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こんにちは。
本日は「SEO」のお話しです。
この時点でアルファベットアレルギーの方はそっとブラウザを閉じてしまいたくなると思いますが、特に自分のページをお持ちの方はその考え方を知っておくのと知らないのとでは大違い。
誰でもわかるように出来る限り易しく説明したいと思いますので、ぜひ軽い気持ちで読んでみてください。
以前、「実店舗でもできるWeb集客 – リスティング広告のススメ」で説明した通り、下の画像の赤い部分は広告枠になるので、今回は青い部分のお話しです。
SEOって何？
まずは大前提のSEOって何？ということから。
皆さん普段何かを調べる時に「Yahoo!」や「Google」といった検索エンジンを使われていると思います。
検索するとキーワードに関連したページがずらりと表示され、たぶん上の方から何気なくクリックして見ていくと思いますが、ちょっと考えてみましょう。
何かを検索した時、検索結果の下の方や5ページ目からわざわざ情報を探す人はいないですよね？
当然、1ページ目の上の方に出ている方がたくさんの人に見てもらえます。
つまりビジネスをやっていく上では、自分のビジネスに関連するキーワードで検索された際に競合よりも上位に表示された方が断然有利なわけです。
このように、あるキーワードで検索された時に自分のページが上位に表示されるようにウェブページをチューニングすることをSEO (Search Engine Optimization)と言います。
日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。
検索エンジンの仕組み
ではここで検索エンジンの仕組みをごくごく簡単に説明しておきます。
まず、検索エンジンはロボットと呼ばれるプログラムをインターネット上に巡回させてWebサイトの情報を収集します。これを「クロール」と言います。
そして各ページを分析して検索エンジンに登録していきます。この検索エンジンに登録されることを「インデックス」と言います。
「インデックス」は日本語で「索引」という意味ですね。どんな情報が書かれているページなのかという分類分けをし、取り出しやすいように書庫に格納していく、というようなイメージで考えていただければと思います。
そしてユーザーが何かを検索した時に、ユーザーが欲しいと思われる情報をそのインデックスされたページの中から瞬時に探し出し、独自の重み付けをして順番に検索結果として表示させます。
その一連の仕組み・ロジックを「アルゴリズム」と言います。
つまり検索エンジンにおける検索の仕組みを一言で大雑把にまとめると、
検索キーワードに対し、インデックスされたページの中からユーザーが望む情報を持ったページをアルゴリズムによって探し出し表示させる。
ということになります。
先程、検索エンジンがウェブページを分析してインデックスすると書きましたが、分析するのは機械（プログラム）です。
機械にどういうことについて書かれたページなのかというのを適切に示してあげるようなページ作り、つまり適切なHTMLで記述するというのがまず基本中の基本です。
SEO、具体的に何をすればいい？
では、いよいよ上位表示されるためのSEO対策の具体的な方法のお話しです。
これさえやれば1位になれる！という秘訣は、
・・・ありません。
はい、そんな絶対的な方法はありません。
アルゴリズムはブラックボックスで、GoogleのアルゴリズムはGoogleしかそのロジックを把握していないのです。
むしろ検索の健全性を担保するためにはブラックボックスでなければならないのは当然ですよね。
例えば「SEO対策」を検索すると、やれどこのタグにキーワードを何回入れるとか、やれ外部リンクが何だとかいろいろテクニックがたくさん出てくると思いますが、今回ここではそういったお話しはしません。
なぜなら、ブラックボックスである以上（ある程度の統計的データに基づいているとしても）それはあくまで仮説であって正解ではないからです。
ではSEOの正解とは一体何なのでしょう？
それは、
「ユーザーにとって有益なページを作る」
ということです。
拍子抜けしたかもしれませんが、検索エンジンの使命を考えると当たり前の話です。
それは「世界中の情報を集め、ユーザーが欲しい有益な情報を適切に提供する」ということ。
つまり多くのユーザーにとって有益なページは、検索エンジンにも評価されて然るべきなわけです。
「適切なHTML」で、「ユーザーに有益なページを作る」ということ、これが基本にして究極のSEO対策だと私は考えます。
さいごに
以上、恐らく人によって意見が分かれるところもあるかと思いますが、SEOに関しての基本と持論をざっと書かせていただきました。
検索エンジンのアルゴリズムは日々アップデートされており、特にここ数年の間で何度も大きく変わっています。
ネットで調べればSEOに関してたくさん情報は出てきますが、昔はそれで順位が上がったという手法でも今は逆にペナルティの対象になってしまう場合もあります。
参考にする場合は情報の出所とその時期などをよく吟味してページ作りに活かしてください。
またGoogleが公式にリリースしているガイドやヘルプ、フォーラムなどもあります。
若干古い資料もありますが、これらに書かれていることに間違いはないので是非参考にしてみてください！
