん向き合った「あしたるんるんラボ」のおすすめ商品

①フェリチン鉄サプリ「withmoonフェリチン鉄」シリーズ

通年売れるロングセラー。鉄分が不足しがちな方への対策に。
日本人女性に多い悩みに着目して開発されたサプリメントです。一般的な鉄サプリは胃への負担が課題ですが、本品は腸で吸収されやすい鉄素材を採用。コーティングタイプはさらに腸溶性のコーティングを行い、胃が弱い方でも飲みやすいよう何度も処方を改良してきました。

パウダータイプ(お子さま使用にも人気)、ナチュラルタイプ、コーティングタイプとラインナップも充実。通年を通して安定した需要があり、仕入れのベース商品として最適です。

☆販売シーズン:通年
☆おすすめの売り場:ドラッグストア、ナチュラル系セレクトショップ、女性向け雑貨店

② デリケートゾーンソープ(withmoonシリーズ)

夏季に需要急増。香りと使用感で差別化できる本格フェムケアアイテム。2017〜2018年頃に開発されたデリケートゾーン専用ソープ。

当時はまだ女性向けのセルフケアアイテムとして市場が成熟しておらず、認知も広がっていなかったこのカテゴリを、精油をこだわりブレンドした香りとうるおいを重視した女性目線の品質で「日常のセルフケア」として提案し直した商品です。

専門家の監修のもと、成分を一から設計。過剰な訴求を一切せず、「肌と心に優しいケア」を軸にしたブランドポジションが、ドラッグストアに類似品が増えた今でも根強いリピーターを生んでいます。
☆販売シーズン:3月〜夏がピーク(梅雨〜夏に向けて需要上昇)
☆おすすめの売り場:サロン店頭、ナチュラル系セレクトショップ、ドラッグストアのフェムケアコーナー

③ 女性向け防災グッズシリーズ

「フェムケア × 防災」という新しい切り口。ギフト需要にも◎
「防災×フェムケア」という視点から企画された、女性に寄り添った防災グッズシリーズ。一般的な防災用品には女性特有のニーズが反映されていないことが多く、その空白を埋める商品として注目されています。

防災特集やギフトシーズンの切り口でPOPや棚展開を工夫することで、幅広いシーンで提案しやすいアイテムです。
☆販売シーズン:防災の日(9月1日)前後、震災関連ニュースのタイミング
☆おすすめの売り場:雑貨店、ホームセンター、ギフトコーナー

「フェムケア」製品を売るコツは「体験」と「世界観」

担当者にフェムケア商品の棚づくりの工夫をお伺いしました。

①香りを「試せる」売り場が、リピーターをつくる

withmoonの商品は、香りや使用感が購買の決め手になることが多いです。とくにデリケートゾーンソープは、過去のポップアップイベントで香りを試してもらったり、トイレの手洗いに使ってもらったりすることで「これが良かったから買いに来た」というお客様が続出した実績があります。
テスターや香りサンプルを活用した「体験できる売り場づくり」が、販売促進に直結します。

②ラインを揃えた「導入セット」で、棚に世界観をつくる

単品での陳列よりも、ラインを揃えたセット展開がおすすめです。例えば「デリケートゾーンケアの導入セット」として複数アイテムをまとめて仕入れることで、店頭でコンセプトが伝わりやすくなり、追加発注にもつながりやすくなります。
ブランドとして統一感のある棚をつくれると、お客様にwithmoonの世界観が届きやすくなります。

③「なぜ必要か」をPOPで伝えると、お客様の理解が変わる

フェムケア商品は、「使い方がわからない」「そもそも自分に必要かどうかわからない」という方も多いカテゴリです。例えばデリケートゾーンソープであれば、「正しい洗い方」を紹介する小さなPOPを添えるだけで、お客様の理解と購買意欲が大きく変わります。
withmoonではケア方法を説明した動画コンテンツも制作しているので、店頭QRコードでの案内などにも活用可能です。

まだ市場にない商品を、一緒につくっていく。withmoonが描く、これからのフェムケア産業

現在、防災系アイテムのラインナップ拡充と、経血の汚れケアに特化したスプレーの開発を進めています。「フェムケア×防災」「フェムケア×衛生ケア」という切り口で、まだ市場にない商品の提案を続けていく予定です。
フェムケア×○○という掛け合わせで、まだ誰も気づいていないニーズを商品化していく姿勢はこれからも変わりません。バイヤーの皆さんと一緒に、新しいフェムケアの棚づくりに挑戦していきたいと考えています。

女性に寄り添う商品提案の棚を、一緒につくっていこう。

「うちの商品を扱ってくれるお店と一緒に、フェムケアの文化をもっと広げていきたい」というのが、あしたるんるんラボの率直な思いです。フェムケアはまだ、多くの小売店にとって「どう売っていいかわからない」カテゴリかもしれません。だからこそ、売り方のアドバイスやPOPの提供なども含めて、一緒に取り組みたいと考えています。


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